JPS5824146A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPS5824146A
JPS5824146A JP12331581A JP12331581A JPS5824146A JP S5824146 A JPS5824146 A JP S5824146A JP 12331581 A JP12331581 A JP 12331581A JP 12331581 A JP12331581 A JP 12331581A JP S5824146 A JPS5824146 A JP S5824146A
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hydrazone
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JP12331581A
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Kiyoshi Sakai
酒井 清志
Minoru Mabuchi
馬淵 稔
Shozo Ishikawa
石川 省三
Makoto Kitahara
北原 良
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Publication of JPS6310418B2 publication Critical patent/JPS6310418B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真感光体く関し、更に詳細にはヒドラゾ
ン系化合物から成る新規な有機光導電性愉質を含有する
感光層を有する電子写真用感光体に関するものである。
従来、電子写真感光体で用いる光導電材料として、セレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛などの無機光導電性材料
が知られている。これらの光導電性材料は、数多くの利
点、例えば暗所で適当か電位に帯電できること、暗所で
電荷の逸散が少ないことあるい社光照射によって速かに
電荷を逸散できるなどの利点をもっている反面、各種O
欠点を有している。例えば、セレン系感光体では、温度
、湿度、ごみ、圧力などの要因で4壜に結晶化が進み、
特に雰囲気温度が40℃を越えると結晶化が著しくなり
、帯電性の低下や画像に白い斑点が発生するといった欠
点がある。また、セレン系感光体や硫化カドミウム系感
光体は、多湿下の経時の使用において安定した感度と耐
久性が得られない欠点がある。
また、酸化亜鉛系感光体は、ローズベンガルに代表され
る増感色素による増感効果を必要としているが、この様
な増感色素がコロナ帯電による帯電劣化中露光光による
光退色を生じるため長期に亘って安定し九画儂を与える
ことができない欠点を有している。
一方、ポリビニルカルバゾールをはじめとする各種の有
機光導電性ポリマーが提案されて来たが、これらのポリ
マーは、前述の無機系光導電材料に較べ成膜性、軽量性
などの点で優れているkもかかわらず、今日までその実
用化が困難であったのは、未だ十分な成膜性が得られて
おらず、また感度、耐久性および環境変化によ今安定性
の点で無機系光導電材料に較べ劣っているためで−った
。また、米国特許第4150987号公報などに開示の
ヒドラゾン化合物、米国特許第3837851号公報な
どに記載のトリアリールピラゾリン化合物、特開昭51
−94828号公報、特開1@51−14829号公報
などに記載の9−スチリルアントラセン化合物や特開昭
55−53278号公報などに記載の4−クロロオキサ
ゾール化合物などの低分子の有機光導電材料が提案され
ている。この様な低分子の有機光導電材料は、使用する
パイングーを適当に選択することKよって、有機光導電
性ポリ!−の分野で問題となっていた成膜性の欠点を解
消できる様になりたが、感度の点で十分なものとは言え
ない。
本発明の目的は、前述の欠点もしくは不利を解消した新
規表電子写真感光体を提供する仁とKある。
本発明の別の目的は、新規な有機光導電性材料を提供す
ることにある。  一 本発明の別の目的は、電荷発生層と電荷輸送層の積層構
造からなる感光層で用いる電荷輸送物質忙適した化合物
を提供することにある。
