JPS5823461B2 - 高性能軸受鋼 - Google Patents
高性能軸受鋼Info
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- JPS5823461B2 JPS5823461B2 JP54005649A JP564979A JPS5823461B2 JP S5823461 B2 JPS5823461 B2 JP S5823461B2 JP 54005649 A JP54005649 A JP 54005649A JP 564979 A JP564979 A JP 564979A JP S5823461 B2 JPS5823461 B2 JP S5823461B2
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- JP
- Japan
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- maximum
- ratio
- section
- alloy
- approximately
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- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/62—Selection of substances
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/22—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with molybdenum or tungsten
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/24—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with vanadium
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高性能軸受鋼及びその製造に関するものであ
り、特には改善された耐食性及び耐摩耗及び耐熱性を具
備して秀れた転り接触疲労寿命を持つ軸受鋼に関するも
のである。
り、特には改善された耐食性及び耐摩耗及び耐熱性を具
備して秀れた転り接触疲労寿命を持つ軸受鋼に関するも
のである。
航空機業界においてまた秀れた転り接触疲労寿命を持つ
軸受鋼に対して耐食性、耐李耗性及び耐高温性が問題と
なる他の業界において、これら環境下で高性能で使用し
うる軸受鋼に対する必要性が長い間存在していた。
軸受鋼に対して耐食性、耐李耗性及び耐高温性が問題と
なる他の業界において、これら環境下で高性能で使用し
うる軸受鋼に対する必要性が長い間存在していた。
今まで、この要求に答えて幾種かの鋼がこの分野で提唱
されまた使用されている。
されまた使用されている。
しかしながら提唱された鋼はいづれも、これら苛酷な用
途において最適の性能を発揮するに所望される性質の−
の乃至それ以上を欠くものであった。
途において最適の性能を発揮するに所望される性質の−
の乃至それ以上を欠くものであった。
これら所望される性質の例は、高い硬度、良好な高温硬
さ、高温への曝露後も硬さを保持すること、秀れた耐食
性及び耐酸化性、良好な耐摩耗性そして恐らくはもつと
も得がたいものであるが秀れた転り接触疲労寿命である
。
さ、高温への曝露後も硬さを保持すること、秀れた耐食
性及び耐酸化性、良好な耐摩耗性そして恐らくはもつと
も得がたいものであるが秀れた転り接触疲労寿命である
。
これら性質のすべてを恐らくは一番良く具現した先行技
術の鋼は、米国特許第3,167,423号に開示され
るものである。
術の鋼は、米国特許第3,167,423号に開示され
るものである。
しかし、この鋼は明らかに、充分な転り接触疲労性質を
欠いている。
欠いている。
本発明者は、高温及び(或いは)腐食性環境下において
作動する航空機軸受等に必要とされる性質のすべてを兼
備し、特に秀れた疲労寿命を有する合金を開発した。
作動する航空機軸受等に必要とされる性質のすべてを兼
