JPS5822726Y2 - 手術室における各種設備機器の取付装置 - Google Patents

手術室における各種設備機器の取付装置

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JPS5822726Y2
JPS5822726Y2 JP5919877U JP5919877U JPS5822726Y2 JP S5822726 Y2 JPS5822726 Y2 JP S5822726Y2 JP 5919877 U JP5919877 U JP 5919877U JP 5919877 U JP5919877 U JP 5919877U JP S5822726 Y2 JPS5822726 Y2 JP S5822726Y2
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Japan
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panels
box
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JP5919877U
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JPS53153393U (ja
Inventor
柳沢佐和子
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有限会社建築計画連合
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシャーカステン、器材棚その他の手術室に装備
される各種設備機器の取付装置に関するもので、その目
的は、各設備機器を個々に補修または取替できることは
勿論、相互の取付位置を随意に交換でき、また同機器が
壁面に突出しないで室内スペースを効率良く使用できる
と共に、美麗な外観と良好な衛生状態が得られるように
せんとするものであり、その構成は次の通りである。
本考案は1手術室の室壁前方に所定の空間部を存して内
装パネルを立設し、該各内装パネルのうち、手術室内に
装備されるシャーカステン、保温庫、パスボックス、器
材棚、手術用ガス取出装置、情報設備等の各種手術用設
備機器を組込まんとする複数枚のパネルに一定大の取付
孔を設け、該各取付孔に上記各種手術用設備機器を装入
して着脱自在に取付けてなることを特徴とする手術室に
おける各種設備機器の取付装置である。
以下、本考案の実施例を図に依拠して説明する。
第1図乃至第3図に手術室の構成と各種手術用設備機器
の配置を概略的に示している。
この手術室Aにおいては、コンクリート等の室壁Bの前
方に所定の空間部Cを存して多数枚の内装側パネルD・
・・を立設することによって側壁を構成し、また天井E
の下方にも天井内装パネルFを設けて天井壁を構成して
いる。
Gはこの手術室Aの隣の無菌室、Hl、H2は出入口扉
である。
そして、か\る手術室Aにおいて、各種手術用設備機器
、すなわち、シャーカステン■をはじめ、保温庫J、パ
スボックスK、器材棚り、圧縮空気や酸素等の手術用ガ
スの取出装置M、それに情報設備Nを適宜の配置で複数
枚の内装側パネルD・・・に組込むものである。
内装側パネルD・・・は、第4,5図に示すように、左
右の縦枠1,1と上下の横枠2,2とからなる縦長額縁
状の枠組の前面部に鋼板製の表面板3を張設すると共に
、該表面板3の裏側に石膏ボード4を貼りつけて構成さ
れ、高さ方向のはゾ中間部に枠組内巾全長に亘って設備
機器取付孔5を設け、該孔5の上下両側に取付フレーム
6.7を設けている。
本装置では、この取付孔5を各パネルD・・・において
一定の大きさに形成することにより、前記した各設備機
器I乃至Nの配設位置を自由に相互交換できるようにし
ているのである。
なお、この実施例では、パネルD・・・の左右両縦枠1
,1を上、中、下三本の枠材1a、1b、1cにて構成
し、このとき中間枠材1bの前面が上下の枠材1a、1
cの前面より後方に引込んだ状態で三者1a、1b、1
cを継ぎ連結することにより、取付孔5の左右両側縁部
に、後述する化粧枠をパネル表面と面一に係合させるた
めの段部8゜9を形成し、かつ、これと同様の理由によ
り上下のフレーム6.7の前面部にも段部10,10を
形成している。
さて、各設備機各個々の構造とパネルDへの取付構造を
概説するに、これは各設備機器を通じて基本的には同様