本発明のかかる目的は、下記一般式(1)で示されるヒ
ドラゾン系化合物のタカくともlaiを含有する層を有
する電子写真感光体によって達成    5される。
一般式(1) 式中、x、はベンゼン環、ナフタレン環、アントラ七ノ
環などの芳香族炭化水素環を完成するに必要な原子群を
示す、X4は、チアゾリン環、チアゾール環、ベンゾチ
アゾール環−1°ナフトチ′アゾール環、オ午す、少リ
ン環、オキサゾール環、ベンゾオキサゾール環、ナフト
オキサゾール環、Φノリン環などの複素環を完成するに
必要な原子群を示す。これらの芳香族炭化水素環pよび
複素環は、塩素原子、臭素原子、沃素原子表とのハロゲ
ン原子、メチル基、工・チル基、プロピル基、ブチル基
、アミル基などのアルキル基、ベシジル基、7エネチル
基、α−ナノチルメチル基、β−ナフチルメチル基など
6アラルキル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基などのアルコキシ基、ジメチルアミノ基
、ジエチルアミノ基、ジアリールアミノ基、ジブチルア
ミノ基などのジアルキルアミノ基、ジフェニルアミノ基
、ジトリルアミノ基、ジアリーアミノ基などのジアリー
ルアミノ基、ジベンジルアミノ基、ジアリールアミノ基
などのシア2ルキルナミノ基、モルホリノ基、ピロリジ
ノ基、ピペリジノ基などの環状アミノ基、アセチル基、
グロピオニル基、ブチリル基、ベンゾイル基、トリオイ
ル基などのアセチル基、フェニル基、トリル基、キシリ
ル基などのアリール基などKよって置換されることもで
きる。
R,、R,、&シよび亀は、水素原子、置換もしく社未
置換のアルキル基(例えば、エチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、アミル基、“オクチル基、2−クロ
ロエチル基、3−クロロプロピル基、2−ブロモニーチ
ル基、3−7’ロモプiピル基、2−メト中ジエチル基
、3−メトキシブチル基、4−メトキシブチル基、2−
エトキシエチル基、−3−エトキシプロピル基、4−エ
トキシブチル―′遮2−ヒドロキシエチル基、3−ヒト
四キシプロピル基、3−スルホプロピル基など)、置換
もしく迂未置換のアラルキル基(例えば、ベンジル基、
フェネチル基、り四ロベンジル基、ジクロロベンジル基
、メトキシベンジル基、ジメトキシベンジル基、α−ナ
フチルメチル基、β−す7チルメチル基など)まえは置
換もしくは未置換のアリール基(例えハ1.フェニル基
、本すル基、キシリル基、ビフェニル基、り四ロフェニ
ル基、シクロロフ二ニル基、トリクロロフェニル基、メ
トキシフェニル基、ジメトキシフェニル基、α−ナフチ
ル基、l−す7チル基など)を示す。
前記一般式(1)で示されるヒドラゾy系化合物の具体
例を下記に列挙する。
化合物例 H−(]) (jHa H−(7) H−(9) H−(10) H−(21) 1 0山 H−(25) H−(27) とれらの、化合物Fl、1@または2種以上組合せて用
いるととができる。・ 前記一般式(1)で示されるヒドラゾン系化合物は、例
えば一般式 (式中、R,、R,、R,およびXI a−前記と同じ
意味を有する) で示されるアルデヒドと一般式 (式中、也およびX、は、前記と同じ意味を有する) で示されるヒドラゾンを用いて常法によ)容易に合成す
ることができる。
次に本発明に用いられるヒドラゾン系化合物について合
成例で具体的に説明する。
合成例(前記例示ヒト2シン化合物H−(1)の合成〉 200−三ツ−フラスコに一般式(2)においてんがベ
ンゼン環を完成するに必要な原子群、またR、、B、お
よび鵬がそれぞれメチル基であるアルデヒド431F(
(LQ2xモル)、、一般式(3)において為がベンゾ
チアゾール環を完成するに必要な原子群、また瓜がメチ
ル基であるとドラジン3L84f(Q、021モ羨)、
エタノール30−1酢酸2mgを加え60℃にて30分
反応した0次に、この反応液を41の水に注加し、炭酸
ソーダで中和し、得られた沈でん物を戸別し、水洗乾燥
した。この沈澱物をアセトンによシ再結晶を繰り返し、
融点157.0℃〜159.0℃の黄色結晶3.42f
(アルデヒドベース収率45X)を得た。
元素分析  分子式 へIH!1N48計算値    
分析値 0  69.57X    69L48NH&13X 
