JPH0625284Y2 - 卓上切断機の墨線合わせ装置 - Google Patents

卓上切断機の墨線合わせ装置

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JPH0625284Y2
JPH0625284Y2 JP14694387U JP14694387U JPH0625284Y2 JP H0625284 Y2 JPH0625284 Y2 JP H0625284Y2 JP 14694387 U JP14694387 U JP 14694387U JP 14694387 U JP14694387 U JP 14694387U JP H0625284 Y2 JPH0625284 Y2 JP H0625284Y2
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JP
Japan
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guard
cut
saw blade
cutting
black line
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JP14694387U
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JPH0280401U (ja
Inventor
正之 佐藤
繁春 牛渡
建二 酒井
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、卓上切断機における墨線合わせ装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来技術を第7図〜第8図を用いて説明する。
通常、被切断材2の上面には切断位置を示す墨線が記さ
れている。ガード20の先端のほぼ中央部には、のこ刃
13で切込みを与えることにより、のこ刃13の切断経
路で、かつのこ刃13の切断幅と一致した切込み口20
aが形成される。この切込み口20aと被切断材2に記
した墨線を一致させ、被切断材2の切断位置を合わせ、
切断作業を行なう。
従来の卓上切断機の墨線合わせ用のガード20は、第8
図に示すように、プラスチック等で形成された単一の部
品であった。(ガード20にはのこ刃13により墨線合
わせ用の切込み口20aが切断形成されるため、ガード
20の材質は、のこ刃13の破損防止を考え、プラスチ
ックが使用されている。) 〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、硬い木材等を衝撃的に切断すると、のこ刃1
3が変形し、第8図の1点鎖線のようにガード20の先
端を切断してしまう。したがって、ガード20の切り口
が広くなってしまい、次に、切断作業をする場合に、被
切断材2の墨線とガード20の切込み口20aを正確に
合わせることが困難となる。ガード20の切込み部に前
記した不具合が生じただけで、ガード20全体を交換す
る必要があり、高価なものとなっていた。
さらに、プラスチックのガード20そのものが強度的に
十分でなく、のこ刃13によりガード20そのものが変
形するため、切断位置の狂いを大きくしていた。
木材、アルミサッシ等の切断材料の違いで、切断するの
こ刃の幅は異なるため、1個のガードのみでは正確かく
な墨線合わせをすることができなかった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、墨
線とのこ刃の位置を正確に、かつ簡便に合わせられるよ
うにすることである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、ガードをガード本体と先端がのこ刃で切込み
可能な切込み部材とに分割し、該切込み部材をガード本
体から着脱自在に設けることにより達成される。
〔作用〕
まず、フェンスの被切断材支持面と切込み部材の先端が
同じ位置になるよう移動させる。ハンドルを押し下げ、
のこ刃で切込み部材の先端のほぼ中央部に切込みをいれ
ることで、のこ刃の切断経路で、かつのこ刃の切断幅と
一致した切込み口が形成される。墨線を引いた被切断材
をベース上面にのせ、フェンスに被切断材をつき当て、
墨線と切込み部材の切込み口に合わせる。切断を行う場
合、ハンドルで丸のこ部を押し下げ、のこ刃はガードの
溝部、切込み部材の切込み口aを通って被切断材2を切
断する。切込み部材を着脱自在としたため、不具合が生
じても切込み部材のみを交換するだけで良い。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図〜第5図により説明する。
