JPS5823548Y2 - 電気加工用傾動装置 - Google Patents
電気加工用傾動装置Info
- Publication number
- JPS5823548Y2 JPS5823548Y2 JP1975175581U JP17558175U JPS5823548Y2 JP S5823548 Y2 JPS5823548 Y2 JP S5823548Y2 JP 1975175581 U JP1975175581 U JP 1975175581U JP 17558175 U JP17558175 U JP 17558175U JP S5823548 Y2 JPS5823548 Y2 JP S5823548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- support shaft
- frame
- attracting
- sphere
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は放電加工、電解加工、その他加工法による寄せ
加工(拡大加工)に好適な加工テーブルもしくは主軸に
取付けられる電気加工用傾動装置に関するものである。
加工(拡大加工)に好適な加工テーブルもしくは主軸に
取付けられる電気加工用傾動装置に関するものである。
放電加工等による等せ加工は、一般に荒加工が完了した
電極、被加工体間に主軸方向に直交するX−Y平面内で
微小距離づ\所望の方向に順次あるいは交互に相対移動
させながら仕上加工するとか、または予じめ機械加工に
よって加工した部分の仕上放電加工とか、ワイヤーカッ
ト放電加工で加工した抜き落し部分をポンチとして利用
する場合に、ポンチとグイ間に所定のクリアランスを放
電加工によって形成するとき等に必要である。
電極、被加工体間に主軸方向に直交するX−Y平面内で
微小距離づ\所望の方向に順次あるいは交互に相対移動
させながら仕上加工するとか、または予じめ機械加工に
よって加工した部分の仕上放電加工とか、ワイヤーカッ
ト放電加工で加工した抜き落し部分をポンチとして利用
する場合に、ポンチとグイ間に所定のクリアランスを放
電加工によって形成するとき等に必要である。
しかしてこの寄せ加工を行なう場合に微小距離づ\所望
の方向に移動送りを与えることは、これが直ちに加工精
度につながるため高精度の送り制御を必要とし、従来こ
の駆動制御のためのテーブルもしくは主軸構造及び駆動
装置が極めて複雑、且つ高価なものとなってしまう欠点
があった。
の方向に移動送りを与えることは、これが直ちに加工精
度につながるため高精度の送り制御を必要とし、従来こ
の駆動制御のためのテーブルもしくは主軸構造及び駆動
装置が極めて複雑、且つ高価なものとなってしまう欠点
があった。
本考案はこの欠点を除去するために提案されたものであ
る。
る。
以下図面の一実施例により説明すると、第1図は一実施
例の側断面図、第2図はその正面図である。
例の側断面図、第2図はその正面図である。
1はZ軸方向(上下)に移動する主軸、2は主軸先端に
固定して取付けられた函体状枠体の他側壁に前記主軸線
上の位置を回動中心として回動自在に支持された球体で
、中心を貫通する軸線(Z軸)上先端の前記枠体外部に
固定して工具電極または被加工体の取付部3が設けられ
、他端の前記枠体内部側に固定して支持軸4が設けられ
、該支持軸4は前記主軸1と同軸となるように、主軸取
付側枠体壁にスプリング5により充分緊張した状態に結
合して設けられている。
固定して取付けられた函体状枠体の他側壁に前記主軸線
上の位置を回動中心として回動自在に支持された球体で
、中心を貫通する軸線(Z軸)上先端の前記枠体外部に
固定して工具電極または被加工体の取付部3が設けられ
、他端の前記枠体内部側に固定して支持軸4が設けられ
、該支持軸4は前記主軸1と同軸となるように、主軸取
付側枠体壁にスプリング5により充分緊張した状態に結
合して設けられている。
6は支持軸4にネジ結合する磁気吸引板、rayry7
c、7dは吸引板6の内周底面に微小間隙で対向する電
磁石で、7a 、7cがX軸、7 b t 7 cがY
軸に設けられており、前記間隙、即ち各軸方向の傾動角
度は、前記支持軸4と吸引板6との螺合ネジ調整により
調整設定できる。
c、7dは吸引板6の内周底面に微小間隙で対向する電
磁石で、7a 、7cがX軸、7 b t 7 cがY
