JPS5821821B2 - ハンドウタイソウチノデンキヨクケイセイホウホウ - Google Patents

ハンドウタイソウチノデンキヨクケイセイホウホウ

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Publication number
JPS5821821B2
JPS5821821B2 JP14851275A JP14851275A JPS5821821B2 JP S5821821 B2 JPS5821821 B2 JP S5821821B2 JP 14851275 A JP14851275 A JP 14851275A JP 14851275 A JP14851275 A JP 14851275A JP S5821821 B2 JPS5821821 B2 JP S5821821B2
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JP
Japan
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film
aluminum
electrode
semiconductor substrate
silicon
Prior art date
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Expired
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JP14851275A
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English (en)
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JPS5272570A (en
Inventor
小野敏彦
田中和夫
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5272570A publication Critical patent/JPS5272570A/ja
Publication of JPS5821821B2 publication Critical patent/JPS5821821B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体装置の製造方法、とくに半導体装置の
電極形成方法に関するものである。
半導体基板に形成した半導体装置と外部回路との電気的
な接続をはだすため、半導体装置上に金属を接続しなけ
ればならない。
そしてこの金属は(1)電気抵抗が低いこと、(2)半
導体基板と抵抗の低いオーム性接触を作ること、(3)
半導体基板上に被着した絶縁膜との付着性がよいこと、
(4)薄膜となり、フォトエツチングが可能であること
、などの条件を備えていなければならない。
現在これらの条件を満足している金属はアルミニウムA
lしかないため、半導体基板上の配線金属にはもっばら
アルミニウムAlが用いられる。
半導体基板、たとえばシリコンSi半導体基板上にアル
ミニウムA7を蒸着した後、これらの間に低抵抗のオー
ム性接触を形成する場合、これらを加熱してアルミニウ
ムAlとシリコンを反応さ)せ、境界領域にこれらの共
晶領域を形成するが、アルミニウムAJI?のシリコン
Si半導体基板への溶は込みが早いため、短時間で奥深
く侵入する。
このためその下に形成した1 50 oms度のシャロ
ウなジャンクションではアルミニウムAlの侵i人でシ
ョートを起し、ジャンクションを破壊してしまう。
上記の如きアルミニウムAlの侵入は、第1図に示すよ
うに、シリコンSi半導体基板1に形成した不純物拡散
領域2上にアルミニウムAl膜3フを蒸着してアルミニ
ウム薄膜3と不純物拡散領域2間にオーム性接触を形成
する場合、共晶領域4は、二酸化シリコン膜5にあけた
電極窓の周辺6下でとくに下方に侵入し、この部分でジ
ャンクションを破壊することがわかった。
i 本発明は、上述の如き従来の欠点を改善した新規な
発明で、その目的は半導体装置上にオーム性接触を有す
る金属電極を形成する場合、金属と半導体との共晶領域
の拡がりを浅くかつ均一の深さにすることを目的として
いる。
フ その目的を達成せしめるため、本発明の半導体装置
の電極形成方法は、半導体基板上に形成した半導体装置
にオーム性接触を有する金属電極を形成する方法におい
て、半導体基板表面を覆う二酸化シリコン膜にあけた電
極窓周辺に二酸化シリコ5ンとは異質の絶縁膜の庇を形
成した後、アルミニウム薄膜・高融点金属の隔離層、ア
ルミニウム膜を順次積層し、シンタリングを行なって半
導体基板上にオーム性を有する電極を形成することを特
徴とするもので、以下実施例について詳細に説明する。
第2図に示すように、P型のシリコンSi半導体基板1
0上に積層したN型のエピタキシャル層11に形成した
P領域のベース層12とN+領領域エミツタ層13に電
極を形成する場合を例にして説明する。
まず、上記の如くベース層12とエミツタ層13を形成
したエピタキシャル層11上に、二酸化シリコンS i
o 2膜14と窒素シリコンSi3N4膜15を被着す
る。
次に第3図に示す如く、エミッタ電極形成部分とベース
電極形成部分に窓16と17をあけ、さらに窒化シリコ
ンSi3N、膜15をマスクとして第4図の如くその下
の二酸化シリコンSiO2膜14をエツチングして電極
窓18.19を形成する。
このエツチング工程において、二酸化シリコン5i02