    &、2ON N   15.46N    15.43N本発明に用
いられる他のヒドラゾン系化合物も同様にして合成する
ことができるみ 一般式(1)で示されるヒドラゾン系化合物を含有する
電子写真感光体としては、有機光導電物質を用い丸いず
れのタイプの電子写真感光体にも適用できるが好ましい
タイプとしては1) 電子供与性物質と電子受容性物質
との組、合せKより電荷移動錯体を形成し丸もの。
2) 有機光導電体に染料を添加して増感し友もの。
3)正孔マトリックスに顔料分散したもの。
4)電荷発生層と電荷輸送層に機能分離したもの。
5)染料と樹脂とから成る共晶錯体と有機光導電体を主
成分とするもの。
6)電荷移動錯体中に有機ないし無機の電荷発生材料を
添加し九もの。
等があり、中でも3)〜6)が望ましいタイプである。
更に4)タイプの感光体とした場合、つまり電荷発生層
と電荷輸送層の二層に機能分離した感光体の電荷輸送層
に用いる電荷輸送材料として一般式(1)で示されるヒ
ト2シン系化合物を使用し九場合特に感光体の感度が良
くなシ残留電位も低い、又この場合繰シ返し使用時にお
ける感度の低下残留電位の上昇も実用上無視しうる程度
に抑えることができる。そこで4)タイプの感光体につ
仏て詳しく述べる。
層構成としては、導電層、電荷発生層、電荷輸送層が必
須であ)、電荷発生層は電荷輸送層の上部あるいは下部
のいずれであっても良いが繰)返し使用するタイプの電
子写真感光体においては主として物理強度の面から、場
合によっては帯!性の面から、導電層、電荷発生層1.
電荷輸送層の順に積層することが好ましい、導電層と電
荷発生層との接着性を向上する目的で必要に応じて接着
層を設けることができる。
本発明で用いる電荷輸送層は、前記一般式(1)で示さ
れるヒドラゾン系化合物と結着剤とを適当な溶剤に溶解
せしめた溶液を塗布し、乾燥せしめるととkよ)形成さ
せることが好ましい6とこに用いる結着剤としては、例
えば、ポリスルホン、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、
塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリカ
ーボネート、ポリウレタンあるいはこれらの樹脂の繰シ
返し単位のうち2つ以上を含む共重合体樹脂などを挙け
ることができ、特にポリエステル樹脂、ポリカーゼネー
トが好ましいものである。を九、ポリ−N−ビニルカル
バゾールの様にそれ自身電荷輸送能力をもつ光導電性ポ
リ!−をバインダーとしても使用することができる。
この結着剤と電荷輸送化合物との配合割合は、結着剤1
00重量部当り電荷輸送化合物を10〜500重量とす
ることが好ましい。この電荷輸送層の厚さは、2〜.1
00ミクロン、好ましくは5〜30々クロンである。i
た、電荷輸送層を設ける時に用いる塗布方法としては、
ブレードコーティング法、マイヤーバーコーティング法
、スプレーコーティング法、浸漬コーティング法、ビー
ドコーティング法、エアーナイフ;−ティング法、カー
テンコーティング法などの通常の方法を用いることがで
きる。
まえ、本発明の電荷輸送層を形成させる際に用いる溶剤
としては、多数の有用な有機溶剤を包含している。代表
的なものとして、例えばベンゼン、ナフタリン、トルエ
ン、キシレン、メシチレン、クロ四ベンゼンなどの芳香
族系炭化水嵩類、アセトン、2−ブタノンなどのケトン
類、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレンなどの
ハロゲン化脂肪族系炭化水素類、テトラヒト07?ン、
エチルエーテルなどの環状若しくは直鎖状のエーテル類
など、あるいはこれらの混合溶剤を挙げることができる
本発明の電荷輸送層には、種々の添加剤を含有させると
とができる。かかる添加剤としては、ジフェニル、塩化
ジフェニル、〇−ターフェニル、P−ターフェニル、ジ
ブチル7タレート、ジメチルグリコール7タレート、ジ
オクチルフエ タレート、トリフオニル燐酸、メチルナフタリン、ベン
ゾフェノン、塩素化パラフィン、シラウリ゛ルチオプロ
ピオネート、3.5−ジニトロすリチル酸、各種フルオ
はカーボン類、シリコンオイル、シリコンゴムあるいは
ジブチルヒドロキシトルエン、2.2′−メチレン−ビ
ス−(6−t−ブチル−4−メチルフェノール)、α−
