JPS5826137A

JPS5826137A - 自動便器

Info

Publication number: JPS5826137A
Application number: JP12428381A
Authority: JP
Inventors: 上田　康清; 森　継治郎
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1981-08-08
Filing date: 1981-08-08
Publication date: 1983-02-16
Also published as: JPH0115661B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、便器使用後に人体の局部を洗浄する人体洗浄
装置を有するものにおいて、前記人体洗浄装置を便器の
洗浄に有効に利用し、−切手がかからず、便器の日常の
使用に支障を与えずに、毎日清潔な便器を使用できる自
動便器の提供を目的とするものである。

従来の便器の洗浄は、人体洗浄装置を有するものにおい
てももっばら主婦の手仕事に頼られており、不衛生にな
り易いことからほとんど毎日洗浄を行うことが多かった
。ところが便器の洗浄という仕事は不快でめんどうであ
り、主婦の最も嫌な仕事の１つになっており、また、洗
浄中は便器を使用できず不便であった。

本発明は、既存の人体洗浄装置に便器洗浄ノズル、三方
弁、タイマ等を付加することによって上記従来の欠点を
解消するものである。以、下、本発明の一実施例につい
て、第１図〜第７図に基づいて説明する。

第１図は本発明の自動便器の一実施例における人体洗浄
状態を示す構成図である。１は便器、２は便座である。

３は前記便座２に設けられた空洞、４は前記空洞３に連
通し前記便座２の裏面に多数設けられたノズルである。

６はジスターン、６は前記ジスターン５内の水中に埋沿
されたフィルター、７は前記フィルター６から前記ジス
ターン６内の水を吸引するポンプ、８はヒータ、９は前
記ヒータ８の熱を前記ポンプ７で吸引された水に伝達し
加熱する熱交換器、１ｏは給水路を切シ替える三方弁、
１１は人体の局部を洗浄する人体洗浄ノズル、１２は洗
浄薬放出手段、１３は給水路を構成するバイブ、１４は
前記ポンプ７、ヒータ８゜三方弁１０．洗浄薬放出手段
１２を制御する制御器である。１６は前記ポンプ７、熱
交換器９．三方弁１０．洗浄薬放出手段１２．制御器１
４を収納するケースである。人体洗浄状態において７は
、前記三方弁１０は給水通路を前記人体洗浄ノズル１１
側に切替えている。

上記構成において、制御器１４の指令によりポンプ７お
よびヒータ８をＯＮすると、ジスターン６内の水はフィ
ルター６から吸引され熱交換器９で適温に加熱され、三
方弁１ｏを介して人体洗浄ノズル１１から人体局部に放
出されて洗浄を行う。

第２図は上記実施例における便器洗浄状態を示す構成図
である。この状態では、制御器１４の指令によって三方
弁１０を付勢し、給水路を便器洗浄ノズル４側に切り替
えると同時に、ヒータ８の加熱量を増大し、ポンプ７の
回転数を上昇させる。

また洗浄薬放出手段１２を付勢することによって、便器
１内の汚れを洗浄薬と結合させ、高温高圧の洗浄水で洗
い流すものである。

第３図は上記実施例における洗浄薬放出手段１２の構成
図である。１６は洗浄薬であり、例えば界面活性剤など
で構成されるものである。１７は前記洗浄薬１６を収納
する薬タンク、１８は前記洗浄薬１６の放出を０Ｎ−Ｏ
ＦＦする弁、１９は洗浄薬導入管、２０はバイブ１３内
の洗浄水給水時に前記薬タンク１７内の洗浄薬１６を前
記導入管１９を介して吸引するジェットポンプ、２１は
ラセン板であり、前記洗浄薬吸引時に洗浄薬と洗浄水と
を混合するものである。

