JPS6227715Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6227715Y2 JPS6227715Y2 JP11282081U JP11282081U JPS6227715Y2 JP S6227715 Y2 JPS6227715 Y2 JP S6227715Y2 JP 11282081 U JP11282081 U JP 11282081U JP 11282081 U JP11282081 U JP 11282081U JP S6227715 Y2 JPS6227715 Y2 JP S6227715Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- back plate
- plug
- bulkhead
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 12
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 206010048744 Fear of falling Diseases 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はドラムブレーキのバツクプレートに形
成されたアジヤスタ調整用長孔を密閉するため
に、該長孔に着脱可能に設けられるホールプラグ
に関するものである。
成されたアジヤスタ調整用長孔を密閉するため
に、該長孔に着脱可能に設けられるホールプラグ
に関するものである。
ドラムブレーキのバツクプレートには、シユー
ライニングの摩耗によるブレーキ操作ストローク
の増大を調整するためのアジヤスタを、バツクプ
レートの外部から調整操作し得るように孔が形成
されている。この孔はアジヤスタを目で確認しな
がらその調整をできることおよび調整の都度アジ
ヤスタが位置を移動する場合でもその調整が可能
であること等からアジヤスタの長手方向に、その
長手方向が一致する長孔とするのが一般的であ
る。
ライニングの摩耗によるブレーキ操作ストローク
の増大を調整するためのアジヤスタを、バツクプ
レートの外部から調整操作し得るように孔が形成
されている。この孔はアジヤスタを目で確認しな
がらその調整をできることおよび調整の都度アジ
ヤスタが位置を移動する場合でもその調整が可能
であること等からアジヤスタの長手方向に、その
長手方向が一致する長孔とするのが一般的であ
る。
この長孔は通常の場合にはプラグで密閉されて
水、泥等の塵芥がバツクプレートの内側に侵入し
ないように装着されており、アジヤスタの点検、
調整の必要が生じた場合にはプラグを取り外して
開口させるようになつている。
水、泥等の塵芥がバツクプレートの内側に侵入し
ないように装着されており、アジヤスタの点検、
調整の必要が生じた場合にはプラグを取り外して
開口させるようになつている。
ところで、この種従来のホールプラグとして
は、第３図に示す如く、バツクプレート１１の長
孔１２を覆うように該長孔１２より大径に形成さ
れた頭部１３に外開きテーパ面１４を有する脚部
１５を一体形成し、該脚部１５を長孔１２内に挿
入して頭部１３にて該長孔１２を塞いで、前記テ
ーパ面１４の締代力で係止して装着するものや、
第４図に示す如く、バツクプレート１６の長孔１
７を覆うように該長孔１７より大径に形成された
頭部１８に長孔１７と略同径の脚部１９及び該脚
部１９に続けてそれよりやや大径の装着部２０を
夫々一体形成し、該装着部２０にバツクプレート
１６の長孔１７周縁に刻設した周溝２１に嵌合す
るシールリツプ２２を形成して、該シールリツプ
２２及び装着部２０にて液密に装着するものがあ
る。
は、第３図に示す如く、バツクプレート１１の長
孔１２を覆うように該長孔１２より大径に形成さ
れた頭部１３に外開きテーパ面１４を有する脚部
１５を一体形成し、該脚部１５を長孔１２内に挿
入して頭部１３にて該長孔１２を塞いで、前記テ
ーパ面１４の締代力で係止して装着するものや、
第４図に示す如く、バツクプレート１６の長孔１
７を覆うように該長孔１７より大径に形成された
頭部１８に長孔１７と略同径の脚部１９及び該脚
部１９に続けてそれよりやや大径の装着部２０を
夫々一体形成し、該装着部２０にバツクプレート
１６の長孔１７周縁に刻設した周溝２１に嵌合す
るシールリツプ２２を形成して、該シールリツプ
２２及び装着部２０にて液密に装着するものがあ
る。
しかしながら、前者のものは、脚部１５のテー
パ面１４による締代力でのみバツクプレート１１
の長孔１２に係止しているため、走行振動、飛石
等の外力により脱落し易く、ドラム内に水、泥等
の塵芥の侵入を免く虞れがあり、また、後者のも
のは、アジヤスト調整作業の前後工程としてプラ
グをバツクプレートより脱着する際に、バツクプ
レートの孔縁でシールリツプ２２を傷つけてしま
う虞れがあり、ひいてはシール性が劣り、雨路走
行時、ドラム内への水侵入を防ぎきれないという
問題がある。
パ面１４による締代力でのみバツクプレート１１
の長孔１２に係止しているため、走行振動、飛石
等の外力により脱落し易く、ドラム内に水、泥等
の塵芥の侵入を免く虞れがあり、また、後者のも
のは、アジヤスト調整作業の前後工程としてプラ
グをバツクプレートより脱着する際に、バツクプ
レートの孔縁でシールリツプ２２を傷つけてしま
う虞れがあり、ひいてはシール性が劣り、雨路走
行時、ドラム内への水侵入を防ぎきれないという
問題がある。
そこで本考案はアジヤスタ調整用長孔の周縁を
バツクプレートに対し直角方向に屈曲して環状突
起を形成し、一方隔壁の内外側が凹部になるよう
に隔壁より厚い装着部を隔壁周囲に一体形成し、
ホールプラグを長孔に装着した際に前記環状突起
が係合する断面Ｌ字形状溝をバツクプレート平面
と同一面に位置するように装着部外周に形成した
ことを特徴とし、その目的とするところは、脱落
のおそれがなく、かつシール確実なホールプラグ
を得るにある。
バツクプレートに対し直角方向に屈曲して環状突