ト;フェロール、2−1−オクチル−5−クロロ   
 −ハイドロキノン、2,5−ジ−t−オクチルハイド
−キノンなどのフェノ−身性化合物類などを挙げるとと
ができる。
電荷発生層に用いる電荷発生材料としては光を吸収し極
めて高い効率で電荷担体を発生する材料であればいずれ
の材料であっても使用することができ、好ましい材料と
してはセレン1.セレン・テルル、セレン・ヒ素、硫化
カドミウム、アモルファスシリコン等の無機物質やビリ
リウム系染料、チオピリリウム系染料、トリアリールメ
タン系染料、チアジン系染料、シアニン系染料、7タロ
シアニン系顔料、ペリレン系−料、インジゴ系顔料、チ
オインジゴ系顔料、キナクリドン系顔料、スクアリック
酸顔料、アゾ系顔料、多環キノン系顔料等の有機物質が
あげられる。
本発明で用いうる電荷発生物質の代表例を下記に示す。
電荷発生物質 (1)  アモルファスシリコン (2)  セレン−テルル (3)  セレンーヒ素 (4)硫化カドオウム (5) これらの顔料は、1種または2種以上組合せて用するこ
とができる。また、これらの顔料の結晶型は、α型、β
型あるいはその他の何れのものであってもよいが、特に
β型が好ましい。
本発明の電子写真感光体は、前述の顔料を含有させた電
荷発生層を適当な支持体の上に塗工し、この電荷発生層
の上に電荷輸送層を積層した構造の感光層を°用いるこ
とによって作成されることができる。この型の電子写真
感光体は、適当な支持体の上に中間層を設け、これを介
して前述の顔料を含む電荷発生層を形成し、その上に電
荷輸送層を形成しても良い。この中間層は、積層構造か
らなる感光層の帯電時において導電性支持体から感光り
−への自由電荷の注入を阻止するとともに、感光層を導
電性支持体に対して一体的Km着保持せしめる接着層と
しての作用を示す、この中間層は、酸化アルミニウムな
どの金属酸化物あるい社ポリエチレン、ポリプロピレン
、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、フ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アル
キド樹脂、ポリカーボネート、ボリクレタン、ポリイミ
ド樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、カゼイ/、ゼラチン、ポリビニルアルコール
、ニトロセルロース、水溶性エチレン−アクリル酸共重
合体などを用いることができる。この中間層または接着
層の厚みは、0.1μ〜5μ、好ましくは0.5〜3μ
が適当である。
また、電荷発生層を電荷輸送層の上に設けた積層構造と
することもでき、この場合には、適当な表面保護層を形
成させることもできる。
電荷発生層は用いる電荷発生材料の種類によシ真空蒸着
、スパッタリング、グロー族・域ないしは塗工等の手段
によって設けることができる。
塗工に際しては、電荷発生材料をバインダー・グリ−で
設ける場合や樹脂分散液として設ける場合や、バインダ
ーと電荷発生材料の均一溶液として設ける場合等がある
顔料の分散に際してはボールミル、アトライターなど公
知の方法を用いることができ顔料粒子が5μ以下好まし
くは2μ以下最適にはα5μ以下とすることが望ましい
顔料ハエチレンジアミン等のアミン系溶剤に溶かして塗
布することもできる。塗布方法はブレード、マイヤーバ
ー、スプレー浸漬などの通常の方法が用いられる。
本発明で用いる電荷発生層の膜厚は、5ミクロン以下、
好まし欠け0.01ミクロン〜1ミクロンが適当である
前述の化合物を分散させるだめの結着剤としては、ポリ
ビニルブチラール、ポリメチルメタクリレート、ポリエ
ステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、塩化ゴム、
ポリビニルトルエン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、
エチルセルロース、ポリビニルトルエン、スチレン−無
水マレイン酸コポリマーなどを挙げることができる。こ
の様な結着剤が電荷発生層に占める割合は、電荷発生層
の総重量の80重量に以下、好ましくは50重量に以下
が望ましい。
また、電荷発生層より上層の電荷輸送層のキャリヤー注
入を均一にするために必要があれば電荷発生層の表面を