第４図は上記の便器洗浄時に便座２の裏面のノズルから
洗浄水を放出している状態を表す便器洗浄水放出状態図
である。

第９図は上記洗浄時に便座２の裏面のノズル４から洗浄
水を放出している状態を表す洗浄水便座裏面放出状態図
である。

第６図は上記実施例における制御器１４の回路図である
。２２は電源、２３は電源スィッチ、２４はタイマ、Ａ
Ｉ、Ａ２．Ｂ１．Ｂ２は前記タイマ２４の接点であり、
接点Ａ１とＡ２、また、接点Ｂ１とＢ２は連動して０Ｎ
−ＯＦＦするものである。

２６は抵抗、２６，２７，２８．２９は全波整流用ダイ
オード、３０は全波整流電圧をクリップするゼナーダイ
オードである。３１，３２．３３はポンプ７の回転数設
定用抵抗である。３４は前記回転数設定用抵抗３１，３
２．３３の値に応じた速度で充電されるコンデンサであ
る。３６は抵抗３６はユニジャンクショントランジスタ
でアリ、前記コンデンサ３４の電位がある値に達すると
ブレークオーバするものである。３７はノ（ルストラン
ス、３８はダイオード、３９はポンプ７を付勢する半導
体制御素子である。また、４０はダイオードであり、前
記パルストランス３７の逆起電圧吸収用である。４０．
４１は洗浄水の温度設定用抵抗、４２は前記温度設定用
抵抗４ｏえ、４１の値に応じた速度で充電されるコンデ
ンサである。４３は抵抗、４４はユニジャクジョントラ
ンジスタである。４６はパルストランス、４６はダイオ
ード、４７はヒータ８を付勢する半導体制御素子である
。

また、４８はダイオードであり、前記パルストランス４
６の逆起電圧吸収用である。また、Ｓｌ。

Ｓ２，８３は人体洗浄スイッチであり、連動して０Ｎ−
ＯＦＦする自己復帰型押釦スィッチで構成される。

上記構成において、電源スィッチ２３をＯＮしてもタイ
マ２４の接点ＡＩ、Ａ２．Ｂ１．Ｂ２および人体洗浄ス
イッチ８１，８２．８３がＯＦＦしている時には、コン
デンサ３４．４２の充電が行われず、従ってポンプ７お
よびヒータ８は付勢されない。便器使用後、人体洗浄ス
イッチＳ１゜８２．８３を押すと、三方弁１０を付勢し
て給水路を第１図の状態に切り替えるとともに、回転数
設定用抵抗３３の値で定まる位相角で半導体制御素子３
９がトリガされ、ポンプ７は人体洗浄に最適な量の洗浄
水を、人体洗浄ノズル１１に供給する。同時に、温度設
定用抵抗４１の値で定まる位相角で半導体制御素子４７
がトリガされ、ヒータ８は人体洗浄に最適な温度に洗浄
水を加熱するものである。人体洗浄スイッチ８１，８２
．Ｓｓを７ｆよ、アーｐ８．ｇ：、ｙリフ７都２２．□
オの加熱・放出を停止する。また、三方弁１２も消勢さ
れて、給水路を第２図の状態に戻す。

次に、タイマ２４の動作を、第７図を用いて説明する。

第７図は上記実施例におけるタイマ２４の作動図である
。横軸時間音と共に、前記タイマ２４の接点ＡＩ、Ａ２
お、！：びＢ１．Ｂ２の０Ｎ−ＯＦＦ　状態を示してい
る。

上記構成において、使用者が熟睡している夜の！１時に
タイマ２４が作動し、その接点ＡＩ、Ａ２をＯＮする。

従ってポンプ７は抵抗３１の値で定まる回転数で作動す
るとともに、０Ｎ−ＯＦＦ弁１８もＯＮし、ノズル４か
ら便器１の全面に洗浄薬１６の混入した洗浄水を放出す
る。一定時間後（例えば１０秒後）前記接点ＡＩ、Ａ２
がＯＦＦ　Ｌ、洗浄薬の混入した洗浄水の放出を停止す
る。停止後３０分間は、便器１内の汚れと洗浄薬１６と
を充分に反応させるため４その状態を保持する。３０分
後の１時半には、接点Ｂ１．Ｂ２がＯＮし、ポンプ７を
回転数設定用抵抗３２で定まる高速で回転させるととも
に、ヒータ８は温度設定用抵抗りで定まる加熱を行う。

