JPS5825525B2 - 条鋼材の冷却方法 - Google Patents
条鋼材の冷却方法Info
- Publication number
- JPS5825525B2 JPS5825525B2 JP52042013A JP4201377A JPS5825525B2 JP S5825525 B2 JPS5825525 B2 JP S5825525B2 JP 52042013 A JP52042013 A JP 52042013A JP 4201377 A JP4201377 A JP 4201377A JP S5825525 B2 JPS5825525 B2 JP S5825525B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- billet
- steel bars
- steel
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0203—Cooling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水平力向に配列した金属材例えばビレット、ブ
レームのような条鋼材をロフト単位で冷却する際のその
両性力に位置する条鋼材の曲りをなくすことを目的とす
る条鋼材の冷却力法である。
レームのような条鋼材をロフト単位で冷却する際のその
両性力に位置する条鋼材の曲りをなくすことを目的とす
る条鋼材の冷却力法である。
条鋼材例えばビレット、ブルームの強制冷却において水
平力向に数本の条鋼材をロフト単位で配列させ、上下か
らスプレーして冷却することが行なわれている。
平力向に数本の条鋼材をロフト単位で配列させ、上下か
らスプレーして冷却することが行なわれている。
この場合、各ビレットに挾まれた中間位置のビレット群
は上下及び左右について同等の冷却条件を得ることが可
能であり、その熱バランスから冷却後のビレットはほと
んど曲りは生じない。
は上下及び左右について同等の冷却条件を得ることが可
能であり、その熱バランスから冷却後のビレットはほと
んど曲りは生じない。
これに対しロフト単位に配列されたビレットの両性力に
位置するビレットについては左右の冷却条件つまり他の
ビレットと接触している面と接触していない外力面とは
冷却条件が異なるため、冷却後ビレットに左右の曲り例
えばＸ型曲りが発生しその曲りを防止することは不可能
であり仮に水量調整などの手段を施してもビレットの曲
りはどうしても防止することができなかった。
位置するビレットについては左右の冷却条件つまり他の
ビレットと接触している面と接触していない外力面とは
冷却条件が異なるため、冷却後ビレットに左右の曲り例
えばＸ型曲りが発生しその曲りを防止することは不可能
であり仮に水量調整などの手段を施してもビレットの曲
りはどうしても防止することができなかった。
このような冷却後のビレットの曲りは、後工程において
はＴＪ−ラーブルの搬送時のトラブルの原因となるほか
、ブツシャ一式別熱炉などではビレット装入時に後送の
ビレットが重なり、移送不能の事故を引き起したり又条
鋼材の曲りによってスキッドの極部摩擦等の原因となっ
ていた。
はＴＪ−ラーブルの搬送時のトラブルの原因となるほか
、ブツシャ一式別熱炉などではビレット装入時に後送の
ビレットが重なり、移送不能の事故を引き起したり又条
鋼材の曲りによってスキッドの極部摩擦等の原因となっ
ていた。
このようなことから、冷却後のビレットの曲りをなくす
ことによって後工程の搬送過程でのトラブルの減少をは
かることが従来から抱えていた難題であった。
ことによって後工程の搬送過程でのトラブルの減少をは
かることが従来から抱えていた難題であった。
本発明においては前記した如き従来技術の不利、欠点を
解決するよう実地的検討を重ねた結果、水平力向にロフ
ト単位で配列させて条鋼材を冷却する場合ロフト単位の
両端側に位置する条鋼材の曲りはその条鋼の側面に向け
て水スプレーすることにより防止することが可能である
ということを究明し、条鋼材の冷却力法を確立したもの
である。
解決するよう実地的検討を重ねた結果、水平力向にロフ
ト単位で配列させて条鋼材を冷却する場合ロフト単位の
両端側に位置する条鋼材の曲りはその条鋼の側面に向け
て水スプレーすることにより防止することが可能である
ということを究明し、条鋼材の冷却力法を確立したもの
である。
すなわち、ロフト単位に配列した条鋼材の冷却を行なう
場合、他の条鋼材と両側が相接触している条鋼材につい
ては左右の冷却が均一に６行われるが、片側のみ相接触
している条鋼材については左右の冷却不均衡が生じる。
場合、他の条鋼材と両側が相接触している条鋼材につい
ては左右の冷却が均一に６行われるが、片側のみ相接触
している条鋼材については左右の冷却不均衡が生じる。
これが左右の曲りを生ぜしめる原因であるということを
つきとめた。
つきとめた。
以後実験を重ね、更に究明した結果、ロフト単位で配列
し、この内置端に位置させた条鋼材各個につき観察した