であって、それぞれ箱体と化粧枠を基本単位として構成
され、そして取付孔5およびその後方の空間部Cに装入
した状態でパネルDまたは支持台に連結されて着脱自在
に取付けられる。
まず、シャーカステン■は、第6図に示すように、光源
11が内蔵される箱体12の前面に透光板13を装着し
、かつ前端外周部に額縁状の化粧枠14を取付けて構成
している。
そして、このシャーカステン■は、パネルDの取付孔5
およびその後方の空間部Cに装入した状態で、前側部の
上下左右適宜数個所をパネルDの左右両縦枠1,1およ
びフレーム6.7にビス止めすることにより、パネルD
に着脱自在に取付けている。
この場合、化粧枠14は取付孔周囲の段部8,9.10
に係合してパネル表面と面一な状態となり、美麗な外観
を保つ。
次に、保温庫Jは、第7,8図に示すように。
本体15の前面開口部に扉16.16を取付けて構成さ
れ、本体15は内箱17と外箱18との間に断熱材19
を設けて収り、かつ、内部適宜位置にヒータ(図示せず
)を設けると共に、底部に温度調節装置その他を収容す
る機械室20を形成している。
一方、パスボックスには、第9図に示すように、前後両
面が開口した本体21の当該両側開口部に扉22.22
を枢設して戎っている。
この保温庫JとパスボックスにはいずれもパネルDの取
付孔5よりも横巾寸法が小さくなっており、取付時にこ
の横巾寸法差によって生じる取付孔5の余剰空間部を盲
パネル23.23によって閉鎖するようにしている。
すなわち、保温庫本体15およびパスボックス本体21
の前端部外側に、取付孔5に対応する大きさに形成した
化粧枠24を装着し、この化粧枠24内における本体1
5.21の左右両側に残された余剰空間部に、該空間部
を開閉し得るように盲パネル23.23を回転自在に枢
設している。
そして、取付時には、予め支持台25を空間部C内に装
入して床上に設置しておき、保温庫Jおよびパスボック
スにの本体15.21を取付孔5およびその後方の空間
部Cに装入して支持台25上に載置支持せしめ5両本体
15.21の左右両側外面の下端部に設けた取付枠26
.27を支持台25にビス止めする。
この際、盲パネル23 、23を開放して上記ビス止め
作業を行ない、作業後同パネル23.23を閉鎖して前
記余剰空間部を閉塞する。
なお、か\る取付構造によると、保温庫Jおよびパスボ
ックスKをそれぞれの外側部分で支持台25に連結する
ため、その連結用ビスが庫内またはボックス内にあられ
れず、このため外観上の体裁が良いと共に、ビス部分に
塵埃が堆積して内部の衛生状態が害されたりするおそれ
がなく、しかも上記余剰空間部を利用して保温庫等の取
付および取外しを簡学に行なうことができると共に、(
’FE業後は盲パネル23.23によって余剰空間部お
よび連結部分を隠蔽し得て美麗な外観を保ち得ル等の有
利点り≦ある。
ところで、パスボックスにの場合は、パネルDの取付孔
5に対向する室壁Bに窓孔を設けておき、この窓孔に本
体21の後端部を嵌め込むことになる。
器材棚りは、第10図に示すように、前面と底面が開口
した本体28と、着脱自在な底板29と、棚板30から
収り1本体28の底面開口部の前後両側に底枠28a
、28bを横設しており、本体28自身の前端折曲辺部
と前部底枠28aとによって1@記シヤーカステン■等
の化粧枠14.24に相当する化粧枠31を形成してい
る。
この器材棚りをパネルDに組込むときは、底板29未装
着状態で本体28をパネルDの取付孔5と空間部Cに装
入し、保温庫J等の場合と同様に支持台25に載置支持
せしめた状態で、前後の底枠28a。
28bをパネルDのフレーム6.7および支持台25に
ビスにより着脱自在に連結せしめる。
しかる後、底板29を取付けて上記連結部分をすべて隠
蔽することにより美麗な外観と良好な衛生状態を保ち、
かつ、器材出し入れ時にビスによって器材が引っ掛かっ
たり損傷したりすることのないようにする。
そして、棚板30を取付ける。次に、ガス取出装置Mと
情報設備Nについて説明するに、該両者M、Nの場合は
軟土の設備と異なり、それぞれ互いに独立した、しかも
関連性のある二組の設備から戊っている。
すなわち、ガス取出装置Mにおいては、第11図に示す
ように。
ガス取出コック群(図示せず)を装備したガス取出設備
M1と、ガス圧力その他を計測指示する計器群(図示せ
ず)を装備した計器設備M2の二つの設備をパネルDに
おける取付孔5の左右半部ずつに組込んで構成している
そして、この両設備M19M2は、いずれも箱体32.