研磨し鏝面仕上げをすることができる。
本発明に用いられるヒドラゾン系化合物は正孔゛輸送性
であシ、導電層、電荷発生層、電荷輸送層の順に積層し
た感光体を使用する場合、電荷輸送層表面を負に帯電す
る必要があり帯電・露光すると露光部では電荷発生層に
おいて生成した正孔が電荷輸送層に注入されそのあと表
面に達して負電荷を中和し表面電位の減衰が生じ未露光
部との間に静電コントラストが生じる。
顕像化するKは従来用いられてきた種々の現像法を用い
ることができる。
本発明の電子写真感光体における別の具体例としては、
例えば前述のヒドラゾン化合物を電荷輸送物質として用
い、とれと絶縁性バインダー(バイン1−自身がホtJ
−N−ビニルカルバゾールの様な電荷輸送物質であって
もよい)からなる電荷輸送媒体中に前述の顔料を分散さ
せたことからなる感光層を導電層の上に形成させたもの
であってもよい、この際に用いる絶縁性バインダーと電
荷輸送物質としては、例えば特公昭52−1667号、
特開昭47−30328号、同47−18545明細公
報などに開示されたものを用いることができる。
本発明の電子写真感光体に用いる支持体として杜、導電
性が付与されていれば良く、従来用いられているいずれ
のタイプの導電層であってもさしつかえない。鳥体的に
は、アルミニウム、パナジクム、モリブデン、クロム、
゛カドミウム、チタン、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウ
ム、インジウム、錫、白金、金、ステンレス鋼、真ちゅ
うなどの金属シートあるいは金属を蒸着あるいはラミネ
ートしたプラスチックシートなどを挙げることができる
本発明の電子写真感光体は、電子写真複写機に利用する
のみならず、レーザープリンター、CRTプリンター、
電子写真式製版システムをどの電子写真応用分野にも広
く用いることができる。
本発明によれば、従来の有機光導電性材料を用い良電子
写真感光体に較べて、感度が著しく高感度となり、しか
も繰シ返し帯電および露光をio、ooo回以上実施し
た時でも明部電位の増加と暗部電位の低下を起こすこと
がない二以下、本発明を実施例に従って説・明する。
実施例1 アルミ板上にカゼインのアンモニア水溶液(カゼイン1
1.29.28%アンモニア水11゜水222m)をi
イヤーパーで塗布乾燥し、塗工量1.0f/−の接着層
を形成した。
次に下記構造を有するジスアゾ顔料5fと、ブチラール
樹脂(ブチラール化度63モルX)2fをエタノール9
5−に溶かし九液と共に分    −散した後、接着層
上に塗工し乾燥後O塗工量が0.2f/−の電荷発生層
を形成した。
次に前記ヒドラゾン化合物H−(1)5f、ポリ−4,
4−ジオキシジフェニル−2,2−プロパンカーボネー
ト(粘度平均分子量30000 )5 tをジクロルメ
タン159dic溶かした液を電荷発生層上に塗布乾燥
し塗工量が10f/m’の電荷輸送層を形成し友。
この様にして作成した電子写真感光体を川口電機■製静
電複写紙゛試験装置Model 5P−428を用いて
スタチック方式でθ5KVでコロナ帯電し、暗所で10
秒間保持した後照度5 luxで露光し帯電特性を調べ
た。
初期電位Vo(V) 、暗所での10秒間の電位保持率
をRv(X)、半減衰露光量をB3A(lux−sec
)とし本感光体め帯電特性を示す。
vo :e520■ Bマ : 88X E%  :  4.81ux−sec 実施例2〜10 厚さ100μのアルミ板上に下記顔料を真空蒸着し厚さ
0.15μの電荷発生層を形成した。
次に、ポリエステル樹脂(バイロン200:東洋紡績■
)5fと前記例示のヒドラゾン系化合物H−(2)〜H
−(10)の5fをそれぞれジクロルメタン150dに
溶かした液を電荷発生層上に塗布乾燥し、塗工量がll
f/−の電荷輸送層を形成した。
この様にして作成した電子写真感光体を実施例1と同様
にして帯電特性を調べ、その結果を表IK示した。
実施例16 アルミ板上にセレン−テルル(テルル1 ON)を真空
蒸着し厚さ0.8μの電荷発生層を形成した。
次に実施例1で用いた電荷輸送層と同じものを塗布乾燥
し塗工量119/−とした。
この様にして作成した電子写真感光板を実施例1と同様
にして帯電特性を調べ、その結果を次に示す。
