JPS5821614Y2 - 丸鋸切断機 - Google Patents

丸鋸切断機

Info

Publication number
JPS5821614Y2
JPS5821614Y2 JP1977041289U JP4128977U JPS5821614Y2 JP S5821614 Y2 JPS5821614 Y2 JP S5821614Y2 JP 1977041289 U JP1977041289 U JP 1977041289U JP 4128977 U JP4128977 U JP 4128977U JP S5821614 Y2 JPS5821614 Y2 JP S5821614Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dovetail groove
guide
saw blade
shaft
work table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977041289U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53135688U (ja
Inventor
増田弘彦
Original Assignee
増田精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 増田精機株式会社 filed Critical 増田精機株式会社
Priority to JP1977041289U priority Critical patent/JPS5821614Y2/ja
Publication of JPS53135688U publication Critical patent/JPS53135688U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5821614Y2 publication Critical patent/JPS5821614Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、作業テーブルに対し鋸刃をその回転方向に手
動で水平移動させることで非鉄金属等被切断材を切断す
る丸鋸切断機に関する。
従来におけるこの種の丸鋸切断機は、モータ軸に鋸刃を
直結した型式のものであるためにモータの稼動に伴う膨
大な熱量がモータ軸を介して鋸刃に伝わり、鋸刃温度が
急速に上昇して熱歪を起すと共に、切断時の衝撃圧によ
って更にこの熱歪が助長され、切断精度を極めて悪いも
のにしていた。
またこの直結型ではその鋸刃による切断可能深さがモー
タケーシングから鋸刃の刃先までの距離に限定されるた
め、モータケーシングの外径が犬になればなるほど切断
可能深さが制限されることになる。
更にアルミニウム等非鉄金属を切断する場合には一般に
2400rPm以上の回転数を鋸刃に付与しなければな
らないが、このような高速回転をモータにより直接に与
えようとするとモータ音が飛躍的に増大し、騒音公害等
作業環境の悪化の原因になっていた。
このように難点が多々あるにもかかわらず上記従来装置
がモータと鋸刃とを直結していたのは、主として鋸刃送
り方向への安定作動のためである。
本考案は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的と
するところは、被切断材に対する鋸刃切断角度を任意に
変更調整できる切断角度選定機構を付与する点にある。
即ち鋸刃の往復軌跡は固定的なものであるから被切断材
を異なる角度で切断するには、上記往復軌跡に対し被切
断材を傾斜させねばならない。
本考案はこの被切断材の切断角度変更がテーブル面と水
平方向で容易におこなえると共に被切断材を支える角度
選定機構に装置したガイド枠と移動鋸刃面の空隙を他の
切断機にないごくわずかな空隙で切断出来るため正確で
美麗な切断面を得ようとするものである。
以下、本考案の好適実施例を図面に基づき説明すると、
第1図および第2図は丸鋸切断機1の全体形状を示し、
脚2を介し床面3上にボックス状機台4が装置され、且
つこの機台4上面が作業テーブル5とされている。
機台4内の作業テーブル5裏面に近接する位置には、左
右一対のガイド軸6.6が同一水平レベルで平行に位置
する如く横架設され、此等ガイド軸6,6にわたり該軸
方向に比較的長尺な滑動基台7(その具体構成は後記す
る)が此等ガイド軸6,6長さ方向に滑動自在に跨設さ
れると共に、滑動基台7の下面に両ガイド軸6,6間を
通る連結部材8を介してモータ9が該基台7に極めて近
接する状態で吊設される。
また滑動基台7の上面には第4図の如く中空軸ケース1
0がガイド軸6に対し上から見て直交させて水平方向に
固装され、この軸ケース10内に軸受11’ 、 11
