JPS5821939Y2 - カイテンタイノトリツケソウチ - Google Patents

カイテンタイノトリツケソウチ

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Publication number
JPS5821939Y2
JPS5821939Y2 JP1975174790U JP17479075U JPS5821939Y2 JP S5821939 Y2 JPS5821939 Y2 JP S5821939Y2 JP 1975174790 U JP1975174790 U JP 1975174790U JP 17479075 U JP17479075 U JP 17479075U JP S5821939 Y2 JPS5821939 Y2 JP S5821939Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
wall
shaft
rotating body
annular outer
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975174790U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5285874U (ja
Inventor
新井文直
Original Assignee
アイシンセイキ カブシキガイシヤ
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Filing date
Publication date
Application filed by アイシンセイキ カブシキガイシヤ filed Critical アイシンセイキ カブシキガイシヤ
Priority to JP1975174790U priority Critical patent/JPS5821939Y2/ja
Publication of JPS5285874U publication Critical patent/JPS5285874U/ja
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Publication of JPS5821939Y2 publication Critical patent/JPS5821939Y2/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は回転体をモーター等の回転軸に固定するための回
転体の取付装置に関する。
従来、回転体を回転軸に取付けるには、回転体の中心に
設けた軸孔を回転軸の軸部に軸架し、その外側より回転
軸軸部の先端部外周に刻印したねじにナツト、ボルト等
を螺合し締め付けることにより回転軸軸部内端部に設け
た係止面に回転体を圧迫して固定していた。
このため回転体の着脱にドライバーやスパナなどの工具
を必要とし、又着脱作業に時間がかかるといった欠点が
あった。
更に、ナツト、ボルトがゆるみ回転体が抜は落ちるとい
った欠点があった。
本案は上記欠点を解消するものである。
以下本考案の一実施例を自動車エンジン冷却用合成樹脂
製ファンについて図に従い説明する。
1は外側周縁に図示しない複数の翼片を有する合成樹脂
製ファンボス、2,2は径方向に於いて対向する半円形
断面をなし軸方向に貫通するファンボス1内部に形成さ
れた軸孔、3は軸孔2,2のそれぞれの底面にて形成さ
れる内壁、4,4はファンボス1の前端面より軸方向に
形成され軸孔2.2とそれぞれ連続するすり割り、5,
5は軸孔2,2前端部に於いてそれぞれその内壁より軸
心側に突出したストッパー突起である。
6はウォータポンプ駆動用回転軸、7はファンボス1の
内壁3に嵌合する回転軸6先端部に於いて先端面より軸
方向に形成されて半径方向に貫通する係合溝、8,8は
係合溝7により2分割された回転軸6先端部外周にそれ
ぞれ形成された円周溝9,9は回転軸6先端外側部より
周溝8外周にかけて形成したテーパ面である。
上記のように構成されているから、回転軸6にファンボ
ス1を取り付ける時は、回転軸6にファンボス1の後端
面側から内壁3を回転軸6の係合溝7に合わせ嵌挿し、
更にファスボス1を押し込むことにより回転軸6の先端
部外周のテーパ面9がファンボス1のストッパー突起5
に当接し、ファンボス1の先端部がすり割り4により半
径方向外方に押し拡げられストッパー突起5はテーパ面
9を乗り越えファンボス1先端部の弾発的復元性により
回転軸6の周溝8内に嵌入しファンボス1の軸方向の移
動を確実に阻止し、ファンボス1が内壁3により回転軸
6と一体回転するように取り付けるものである。
又、ファンボス1を回転軸6から取りはずす時にはすり
割り4を拡げてストッパー突起5を周溝8からはずして
ファンボス1を手前側(第1図に於いて左方)に引き出
せばはずれるものである。
本考案によれば、従来のようにドライバー、スパナ等の
工具を使用せず容易に着脱でき作業能率が向上し、工賃
の低減が可能となるだけでなく回転体と回転軸との間の
結合が回転方向及び軸方向ともに機械的に行なわれるた
め回転体が回転時に軸から抜は落ち様とすれば突起部あ
るいは内壁部を剪断しなければならず回転方向及び軸方
向とも確実に固定出来るものであり、又、すり割り4に
工具を挿入しファンボス1をその弾性に抗しておし拡げ
れば、ストッパー突起5が、回転軸6の円周溝8より簡
単にはずれ、ファンボス1を回転軸6から堆りはずし可
能となるものである。
これに対し、従来品の回転軸と回転体との結合において
は、その回転方向は、軸のすり割りと回転体の隔壁ある