場合、上下からスプレーすれば、冷苅ψ一時的にＯ型に
曲ることか確認できた。
し、この内置端に位置させた条鋼材各個につき観察した
場合、上下からスプレーすれば、冷苅ψ一時的にＯ型に
曲ることか確認できた。
これが冷却後において逆の曲りを生ぜしめ、所謂Ｘ型曲
りを引き起していた。
りを引き起していた。
これは１０ツトの条鋼材と上下ノズルの位置関係によっ
ては両端に位置する条鋼材の両方が左右曲りを起すこと
もあるし、１０ツトの先端側に位置する条鋼材のみ或い
は１０ツトの後端側に位置する条鋼材のみが左右曲りを
起すこともある。
ては両端に位置する条鋼材の両方が左右曲りを起すこと
もあるし、１０ツトの先端側に位置する条鋼材のみ或い
は１０ツトの後端側に位置する条鋼材のみが左右曲りを
起すこともある。
そこで、これらの欠点を是正すべく研究し、これはロフ
ト単位に配列した場合、両端側の条鋼材に起き易いこと
から、その外側面を側面ノズルによって冷却することに
よって、０型曲りを防止し、強制冷却後はぼ真直ぐにす
ることを可能とし、本発明の冷却力法を確立したもので
ある。
ト単位に配列した場合、両端側の条鋼材に起き易いこと
から、その外側面を側面ノズルによって冷却することに
よって、０型曲りを防止し、強制冷却後はぼ真直ぐにす
ることを可能とし、本発明の冷却力法を確立したもので
ある。
以下本発明の一実施例について説明する。
図において、１は枠体、２はスキッド、３はスキッド２
上にロッド単位すなわち本例においては８本を１０ツド
として配列された条鋼材であって条鋼材はビレットを示
している。
上にロッド単位すなわち本例においては８本を１０ツド
として配列された条鋼材であって条鋼材はビレットを示
している。
そしてこのビレット３の配列は普通両端側に位置するビ
レットを除き、その他は互に相接触する状態で並べてい
る。
レットを除き、その他は互に相接触する状態で並べてい
る。
４はスキッド２の下方に配設された下部噴射ノズル、５
は下ヘッダ・一管、６は下ループ管を示し、水源から送
られて来る水は下ループ管６および下ヘッダー管５を経
由して下部噴射ノズルから噴射される。
は下ヘッダ・一管、６は下ループ管を示し、水源から送
られて来る水は下ループ管６および下ヘッダー管５を経
由して下部噴射ノズルから噴射される。
７は上ヘッダー管、８は上部噴射ノズルで上ヘッダー管
７経由で水が供給され、上部噴射ノズルより水が噴射さ
れる。
７経由で水が供給され、上部噴射ノズルより水が噴射さ
れる。
９はスキッド２の下刃（こ設けられた側面噴射ノズルで
あって、この側面噴射ノズルの先端はロッド単位に配列
された両端、すなわち本図で言えば左右に位置するビレ
ット３の側面に指向するよう配設される。
あって、この側面噴射ノズルの先端はロッド単位に配列
された両端、すなわち本図で言えば左右に位置するビレ
ット３の側面に指向するよう配設される。
勿論この場合側面噴射ノズル９の配置する場所はスキッ
ド２のパスラインの下方配置に限らず上方および適宜位
置に配設することも可能であり、更にこの側面噴射ノズ
ル９はロッド単位で配列され、強制冷却を受ける後端側
のみに設けることも可能である。
ド２のパスラインの下方配置に限らず上方および適宜位
置に配設することも可能であり、更にこの側面噴射ノズ
ル９はロッド単位で配列され、強制冷却を受ける後端側
のみに設けることも可能である。
次に本発明の実施例を比較例と共に以下に示す。
実施例
スキッド上にロッド単位で水平力向に配列した８本のビ
レット（口８０Ｘ９ｍ）を冷却前の温度４７０℃におい
て下記の条件で水スプレーにより冷却した。
レット（口８０Ｘ９ｍ）を冷却前の温度４７０℃におい
て下記の条件で水スプレーにより冷却した。
水 量 上ノズル：０．５ぜ／ｍｉｎ
下ノズル：５ ｍ’／ｍｉｎ
竹醒酊ノズル： ０．５ ｍ’／ｍｉｎかくして冷却
開始２０秒後の両端側のビレットは、第２図イの如くＸ
型に彎曲し、次いで冷却開始１５０秒後に第２図口の如
く両端側のビレットは僅かに０型に彎曲した。
開始２０秒後の両端側のビレットは、第２図イの如くＸ
型に彎曲し、次いで冷却開始１５０秒後に第２図口の如
く両端側のビレットは僅かに０型に彎曲した。
冷却後の曲り量は１０龍であった。
長さ９ｍに及ぶ鋼材の冷却において１０ｍｍ程度の曲り
は真直ぐと云える（許容差５０ｍｍである）。
は真直ぐと云える（許容差５０ｍｍである）。
比較例
実施例と同様にロフト単位で配列した８本のビレット（
■８０Ｘ９ｍ）を冷却前の温度４７０°Ｃにおいて下記
の条件で水スプレーにより冷却した。
■８０Ｘ９ｍ）を冷却前の温度４７０°Ｃにおいて下記
の条件で水スプレーにより冷却した。
水 量 上ノズル： ０．５ ｍ’／ｍｉｎ下ノズル：
５ ｍ’／ｍｉｎ 横面ノズル二〇 かくして冷却開始２０秒後の両端側のビレットは第３図
イの如くＯ型に彎曲し、冷却開始１５０秒後に第３図口
に示す如くＸ型に彎曲した。
５ ｍ’／ｍｉｎ 横面ノズル二〇 かくして冷却開始２０秒後の両端側のビレットは第３図
イの如くＯ型に彎曲し、冷却開始１５０秒後に第３図口
に示す如くＸ型に彎曲した。