従って洗浄水は高温高圧の状態で便器１に放出され、前
記洗浄薬１６と便器内の汚れとの反応物質を洗い流すと
共に、便器内を高温殺菌する。一定時間後（例えば３ｏ
秒後）前記接点Ｂ１．Ｂ２もＯＦＦ　Ｌ、便器の洗浄を
終える。従って使用者は毎朝、洗浄・殺菌された便器を
使用することができ、快適な朝を迎えることができる。

なお、タイマの作動時間は使用者が設層できる構成が望
ましい。

以上の説明から明らかなように、本発明の自動便器は、
人体洗浄装置を有する便器に便器洗浄ノズル、三方弁（
供給水路切替手段）、タイマ等を付加することによって
、−切手がかからず、便器の日常の使用に支障を与えず
に、毎日清潔な便器を使用できるものである。上記機能
を発揮するための機能部品の内、大型で高価なポンプ、
ヒータ。

熱交換器等は人体洗浄に用いられる既存のものを利用で
きるため、機器の大型化、高価格化を防ぐことができる
。

また、温度設定器に設定値切替手段を有することにより
、便器洗浄時に高温水を放出することができ、従って便
器洗浄効果が高まり、便器内の殺菌も行うことができる
。

また、洗浄水供給手段に洗浄水供給量を切り替える供給
量切替手段を有することにより、便器洗浄時に高圧水を
放出することができ、便器洗浄効果が高まる。脚の特長
を有するものである。

【図面の簡単な説明】

ｆｆｉ第１図は本発明の自動便器の一実施例における人
体洗浄状態を示す構成図、第２図は上記実施例での便器
洗浄状態を示す構成図、第３図は上記実施例での洗浄薬
放出手段の構成図、第４図は上記実施例での便器洗浄水
放出状態図、第６図は上記実施例での洗浄水便座裏面放
出状態図、第６図は上記実施例における制御器の回路図
、第７図は上記実施例におけるタイマの作動図を示す。１・・・・・・便器、２・・・・・・便座、３・・・・
・・空洞、４・・・・・・便器洗浄ノズル、６・・・・
・ジスターン、７・・・・・・ポンプ、８・・・・・・
ヒータ、９・・・・・・熱交換器、１ｏ・・・・・・三
方弁、１１・・・・・人体洗浄ノズル、１２・・・・・
・洗浄薬放出手段、１４・・・・・・制御器、１６・・
・・・・洗浄薬、１８・・・・・・０Ｎ−ＯＦＦ弁、２
ｏ・・・・・・ジェットポンプ、２４・・・・・・タイ
マ、３１，３２．３３・・・・・・ポンプ回転数設定用
抵抗、３９・・・・・・半導体制御素子、４０．４１　
・・・・・・・温度設定用抵抗、４７・・−・・・半導
体制御素子、ＡＩ、Ａ２．Ｂ１．Ｂ２　　・・・・・タ
イマ接点、Ｓｌ、８２．Ｓ３・・・・・人体洗浄スイッ
チ。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）人体へ洗浄水を放出する人体洗浄ノズルと、前記
人体洗浄ノズルへ洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、
ヒータと、前記ヒータによって前記洗浄水を加熱する熱
交換器と、前記洗浄水の加熱温度を設定する温度設定器
と、便器へ洗浄水を放出する便器洗浄ノズルと、前記人
体洗浄ノズルへの洗浄水供給通路を前記便器洗浄ノズル
へ切り替える供給通路切替手段と、前記供給通路切替手
段を定時に付勢するタイマ手段とを有する自動便器。
（２）温度設定′器は、タイマ手段と連動してその設定
値を切り替える設定値切替手段を有する特許請求の範囲
第１項記載の自動便器。
（３）洗浄水供給手段は、タイマ手段を連動してその洗
浄水供給量を切り替える供給切替手段を有する特許請求
の範囲第１項記載の自動便器。