備し、特に秀れた疲労寿命を有する合金を開発した。
必要とされる製品性質を更に向上しそして改善する為に
合金を溶融しそして加工するのに改善された製造技術が
使用される。
合金を溶融しそして加工するのに改善された製造技術が
使用される。
工程上の特性はまた、合金が最終の高い硬度にまで容易
に成形され、加工されそして熱処理されうるようにする
のに満足すべきものである。
に成形され、加工されそして熱処理されうるようにする
のに満足すべきものである。
本合金の組成は次の元素を含んでいる。
C約0.8 − 1.6係
Si 約0.50係 最大
Mn 約0.50係 最大
S 約0.010係 最大
P 約0.015係 最大
Cr 約12−20係
Mo 約 2− 5φ
W 約3.0%まで
■ 約0.5係 −3,0係
Ti 約0.5係まで
AI 約0.03係 最大
Ni 約0.50% 最大
Co 約0.50係 最大
Cu 約0.50係 最大
B 約0.05係 最大
N 約0.05係 最大
Fe十随伴不純物 残部
実施に当って、合金の組成は好ましくは次のかなり狭め
られた範囲内に維持される: C約1.0係 −1,2係 Si 約0.2 − 0.4% Mn 約0.3 − 0.5% S 約0.010係 最大 P 約0.0’ 15係 最大 Cr 約14%−16% Mo 約1.5%−2,5% W 約2.395−2.7係 ■ 約1%−1,5係 Ti 約 0.5%まで AI 約0.03% 最大 Ni 約0.50fO最大 Co 約0.50係 最大 Cu 約0.50係 最大 B 約0.05% 最大 N 約0.05% 最大 Fe十随伴不純物 残部 本発明のユニークな特性を得る為には、すぐれたミクロ
的清浄性を与える為そしてδ−フェライトの形成を回避
する為酸素、水素、アルミニウム及び珪素の水準をでき
るだけ低く維持することが必要である。
られた範囲内に維持される: C約1.0係 −1,2係 Si 約0.2 − 0.4% Mn 約0.3 − 0.5% S 約0.010係 最大 P 約0.0’ 15係 最大 Cr 約14%−16% Mo 約1.5%−2,5% W 約2.395−2.7係 ■ 約1%−1,5係 Ti 約 0.5%まで AI 約0.03% 最大 Ni 約0.50fO最大 Co 約0.50係 最大 Cu 約0.50係 最大 B 約0.05% 最大 N 約0.05% 最大 Fe十随伴不純物 残部 本発明のユニークな特性を得る為には、すぐれたミクロ
的清浄性を与える為そしてδ−フェライトの形成を回避
する為酸素、水素、アルミニウム及び珪素の水準をでき
るだけ低く維持することが必要である。
δ−フェライトの存在は得られる熱処理硬度を著しく減
じよう。
じよう。
残留オース斗ナイトの存在を減じる為に低水準のマンガ
ン、ニッケル、コバルト、銅及び窒素を維持することも
必須である。
ン、ニッケル、コバルト、銅及び窒素を維持することも
必須である。
残留オーステナイトの成る量以上の存在(〉5%)は厳
格さを要求する用途において容認されえない寸法上の不
安定さをもたらしやすい。
格さを要求する用途において容認されえない寸法上の不
安定さをもたらしやすい。
本発明者はまた、タングステンが有益でありそしてモリ
ブテンに対して約1:1.5の比率で置換されうろこと
を見出した。
ブテンに対して約1:1.5の比率で置換されうろこと
を見出した。
タングステンの存在は、転り接触疲労寿命を向上し、増
大せる硬化温度においてさえ粒寸を微細化し、合金系に
おいて形成される様々な炭化物に明して望ましいバラン
スを提供しそして最後に残留オーステナイト水準を減す
るのを助成する。
大せる硬化温度においてさえ粒寸を微細化し、合金系に
おいて形成される様々な炭化物に明して望ましいバラン
スを提供しそして最後に残留オーステナイト水準を減す
るのを助成する。
本発明者はまた、この合金の製造方法がそのユニークな
性質を得るのに、特に高水準の転り接触疲労耐性を得る
為に重要であることを見出した。
性質を得るのに、特に高水準の転り接触疲労耐性を得る
為に重要であることを見出した。
この高性能軸受合金の一次真空誘導溶解が、航空機及び
高温下で作動する他の高負荷軸受用途において必要とさ
