JPS58236A - 混合・造粒・乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 零発男は各種の医薬品９食品、化学薬品等の粉体の混合
（分散）−造粒−乾燥の各単位操作を一台の機械て行な
わしめることの出来る混合。

造粒、乾燥機に関する。

従来は、例えば医薬品の打錠剤の前処理原料としての細
粒剤（顆粒品）の生産にあたっては、混合様子造粒機（
湿式）十乾燥機の夫々単機能の機械の組合わせか、を食
は少なくとも混合・造粒機＋乾燥機を組合わせて生産が
行なわれている。然し、上記の如き単機能の機械の台数
が多ければ多い程、夫々の機械から機械への粉体（及び
顆粒）の取出し、輸送、供給といつ九該粉体のハンドリ
ング回数が増大し、設備が複雑で多くの人手を要するば
かシでなく、粉体の飛散、異物の混入、空気中の細菌に
よる汚染（特に医薬品９食品の生産工程においては重大
問題である）など、現状の生産工様械）工程には種々の
欠点がある。

本発明は前記の欠点を解決するために、各種の医薬品１
食品、化学薬品等の混合・造粒Φ乾燥を一つの容器内で
自動的かつ継続的に行なうことができて、しかも、本機
構造体各部品が簡単Ｋ１９分解可能で完全な洗−浄、殺
菌を行ない得るＧＭＰ（ＧＯＯＤ　ＭＡＮＵＦＡＣＴＵ
ＲＩＮＧＰＲＡＣＴＩＣＥＳ）適合の混合−造粒−乾燥
機を提供することを目的とする。

以下図面に示し九実施例を参照し寿から本発明を説明す
る。本発明に係る混合・造粒・乾燥機は、第１図に示し
たように、機械本体１と粉体補集装置２と制御盤３とそ
れらの台４とからなっている。機械本体１け、第２図に
示したように本体容器５と混合−造粒用土羽根６と混合
−造粒用補助羽根７と原料粉末供給口８と製品排出装置
９と造粒用バインダ供給ノズル１０とを備えている。主
羽根６ｔｉ、その中央ボス部１１を容器５の底部板１２
の中央に突設させた継手ロッド１３の一端に嵌着係合さ
せ、さらに該ロッドの他端を駆動モータ１４の軸１５に
固着させて、容器５の底面と平行な面上で回転する。々
お、１６は円錐形をした主羽根用スペーサであって、該
スペーサを介してボルト１７１Ｃよって主羽根６を継手
ロッド１３に圧着させている。補助羽根７は、容器側部
１８に一突設させた継手ロッド１９の一端に１ボルト２
Ｉ）Ｋよって圧着係止され、該ロッドの他端を駆動モー
タ２１の軸２２Ｉ／ｃ固着させて、容器５の側面とほぼ
平行な平面上で回転する。原料粉末供給口８および造粒
用バインダ供給ノズル１０は、本体容器５の上部ケース
乙に配設されている。この上部ケース器は、その横断面
積が中間部で縮少し、上方に向った再び拡大する形状を
し、かつその上端で粉体補集装置２に連通している。製
品排出装置９は、容器スとシリンダ５とからなっている
。容器冴は筒状形をしており、下部に排出口がを備え、
側部に導入口ｎを備え、かつ上部をキャップあによって
閉成されて＞Ｊ、その導入口ｎを本体容器５の側部１８
に開口させた排出口器に合致させて本体容器５に配設し
ている。シリンダ６は、ロッド（９）の先端に弁体３１
を装着し、そのロッドＩを上記容器２４を貫挿させて弁
体３１で導入口ｎを開閉し得るようＫしている。さらに
実施例では、主羽根６のボス部１１と本体容器５との間
にシーラ冨を介在させて、主羽根６のボス部１１と本体
容器５との間忙中空室おを形成し、該中空室おを通路誦
を介して本体容器５０下部に設置したノズル３５に接続
させている。同様に補助羽根７に関しても、本体容器５
の外面と駆動モータ２１の取付用７ランジあとの関に環
体ｒを介在させ、さらに補助羽根７と継手ロッド１９関
に介装させたスペニサあと本体容器５との間にシーツＩ
を介在させ、それらＫよって、そこに中空室４０を形成
している。なお、この中空室も上記主羽根６の中空室お
と同様に、通路４１を介してノズル（図示せず）Ｋ接続
している。なお、第２図において、４２は継手ロッド１
３内に形成した水抜き用通路である。