を介し回転自由とされている回転軸12が貫通保持され
、この回転軸12の貫通一端側と、該回転軸12に対し
平行であるモータ軸13とが大径プーリ14、小径プー
リ15およびそれらの間に張設されたエンドレスベルト
16から成る無端増速機構17を介し結合され、これに
よってモータ9の回転力が増速的に回転軸12に入力さ
れるように成されている。
回転軸12の貫通他端には該軸12と一体回転する鋸刃
18が一対の挟持金具19,19に挟圧され且つナツト
20止めが施こされることで止着されるが、この鋸刃1
8は、作業テーブル5に貫設した開口であって且つガイ
ド軸6長さ方向に至るスリット状開口部21に臨むと共
に、これを通り作業テーブル5上に所要量突出装置され
、後述する操作ハンドル22で押し引き操作する時に鋸
刃18が同期的にスリット状開口部21内を移動する。
尚、鋸刃18は滑動基台7がガイド軸6に沿って移動す
ることで案内されるが、この鋸刃18の第3図矢印に示
す切断方向の移動を往動、その逆方向の移動を復動とし
、以後これに基づいて説明する。
次にガイド軸6に対する滑動基台7の滑動構成を詳述す
ると、滑動基台7は第3図および第4図形状から明らか
なように橋板23と、この橋板23の下面前後四隅に一
体固設した脚座24・・・とを含み、この脚座24・・
・に貫通孔25・・・が開設され、この貫通孔25・・
・内に左右ガイド軸6,6が脚座24とガイド軸6との
間にシール付きボールスライドベアリング(図外)を介
在させた状態で貫通滑合される。
このボールスライドベアリングは脚座24の貫通孔25
内に無数の小球群を環状に連続して配列させて成るもの
で、滑動基台7の滑動に伴い此等小球群が転動し、ガイ
ド軸6に対する滑動基台7の移動を円滑軽快にしている
更に、上記作業テーブル5上には人身事故誘発防止のた
めに丸鋸18をその移動軌跡範囲にわたり囲繞するカバ
ー装置26が設けられる。
このカバー装置26は鋸刃18が後端側(非切断位置)
にある時に、この鋸刃18を密閉囲繞(往動方向側面は
当然のことであるが鋸刃18移動のために開口されてい
る)する金属製固定用カバ一体27と、往端側において
この固定用カバ一体27に対し上部蝶番28を介し開閉
自在に連結された金属製開閉用カバ一体29とから成り
、この開閉用カバ一体29は被切断材挿入のために両側
部が開口30されると共に、上面が開口され且つこの開
口部に透明ガラス(もしくは透明プラスチック)31が
嵌着されている。
32は開閉用カバ一体29の前面枠部29aに外装され
た開閉用取手である。
また、鋸刃18の手動操作のために、第2図および第3
図の如く滑動基台7の後端側で且つ鋸刃18に近接する
側面に有底筒状支柱33が取付は具34を介し一体固定
され、この支柱にL字状連杆35の一端が内嵌され、更
にこの連杆35が鋸刃18を越え且つ固定用カバ一体2
7内を通り往端側に延出される。
そしてこの連杆35の他端に上向きコ字状取付は金具3
6が固着されると共に、固定用カバ一体27を挟み画材
側に突出するこの取付は金具36開放遊端間に前述の操
作ハンドル22が横架設されている。
従ってモータ9を起動した状態で操作ハンドル22を把
持しこれを手前に引けば、滑動基台7および鋸刃18が
往動し、後記する切断角度選定機構に位置決めされてい
る被切断材を切断し、逆に押せば滑動基台7および鋸刃
18が復動することになるが、この場合開閉用カバ一体
29の上面部に透明ガラスまたは透明プラスチック31
が嵌着されているために、作業者は透明ガラスまたは透
明プラスチック31を通し鋸刃18の切断作用を目視す
ることができ、故に作業者は被切断材に対する鋸刃18
の働きを見つつ操作ハンドル22を操作したり、また鋸
刃18に対し正確な被切断箇所がくるように被切断材に
送りをかけることで、所定寸法通りに良好に切断してゆ
くことが可能である。
しかも、切断に伴い飛散する切断屑は開閉用カバ一体2
9に遮蔽されるから、作業者は安全である。
37は作業テーブル5上面で且つ鋸刃18による切断作
業部近傍に装置された切断角度選定機構であり、作業テ
ーブル5上面に刻設された蟻溝を利用し位置変更的に装
置されている。
即ち作業テーブル5には第2図で明らかなように開閉用
カバ一体29の開口部30を上記スリット状開口部21
を横切って通り且つ鋸刃移動方向に対し直角に存すると
ころの上記機構37案内用の横方向蟻溝38とこの蟻溝
38に直交され且つ開閉用カバ体29を挟む両側位置に
おいて鋸刃移動方向に平行に存するところの上記機構3
7案内用の縦方向蟻溝39.39が刻設される。
この蟻溝38゜39に対し位置変更的に装置される切断
角度選定機構37を第5図乃至第8図の図面で説明する
と、上記蟻溝3B、39に適嵌合する縦断面台形状摺動
体40を有し、との摺動体40の上面に竪方向枢支ピン