れる秀れた疲労性質を一貫して実現するのに絶対的に必
要である。
高温下で作動する他の高負荷軸受用途において必要とさ
れる秀れた疲労性質を一貫して実現するのに絶対的に必
要である。
この溶解方法は、大気溶解法では達成しえない品質基準
にまで充分に管理されそしてきわめて再現性のある条件
の下で合金を製造することを可能ならしめる。
にまで充分に管理されそしてきわめて再現性のある条件
の下で合金を製造することを可能ならしめる。
特に、非金属質のマクロ及びミクロ介在物の含量が、上
記溶解法により鋳造された電極を爾後に真空アーク再溶
解することによって激減され、そして合金組成は最適の
性質の創出に必要とされる狭い範囲内に維持される。
記溶解法により鋳造された電極を爾後に真空アーク再溶
解することによって激減され、そして合金組成は最適の
性質の創出に必要とされる狭い範囲内に維持される。
るつぼ耐火材及び炉圧の適正な選択は、高合金鋼と誘導
るつぼの酸化物耐火材との間の所望されざる反応を最小
限にする為に必要である。
るつぼの酸化物耐火材との間の所望されざる反応を最小
限にする為に必要である。
そうしなければ、このような反応は耐火材の急速な侵食
と母合金の清浄度の乏しさをもたらす。
と母合金の清浄度の乏しさをもたらす。
本発明者は、高純度のマグネシア及びマグネシア−アル
ミナスピネルがもつとも適当な耐火材であることを見出
した。
ミナスピネルがもつとも適当な耐火材であることを見出
した。
50mmHgまでの圧力が溶解工程の大部分生金属−耐
火材反応を抑制するのに使用されうる。
火材反応を抑制するのに使用されうる。
電極の鋳造は一般に型内での沸騰反応を抑える為ある不
活性ガス分圧の下で実施される。
活性ガス分圧の下で実施される。
適正に熱処理されそして研摩された真空鋳造電極の真空
アーク再溶解は、安定なアーク条件を許容する圧力水準
における部分不活性ガス雰囲気下で達成される。
アーク再溶解は、安定なアーク条件を許容する圧力水準
における部分不活性ガス雰囲気下で達成される。
合金がマク旧偏析を起す傾向が強い為、真空アーク再溶
解パラメータが最大限の注意を払って選択されそして維
持されねばならない。
解パラメータが最大限の注意を払って選択されそして維
持されねばならない。
1〜20mmHgの圧力範囲が2〜7kg1分の溶解速
度に対して満足すべきものであり、これはマクロ偏析の
ないインゴット組織を与えることが見出された。
度に対して満足すべきものであり、これはマクロ偏析の
ないインゴット組織を与えることが見出された。
炉雰囲気の部分的加圧の為の不活性ガスは好ましくは貴
ガス群から選択される。
ガス群から選択される。
一定のバーンオフサイクルの完了後、電流が押湯段階の
為充分に小さくされてインゴットの上部における収縮巣
の形成を最小限とする。
為充分に小さくされてインゴットの上部における収縮巣
の形成を最小限とする。
これは真空アーク溶解における一般的実施法である。
その後、インゴットがるつぼから取出され、徐冷されそ
して焼鈍された後棒製品へと鍛造及び圧延される。
して焼鈍された後棒製品へと鍛造及び圧延される。
インゴットの充分なる熱的均質化処理後、合金の熱・機
械的処理が1050〜1190℃の温度範囲において実
施される。
械的処理が1050〜1190℃の温度範囲において実
施される。
液圧プレスにおける最初の鍛造は、小さな減厚段階にわ
けて徐々に進行されねばならず、そしてクラック発生に
由る表面裂けや材料損失を減する為に材料のひんばんな
再加熱が必要とされる。
けて徐々に進行されねばならず、そしてクラック発生に
由る表面裂けや材料損失を減する為に材料のひんばんな
再加熱が必要とされる。
計少く共5:1の鍛造減厚比が分塊圧延機での続いての
加工が行われる前に推奨される。
加工が行われる前に推奨される。
ブルーム及びビレットは続いての加工に先立って表面欠
陥を除く為適当な寸法に完全に研削される。
陥を除く為適当な寸法に完全に研削される。
最終棒製品への続いての最終圧延は、1000〜115
0℃の範囲の加工温度を使用して行われる。
0℃の範囲の加工温度を使用して行われる。
本発明において合金構成元素の組成は次のような観点か
ら定められた二〇は所要の硬度を与えると共に、炭化物