本発明は、このような混合−造粒機に、乾燥機構を施し
たもので、本体容器５の底部板１２に多数の孔４３を穿
設するとともに１該孔を開閉させるバルブ機構を配設し
、さらに該孔を通して流体を本体容器５内から、または
本体容器５内へ流出入させるための中空室料を底部板１
２０下方に形成している。上記バルブ機構は、本体容器
５の底部板１２０下面に対向させて可動板６を上下動可
能圧配設し、その上面に１第４図、第５図に拡大して示
したように上記本体容器５の底部板１２の孔４３にほぼ
密封嵌合させる可動子弱が突設されている。この可動板
６は、適宜位置に孔４７を穿設しており、また下面周縁
にローラ４８を配設し、該ローラを中空室４４に突設さ
せた偏心カム４９に係合させて支持されている。さらに
、この可、動板４５には、ガイドピン団が上方に突設さ
れ、該ビンを本体容器５の底部鴛の下方に形成したガイ
ド孔５１に嵌合させている。これらの弁機構は、本体容
器５内の粒体乾燥に使用されるもので、実施例では乾燥
用エアーを導入するため、中空室４４に開口させた導通
管５２が本体容器５の外方に備えられている。

以下に上記実施例の作用を説明し、併せて構成をより詳
細に説明する。先づ目的の熾粒物（細粒剤）を作るため
の原料粉末（例えば、薬効成分である主薬と核生薬の性
質に応じた賦形剤〈例えば、乳糖、デキストリン、メチ
ルセルローズｅｔｃ））を目的の割合に計量した後、原
料粉末供給口８より混合−造粒−乾燥機の本体容器５に
投入する。この際、容器５の底部板νと可動板４５の可
動＋６の相対位置は、第４図、第５図ａＫ示す如く底部
板１２と可動子４６の上面が一致する位置にセットされ
ており、従って粉末の落下はない。渣た、排出ｎ９の弁
体３１は閉じている。

原料粉末の投入を完了した後、混合操作（入る。混合・
造粒用主羽根６を水平方向に高速度（通常は羽根の外周
速度で６−１２　ｍ／　　程度）ｅＣ で回転させると同時に１主羽根軸と直角な位置に構成さ
れた混合−造粒用補助羽根７を高速度（通常は、羽根の
外周速度で６−２４”／　　程度）ｅＣ で回転させる。原料粉末は、主羽根６の回転に伴って容
器５の中で水平方向に激しく回転運動すると同時に遠心
力を受けて容器５の外周壁に到達し、上部ケース乙の収
縮部（収縮壁面の水平面となす角度は、４５〜７５°が
適当である）Ｋよる反転作用によ抄素早く主羽根６の中
心部に戻る。この様な運動が継続される結果、原料粉末
は容器５及び上部カバーおの中でいわゆる縄々い運動に
よる対流、剪断混合（分散）作用を受け、加えて混合−
造粒用補助羽根７による局所的な高速剪断混合作用との
複合作用によって極めて短時間（通常２〜５分）で精密
な混合（分散）が完了する。

混合操作完了直後、造粒操作に移る。主羽根６０回転数
を原料粉体の造粒に適当な低速度（通常は羽根の外周速
度で２〜１２ｒｎ／８ｅｅ１１度）Ｋ１また補助羽根７
０回転数を高速度（通常は６〜２４ｍ／）Ｋセットし、
主薬と賦形剤に合致しｅＣ たバインダ（一般に水、でん粉糖、ブドー糖液ｅｔｃ　
）を定量ボ／プなど（図示してない）Ｋより、造粒用バ
インダ供給ノズル１０よシ攪拌混合状態にある粉体層の
上部適当箇所に供給する。

バインダの種類、濃度、量などは主薬、賦形剤の性質に
合致するものを選定する。バインダの供給を受けた原料
粉体（主薬、賦形剤）は、バインダ特有の粘性結合力と
、主羽根６の混合。

分散作用によって粉体粒子相互に凝集が進行して粒状粒
子となり、粒状粒子中の団塊物は高速回転する補助羽根
７の破砕作用を受けて適当な粒子サイズに整粒される＝
云い換えれば、混合−造粒用主羽根６はバインダの粘結
性と相俟って粉体粒子を相互Ｋｌ集させる役割をもち、
混合−造粒用補助羽根７は、主として造粒操作の過程に
おいて粒状粒子中に生じた団塊物を破砕整粒する役割を
もつ。原料粉体及びバインダの種類によって異なるが、
上記の造粒工程は通常３〜１５分て完了する。

