JPH04280913A - ウォーキングビーム式加熱炉のビーム上のスケール除去方法 - Google Patents

ウォーキングビーム式加熱炉のビーム上のスケール除去方法

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Publication number
JPH04280913A
JPH04280913A JP4500391A JP4500391A JPH04280913A JP H04280913 A JPH04280913 A JP H04280913A JP 4500391 A JP4500391 A JP 4500391A JP 4500391 A JP4500391 A JP 4500391A JP H04280913 A JPH04280913 A JP H04280913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
walking beam
slab
heating
long
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4500391A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Ogami
大神 照明
Koji Haniyu
羽生 浩二
Shigeyasu Torisu
鳥巣 重康
Kiyoshi Kondo
近藤 喜代志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP4500391A priority Critical patent/JPH04280913A/ja
Publication of JPH04280913A publication Critical patent/JPH04280913A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウォーキングビーム式
加熱炉のビーム上のスケール除去方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鋼片長手方向を炉幅方向に位置させて加
熱搬送するウォーキングビーム式加熱炉は、各ビームの
スキッドボタン周辺にスケールが堆積する。これは鋼片
をウォーキングビームと固定ビーム上に交互に載せ替え
ながら炉内を加熱搬送中、鋼片の主に下面のスケールが
スキッドボタンとの当接・離脱時に剥脱落下し堆積する
【0003】このスケール堆積は、鋼片加熱中その下部
におけるスキッドボタン支持部の周囲に対し焼け斑を発
生させる。この焼け斑は、次工程の熱間粗圧延の際、仕
上熱間圧延で種々の疵欠陥の要因となる皺が発生する。 このため該熱間粗圧延で発生した皺は、多大な労力時間
を要して手入れをしなければならない。
【0004】従来、該焼け斑を防止するための堆積スケ
ールの除去は、該加熱炉の鋼片加熱操業を4〜6日程停
止して炉内温度を常温近くまで低くした後、作業者が炉
内に入りブラシ等のスケール除去用の治具を用いて行な
っていたが、作業環境が悪く安全上の問題と共に大幅な
生産の低下をきたすためこの作業頻度は低く、該スケー
ル堆積による問題の抜本的解決には至っていない。この
ため、堆積スケールの除去作業を加熱炉の短時間の定期
修理時に、炉内に作業者が入らずに実施できる方法の開
発が強く要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
要望に応えるべくなされたもので、堆積スケールの除去
作業を加熱炉の短時間の定期修理時に自動的に実施でき
る方法を提供し前記焼け斑の発生を有利に防止するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とする手段
は、鋼片長手方向を炉幅方向に位置させて加熱搬送する
ウォーキングビーム式加熱炉において、鋼片の加熱操業
を中断し、炉外装入待機位置にセットした炉内搬送可能
な長尺部材の長手方向に、ウォーキングビームと固定ビ
ームの配置位置に対向させてガス噴射ノズルを配置した
ヘッダーを設け、このヘッダーにガス供給管を接続した
後該長尺部材を炉内に装入すると共にウォーキングビー
ムで搬送しながらガス噴射ノズルからウォーキングビー
ムと固定ビームのスキッド配置部にガスを噴射して堆積
スケールを排除することを特徴とするウォーキングビー
ム式加熱炉のビーム上のスケール除去方法にある。
【0007】前記長尺部材としては、冷鋼片、鉄鋼製の
構造体、芯金入り耐火物コーティング製長尺ブロック等
耐熱性で且つウォーキングビームと固定ビームによって
炉内を搬送可能な形状にする。長尺部材へのガス噴射ノ
ズル付きヘッダーの設置態様は、長尺部材の前部(搬送
方向端部)及び又は後部(反搬送方向端部)の上部、端
面部、中央下面凹陥部等に、載置式、着脱式、固着式等
その他適宜な装着手段を用いて設置するとよい。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1及び
図2にウォーキングビーム式加熱炉1の全体図を示す。 同図において、2はウォーキングビーム、3は固定ビー
ム、4はスラブの装入側に配置したスラブ搬入テーブル
、5はスラブの抽出側に配置したスラブ搬出テーブルで
ある。通常のスラブ加熱操業は、スラブ搬入テーブル4
で搬送されてきたスラブSをウォーキングビーム2によ
り炉内に装入し固定ビーム3とウォーキングビーム2上