軸に設けられており、前記間隙、即ち各軸方向の傾動角
度は、前記支持軸4と吸引板6との螺合ネジ調整により
調整設定できる。
以上において、電磁石?ay7by7cy7dを励磁す
ると、励磁磁石が吸引板を吸着して傾動せしめ、例えば
各磁石を1a→7b→7C→7dの順にリングカウンタ
等で励磁すると球体先端取付部3に固着された工具電極
等先端部は第3図のようにX−Y平面をX軸及びY軸方
向に球体2を中心にして傾動することにより移動し、X
軸、Y軸方向に順次加工間隙を狭めて寄せ加工すること
ができる。
ると、励磁磁石が吸引板を吸着して傾動せしめ、例えば
各磁石を1a→7b→7C→7dの順にリングカウンタ
等で励磁すると球体先端取付部3に固着された工具電極
等先端部は第3図のようにX−Y平面をX軸及びY軸方
向に球体2を中心にして傾動することにより移動し、X
軸、Y軸方向に順次加工間隙を狭めて寄せ加工すること
ができる。
また各磁石の励磁順序を変えれば寄せ加工送りは第3図
と異なった順序で行なえる。
と異なった順序で行なえる。
なお寄せ加工送りの寸法距離は吸引板6と電磁石?at
7by7cy7dの間隙調整により任意に調節制御する
ことができる。
7by7cy7dの間隙調整により任意に調節制御する
ことができる。
また寄せ加工送りは前記したX軸及びY軸方向の十字送
りに限らず、隣り合う磁石2個づ\同時に励磁するよう
にすればX、Y軸の中間軸方向に寄せ送りすることがで
きる。
りに限らず、隣り合う磁石2個づ\同時に励磁するよう
にすればX、Y軸の中間軸方向に寄せ送りすることがで
きる。
また各磁石7a、7b、7c、7dを全部同時に励磁す
れば磁気力がバランスして固定することができる。
れば磁気力がバランスして固定することができる。
第4図は他の実施例の側断面図、第5図はその正断面図
で、吸引板6の中心部に支持軸と螺合するテーパ状磁性
吸引筒8を設け、この部分にX。
で、吸引板6の中心部に支持軸と螺合するテーパ状磁性
吸引筒8を設け、この部分にX。
Y軸を含む外周8方向から電磁石9 a y 9b、9
c・・・・・・9hを対向して構成したものである。
c・・・・・・9hを対向して構成したものである。
各磁石をリングカウンタ等で順次隣り方向に励磁すれば
先端は8方向に傾動し、丁度みそすり運動のようにして
目的の寄せ加工をすることができる。
先端は8方向に傾動し、丁度みそすり運動のようにして
目的の寄せ加工をすることができる。
なお固定するときは全部励磁するかX、Y軸対称磁石を
同時励磁すればよく、また磁石9aを励磁するとき、こ
れと直角軸の90及び9gを同時励磁すれば回転を防止
することができる。
同時励磁すればよく、また磁石9aを励磁するとき、こ
れと直角軸の90及び9gを同時励磁すれば回転を防止
することができる。
なお、傾動角度、即ち寄せ加工の取代は、前記筒8が図
示の如くテーパ状に構成しである所から、支持軸4との
螺合によるネジ調整により筒8を上下移動させることに
より変更設定することができるが、電磁9a、9b、9
c・・・・・・9hを半径方向に手動調整のマイロメー
タやモータにより進退させることによっても変更設定す
ることができ、このことは前述第1,2図の実施の場合
も同様である。
示の如くテーパ状に構成しである所から、支持軸4との
螺合によるネジ調整により筒8を上下移動させることに
より変更設定することができるが、電磁9a、9b、9
c・・・・・・9hを半径方向に手動調整のマイロメー
タやモータにより進退させることによっても変更設定す
ることができ、このことは前述第1,2図の実施の場合
も同様である。
なお寄せ加工は全周に常に均等距離寄せて加工する必要
はなく予じめ設定したプログラム等にしたがって制御し
任意の態様の寄せ加工をすることが可能である。
はなく予じめ設定したプログラム等にしたがって制御し
任意の態様の寄せ加工をすることが可能である。
なお、また寄せ加工送りは被加工体を固定する加工テー
ブルに送りを与えるよう構成してもよい。
ブルに送りを与えるよう構成してもよい。
以上説明したように本考案はX−Y平面に傾動できるよ
うに加工テーブルもしくは主軸を設け、これに電磁石を
対向して該電磁石の励磁制御し磁気吸着力によりX−Y
平面を傾動させて寄せ加工送りを与えるようにしたもの
であるから寄せ加工のテーブルもしくは主軸構造が簡単
且つ安価に構成でき、寄せ送り制御も電磁石の励磁制御