41を介し旋回自在である旋回台42が装置される。
この旋回台42には上記枢支ピン41側に起立壁43が
垂設され、この起立壁43の前面部に水平方向の縦断面
台形状突条44か条設され、この突条44に適嵌合する
ところの案内蟻溝45を有した被切断材位置決め用ガイ
ド枠46が装置される。
またこのガイド枠46を上記起立壁43に固定するため
に、第6図および第8図の如く起立壁43側両端部に上
記突条44を一部切欠する状態でボルト挿通用孔47が
横貫設され、このボルト挿通用孔47に頭部48bがガ
イド枠側蟻溝45に内嵌される状態で固定用ボルト48
が貫通され、これにナツト49止めが施こされる。
上記突条44の切欠き部44aに装着されて突条44と
ともに案内蟻溝45に挿入された上記頭部48bは蟻溝
45側テーパ内壁45aに密接するテーパ面48aとさ
れており、ためにナツト49を緊締し第8図右方への引
張り力をボルト48に付与すれば、テーパ面48aが蟻
溝テーパ内壁45aに密接する楔作用でガイド枠46が
旋回台42に固定されるに至る。
更に上記摺動板40の枢支ピン41側とは異なる側に整
孔50が貫設されると共に、旋回台42側に上記枢支ピ
ン41を中心する一曲率円周上に15°、30°、30
°。
15°の角度位相をおいて切断角度選定機構孔51a〜
51eが貫設され、旋回台42を枢支ピン41を中心と
して回転させ任意の整孔、例えば51aと摺動体側整孔
50とにわたりロックピン52を落しこむ時にガイド枠
46の傾斜角度、つまりは被切断材Aの切断角度が選定
されるように成されている。
更に旋回台42には上記整孔51aから整孔51eに対
応するほぼ90度角度範囲にわたり上記枢支ピン41を
中心とする円弧状長溝53が竪貫設され、摺動部材40
に溶接材は状態で植設されたストッパー用ボルト54が
上記長溝53を通り上方へ突出され、この突出遊端に緊
締具55が螺着される。
これは旋回台42および摺動体40を蟻溝38もしくは
39の適所位置に固定するためのもので、緊締具55を
ストッパー用ボルト54に締めつけてゆくことで、その
反力でストッパー用ボルト54および摺動体40を旋回
台42側に引き寄せ、且つ摺動体40を蟻溝3B 、3
9のテーパ内壁56に圧力的に密接させることで固定を
行なう。
これは起立壁43に対するガイド枠46の固定を成す場
合と同一原理である。
かく構成されているから、摺動体40を蟻溝39に嵌入
させ且つ任意にスライドさせた適所位置で、ガイド枠4
6が鋸刃18の移動方向に対し直角に位置する如く、つ
まり整孔51cと50とが上下に重なり、此等にわたり
ロックピン52を落しこんだ状態で、緊締具55を締め
つけ切断角度選定機構37を作業テーブル5に対し固定
する。
またガイド枠46を起立壁43に対しスライドさせて、
このガイド枠46の第7図に示す右端46aが鋸刃18
移動軌跡に近接位置する状態で該ガイド枠46を起立壁
43に固定する。
これで切断準備が完了されることになるから、被切断材
Aをガイド枠46に当てつけて位置決めしたのち開閉用
カバ一体29内に開口部30を通し搬入し、更にモータ
9を起動した状態で操作ハンドル22を手動操作して鋸
刃18を往動させ、この被切断材Aに対する切断動作を
施こす。
この場合の被切断材Aに対する切断角度は前記説明から
明らかなように被切断材Aの長さ方向に対し直角なもの
となる。
また被切断材Aに45°の切断を施こしたい場合には緊
締具55を緩め且つロックピン52を抜いて旋回台42
を旋回させる。
モして整孔51aと50と重合する位置でロックピン5
2を落しこみ、且つ緊締具55を再び締めつけて該機構
37を作業テーブル5に固定する。
この時、上記旋回台42の旋回に伴いガイド枠46は第
7図仮想線に示す如<45°方向に位置することになる
ためにガイド枠右端46aが鋸刃移動軌跡に対し大きく
後退位置することになる。
このような状態で切断を施こそうとすれば、鋸刃18と
ガイド枠右端46aとの間に大きな空隙が存する状態で
切断が成されるので、被切断材Aに対する鋸刃18の噛
みこみ力(衝撃力)でこの被切断材Aが撓み、正確な切
断角度および切断面が得られなくなる。
そのため本実施例ではガイド枠46の起立壁43に対す
る固定力を解除しガイド枠46をスライドさせ、そのガ
イド枠右端46aが鋸刃移動軌跡に近接位置する如く操
作したのち再固定を行ない、この状態で被切断材Aに対
する45°切断を実施する。
第1図および第2図では切断角度選定機構37を開閉用
カバ一体29の左側において蟻溝39を使用して装置し
ているが、横方向蟻溝38はスリット状開口部21を横
切るようにして設けられているため、切断角度選定機構
37を作業テーブル5かられざわざ取り外すことなく蟻
溝38に沿って移動させてこれを右側において装置する
ことも可能であると共に、該機構37を摺動体40が蟻