用の炭素供給源として必要な量を確保する為に0,8〜
1.6係と定められた。
ら定められた二〇は所要の硬度を与えると共に、炭化物
用の炭素供給源として必要な量を確保する為に0,8〜
1.6係と定められた。
Siは耐食性向上に寄与するが、ミクロ的清浄性を与え
またδ−フェライトの発生を回避する為に0.5.0係
を越えてはならない。
またδ−フェライトの発生を回避する為に0.5.0係
を越えてはならない。
δ−フェライトの存在は熱処理硬度を著しく減じて有害
である。
である。
Mnは炭化物形成元素であるが、0.50%を越えると
残留オーステナイトを生ずる傾向があるので、上記値以
下とせねばならない。
残留オーステナイトを生ずる傾向があるので、上記値以
下とせねばならない。
Crは、耐食性を向上しまた炭化物形成元素として12
係以上必要であり、20係を越えると合金強度を低下す
る。
係以上必要であり、20係を越えると合金強度を低下す
る。
Moは、炭化物形成元素であり、硬質の炭化物の形成に
よって転り接触寿命°の改善に寄与し、残留オーステナ
イトを減じそして粒寸を小さなものとする。
よって転り接触寿命°の改善に寄与し、残留オーステナ
イトを減じそして粒寸を小さなものとする。
M。添加量は1.5〜5係が有効である。
3.0係までのWと置換すると、より良好な結果が得ら
れる。
れる。
炭化タングステンの存在は形成される炭化物のより望ま
しいバランスを与える。
しいバランスを与える。
■は、きわめて硬質の炭化物を形成し、転り接触寿命を
改善する。
改善する。
0.5〜3.0係が有効である。
AIは耐食性を改善するが偏析を減じたまたδ−フェラ
イトの形成を回避する為o、o3%以下に抑えねばなら
ない。
イトの形成を回避する為o、o3%以下に抑えねばなら
ない。
不純物としてTiは炭化物形成元素であり、0.5係を
越えると、Mo、 W、 V等の他の炭化物形成元素の
炭化物を減じるので有害となる。
越えると、Mo、 W、 V等の他の炭化物形成元素の
炭化物を減じるので有害となる。
Ni1Co。Cuは残留オーステナイトを減するため0
.50%を越えて含まれてはならない。
.50%を越えて含まれてはならない。
Bは偏析゛を減する為o、o5%を越えて含まれてはな
らない。
らない。
Nは残留オーステナイトを減じる為0.05%以下とせ
ねばならない。
ねばならない。
S及びPは偏析を減じる為それぞれo、o1o%及び0
.015%以下とすべきである。
.015%以下とすべきである。
束の清浄性を高める為酸素及び水素は真空誘導溶解によ
って調製された電極を真空アーク再溶解により最小限に
減ぜられねばならない。
って調製された電極を真空アーク再溶解により最小限に
減ぜられねばならない。
例I
次の組成を持つ本発明のタングステン含有合金1MB
//を二回の真空溶解により生成しそして転り接触疲労
試験に供した: C1,07o;b Si 0.35係 Mn 0.44幅 W 2.56係 Cr 14.72% V 1.18係 Mo 1.75係 Ni O,19係 Cu O,05係 AI 0.01% 10mrIL半径試料の熱処理は次の段階から成ったニ
オ−ステナイト化 2100’F (1149°G)7
30G焼入れ 1050°’F(566°C)大
気冷却 応力緩和 300°F(149°C)71時間深
冷 −1oo°F(−74°C)/1粉焼戻し
970°F(521°C)/2+2時間+975°F
(524°C)72時間+ 985°F(529°C)/2時間 1(CF試験において次の試験条件を使用した。
//を二回の真空溶解により生成しそして転り接触疲労
試験に供した: C1,07o;b Si 0.35係 Mn 0.44幅 W 2.56係 Cr 14.72% V 1.18係 Mo 1.75係 Ni O,19係 Cu O,05係 AI 0.01% 10mrIL半径試料の熱処理は次の段階から成ったニ
オ−ステナイト化 2100’F (1149°G)7
30G焼入れ 1050°’F(566°C)大
気冷却 応力緩和 300°F(149°C)71時間深
冷 −1oo°F(−74°C)/1粉焼戻し
970°F(521°C)/2+2時間+975°F