以上記載し九混合−造粒工程において、主羽根６．補助
羽根７の回転数、回転時間、バインダの供給量、供給時
間等はこれらの始動、停止を含めてすべて操作盤３内に
組込まれた時限制御器、シーケンス制御回転制御器など
の計装計器の作動により自動的かつ継続的に行なわれる
。

混合−造粒工程が完了した時点で自動的継続的に造粒品
の乾燥工程へと操作は進行する。

シーケンス制御によりまづ、トルクアクチュエーター５
２によりカム４９が２作動され、ローラ槌を介して可動
板４５を移動させ、可動子４６を第４図、第５図ｂＫ示
す如（底部板１２に対して熱風の流路が開く位置まで移
動させる。この状態で容器５の下部中空室料から乾燥用
熱風を孔４７゜４３を通じて上に吹き上げることが可能
となシ、同時にファン環を駆動し、がっ、空゛気加熱器
８に熱媒を供給するための電磁弁（図示してない）を開
く、ファン＆の吸引により１乾燥空気用フイルタ団で清
浄化された空気は、空気加熱器シ（通常、水蒸気を熱源
とする工ａンインヒーターまたは、電気を熱源とするシ
ーズヒーター表片を使用する。）で所定の温＆に加熱さ
れ、着脱式加熱空気誘導管（可撓継手）５６、加熱空気
取入口５７を通って容器５の下部中空室４４に至り、こ
こから孔４７．０を通って湿式造粒され、九粒子を流動
化の状態で乾燥する。この際、混合−造粒用補助羽根７
は停止させておくが、主羽根６は、特定の位置で停止さ
せておくと、特定の位置における乾燥用熱風の吹き出し
の邪魔になるため、乾燥操作中主羽根６を極めて低速度
（通常４〜１０　ｒ／ｌ）　Ｋて間欠運転させる。勿論
、この間欠運転はあらかじめ操作盤ＫＩＩｉ込まれたシ
ーケンス制御によって自動的かつ継続的に行なわれる。

流動化層を吹き抜けｆＣ湿潤空気は、容器５の上部カバ
ー幻の上部拡大部に至りここで造粒品（顆粒品）と該造
粒品に若干含まれている微粉の分級が行なわれ、粗い造
粒品はふたたび流動層に戻り、空気は微粉を伴ってバッ
グフィルター室に誘導され、微粉体濾過布団で微粉回収
された彼、清浄空気として吸引ファン５３に−より糸外
に排気される。乾燥時間は主として乾燥用として許容さ
れる熱風の温度によるが、通常Ｉ分〜１００分程度で完
了する。

あらかじめ設定されたタイマー制御により乾燥終了と同
時にファン関を停止し、蒸気バルブを閉じる一方容器５
の底部板１２と可動子４６の相対位置を第４図、箪５図
ａに示す如く最初の状ＩＩ（即ち、底部板と可動子の上
面が一致する位置）に戻し、次いで、容器５の排出口器
の排出弁体３１を開き、同時に主羽根６を回転すると乾
燥された造粒品は極めて短時間（通常、Ｉ秒前後）Ｋ排
出１四より全量排出され、一連の混合−造粒−乾燥操作
を終了する。以後この操作を継続的に行なうことＫよっ
て混合−造粒−乾燥の三種の夫々目的の異なる操作を粉
体の移動（ハンドリング）をすること々く、一つの容器
内で行なうことができる。

力お、上記実施例では、一連の混合−造粒−乾燥操作中
は始終、容器５の底部に構成されている軸シール用圧縮
空気供給用ノズルあよシ清浄圧縮空気（通常圧力ｔｉ　
Ｏ，３〜ａ　１ｌｉｐ、ｚ、　）を中空室お内へ小量供
給する。その圧縮空気は主羽根６のシーラー諺を通って
絶えず低圧力側である容器５の内部に吹き出しているた
め、粉体粒子が軸側に洩れることがない。補助羽＄７０
軸封に関しても同様な構成となっておシ、同時にこれら
圧縮空気供給口通路調、４１は夫々洗浄水洗時の水抜・
き、も兼ねている。また、可動子の形状は、小判型でか
つ、同心円状に配列されているが、容器の大きさや原料
粉末の種類によっては、同じ小判型の可動子を放射線状
に配列したシ、また、可動子の形状自体を丸型とするこ
ともある。さらに１また混合−造粒乾燥容器主要部と、
フィルター、空気加熱器、バッグフィルター。