冷却後の曲り量は４０龍であった。
以上のように本発明は条鋼材例えば数本のビレットを水
平力向に配列したロフト単位のビレットの先頭又は最後
尾のビレット外側面を冷却するか或いは先頭および最後
尾のとセット外側面を冷却することによって、又その水
量調整によって種々の条件に合うように冷却することに
よって曲りを防止し、冷却後のビレットの搬送時のロー
ラテーブル上のトラブルを防止すると共に、ブツシャ一
式加熱炉におけるビレット装入時に後続するビレットが
先行のビレットに重さなるなどの事故によるトラブル又
はスキッドの極部摩耗などの原因を防止できる等後工程
の搬送過程でのドラフルの減少に著しく効果を奏するも
のである。
平力向に配列したロフト単位のビレットの先頭又は最後
尾のビレット外側面を冷却するか或いは先頭および最後
尾のとセット外側面を冷却することによって、又その水
量調整によって種々の条件に合うように冷却することに
よって曲りを防止し、冷却後のビレットの搬送時のロー
ラテーブル上のトラブルを防止すると共に、ブツシャ一
式加熱炉におけるビレット装入時に後続するビレットが
先行のビレットに重さなるなどの事故によるトラブル又
はスキッドの極部摩耗などの原因を防止できる等後工程
の搬送過程でのドラフルの減少に著しく効果を奏するも
のである。
第１図は本発明の、実施装置の側面概略図、第２図は本
発明の実施例による冷却過程におけるビレットの彎曲状
態を示す図、第３図は比較例におけるビレットの彎曲状
態を示す図である。 １：枠体、２ニスキツド、３：とセット、４：下部噴射
ノズノペ ５：下ヘラグー管、６：下ループ管、７：上
ヘッダー管、８：上部噴射ノズノペ９：側面噴射ノズル
。
発明の実施例による冷却過程におけるビレットの彎曲状
態を示す図、第３図は比較例におけるビレットの彎曲状
態を示す図である。 １：枠体、２ニスキツド、３：とセット、４：下部噴射
ノズノペ ５：下ヘラグー管、６：下ループ管、７：上
ヘッダー管、８：上部噴射ノズノペ９：側面噴射ノズル
。
Claims (1)
- １ 水平力向にロフト単位で配列させた条鋼材を上下か
ら噴射させた水スプレーで冷却すると共にロフト単位に
配列した条鋼材のうち、その搬送力向ζに対し、先端側
或いは終端側に位置する条鋼材の外側面、或いは終端側
と先端側の面外側面に向けて水スプレーを噴射させ、冷
却することによって条鋼の曲りを防止することを特徴と
する条鋼材の冷却力法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52042013A JPS5825525B2 (ja) | 1977-04-14 | 1977-04-14 | 条鋼材の冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52042013A JPS5825525B2 (ja) | 1977-04-14 | 1977-04-14 | 条鋼材の冷却方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53127360A JPS53127360A (en) | 1978-11-07 |
| JPS5825525B2 true JPS5825525B2 (ja) | 1983-05-27 |
Family
ID=12624284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52042013A Expired JPS5825525B2 (ja) | 1977-04-14 | 1977-04-14 | 条鋼材の冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5825525B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6165523U (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-06 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5073534B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2012-11-14 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 棒鋼の製造方法 |
-
1977
- 1977-04-14 JP JP52042013A patent/JPS5825525B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6165523U (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53127360A (en) | 1978-11-07 |
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