(524°C)72時間+ 985°F(529°C)/2時間 1(CF試験において次の試験条件を使用した。
最大周期応力4826MPa(700ksi)速 度
6.3m/%少(25000サイクル泄)潤
滑剤 MIL−L−7808 温 度 室温 米国特許第3,167,423号に従う合金Bを二回の
真空溶解により調製しそしてこの特許の数示に従って処
理した。
6.3m/%少(25000サイクル泄)潤
滑剤 MIL−L−7808 温 度 室温 米国特許第3,167,423号に従う合金Bを二回の
真空溶解により調製しそしてこの特許の数示に従って処
理した。
この合金の組成は以下の通りである:
CSi Mn W Cr V
Mo Ni Cu AI
Fe1.15 0.29 0.42 <0.2 14
,20 1.17 3.82 0.17 0.05 0
.01 残部これらの試験の結果を表1に示す。
Mo Ni Cu AI
Fe1.15 0.29 0.42 <0.2 14
,20 1.17 3.82 0.17 0.05 0
.01 残部これらの試験の結果を表1に示す。
表1
転り接触(RCIJング)疲労試験結果
合金′B“合rMB“
B−10寿命
(X 1 0−6サイクル) 2.43
2.81B−50寿命 (x 1 0−6サイクル) 6.19
9.04ワイブル スロープ 2,01 1.6
1修正係数 、88 .90便度 R
C61,661,8 残留オーステナイト 5.0係 3.0係本発明
合金(MB)の米国特許第3,167.423号(B)
を上回る疲労寿命の増大は顕著である。
2.81B−50寿命 (x 1 0−6サイクル) 6.19
9.04ワイブル スロープ 2,01 1.6
1修正係数 、88 .90便度 R
C61,661,8 残留オーステナイト 5.0係 3.0係本発明
合金(MB)の米国特許第3,167.423号(B)
を上回る疲労寿命の増大は顕著である。
例■
真空誘導溶解技術(VIM)と続いての真空アーク再溶
解(VAR)を使用して、本発明の教示に従って製造さ
れた合金ボールの3つのロフト(材料A、B、C)につ
いて5つのボール疲労試験を行いそして得られたデータ
を米国特許第3.167.423号によって製造された
VIM合ぐB“のロット(材料D)におけるデータと比
較した。
解(VAR)を使用して、本発明の教示に従って製造さ
れた合金ボールの3つのロフト(材料A、B、C)につ
いて5つのボール疲労試験を行いそして得られたデータ
を米国特許第3.167.423号によって製造された
VIM合ぐB“のロット(材料D)におけるデータと比
較した。
第2の比較の為に、VIM−VARM50ボール(材料
E)から生じた対応データを含めた。
E)から生じた対応データを含めた。
これらデータは本発明に対する次の2つの好ましい評価
を示す。
を示す。
1.10%寿命水準において、本発明材料(A。
B、C)は米国特許第3,167.423号を代表する
材料(D)より14〜28倍秀れている。
材料(D)より14〜28倍秀れている。
2.10%寿命水準において、本発明材料(A。
B、C)は厳格さを要求される主軸ジェット機軸受にお
いて使用する為の現在一番普及している材料である高品
質VIM−VARM50より6〜12秀れている。
いて使用する為の現在一番普及している材料である高品
質VIM−VARM50より6〜12秀れている。
表2を作製するに当って使用された合金の組成は次の通
りである: 材料CSi Mn W Cr V
Mo S P AI FeA
)* B)1.17 0,30 0.51 <0.2 14
.58 1.25 4,07 0.005 0.014
<0.02 残部C) D 1,14 0.31 0.44 − 14.
24 1.13 4,01 0.009 0.012
− 残部E O,820,160,25−4,1
21,064,210,0050,01残部*ロットA
1 BlCは上記各組成の4つのヒートから得られたも
ので、4つのヒートの分析値からの平均を表す。
りである: 材料CSi Mn W Cr V
Mo S P AI FeA
)* B)1.17 0,30 0.51 <0.2 14
.58 1.25 4,07 0.005 0.014
<0.02 残部C) D 1,14 0.31 0.44 − 14.