溝38に適嵌合する状態で装置することも可能である。
本考案によれば、機枠の水平軸に貫通架設した滑動基台
を軸方向に若干長尺に形成して軸方向のがたつきを防い
だこと、滑動基台にガイド軸を挟んでその下方にモータ
を一体吊設して重心を低くし安定よくすると共にガイド
軸を挟んでその上面に鋸刃を軸架することによって前記
モータ荷重と相俟って移動基台の移動方向のバランスを
良くしたこと、上記モータおよび鋸刃用回転軸を滑動基
台に近接して取付けたこと、等の相乗作用により鋸刃と
この駆動源たるモータとを直結しなくとも鋸刃の送り方
向の作動を極めて円滑且つ安定よくすることに成功した
ものである。
従って鋸刃をモータと切離して軸架することにより、モ
ータ稼動時において生じるモータ側の熱は一切鋸刃に伝
わらず、熱歪の発生を極力防止して鋸刃の耐久性を向上
させることができる。
また鋸刃の切断可能な深さは鋸刃の刃先から軸受外径を
引いた値となり、且つこの軸受外径はモータケーシング
外径よりも当然に大幅に径小になるため、従来の直結型
のものに比べて切断可能深さが大となり作業範囲を格段
に広くとることができる。
更にモータから鋸刃用回転軸への回転力伝達はプーリと
ベルトより成る無端増速機構を介して行なうものである
から、モータ側の回転力を例えば1700rPm程度の
比較的低速に落としても鋸刃側では非鉄金属の切断に必
要な2400rPm以上の高速回転力を容易に得ること
ができ、ためにモータ稼動時におけるモータ音を小さく
抑えて公害発生および作業環境の悪化を阻止することが
できる。
以上のように本考案によれば、鋸刃の熱歪を極力防止す
るようにしたため切断精度を良好にし、且つ切断可能な
深さを格段に広くとることができるため従来より厚い被
切断材を切断することができ、而もモータの回転数を落
しても無端増速機構により鋸刃の回転数は従来と変らな
いようになつているためモータ音の発生を極力防止でき
、作業現場に合った能率的な丸鋸切断機を提供すること
ができる。
更に本考案による時は作業テーブル上面に蟻溝を配設し
て、この案内溝を利用し切断角度選定機構を装置してい
るから、この機構を蟻溝配設方向に移動させることで、
この機構に含まれている被切断材位置決め用ガイド枠と
鋸刃との相対位置関係を変化させることが可能となり、
ために被切断材の大きさおよび鋸刃による切断深さ増減
等による切断許容幅を拡大できて有用である。
しかも該機構は蟻溝に係着させた摺動体に対し旋回台を
枢支ピンを介し旋回自由な状態で取付け、任意旋回角度
位置で双方を一体固定するための緊締手段を設けている
から、この旋回角度調整でもって上記ガイド枠に位置決
めされている被切断材と鋸刃との相対角度、つまり切断
角度を良好に選定でき、それだけ使用範囲が拡大されて
有益である。
また切断角度を変更すべく旋回台を回転且つ固定した時
、ガイド枠の一端と鋸刃移動軌跡との近接状態が損われ
、両者間に空隙を生じ、そのまま切断動作すると鋸刃の
噛みこみ圧にて被切断材が撓むために正確な切断および
切断面が得られなくなる。
しかし本考案ではガイド枠を旋回台に対しその棒方向に
移動可能に係着しているから、このガイド枠をスライド
させて上記空隙を無くしたのち再び緊締手段で旋回台に
固定すれば上記のような不都合なく正確に切断すること
ができる。
しかもガイド枠は起立壁の垂直な前面部に設けられた突
条を案内蟻溝に挿入して起立壁に取り付けられ、かつ案
内蟻溝のテーパ内壁を固定用ボルトのテーパ面で押圧し
て起立壁に固定されるようになっているので、正確かつ
迅速にこれを起立壁に固定し被切断材をより的確に安定
させることができる。
更にまた、本考案においては作業テーブルの作業部側に
はスリット状開口部を横切るようにして横方向蟻溝が設
けられているので、切断角度選定機構37を横方向蟻溝
に沿って動かし、例えば第9図において実線の状態でそ
の端部aを斜めに切断された被切断材Aの他方の端部す
を、2点鎖線で示すように切断角度選定機構37と被切
断材Aをセットし直して斜めに切断することができる。
したがって、被切断材Aの横断面形状が上下を逆にした
場合安定性が大きく損われる、例えばL状あるいはこれ
に類する形状であっても支障なくこれを切断することが
できる。
その上横方向蟻溝にほぼ直交して縦方向蟻溝が設けられ
ているため、被切断材の様々な切断条件に正しく対応し
てこれを切断することができる。
しかもストッパー用ボルトに螺着された緊締具を操作す
るだけで、摺動体と旋回台を作業テーブルに固定したり
その固定を解いたりすることができるので、操作性がよ
いことも大きな長所である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適実施例を示すもので、第1図は丸鋸
切断機の一部切欠正面図、第2図は同平面図、第3図は