第1図は本考案となる卓上切断機の墨線合わせ装置の一
実施例を示す側面図、第2図は第1図の部分上面図、第
3図はガードの上面図、第4図は離脱したガードの側面
図、第5図は墨線合わせ作業図である。
図において、ベース1上面に被切断材2を支持するフェ
ンス3を固定し、ベース1の中央部に凹部1aを形成し
ている。凹部1aにはターンテーブル4が水平方向へ回
動自在に嵌合している。ターンテーブル4上面中央部に
スリット部5aを有する刃口板5を備えている。刃口板
5はのこ刃の下端がターンテーブル4上面よりも下降す
るとき、被切断材2の仕上面へのけば立ちを防止する役
目を果たしている。ターンテーブル4後部にホルダシャ
フト6を固定し、ホルダシャフト6の軸心はターンテー
ブル4の上面とほぼ一致するように位置している。ホル
ダシャフト6にはホルダ7を軸支している。ホルダ7に
はホルダシャフト6を中心に図示しない円弧上の長穴が
形成され、クランプレバー19を長穴に挿通し、かつタ
ーンテーブル4にねじ嵌合している。クランプレバー1
9を緩めると、ホルダ7はホルダシャフト6を支点とし
て、長穴の範囲内で傾斜自在となり、クランプレバー1
9を締め付けることにより、ホルダ7を任意位置に傾け
た状態で固定される。
ホルダ7の上部には貫通孔7aを穿設し、この貫通孔7
aにスライドシャフト8が前後方向に摺動(スライド)
自在に、かつターンテーブル4上面とほぼ平行に挿通さ
れている。
スライドシャフト8の一端には抜け止め用のサポート2
2を設け、他端部にスライドホルダ9を固定している。
丸のこ支持部材は前記したホルダ7、スライドシャフト
8及びスライドホルダ9で構成されている。なお、丸の
こ部支持部材は前後方向に摺動しない構成でも良い。
スライドホルダ9の上端には、丸のこ部12がシャフト
10を支点に、ベース1上面に対し上下方向に揺動自在
に軸支している。丸のこ部12には被切断材2を切断す
るのこ刃13、のこ刃13を回転駆動するモートル部1
1と、丸のこ部12を押し下げるハンドル14を備えて
いる。なお、通常、丸のこ部12は図示しないスプリン
グにより、上方に押し上げられた状態で保持されてい
る。
ホルダ7の前方の突出部(フェンス3側)には、チョウ
ボルト17を介して、ガード15が固定されている。ガ
ード15は第1図において左右方向に長穴15aを成形
するとともに、先端中央部にのこ刃13が通過する溝部
15bを成形している。ガード15(アルミダイカス
ト)の先端には、はめ込み自在な切込み部材16(プラ
スチック)が装着される。(第4図は、ガード15,切
込み部材16の装着前の図を示す。) 上記構成において、まず、フェンス3の被切断材支持面
3aと切込み部材16の先端が同じ位置になるよう移動
させ、チョウボルト17でガード15(切込み部材16
を含む)を固定する。ハンドル14を押し下げ、のこ刃
13で切込み部材16の先端のほぼ中央部に切込みをい
れることで、のこ刃13の切断経路で、かつのこ刃13
の切断幅と一致した切込み口16aが形成される。
次に、第5図に示すように、上面にフェンス3の被切断
材支持面3aと直角な墨線18を引いた被切断材2をベ
ース1上面にのせ、フェンス3の被切断材支持面3aに
被切断材2の側面をつき当て、墨線18と切込み部材1
6の切込み口16aの端部に合わせる。これで、被切断
材2の墨線合わせ作業は終了し、被切断材2の切込み位
置が決定する。
次に、直角切断を行う場合、ハンドル14で丸のこ部1
2を押し下げ、のこ刃13はガード15の溝部15b、
切込み部材16の切込み口16a及び刃口板5のスリッ
ト部5aを通って被切断材2を切断する。
幅広の被切断材を切断する場合は、ハンドル14で手前
側に引き、丸のこ部12、スライドシャフト8及びサポ
ート22が一体となって、ターンテーブル4上面に対し
水平方向にスライドさせる。次に、ハンドル14で丸の
こ部12を押し下げたまま、後方へスライドさせ切断を
行なう。
被切断材2を傾斜切りする場合、クランプレバー19を
緩めホルダ7を回動傾斜させ、ターンテーブル4上面と
のこ刃13との傾斜角を所定位置に合わせ、クランプレ
バー19を締めてホルダ7を固定する。ガード15、切
込み部材16はホルダ7に追従して傾斜する。その後、
前記した墨線合わせ作業をして切断する。
被切断材2を角度切りする場合、ターンテーブル4を回
動させ、丸のこ部12の角度を任意位置に合わせた後固
定する。ガード15はフェンス3の被切断材支持面3a
と切込み部材16の先端が同じ位置になるように、チョ
ウボルト17を緩め、ガード15を前後に移動させて調
整し、その後、前記した墨線合わせ作業をして切断す
る。
上記のように、切込み部材16を着脱自在としたため、
従来例で述べたような不具合が生じても、切込み部材1