によって簡単且つ容易に制御でき、電磁石の磁気間隙の
調整によって任意の微小距離を高精度に送り制御するこ
とができ、実用上効果が大きいものである。
うに加工テーブルもしくは主軸を設け、これに電磁石を
対向して該電磁石の励磁制御し磁気吸着力によりX−Y
平面を傾動させて寄せ加工送りを与えるようにしたもの
であるから寄せ加工のテーブルもしくは主軸構造が簡単
且つ安価に構成でき、寄せ送り制御も電磁石の励磁制御
によって簡単且つ容易に制御でき、電磁石の磁気間隙の
調整によって任意の微小距離を高精度に送り制御するこ
とができ、実用上効果が大きいものである。
第1図は本考案の一実施例側断面図、第2図はその正断
面図、第3図は本考案装置による加工説明図、第4図は
本考案の他の実施例側断面図、第5図はその正断面図で
ある。 1・・・・・・主軸、3・・・・・・工具電極取付部、
6・・・・・・吸引板、7at7bt7C・・・・・・
電磁石。
面図、第3図は本考案装置による加工説明図、第4図は
本考案の他の実施例側断面図、第5図はその正断面図で
ある。 1・・・・・・主軸、3・・・・・・工具電極取付部、
6・・・・・・吸引板、7at7bt7C・・・・・・
電磁石。
Claims (1)
- 函体状枠体の固定取付は側の他側壁部に、回動自在な回
動中心を有するように球体を設け、該球体の枠体外部側
に電極または被加工体の取付部を固定して設けると共に
、前記枠体内部側に於て前記球体に前記固定取付は側へ
伸びる支持軸の一端を固定して設け、該支持軸の他端側
を前記固定取付は側の内壁に係止したスプリングに連結
し、さらに前記支持軸と直交する平面の少くとも2軸方
向の半径方向の各位置に被磁気吸着部を有する磁気吸引
板を前記支持軸に固定して設け、該磁気吸引板の前記各
吸着部に対応する各位置の枠体内部に固定して励磁制御
可能な電磁石を設けてなり、かつ前記磁気吸着板の各被
磁気吸着部と各電磁石との吸着間隙を相対的に調整可能
に構成した電気加工用傾動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975175581U JPS5823548Y2 (ja) | 1975-12-24 | 1975-12-24 | 電気加工用傾動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975175581U JPS5823548Y2 (ja) | 1975-12-24 | 1975-12-24 | 電気加工用傾動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5286792U JPS5286792U (ja) | 1977-06-28 |
JPS5823548Y2 true JPS5823548Y2 (ja) | 1983-05-20 |
Family
ID=28653921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975175581U Expired JPS5823548Y2 (ja) | 1975-12-24 | 1975-12-24 | 電気加工用傾動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823548Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4832292A (ja) * | 1971-08-31 | 1973-04-27 | ||
JPS5030198A (ja) * | 1973-07-20 | 1975-03-26 |
-
1975
- 1975-12-24 JP JP1975175581U patent/JPS5823548Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4832292A (ja) * | 1971-08-31 | 1973-04-27 | ||
JPS5030198A (ja) * | 1973-07-20 | 1975-03-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5286792U (ja) | 1977-06-28 |
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