要部の拡大縦断側面図、第4図は滑動基台の拡大縦断正
面図、第5図は切断角度選定機構の斜視構成図、第6図
は同機構の旋回台の斜視図、第7図は同機構の動作説明
図、第8図は第7図A−A線切断矢視拡犬図、第9図は
切断例を示す平面略図である。 1・・・丸鋸切断機、4・・・機台、5・・・作業テー
ブル、6・・・ガイド軸、7・・・滑動基台、9・・・
モータ、12・・・回転軸、13・・・モータ軸、14
,15・・・プーリ、16・・・エンドレスベルト、2
1・・・スリット状開口部、17・・・無端増速機構、
18・・・鋸刃、22・・・操作ハンドル、24・・・
脚座、35・・・連杆、37・・・切断角度選定機構、
3B、39,45・・・蟻溝、40・・・摺動体、41
・・・枢支ピン、42・・・旋回台、43・・・起立壁
、44・・・突条、46・・−ガイド枠、47・・・ボ
ルト挿通用孔、4B、54・・・ボルト、50゜51a
〜51e・・・整孔、52・・・ロックピン、53・・
・長溝、55・・・緊締具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に作業テーブル5を取り付けた機台4内にガイド軸
    6を架設し、このガイド軸6に滑動基台7をガイド軸6
    の軸方向に滑動自在に取り付け、この滑動機台7にモー
    タ9を取り付けるとともに、上記滑動基台7の上面に回
    転軸12を上記ガイド軸6に対し上から見て直交させて
    支承し、この回転軸12に取り付けられたプーリ15と
    上記モータ9のモータ軸13に設けられたプーリ14と
    の間にエンドレスベルト16を張設するとともに、上記
    作業テーブル5には上記ガイド軸6方向にスリット状開
    口部21を設け、また上記回転軸12に鋸刃18を上記
    スリット状開口部21から作業テーブル5上に突出させ
    て止着して成る丸鋸切断機において、上記作業テーブル
    5の作業部側の上面には上記スリット状開口部21を横
    切る横方向蟻溝38とこの横方向蟻溝38と同一形状で
    横方向蟻溝38に交差しかつスリット状開口部21にほ
    ぼ平行な縦方向蟻溝39とを設け、上記蟻溝3B、39
    の少なくともいずれか一方には、それらの蟻溝3B 、
    39に対応した形状の摺動体40を摺動自在に嵌挿し、
    この摺動体40には起立壁43を備えた旋回台42をこ
    の旋回台42に設けられた円弧状長溝53に上記摺動体
    40に植設されたストッパー用ボルト54を挿通させて
    摺動体40に設けられた竪方向枢支ピン41で水平方向
    に旋回自在に取り付け、上記起立壁43には案内蟻溝4
    5を有する被切断材位置決め用ガイド枠46を、上記案
    内蟻溝45に対応した形状を有しかつ起立壁43の垂直
    な前面部に設けられた突条44を上記案内蟻溝45に挿
    入して水平方向に移動自在に取り付ける一方、上記スト
    ッパー用ボルト54には摺動体40を旋回台42に締め
    付けて摺動体40と旋回台42を作業テーブル5に固定
    する緊締具55を螺着し、また上記起立壁43に設けた
    ボルト挿通用孔47には上記案内蟻溝45の一側のテー
    パ内壁45aを押圧するテーパ面48aを頭部48bに
    有する固定用ボルト48を、上記突条44の側部に設け
    られた切欠き部44aに上記頭部48bを装着した状態
    で上記突条44とともに上記案内蟻溝45に挿入して貫
    挿したことを特徴とする丸鋸切断機。
JP1977041289U 1977-03-31 1977-03-31 丸鋸切断機 Expired JPS5821614Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977041289U JPS5821614Y2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31 丸鋸切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977041289U JPS5821614Y2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31 丸鋸切断機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53135688U JPS53135688U (ja) 1978-10-26
JPS5821614Y2 true JPS5821614Y2 (ja) 1983-05-09

Family