ファン、操作盤などが一つの機械台に組込まれているが
、機械装置の規模によっては、これらを夫々単独に設置
し、その間を着脱容易な配管及び配線にて連結して構成
することもある。

第６図は、本発明に係る混合−造粒−乾燥機の洗浄、殺
菌管行なうための各部分解状態を示したものである。こ
の図からも明らかなように、本発明に係る上記混合−造
粒−乾燥機械は、各部分が完全かつ容易に分解できる斤
め、ＧＭＰ（ＧＯＯＤ　ＭＡＮＵＦＡＣＴＵＲＩＮＧ　
　ＰＲＡＣＴＩＣＥＳ）の生産規定に合致しており、医
薬品１食品などの混合−造粒−乾燥機として最適の構造
と機能を有するものである。

なお、本機は通常ステンレス鋼材にて製作されるソ、原
料粉体の性状によっては炭素鋼、チタン、アルミニウム
などで製作されることもある。

上記したように１本発明の機械では、医薬品の打錠剤の
前処理原料等としての細粒剤（顆粒品）の生産にあたっ
て、処理される混合、造粒。

乾燥を、粉体の移動（ハンドリング）をすることなく、
一つの容器内で行なうことができ、したがって、上記各
処理工程間における粉体の飛散、異物の混入、空気中の
細菌による汚染等などの虞れが全くなく、かつ創造時間
の短縮を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る混合・造粒・乾燥機の全体を示し
た観念図、第２図は本体主要部の縦断面図、箪３図はそ
の平面図、ａｉ４図ａ、ｂは底部板と可動子との位置関
係を示しｆｃ部分拡大断面図、ｔｉＸｓ図ａ、ｂはその
他の実施例を示した部分拡大断面図、第６図は本発明に
係る混合・造粒・乾燥機の主要部を分解した状態の一部
断面正面図である。 １・・・・・・機械本体、　　２・・・・−・粉体補集
装置３・・・・・・制御盤、　　　４・・・・・・台５
・・・・・・本体容器、　　　６・・・・・・混合−造
粒用主羽根７・・・・・・混合−造粒用補助羽根、８−
・・・・・原料粉末供給口９・・・・・・製品排出装置
、１０・・・・・・造粒用バインダ供給ノズル１２・・
・・・・底部板、　　　る・・・・・・上部ケース４３
・・・・・・孔、　　　　　躬・・・・・・中空室４５
・・・・・・可動板、４６・・・・・・可動子４７・・
・・・・孔、４９・・・・・・偏心カム５２・・・・・
・導通管、＆・・・・・・ファンヌ・・・・・・空−気
加熱器、　Ｉ・・・・・・フィルタＩ・−・・・・誘導
管、　　　５７・・・・・・空気取入口間・・・・・・
濾過布。 手続補正書（自発） １．事件の表示 昭和Ｓ６年善許願第　１７００４号 ２、＊＊ｏａ称 協会・造粒・乾燥機 ３、補正をする者 事件との関係　　轡許幽飄人 住所 氏　名　（名称）　株式金社　奈嵐機械員作所４、代　
理　人〒１０７ ６、補正の内容　　別紙のとおり 補正の内容 （１）　　明細書第６真１１１１０行の「導通管５２」
を「導通管５７」と訂正する。 （２）　　同第９頁第２行の「粉体粒子」の前に「主と
して」を加入する。 （３）　　ｐｊ　１１１５頁第８行の「５２・・・・・
・導通管」を「５２・・・・・・トルクアクチェエータ
」と訂正する。 （４）　　図面の第１図に別紙図画（コピー）に未配し
たように符号５３を加入する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体容器内に主羽根および補助羽根を備え、それらを回
   転させて混合・造粒を行なう混合・造粒機の容器底部板
   に孔を穿設するとと屯に、該孔に該孔を開閉するバルブ
   機構を配設し、かつ上記孔を介して乾燥空気を本体容器
   内に送風する乾燥空気供給手段を付設したことを特徴と
   する混合・造粒・乾燥機。