24 1.13 4,01 0.009 0.012
− 残部E O,820,160,25−4,1
21,064,210,0050,01残部*ロットA
1 BlCは上記各組成の4つのヒートから得られたも
ので、4つのヒートの分析値からの平均を表す。
試験データを表2に示しそして添付図面にグラフとして
まとめて示す。
まとめて示す。
本発明に従うボールの3つのロットをA、B、Cとして
表わす。
表わす。
米国特許第3,167,423号に従うボールがDとし
て表示しそしてM50鋼製ボールをEとして表示する。
て表示しそしてM50鋼製ボールをEとして表示する。
表2
5ボ一ル疲労試験機における1、27CrrL径ボール
を使用しての疲労結果 〔最大周期応力 5520 MPa(800000p
si ):接触角3o0;軸速度 10000 rp
m :温度 340K(150”F″)〕疲労寿命、上
方ボール 応力サイクルの106 材料 10係寿命 50%寿命 スロープ
破損指標 信頼数%5A 5
6.7 120 2.50
31 of 40 97B 112
164 4.94 20
of30 −C66,41921,7710of
21 87D 3.9
26.3 0.99 29of30
>99E 8.9 36
.6 1.33 34of40 >99
a:線試験数のうちの破損数 b:%とじて表わされた頻度。
を使用しての疲労結果 〔最大周期応力 5520 MPa(800000p
si ):接触角3o0;軸速度 10000 rp
m :温度 340K(150”F″)〕疲労寿命、上
方ボール 応力サイクルの106 材料 10係寿命 50%寿命 スロープ
破損指標 信頼数%5A 5
6.7 120 2.50
31 of 40 97B 112
164 4.94 20
of30 −C66,41921,7710of
21 87D 3.9
26.3 0.99 29of30
>99E 8.9 36
.6 1.33 34of40 >99
a:線試験数のうちの破損数 b:%とじて表わされた頻度。
ロツ1−B(ベースライン)は考慮されている特定のロ
フトより大きな10係疲労寿命を有している。
フトより大きな10係疲労寿命を有している。
以上の試験データから、本発明の合金が航空機業界によ
って直面される軸受接触疲労の問題並びに硬度、腐食耐
性等の問題に対する解決を提供するものであることが理
解されよう。
って直面される軸受接触疲労の問題並びに硬度、腐食耐
性等の問題に対する解決を提供するものであることが理
解されよう。
以上、本発明の好ましい具体例を述べたが、本発明の精
神内で多くの改変を為しうろことを銘記されたい。
神内で多くの改変を為しうろことを銘記されたい。
図面は本発明合金と先行技術合金との疲労試験の比較を
示すグラフである。
示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量幅で表わして、 CO,8−1,6係 Si 0.50係 最大 Mn O,50係 最大 Cr 12−20’Z Mo1.5〜5%、或いはMo1.5%とW3.0%ま
での組合せ ■ 0.5 〜 3.0係 AI −0,03係 最大 Fe 残部 から成り、不純物として Ti O,5係まで Ni O,50係 最大 Co 0.50り 最大C’u
O,50係 最大 B O,05係 最大 N O,05係 最大 s o、oio係 最大 P O,015係 最大 を含み、酸素及び水素を最小限にまで減ぜられた、秀れ
た転り接触疲労寿命と低い残留オーステナイト及び高い
清浄性によって特徴づけられる耐摩耗及び耐食性鋼。 2 C10係 −1,2係 Si O,2−0,4% Mn 0.3 − 0.50IO8O,0
10係 最大 P O,015係 最大 Cr 14%−161 Mo 2係 −2,5係 W 2.3係 −2,7係 ■ 1係 −1,5係 Ti O,5%まで AI 0.03係 最大 Ni O,50% 最大 Co 0150係 最大 Cu O,50係 最大 B O,05係 最大 N O,05係 最大 Fe 残部 なる組成を有する特許請求の範囲第1項記載の鋼。
Applications Claiming Priority (2)
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