いは、軸に設けた平面部とこれにあわせた回転体の平面
部との結合等により回転体が軸に対しては空転はしない
ようになっているが、回転軸と回転体との軸方向の抜は
止めは、夫々回転軸の外周面と回転体の内周面との間の
単なる摩擦接触による(例えば、実公昭29−5548
号。
実公昭41−7729号)ものあるいは、隔壁にテーパ
ーを付け、軸に回転体を嵌合するために挿入した時軸の
すり割り部を外方に押し拡げ、軸の外周を回転軸の内周
に押圧するようにし軸と回転体との間の摩擦力を増加す
るようにしたもの(例えば、実開昭50−104954
号)又は、回転体のボス部をすり割りを持った内筒と外
筒とに分は両筒の間にスプリングやゴム等を設けその弾
性で、回転体を軸に押圧させ摩擦力を増加させるように
したもの(例えば実開昭48−52854号)等が用い
られているが、これ等の摩擦力でのみ回転体を回転軸に
固定しようとするものは振動の加わる部分例えば、車輛
のエンジンに取付けられるファンとファンの駆動軸の部
分に使用すれば、振動で抜は落ちる危険もあり使用出来
ないが、本願によれば、この様な振動の加わる部分にも
使用出来実用上優れたものである。
同、上述した実施例に於いては、自動車エンジン冷却用
合成樹脂製ファンとウォータポンプ駆動用回転軸との結
合について述べたが、合成樹脂製ファンに限らず金属製
ファンに応用することも可能であり、又他の例えば扇風
機、推進機等の技術分野の結合に応用する事も可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例の一部切欠き縦断面図、
第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は同合戊樹脂
製ファンボスの一部切欠き縦断面図、第4図は同回転軸
の一部切欠き側面図である。 1・・・・・・合成樹脂製ファンボス、2・・・・・・
軸孔、3・・・・・・内壁、4・・・・・・すり割り、
5・・・・・・ストッパー突起、6・・・・・・回転軸
、7・・・・・・係合溝、8・・・・・・周溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端面より軸方向に形成されて半径方向に貫通する係合
    溝と先端部周壁に設けられた円周溝とを有する回転軸及
    び、軸方向に突出し前記回転軸に嵌合する環状外壁を有
    するボス部と該ボス部内に前記環状外壁と一体的に設け
    られ前記回転軸の係合溝内に嵌入する内壁と前記ボス部
    先端の前記環状外壁の内周側に設けられ前記回転軸の円
    周溝に嵌入する半径方向突起と前記環状外壁にその軸方
    向に入れたすり割りとを有する回転体を有し、該回転体
    のボス部に前記回転軸を嵌合する時に前記すり割りが前
    記環状外壁に半径方向の弾力性を与える回転軸への回転
    体の取付装置。
JP1975174790U 1975-12-23 1975-12-23 カイテンタイノトリツケソウチ Expired JPS5821939Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975174790U JPS5821939Y2 (ja) 1975-12-23 1975-12-23 カイテンタイノトリツケソウチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975174790U JPS5821939Y2 (ja) 1975-12-23 1975-12-23 カイテンタイノトリツケソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5285874U JPS5285874U (ja) 1977-06-27
JPS5821939Y2 true JPS5821939Y2 (ja) 1983-05-10

Family

ID=28653154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975174790U Expired JPS5821939Y2 (ja) 1975-12-23 1975-12-23 カイテンタイノトリツケソウチ

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JP (1) JPS5821939Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS412932Y1 (ja) * 1964-01-20 1966-02-21
JPS524980B2 (ja) * 1972-03-30 1977-02-08

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5256456Y2 (ja) * 1971-10-19 1977-12-20
JPS50104954U (ja) * 1974-01-31 1975-08-29
JPS5349977Y2 (ja) * 1975-06-24 1978-11-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS412932Y1 (ja) * 1964-01-20 1966-02-21
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5285874U (ja) 1977-06-27

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