膜14はサイドエッチし電極窓18.19は窒化シリコ
ンSi3N4膜15下に喰い込んで広がり、電極窓18
.19の周辺に窒化シリコン5iaN+膜15の庇20
が形成されるようにする。
この状態で第5図に示すように全面に約300印乃至5
00CCIのアルミニウム薄膜21を蒸着する。
この蒸着において、アルミニウムl’、l 薄膜21は
窒化シリコンSi3N4膜15の庇20のためにその下
部の半導体上すなわち電極窓18.19の周辺には付着
しない。
次に第6図の如く全面にタングステンW1チタンTi1
タンタルTaなど、アルミニウムと反応を起しにくい高
融点金属からなる隔離層22を約100帆に〜2000
[A)程度蒸着し、さらにその上に1〔μm)程度の厚
さにアルミニウムAl膜23を蒸着により積層する。
このように、シリコン半導体基板上にアルミニウム薄膜
21、隔離層22、アルミニウム膜23を積層した後、
このシリコン半導体基板を約55 o[:c)にて約5
分間加熱してシンクリングを行なう。
このシンクリングによりアルミニウム薄膜21とその下
のシリコンとが反応を起して共晶領域を形成し、これら
の間でオーム性接触を形成する。
ところが、電極窓18.19の周辺にはアルミニウム薄
膜21が付着しておらず、更に絶縁膜20上のアルミニ
ウム21とは分離されているので、この部分ではアルミ
ニウムの過剰供給は行われず合金化は浅く且つ均一に行
われる。
またアルミニウム薄膜21が付着していない部分上の隔
離層22とシリコンとは共晶反応が起りにくい。
そのうえ、隔離層22とその上のアルミニウム膜23と
は反応しにくいので、該膜23を形成しているアルミニ
ウムが隔離層22を通過してシリコン半導体基板に侵入
することもない。
したがって、シリコン半導体とアルミニウムとの境界部
分には薄い均一な厚さを有する共晶領域が形成されると
ともに、電極窓周辺には何ら深い共晶領域が生じない。
なお、半導体基板上に蒸着するアルミニウム薄膜21を
30帆Xより薄くすると、シンクリングの際共晶化が起
りにくくなって良好なオーム性接触を得ることができな
い。
また、500cO以上の厚さにした場合には、アルミニ
ウムのシリコン半導体への侵入がはげしく、その結果深
い共晶領域を形成するため、あまりメリットがない。
隔離層上に積層したアルミニウム膜は、上記実施例の如
く1〔μm)の厚さに蒸着することはなく、配線の電流
容量などによりこれよりも厚くあるいは薄く形成しても
差支えない。
またシリコン窒化膜15はアルミナ膜等のシリコン酸化
膜とはエツチング特性が異なる絶縁膜とすることは容易
に変更できる。
以上説明した如く、本発明によれば、半導体装置の電極
形成部分に薄くて均一な厚さの共晶領域1を形成するこ
とができるので、シャロウなジャンクションを持った半
導体装置に電極を形成する場合、このジャンクションを
破壊するようなことが全くなくなり、この種の半導体装
置の製造歩留りを向上させることができた。
・図面の簡単な説明 第1図は従来の半導体装置の電極部分の断面図、第2図
乃至第6図は本発明の一実施例の製造工程断面図である
図において、10はシリコン半導体基板、11はエピタ
キシャル層、14は二酸化;シリコン膜、15は窒化シ
リコン膜、18及び19は電極窓、20は庇、21はア
ルミニウム薄膜、22は隔離層、23はアルミニウム膜
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板上に形成した半導体装置にオーム性接触
    を有する金属電極を形成する方法において、半導体基板
    表面を覆う二酸化シリコン膜にあけた電極窓周辺に二酸
    化シリコンとは異質の絶縁膜の庇を形成した後、アルミ
    ニウム薄膜を前記電極窓周辺の前記庇の下部の部分を除
    いて被着し、次に高融点金属の隔離層を前記電極窓周辺
    の前記庇の下部の部分を含めて被着し、その上に更にア
    ルミニウム膜を被着し、次にシンタリングを行なって半
    導体基板上にオーム性を有する電極を形成することを特
    徴とする半導体装置の電極形成方法。
JP14851275A 1975-12-15 1975-12-15 ハンドウタイソウチノデンキヨクケイセイホウホウ Expired JPS5821821B2 (ja)

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JPS5272570A JPS5272570A (en) 1977-06-17
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JPS5950107B2 (ja) * 1977-06-20 1984-12-06 三菱電機株式会社 半導体装置
JPS55134932A (en) * 1979-04-10 1980-10-21 Toshiba Corp Preparation of semiconductor device
JPS59100565A (ja) * 1982-11-30 1984-06-09 Fujitsu Ltd 半導体装置
JPS6012770A (ja) * 1983-07-01 1985-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄膜電界効果トランジスタ
JP2007005368A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法

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