ID=28911598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977041289U Expired JPS5821614Y2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31 丸鋸切断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5821614Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110744119B (zh) * 2019-11-18 2020-07-03 柳州巨东激光科技股份有限公司 一种金属薄板的切割装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2895515A (en) * 1957-11-07 1959-07-21 Ende Don Miter jig attachment for table saws
US2954062A (en) * 1959-04-09 1960-09-27 Leitchmer Edward Adjustable gauges for a saw table
JPS4528546Y1 (ja) * 1966-06-10 1970-11-04
JPS5142542A (ja) * 1974-08-12 1976-04-10 Xerox Corp

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925091U (ja) * 1972-06-03 1974-03-04
JPS51151297U (ja) * 1975-05-29 1976-12-03

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2895515A (en) * 1957-11-07 1959-07-21 Ende Don Miter jig attachment for table saws
US2954062A (en) * 1959-04-09 1960-09-27 Leitchmer Edward Adjustable gauges for a saw table
JPS4528546Y1 (ja) * 1966-06-10 1970-11-04
JPS5142542A (ja) * 1974-08-12 1976-04-10 Xerox Corp

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53135688U (ja) 1978-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0518082Y2 (ja)
US4537105A (en) Circular cross-cut and miter saw box
CA1193945A (en) Self-adjusting fence for motorized saw unit
JP2903347B2 (ja) 携帯用丸鋸
US5483858A (en) Sawing machine having angle-adjustable clamping mechanism and safety alignment mechanism
US4628605A (en) Orbital bayonet saw
US20060042444A1 (en) Miter saw having two laser oscillators
JP4186663B2 (ja) 卓上丸鋸
JPH0839508A (ja) 複合型マイターソー用の調整可能な被加工物支持装置
CA1328597C (en) Adjustable support for cutting apparatus
US4245533A (en) Motorized circular miter chop saw
US20090139382A1 (en) Portable miter saw
JPS5821614Y2 (ja) 丸鋸切断機
JPS591532B2 (ja) 鋸盤の円形鋸歯ブレ−ドの防護ガ−ド
US2627881A (en) Band saw and guide therefor
JPH0645290Y2 (ja) 丸鋸切断装置
JP3430751B2 (ja) 横形帯のこ盤の帯のこ角度調整機構
JPS5828802Y2 (ja) 長尺材加工機
JPH088801Y2 (ja) 電気丸のこの切込み量調整機構
JPH10272U (ja) 左右傾斜式卓上切断機
JP4225116B2 (ja) 切断機
JPH0448888Y2 (ja)
KR101924762B1 (ko) 플랜트 배관용 파이프 절단장치
JPS6126001Y2 (ja)
JPH0625284Y2 (ja) 卓上切断機の墨線合わせ装置