JPS5824324Y2 - 車輌用灯具 - Google Patents
車輌用灯具Info
- Publication number
- JPS5824324Y2 JPS5824324Y2 JP1978155729U JP15572978U JPS5824324Y2 JP S5824324 Y2 JPS5824324 Y2 JP S5824324Y2 JP 1978155729 U JP1978155729 U JP 1978155729U JP 15572978 U JP15572978 U JP 15572978U JP S5824324 Y2 JPS5824324 Y2 JP S5824324Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- lamp
- rib
- gap
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の後部背面に配設されるとともに、その
周面部にリムを備えたリアコンビネーションランプに採
用して好適な車輌用灯具に関する。
周面部にリムを備えたリアコンビネーションランプに採
用して好適な車輌用灯具に関する。
最近では、リアコンビネーションランプと称して、尾灯
、停止灯、方向指示灯、さらに後退灯、後部反射器など
が1個の灯具に組込まれているものが多いが、このリア
コンビネーションランプにおいて、例えば第1図に示す
ようにアウターシールタイプの仕様でかつデ゛ザイン上
シートパツキン1をその外周に取付けられないランプに
おいては、車体2とリム3との間隙を通ってシートパツ
キン1の上部に位置する内部空間3a内に雨水等が溜っ
てしまうものであった。
、停止灯、方向指示灯、さらに後退灯、後部反射器など
が1個の灯具に組込まれているものが多いが、このリア
コンビネーションランプにおいて、例えば第1図に示す
ようにアウターシールタイプの仕様でかつデ゛ザイン上
シートパツキン1をその外周に取付けられないランプに
おいては、車体2とリム3との間隙を通ってシートパツ
キン1の上部に位置する内部空間3a内に雨水等が溜っ
てしまうものであった。
一方、リム3の後部3bとシートパツキン1の接触面圧
が、リブ3Cとシートパツキン1の接触面圧に較べて弱
く、シかも車の振動や長期使用によるシートパツキン1
の劣化等によって、前記内部空間3a内に溜っている雨
水等が、その下方に位置する内部空間3d内へ矢印Aで
示すごとく侵入し、この内部空間3d内における雨水等
の長期間の滞溜によって車体2が錆びてしまうというお
それがあった。
が、リブ3Cとシートパツキン1の接触面圧に較べて弱
く、シかも車の振動や長期使用によるシートパツキン1
の劣化等によって、前記内部空間3a内に溜っている雨
水等が、その下方に位置する内部空間3d内へ矢印Aで
示すごとく侵入し、この内部空間3d内における雨水等
の長期間の滞溜によって車体2が錆びてしまうというお
それがあった。
そこで、これを防止する手段として、リム3のリブ3C
より上方位置に水抜き用の孔を設けることも考えられる
が、この水抜き用孔が外部から見えることから、外観上
好ましくないという欠点があった。
より上方位置に水抜き用の孔を設けることも考えられる
が、この水抜き用孔が外部から見えることから、外観上
好ましくないという欠点があった。
本考案は上述した欠点に鑑みなされたもので、リムの表
面側に装飾用モールを保合固定し、かつこのモールによ
って覆われるリムの表面上であってリブの上面に近接し
た位置に水抜き孔を設けるとともに、この水抜き孔を外
部に開放させる間隙をモールとリムとの間に形成した構
成により、何ら外観を損うことなく車体の完全な防錆を
はかった車輌用灯具を提供するものである。
面側に装飾用モールを保合固定し、かつこのモールによ
って覆われるリムの表面上であってリブの上面に近接し
た位置に水抜き孔を設けるとともに、この水抜き孔を外
部に開放させる間隙をモールとリムとの間に形成した構
成により、何ら外観を損うことなく車体の完全な防錆を
はかった車輌用灯具を提供するものである。
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明する
。
。
第2図は本考案に係る車輌用灯具の一実施例を示す断面
図で、同図に示す車輌用灯具は自動車の後部背面に取付
けられるリアコンビネーションランプ4(以下、単にラ
ンプ4と略称する。
図で、同図に示す車輌用灯具は自動車の後部背面に取付
けられるリアコンビネーションランプ4(以下、単にラ
ンプ4と略称する。
)で、このランプ4の後方はトランクルーム5内に突出
している。
している。
今、このランプ4の構造について説明すると、このラン
プ4は、灯具本体6.この灯具本体6の周囲に配設され
るリム7およびこのリム7の表面に熱かしめにより固定
される装飾用モール8とから略々構成されている。
プ4は、灯具本体6.この灯具本体6の周囲に配設され
るリム7およびこのリム7の表面に熱かしめにより固定
される装飾用モール8とから略々構成されている。
すなわち、前記灯具本体6は、合成樹脂材により一体に
形成された灯具ボデイ61と、この灯具ボディ61の後
端開口部61 a周縁に固設されかつ前記後端開口部6
1 aから灯室内に臨むごとく一体に突設されたソケッ
トホルダ部62 aを有するバックカバー62と、前記
灯具ボディ61の前端開口部側に配設され、がっそのほ
ぼ中央部には反射器63を有する前面レンズ64とがら
構成されている。
形成された灯具ボデイ61と、この灯具ボディ61の後
端開口部61 a周縁に固設されかつ前記後端開口部6
1 aから灯室内に臨むごとく一体に突設されたソケッ
トホルダ部62 aを有するバックカバー62と、前記
