JPS5824679Y2 - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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Publication number
JPS5824679Y2
JPS5824679Y2 JP1978044388U JP4438878U JPS5824679Y2 JP S5824679 Y2 JPS5824679 Y2 JP S5824679Y2 JP 1978044388 U JP1978044388 U JP 1978044388U JP 4438878 U JP4438878 U JP 4438878U JP S5824679 Y2 JPS5824679 Y2 JP S5824679Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
seal lip
seal
fixed
contact pressure
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Expired
Application number
JP1978044388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54147362U (ja
Inventor
福光 北内
Original Assignee
光洋精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 光洋精工株式会社 filed Critical 光洋精工株式会社
Priority to JP1978044388U priority Critical patent/JPS5824679Y2/ja
Publication of JPS54147362U publication Critical patent/JPS54147362U/ja
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Publication of JPS5824679Y2 publication Critical patent/JPS5824679Y2/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/7803Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings
    • F16C33/7813Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings for tapered roller bearings

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、高速回転駆動装置等における密封装置に関
する。
例えば高速鉄道車両等の高速回転駆動軸の密封装置は、
第1図に示す如く、ハウジング1と軸2及びそれに固設
した油切り等の回転部材3との間に屈折したラビリンス
隙間4を形成し、とのラビリンス構造(油切り)のみで
軸受潤滑用油の漏れを防止するようになっている。
ところがこのような構造のみであると、例えば豪雪地帯
等において・・ウジング1の外部に雪S等が付着した場
合、図中矢符で示すように水、塵埃等が駆動装置内に侵
入して潤滑油の劣化を招き、潤滑性能低下による軸受の
焼損等のトラブルを発生し、また逆に油もれも発生する
そして油もれ等があると、その都度潤滑油を補給する必
要があり、運行途中でも車両を停めなければならないと
いう事態となる。
この考案は以上のような従来装置の欠点を解消し、高速
車両用駆動装置等にむいて、長期間メインテナンスフリ
ーとなし得る高性能の密封装置を提供するものである。
実施例について説明すれば、10は・・ウジング、11
は駆動軸、ト2は該軸11の適所に固定した油切り等の
回転部材、13はハウジング10の端面に固定した蓋体
等の固定部材である。
蓋体13の内側面に装置の軸方向内方に突出する筒状部
14を突設し、該筒状部14の内周側に嵌入する小径部
12aと該小径部12aより大径で筒状部14よりも装
置の軸方向内方に位置する大径部12bとを有する油切
り等の回転部材12を軸11に固定し、該回転部材12
の小径部12a外周面に装置の軸方向外方に向って直径
を増大しながら突出するラッパ状のシールリップ部を有
する第1のオイルシール15、および回転部材12の大
径部12bの外周面に装置の軸方向外方に向って筒状に
突出するシールリップ部を有する第2のオイルシール1
6をそれぞれ固設し、第1のオイルシール15のシール
リップ部先端部外周に形成したシールリップを、前記蓋
体13の筒状部の内周面に、軸の回転時の遠心力により
シールリップのシメシロが増しても、該シールリップに
悪影響が及ぶことがないように、小さな初期接触圧をも
って軽く接触させ、第2のオイルシール16のシールリ
ップ部先端部内周に形成したシールリップを、第1のオ
イルシール15のシールリップの初期接触圧より大きい
接触圧をもって蓋体13の筒状部14外周面に接触させ
る。
第2のオイルシール16のシールリップは、周知のよう
にばね部材17等により適度のジノシロを与えておき、
軸の回転が高速になるにつれて遠心力によりジノシロが
小さくなって行く構造としてむく。
なお第2のオイルシール16とハウジング10との間に
は、図示の如く適度の大きさの環状空間18を形成して
むき、それよりも装置の内方側において、油切り12の
外径テーパー面と・・ウジング10の内径テーパー面と
で形成する装置内方で径が大きくなったラビリンス隙間
19を形成せしめ、前記空間18の下方に、ラビリンス
隙間19を通って空間18に漏出した潤滑油を油溜り(