に交互に載置しながら炉内の均熱帯−加熱帯を順次経て
所望の温度にしてウォーキングビーム2によりスラブ搬
出テーブル5上に移載するものである。
【0009】このようにスラブをスラブ長手方向を炉幅
方向に位置させて加熱搬送するウォーキングビーム式加
熱炉における各ビームのスキッド上のスケールを除去は
、炉内のスラブを全て抽出して加熱操業を中断して実施
する。この中断において、炉内温度は、約500〜60
0℃に維持される。そしてスラブ装入側の該テーブル4
上にスラブSを長尺部材としてセットし、この後部上面
の長手方向に、ウォーキングビーム2と固定ビーム3の
配置位置に対向させてガス噴射ノズルを配置したヘッダ
ーを載置し、このヘッダーに耐熱性でフレキシブルなガ
ス供給管6をクイックジョイント7により接続し、この
後該スラブSを炉内に装入すると共に、ウォーキングビ
ーム2で搬送しながらガス噴射ノズルからウォーキング
ビーム2と固定ビーム3のスキッド配置部にガス(空気
:5kg/cm2 )を噴射して堆積スケールを炉底部
に落下排除する。この際、ウォーキングビームのスラブ
搬送速度は、該堆積スケールの量に応じてそれを除去可
能に制御すればよい。
【0010】ガス供給管6は、スラブ装入側の該テーブ
ル4近傍に設置した巻取・巻戻リール8を介してターミ
ナル9に連通接続してある。該スラブSと共にヘッダー
をスラブ抽出側のテーブル5に抽出するとクイックジョ
イント7を外しガス供給管6を該リール8で巻取り回収
し、ヘッダーとスラブSを炉外でスラブ装入側の該テー
ブル4近傍部の所定位置に収納する。
【0011】このようにして各ビームのスキッド周辺の
堆積スケールは、加熱炉の本操業を一時中断し保温状態
にして1本のスラブを炉内搬送する時間中に容易確実に
除去することができる。従ってこの除去した後は、短時
間で昇温加熱し再びスラブ加熱搬送操業を開始すること
ができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、前記構成によって、ウォーキ
ングビーム固定ビームのスキッド周辺の堆積スケール除
去は、加熱炉の本操業を一時中断しての定期修理時等に
保温状態にして1本のスラブを炉内搬送する時間中に自
動的に容易確実に実施することができる。このため、ス
ケールを上記のごとく除去した後は、短時間で昇温加熱
し再びスラブ加熱搬送操業においてスラブに前記したよ
うな焼け斑を発生させることも無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための装置例を示す側断面説
明図である。
【図2】図1の要部の平面説明図である。
【符号の説明】
1  ウォーキングビーム式加熱炉      2  
ウォーキングビーム 3  固定ビーム                 
     4  スラブ搬入テーブル 5  スラブ搬出テーブル             
 6  ガス供給管7  クイックジョイント    
          8  巻取・巻戻リール 9  ターミナル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  鋼片長手方向を炉幅方向に位置させて
    加熱搬送するウォーキングビーム式加熱炉において、鋼
    片の加熱操業を中断し、炉外装入待機位置にセットした
    炉内搬送可能な長尺部材の長手方向に、ウォーキングビ
    ームと固定ビームの配置位置に対向させてガス噴射ノズ
    ルを配置したヘッダーを設け、このヘッダーにガス供給
    管を接続した後該長尺部材を炉内に装入すると共にウォ
    ーキングビームで搬送しながらガス噴射ノズルからウォ
    ーキングビームと固定ビームのスキッド配置部にガスを
    噴射して堆積スケールを排除することを特徴とするウォ
    ーキングビーム式加熱炉のビーム上のスケール除去方法
JP4500391A 1991-03-11 1991-03-11 ウォーキングビーム式加熱炉のビーム上のスケール除去方法 Pending JPH04280913A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6238208B1 (en) 1997-06-30 2001-05-29 Kawasaki Steel Corporation Method and apparatus for cooling furnace
EP2431485A1 (en) 2011-06-22 2012-03-21 Tata Steel UK Limited Method of and device for removing scale deposits from a steel slab heat treatment construction
CN105936966A (zh) * 2016-06-12 2016-09-14 天津钢管集团股份有限公司 防止钢管步进式热处理炉步进梁粘钢的方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5086408A (ja) * 1973-12-07 1975-07-11
JPS62136518A (ja) * 1985-12-10 1987-06-19 Sumitomo Metal Ind Ltd ウォーキングビーム式加熱炉のスキッド上スケールの除去方法とその装置

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