6のみを交換するだけで良く、低価格なガードを提供す
ることができる。
また、のこ刃の幅にあわせ、数個の切込み部材16を用
意し、のこ刃の幅にあわせて、切込み部材16のみを取
り換えれば良い。
また、のこ刃13に接触しないガード15はプラスチッ
ク等でなく、強度を持つアルミダイカスト等で製作でき
るため、ガード15の変形は極めて少なくなる。
実施例では、ガード15と切込み部材16の取り付けは
嵌め込み式について記載したが、第6図のように、皿ね
じ21等でガード15,切込み部材16を固定しても良
い。
皿ねじ21により、ガード15と切込み部材16との固
定はさらに安定したものとなる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ガードの先端に切込み部材を着脱自在
に設けたので、のこ刃により衝撃切断した場合のガード
先端部の切込み口のずれや、のこ刃の幅が異なることに
よる切込み口のずれが生じた場合は、先端部のみを交換
すれば良く、安価でかつ精度の良い墨線合わせ作業が提
供できる。
また、のこ刃に接しないガード本体は、アルミダイカス
ト等に製作できるため、変形量を最少限にすることがで
き、切断位置を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案となる卓上切断機の墨線合わせ装置の一
実施例を示す側面図、第2図は第1図の部分上面図、第
3図はガードの上面図、第4図は離脱したガードの側面
図、第5図は墨線合わせ作業図、第6図は他の実施例を
示すガード先端断面図、第7図は従来技術の卓上切断機
の墨線合わせ装置の側面図、第8図は従来のガードの上
面図である。 図において、7はホルダ、15はガード、15aは長
穴、15bは溝部、16は切込み部材、17はチョウボ
ルトである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに被切断材を支持するフェンスを固
    定し、該ベースにターンテーブルを水平方向へ回動自在
    に嵌合し、該ターンテーブル後部に丸のこ部支持部材を
    前記ベース上面に対して左右方向へ傾斜自在に軸支し、
    該丸のこ部支持部材の上端にのこ刃を有する丸のこ部を
    前記ベース上面に対し上下揺動自在に軸支し、前記丸の
    こ部支持部材の前方の突出部にガードを固定および前後
    方向へ移動自在に設け、前記のこ刃でガード先端を切込
    み可能とした卓上切断機において、前記ガードをガード
    本体と先端部とに分割し、前記先端部はのこ刃で切込み
    可能な切込み部材とし、該切込み部材はガード本体から
    着脱自在に設けたことを特徴とする卓上切断機の墨線合
    わせ装置。
  2. 【請求項2】前記ガード本体は金属で形成されたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の卓上切
    断機の墨線合わせ装置。
JP14694387U 1987-09-25 1987-09-25 卓上切断機の墨線合わせ装置 Expired - Lifetime JPH0625284Y2 (ja)

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JP14694387U JPH0625284Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 卓上切断機の墨線合わせ装置

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JPH0280401U JPH0280401U (ja) 1990-06-21
JPH0625284Y2 true JPH0625284Y2 (ja) 1994-07-06

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JP14694387U Expired - Lifetime JPH0625284Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 卓上切断機の墨線合わせ装置

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JP3193225B2 (ja) * 1994-03-07 2001-07-30 株式会社マキタ 回転テーブル式切断機

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JPH0280401U (ja) 1990-06-21

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