Vo  : Q600V Bマ  :  86X E!A、:  3.4 /ux−sec実施例17 実施例1で用いたヒドラゾy系化合物H−(1)5tと
ボ9−N−ビニルカルバゾール(分子量30万)5Fを
ジクロルメタン1501111gK溶解した液にβ型鋼
フタロシアニン1.Ofを添加し分散後、実施例1で用
いたカゼイン層を設けたアルミ板のカゼイン層の上にI
l!亨t、、、乾燥後の塗工量を10f/jとし丸。
この様にして作成した感光体の帯電測定を実施例1と同
様にして行い、その結果を次に示す。
但し帯電極性を■とした。
vO:  Φ510V Rv  :  78N B3A:  17.8/ux−sec 実施例18 表面が清浄処された0、 2 m厚のモリブデン板  
   i(基板)をグロー放電蒸着槽内の所定位置に固
定した。次に槽内を排気し約5X10torrの真空度
にした。その後ヒーターの入力電圧を上昇させモリブデ
ン基板温度を150℃に安定させた。その後水素ガスと
シランガス(水素ガスに対し15容量に)を槽内へ導入
しガス流量と蒸看榴メイジバルブを調整してQ、 5 
torr IIC安定させた。次に誘導コイルに5 M
(zの高周波電力を投入し槽内のコイル内部にグロー放
電を発生させ30Wの入力電力とした。上記条件で基板
上にアモルファスシリコン膜を生長させ膜厚が2μとな
るまで同条件を保った後グロー放電を中止した。その後
加熱ヒーター、高周波電源をオフ状態とし基板温度が1
00℃になるのを待ってから水素ガス、シランガスの流
出パルプを閉じ、一旦楕内を1Qtorr以下にした後
大気圧にもどし基板を取シ出した。次いでこのアモルフ
ァスシリコン層の上に実施例1と全く同様に−して電荷
輸送層を形成した。
こうして得られた感光体を帯X露光実験装置に設置し0
6 K Vでコロナ帯電し直ちに光像を照射した。光像
はタングステンランプ光源を用い透過型のテストチャー
トを通して照射された。
その後直ちにe荷電性の現像剤(トナーとキヤナ リヤーを含む)を感光体表面にカスケードすることによ
って感光体表面に良好なトナー画像を得た。
4I杵出願人  キャノン株式会社 代理人 弁理士丸島儀−1,1− を−一5−−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式(1)で示される化合物の少なくとも1種を
    含有する層を有することを特徴とする電子写真感光体。 一般式(1) (式中、Xlは置換されて、もよい芳香族炭化水素環を
    完成するに必要な原子群を示す。為は、置換されてもよ
    い複素環を完成するに必要な原子群を示す、 R,、R
    1,&および曳け、水素原子、置換もしくは未置換のア
    ルキル基、置換もしくは未置換のアラルキル基または置
    換もしくは未置換のアリール基t−示す。)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5192633A (en) * 1989-05-09 1993-03-09 Mita Industrial Co., Ltd. Laminate type photosensitive material for electrophotography
WO2008018337A1 (fr) * 2006-08-08 2008-02-14 Mitsubishi Chemical Corporation Composé complexe chélate d'hydrazide, support d'enregistrement optique utilisant le composé et procédé d'enregistrement associé

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WO2008018337A1 (fr) * 2006-08-08 2008-02-14 Mitsubishi Chemical Corporation Composé complexe chélate d'hydrazide, support d'enregistrement optique utilisant le composé et procédé d'enregistrement associé

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