33内にガス取出コックの配管または計器類の配線を施
し、前面にコック導出パネル34または計器盤35を装
着し、かつ、両箱体32,33の前端外円に化粧枠36
.37を取付けて構成しており、それぞれ取付孔5に装
入した状態で箱体32,33をパネルDにビス止めする
(とにより着脱自在に取付けている。
また、情報設備Nは、第12.13図に示すように、手
術に関する諸事項を記録するための引倒し式の記録台N
、と、空調サーモやインターホーン、時計等を集めた情
報源設備N2とから吠っている。
この両者N1.N2はそれぞれ箱体38,39と前面化
粧枠40.41を基礎単位とし、これに加うるに記録台
N1の場合は、前面に台板42をその下方を中心として
起倒扉式に起伏自在に枢設して使用時にはこの台板42
を前方に倒伏させるようにし、かつ箱体奥面にこの倒伏
姿勢を保持するためのストッパー43を設けて改ってい
る。
一方、情報源設備N2の場合は、箱体39の前面にパネ
ル44を設けてこれに時計その他を組込み、箱体内部に
配線等を施している。
そして、この記録台N1と情報源設備N2はそれぞれ箱
体38,39をパネルDにビス止めして取付けている。
なお、これらガス取出装置Mと情報設備Nの場合は、パ
ネルDの取付孔5の中央部に縦仕切45を設けて、これ
にも設備M、、M2およびN1.N2をビス止めするの
が望ましい。
但し、この縦仕切45は、当該設備M、Nを他の設備と
位置交換する場合のためにパネルDに着脱自在に取付け
ることはいうまでもない。
上記したように、各設備■乃至Nは、それぞれ細部構造
や具体的取付手段、それに横巾寸法等の点では相違する
が、高さ寸法、および箱体と化粧枠でもって基本単位と
する点ならびにパネルDに着脱自在に取付ける点ではす
べて共通しており、かつ、これらが取付けられる各パネ
ルD・・・の取付孔5も一定の大きさに形成しており、
か\る構成とすることにより、手術室Aの模様替その他
の際に、パネルD・・・は動かすことなく、各設備I乃
至Nの配置を随意に変更することができるものである。
勿論、各設備■乃至Nを個々に補修または新品と交換す
ることもできるし、いくつかの設備を上記した設備■乃
至N以外の設備と交換することも可能である。
なお、本考案ではパネルの具体構造、とくに設備の取付
に関係する枠組構造、およびこのパネルに対する設備の
具体的取付手段は実施にあたり適宜変更し得る処である
以上説明したように本考案によれば、パネルの設備機器
取付孔を各パネルを通じて一定の大きさに形成すると共
に、このパネルに対して各設備機器を着脱自在に取付け
ることにより5手術室の模様替等に応じて各設備の位置
を随意に交換することができ、かつ、各設備側々の補修
や取替も可能となるものである。
また1本考案ではパネル後方の空間部を利用して各設備
を側壁に埋め込む形態で取付けるから、室内スペースを
効率良く使用できると共に、設備上面に塵埃等が堆積し
てもこれが室内に影響を及ぼすおそれがなく、室内の衛
生状態を良好に保つことができる。
この二点は、般に手術室が機能本位に形成されていて余
分なスペースがないこと、および厳しい衛生管理を要求
されることに鑑みて非常に有益であり、また外観上の体
裁も良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は手術室の平面構造
と各種設備機器の配置を示す概略的横断面図、第2図は
第1図イーイ線に沿う縦断面図、第3図は同D−D線に
沿う縦断面図、第4図はパネルの斜視図、第5図は同縦
断側面図、第6図はシャーカステン取付状態を示す概略
縦断側面図。 第7図は保温庫取付状態を示す概略縦断側面図。 第8図は同一部切欠横断面図、第9図はパスボックス取
付状態を示す概略横断面図、第10図は器材棚取付状態
を示す概略縦断面図、第11図はガス取出装置の取付状
態を示す概略横断面図、第12図は情報設備取付状態を
示す概略横断面図、第13図は第12図ハーバ線に沿う
断面図である。 A・・・手術室、B・・・室壁、C・・・空間部、D・
・・内装パネル、I・・・シャーカステン、J・・−保
温庫、K・・・パスボックス、L・−・器材棚、M・・
・ガス取出装置。 N・・・情報設備、5・・・パネルの取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手術室の室壁前方に所定の空間部を存して内装パネルを
    立設し、該各内装パネルのうち、手術室内に装備される
    シャーカステン、保温庫、パスボックス、器材棚、手術
    用ガス取出装置、情報設備等の各種手術用設備機器を組
    込まんとする複数枚のパネルに一定大の取付孔を設け、
    該各取付孔に上記各種手術用設備機器を装入して着脱自
    在に取付けてなることを特徴とする手術室における各種
    設備機器の取付装置。
JP5919877U 1977-05-09 1977-05-09 手術室における各種設備機器の取付装置 Expired JPS5822726Y2 (ja)

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JPS53153393U JPS53153393U (ja) 1978-12-02
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