図示せず)に反流させる油穴20を設けるとよい。
21は給油穴である。
この考案は以上のような構造であって、軸受22への潤
滑油は、図中矢符で示すように給油穴21より供給され
、ラビリンス隙間19を経て空間18に漏出した油は、
その下方に流れて油穴20より油溜りに反流する。
しかして蓋体13の筒状部14の内外周面に、それぞれ
第1と第2のオイルシール15,16のシールリップを
摺接させてあり、両オイルシール15.16は、軸11
に固定した油切り等の回転部材12の、筒状部14内周
側に嵌入する小径部12aおよび小径部12aより大径
で筒状部14よりも装置の軸方向内方に位置する大径部
12bの外周にそれぞれに固定して軸11と共に高速回
転させるように構成し、第1のオイルシール15は、筒
状部14の内周でその直径が小さく、かつラッパ状に形
成したシールリップ部のシールリップに遠心力による過
大な接触圧が作用しないように該リップの初期接触圧を
小さく設定しであるので、前記回転によるもその異常摩
耗等のおそれがなく、シールリップ部を装置の軸方向外
方に向けて直径を増大しながら突出するラッパ状としで
あることから蓋体13の外面に付着した雪等が融けて水
、塵埃等が装置内に侵入するのを有効に防止する。
一方、第2のオイルシール16は、ばね部材17等によ
りそのシールリップのジノシロを適正に保たれるが、軸
の回転が高速化するほどに遠心力によりそのジノシロが
小さくなって行き、従ってこの場合もその異常摩耗、焼
付き等のおそれがなく、また空間18内の油は、油穴2
0より油溜りに反流するから、該オイルシール16から
外部に油がもれるというような不都合を完全に防止する
すなわちこの考案によれば、特に雪害の多い地方の高速
車両等に使用して、その密封性が極めて良く、シかも長
期に亘って異常摩耗、焼付き等を発生せず、ノインテナ
ンスフリー化が可能となり、密封効果、保守等の面に優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の要部を示す縦断面図、第2図はこの
考案の実施例要部の縦断面図である。 10・・・ハウジング、11・・・軸、12・・・油切
り等の回転部材、12a・・・小径部、12b・・・大
径部、13・・・蓋体、14・・・筒状部、15・・・
第1のオイルシール、16・・・第2のオイルシール、
18・・・空間、19・・・ラビリンス隙間、20・・
・油穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ・・ウジングの端面に固定された蓋体等の固定部材の内
    側面に装置の軸方向内方に向って突出する筒状部を形成
    し、該筒状部の内周側に嵌入する小径部と該小径部より
    大径で前記筒状部よりも装置の軸方向内方に位置する大
    径部とを有する油切り等の回転部材を軸に固定し、該回
    転部材の小径部外周面に装置の軸方向外方に向って直径
    を増大しながら突出するシールリップ部を有する第1の
    オイルシールおよ゛び太径部外周面に装置の軸方向外方
    に向って筒状に突出するシールリップ部を有する第2の
    オイルシールをそれぞれ固設し、第1のオイルシールの
    シールリップ部先端部外周のシールリップを、固定部材
    の筒状部の内周面に小さな初期接触圧をもって軽く接触
    させ、第2のオイルシールのシールリップ部先端部内周
    のシールリップを、第1のオイルシールのシールリップ
    の初期接触圧より大きい接触圧で固定部材の筒状部外周
    面に接触させてなる密封装置。
JP1978044388U 1978-04-04 1978-04-04 密封装置 Expired JPS5824679Y2 (ja)

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JP1978044388U JPS5824679Y2 (ja) 1978-04-04 1978-04-04 密封装置

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JP1978044388U JPS5824679Y2 (ja) 1978-04-04 1978-04-04 密封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54147362U JPS54147362U (ja) 1979-10-13
JPS5824679Y2 true JPS5824679Y2 (ja) 1983-05-27

Family

ID=28920614

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JP1978044388U Expired JPS5824679Y2 (ja) 1978-04-04 1978-04-04 密封装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4725407U (ja) * 1971-04-15 1972-11-22
JPS5020652A (ja) * 1973-06-22 1975-03-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4725407U (ja) * 1971-04-15 1972-11-22
JPS5020652A (ja) * 1973-06-22 1975-03-05

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JPS54147362U (ja) 1979-10-13

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