起を形成し、一方隔壁の内外側が凹部になるよう
に隔壁より厚い装着部を隔壁周囲に一体形成し、
ホールプラグを長孔に装着した際に前記環状突起
が係合する断面Ｌ字形状溝をバツクプレート平面
と同一面に位置するように装着部外周に形成した
ことを特徴とし、その目的とするところは、脱落
のおそれがなく、かつシール確実なホールプラグ
を得るにある。
以下図示の一実施例について説明する。
ドラムブレーキのバツクプレート１に形成され
たアジヤスタ調整用長孔２の周縁に、バツクプレ
ート１と略直角方向に屈曲した環状突起３を形成
する。この突起３は長孔２を打抜くときに一体に
形成する。
たアジヤスタ調整用長孔２の周縁に、バツクプレ
ート１と略直角方向に屈曲した環状突起３を形成
する。この突起３は長孔２を打抜くときに一体に
形成する。
ホールプラグ４はゴム、軟質合成樹脂等の弾性
体からなり、隔壁５の内外側に凹部６，７が形成
されるように隔壁５の周囲に隔壁５より厚い装着
部８を一体に成形し、該装着部８の外周に前記環
状突起３が係合する断面Ｌ字形状溝９をホールプ
ラグ４を長孔２に装着した際に隔壁５がバツクプ
レート１の平面と同一面に位置するように形成す
る。
体からなり、隔壁５の内外側に凹部６，７が形成
されるように隔壁５の周囲に隔壁５より厚い装着
部８を一体に成形し、該装着部８の外周に前記環
状突起３が係合する断面Ｌ字形状溝９をホールプ
ラグ４を長孔２に装着した際に隔壁５がバツクプ
レート１の平面と同一面に位置するように形成す
る。
本考案は上記のように構成されているから、ホ
ールプラグのシール部を断面Ｌ字形状溝と長孔周
縁の環状突起とによりラビリンスになり、ホール
プラグが多少キズついたり、劣化しても確実なシ
ール効果が得られ、断面Ｌ字形状溝と環状突起と
の係合により振動に対しても脱落のおそれが少
く、又隔壁をバツクプレート平面と同一面になる
ように装着できるから、隔壁によるつつぱりによ
つてシール効果並びに係合度合が向上して脱落を
防止し、更には隔壁の上下に形成される凹部によ
つてホールプラグの変形が容易となりホールプラ
グの脱着が簡便に行なえる等の実用上の効果多大
である。
ールプラグのシール部を断面Ｌ字形状溝と長孔周
縁の環状突起とによりラビリンスになり、ホール
プラグが多少キズついたり、劣化しても確実なシ
ール効果が得られ、断面Ｌ字形状溝と環状突起と
の係合により振動に対しても脱落のおそれが少
く、又隔壁をバツクプレート平面と同一面になる
ように装着できるから、隔壁によるつつぱりによ
つてシール効果並びに係合度合が向上して脱落を
防止し、更には隔壁の上下に形成される凹部によ
つてホールプラグの変形が容易となりホールプラ
グの脱着が簡便に行なえる等の実用上の効果多大
である。
図は本考案の一実施例を示すもので、第１図は
一部を切欠いたホールプラグの斜視図、第２図は
ホールプラグを長孔に装着した状態を示す断面
図、第３図及び第４図は従来のホールプラグを長
孔に装着した状態を示す断面図である。 １はバツクプレート、２は長孔、３は環状突
起、４はホールプラグ、５は隔壁、６，７は凹
部、８は装着部、９は断面Ｌ字形状溝である。
一部を切欠いたホールプラグの斜視図、第２図は
ホールプラグを長孔に装着した状態を示す断面
図、第３図及び第４図は従来のホールプラグを長
孔に装着した状態を示す断面図である。 １はバツクプレート、２は長孔、３は環状突
起、４はホールプラグ、５は隔壁、６，７は凹
部、８は装着部、９は断面Ｌ字形状溝である。
Claims (1)
- ドラムブレーキのバツクプレートに形成された
アジヤスタ調整用長孔に装着される弾性体ホール
プラグにおいて、隔壁の内外側が凹部になるよう
に隔壁より厚い装着部を隔壁周囲に一体形成し、
アジヤスタ調整用長孔周縁に形成した環状突起が
係合する断面Ｌ字形状溝をホールプラグを前記長
孔に装着したときに隔壁がバツクプレート平面と
同一面に位置するように装着部外周に形成したこ
とを特徴とするドラムブレーキ用ホールプラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11282081U JPS5818155U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | ドラムブレ−キ用ホ−ルプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11282081U JPS5818155U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | ドラムブレ−キ用ホ−ルプラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5818155U JPS5818155U (ja) | 1983-02-04 |
| JPS6227715Y2 true JPS6227715Y2 (ja) | 1987-07-16 |
Family
ID=29907136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11282081U Granted JPS5818155U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | ドラムブレ−キ用ホ−ルプラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818155U (ja) |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP11282081U patent/JPS5818155U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5818155U (ja) | 1983-02-04 |
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