灯具ボディ61の前端開口部側に配設され、がっそのほ
ぼ中央部には反射器63を有する前面レンズ64とがら
構成されている。
なお、前記バックカバー62のソケットホルダ部62
aにはバルブ9を保持するソケット10が圧入固定され
ている。
aにはバルブ9を保持するソケット10が圧入固定され
ている。
また前記灯具ボディ61前端フランジ部61 bには、
リム7の断面コ字状に形成された内周縁端部71がねじ
11によって固定されているとともに、前記前面レンズ
64は、その側壁64 aの下端部が前記内周縁端部7
1の環状溝71 a内に接着剤12によって固着される
ことによって、灯具ボディ61の前端開口部側に配設さ
れている。
リム7の断面コ字状に形成された内周縁端部71がねじ
11によって固定されているとともに、前記前面レンズ
64は、その側壁64 aの下端部が前記内周縁端部7
1の環状溝71 a内に接着剤12によって固着される
ことによって、灯具ボディ61の前端開口部側に配設さ
れている。
前記リム7は、上述したようにその内周縁端部71が灯
具ボディ61に固定されることによって、灯具本体6の
周囲に配設されている。
具ボディ61に固定されることによって、灯具本体6の
周囲に配設されている。
また、符号15は合成ゴム材により形成されたシートパ
ツキンで、このシートパツキン15はリム7の表面部7
3を補強するためにリム7に一体に設けられたリブ74
および外周側壁72の先端部72 aによって、前記車
体13の表面に押え付けられるごとくしてリム7と車体
13間に装着されている。
ツキンで、このシートパツキン15はリム7の表面部7
3を補強するためにリム7に一体に設けられたリブ74
および外周側壁72の先端部72 aによって、前記車
体13の表面に押え付けられるごとくしてリム7と車体
13間に装着されている。
ここで、車体13とリム7の外周側壁72の先端面72
bとの間には僅かな隙間16が設けられており、この
隙間16を通って侵入してきた雨水等はシートパツキン
15の上端面と、リム7の外周側壁72の先端部721
間の接触面圧の長期にわたる劣化等を理由に、リム7と
シートパツキン15との内部空間17内に侵入するが、
リブ74によってシートパツキン15を車体13の表面
に強固に押え付けられているから、これによって、前記
内部空間17内に溜まった雨水等のトランクルーム5内
への侵入は確実に防止されている。
bとの間には僅かな隙間16が設けられており、この
隙間16を通って侵入してきた雨水等はシートパツキン
15の上端面と、リム7の外周側壁72の先端部721
間の接触面圧の長期にわたる劣化等を理由に、リム7と
シートパツキン15との内部空間17内に侵入するが、
リブ74によってシートパツキン15を車体13の表面
に強固に押え付けられているから、これによって、前記
内部空間17内に溜まった雨水等のトランクルーム5内
への侵入は確実に防止されている。
また、前記リム7の表面部73には、リブ74の位置よ
り上方に前記装飾用モール8の係合用突起81が嵌入す
る係合孔75が設けられている。
り上方に前記装飾用モール8の係合用突起81が嵌入す
る係合孔75が設けられている。
なお、係合用突起81と係合孔75との係合手段として
は熱かしめ手段、圧入手段、接着手段等が考えられ、本
実施例においては熱かしめ手段を採用している。
は熱かしめ手段、圧入手段、接着手段等が考えられ、本
実施例においては熱かしめ手段を採用している。
また、前記保合孔75は内部空間17内に溜まった雨水
等を外部に排出するための水抜き孔75 aと一体に形
成されている。
等を外部に排出するための水抜き孔75 aと一体に形
成されている。
この水抜き孔75 aは、第2図に示すごとく、装飾用
モール8をリム70表面に熱かしめ手段により保合固定
した状態において、このモール8によって覆われるリム
7の表面上で前記係合用突起81とリム7のリブ74と
の間、すなわちリブ74上面に近接した位置に設けられ
、前記隙間16から矢印Bで示すようにリム7と車体1
3との内部空間17内に侵入してきた雨水等を外部へ排
出する役目を果たしている。
モール8をリム70表面に熱かしめ手段により保合固定
した状態において、このモール8によって覆われるリム
7の表面上で前記係合用突起81とリム7のリブ74と
の間、すなわちリブ74上面に近接した位置に設けられ
、前記隙間16から矢印Bで示すようにリム7と車体1
3との内部空間17内に侵入してきた雨水等を外部へ排
出する役目を果たしている。
また、前記装飾用モール8は、その内周側壁82の下端
とリム7の表面との間の全周もしくは一部に僅がな間隙
18が設けられるようにして取付けられている。
とリム7の表面との間の全周もしくは一部に僅がな間隙
18が設けられるようにして取付けられている。
また、前記装飾用モール8とリム7の表面間には、前記
水抜き孔75 aを介して連通される空間部19が設け
られており、この空間部19は前記間隙18によって外
部に開放されている。
水抜き孔75 aを介して連通される空間部19が設け
られており、この空間部19は前記間隙18によって外
部に開放されている。
そして、前記内部空間17内に侵入してきた雨水等は前
記水抜き孔75a、空間部199間隙18を通って外部
へ排出されることになる。
記水抜き孔75a、空間部199間隙18を通って外部
へ排出されることになる。
なお、内部空間17内に侵入してきた雨水等を抜は易く
するための手段として第3図ないし第5図による方法が
考えられている。
するための手段として第3図ないし第5図による方法が
考えられている。
すなわち、第3図に示すものは、リム7のリブ74の上
面74 aを粗く形成することによって、この上面74
aを通過する雨水等をはじいて水を抜く方法で、また
第4図に示すものは水を吸収する布20をリブ74の上
面74 aからリム7の正面にがけて敷設し、これによ
って水を抜く方法である。
面74 aを粗く形成することによって、この上面74
aを通過する雨水等をはじいて水を抜く方法で、また
第4図に示すものは水を吸収する布20をリブ74の上
面74 aからリム7の正面にがけて敷設し、これによ
って水を抜く方法である。
さらに、第5図に示すものはシートパツキン15の上面
15 aを同図において左側にいくにしたがって下がる
ように傾斜させることによって雨水等を流れ易くし、こ
れによって水を抜く方法である。
15 aを同図において左側にいくにしたがって下がる
ように傾斜させることによって雨水等を流れ易くし、こ
れによって水を抜く方法である。
以上説明したように本考案によれば、リムの表面側に保
合固定される装飾用モールを備え、がっこのモールによ
って覆われるリムの表面上であってリブの上面に近接し
た位置に水抜き孔を設けるとともに、この水抜き孔を外
部に開放させる間隙をモールとリムの間に形成するよう
にしたので、リムと車体との間に侵入してきた雨水等は
前記間隙から外部に確実に排出されるし、しがもこの間
隙は前記装飾用モールの存在によって外部からは見えな
いので、何ら灯具の外観を損うことなく車体の完全な防
錆をはがることができるという実用的に優れた効果を奏
する。
合固定される装飾用モールを備え、がっこのモールによ
って覆われるリムの表面上であってリブの上面に近接し
た位置に水抜き孔を設けるとともに、この水抜き孔を外
部に開放させる間隙をモールとリムの間に形成するよう
にしたので、リムと車体との間に侵入してきた雨水等は
前記間隙から外部に確実に排出されるし、しがもこの間
隙は前記装飾用モールの存在によって外部からは見えな
いので、何ら灯具の外観を損うことなく車体の完全な防
錆をはがることができるという実用的に優れた効果を奏
する。
第1図は従来の車輌用灯具の一部断面図、第2図は本考
案に係る車輌用灯具の一実施例を示す断面図、第3図な
いし第5図はそれぞれ他の実施例を示す車輌用灯具の一
部断面図である。 6・・・・・・灯具本体、7・・・・・・リム、74・
・・・・・リブ、75 a・・・・・・水抜き孔、8・
・・・・・装飾用モール、13・・・・・・車体、16
・・・・・・シートパツキン、17・・・・・・内部空
間、18・・・・・・間隙、19・・・・・・空間部。
案に係る車輌用灯具の一実施例を示す断面図、第3図な
いし第5図はそれぞれ他の実施例を示す車輌用灯具の一
部断面図である。 6・・・・・・灯具本体、7・・・・・・リム、74・
・・・・・リブ、75 a・・・・・・水抜き孔、8・
・・・・・装飾用モール、13・・・・・・車体、16
・・・・・・シートパツキン、17・・・・・・内部空
間、18・・・・・・間隙、19・・・・・・空間部。
Claims (1)
- 灯具本体の周囲に配設され、かつその外周側壁の先端部
と共にシートパツキンを車体面に押え付けるリブを裏面
側に一体に設けてなるリムを備えた車輌用灯具において
、前記リムの表面側に保合固定される装飾用モールを備
え、かつこの装飾用モールによって覆われるリムの表面
上であって前記リブの上面に近接した位置に水抜き孔を
穿設するとともに、この水抜き孔を外部に開放させる間
隙をモールとリムとの間に形成したことを特徴とする車
輌用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978155729U JPS5824324Y2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | 車輌用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978155729U JPS5824324Y2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | 車輌用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5572701U JPS5572701U (ja) | 1980-05-19 |
JPS5824324Y2 true JPS5824324Y2 (ja) | 1983-05-25 |
Family
ID=29145025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978155729U Expired JPS5824324Y2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | 車輌用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824324Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6019287Y2 (ja) * | 1980-10-25 | 1985-06-11 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車に於けるランプの配線構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544949Y2 (ja) * | 1973-07-28 | 1979-03-02 |
-
1978
- 1978-11-14 JP JP1978155729U patent/JPS5824324Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5572701U (ja) | 1980-05-19 |