JPH0625283Y2 - 卓上切断機の墨線合わせ装置 - Google Patents

卓上切断機の墨線合わせ装置

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JPH0625283Y2
JPH0625283Y2 JP6544087U JP6544087U JPH0625283Y2 JP H0625283 Y2 JPH0625283 Y2 JP H0625283Y2 JP 6544087 U JP6544087 U JP 6544087U JP 6544087 U JP6544087 U JP 6544087U JP H0625283 Y2 JPH0625283 Y2 JP H0625283Y2
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JP
Japan
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guard
cut
black line
fence
tip
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Application number
JP6544087U
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JPS63172601U (ja
Inventor
正之 佐藤
繁春 牛渡
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、卓上切断機の切断作業時における墨線合わせ
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来技術を第3図を用いて説明する。
通常、被切断材2の上面には切断位置を示す墨線が記さ
れている。ガード18の先端のほぼ中央部には、のこ刃
14で切込みにより切込み口が形成されている。切込み
口はのこ刃14で切込むことにより、のこ刃14の切断
経路で、かつのこ刃14の切断幅と一致する。この切込
み口に墨線を一致させ、被切断材の切断位置を合わせ、
切断作業を行なう。
従来、ホルダ7の前方の突出部にガード18を前後方向
へ移動自在に設け、蝶ボルト20によりガード18を固
定できる。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、ターンテーブル4を回転させ、角度切りを行な
う場合、ターンテーブル4の回転心とガード18の先端
位置が異なるため、ターンテーブル4を回転させると、
ガード18の先端面18aはフェンス3の被切断材支持
面3aとずれが生じる。したがって、その都度、蝶ネジ
20を緩め、ガード18を前後に移動させて、ガード1
8の先端面18aがフェンス3の被切断材支持面3aと
一致するようにあわせ、位置設定後、ガード18を蝶ネ
ジ20で固定する必要があった。
したがって、ガード18の位置調整が非常に面倒で、墨
線合わせ時の作業性を悪くしていた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、墨
線とのこ刃の位置を正確に設定し、特に角度切り時にガ
ードの位置決めを簡便に合わせることのできる卓上切断
機を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、丸のこ部支持部材の前方の突出部にガードを
前後方向へ移動自在に設け、前記ガードは弾性体により
ガードの先端面が前記フェンスの被切断材支持面よりも
突出しているとともに、ガードの先端をのこ刃で切込み
可能にすることにより達成される。
〔作用〕
弾性体でガードの先端面を常にフェンスの被切断材支持
面より突出させ、被切断材をフェンスの被切断材支持面
に支持する際は、被切断材でガードを後方に押し込ん
で、ガードの先端面をフェンスの被切断材支持面まで後
退させるので、角度切りする場合、ターンテーブルを回
動させても、ガードの先端面は被切断材により後方に押
し込まれるため、被切断材支持面とガードの先端面の位
置を容易に一致できる。
〔実施例〕
本考案を第1図及び第2図により説明する。
第1図は本考案となる卓上切断機の墨線合わせ装置の一
実施例を示す側面図、第2図は第1図の部分上面図であ
る。
図において、ベース1上面に被切断材2を支持するフェ
ンス3を固定し、ベース1の中央部に凹部1aを形成し
ている。凹部1aにはターンテーブル4が水平方向へ回
動自在に嵌合している。ターンテーブル4上面中央部に
刃口板5を備えている。のこ刃の下端がターンテーブル
4上面よりも下降するとき、刃口板5により被切断材2
の仕上面へのけば立ちを防止する。
ターンテーブル4後部にホルダシャフト6を固定し、ホ
ルダシャフト6の軸心はターンテーブル4の上面とほぼ
一致するように位置している。ホルダシャフト6にはホ
ルダ7を軸支している。
ホルダ7にはホルダシャフト6を中心に図示しない円弧
上の長穴が形成され、この長穴にクランプレバー21を
挿通し、かつターンテーブル4にネジ嵌合している。ク
ランプレバー21を緩めると、ホルダ7はホルダシャフ
ト6を支点として、長穴の範囲内で傾斜自在となり、ク
ランプレバー21を締め付けることにより、ホルダ7を
任意位置に傾けた状態で固定される。
ホルダ7の上部には貫通孔7aが穿設され、この貫通孔
7aにスライドシャフト8が前後方向へ摺動(スライ
ド)自在に、かつターンテーブル4上面とほぼ平行に挿
通されている。
スライドシャフト8の後端には抜け止め用のサポート2
2を設け、前端部にスライドホルダ9を固定している。
丸のこ支持部材は前記したホルダ7、スライドシャフト
8及びスライドホルダ9で構成されている。なお、丸の
こ部支持部材は前後方向に摺動しない構成でも良い。
スライドホルダ9の上端には、丸のこ部12がシャフト
10を支点に、ベース1上面に対し上下方向に揺動自在
に軸支している。丸のこ部12には、のこ刃軸13を中
心に回転するのこ刃14、のこ刃14を回転駆動するモ
ートル部11と、丸のこ部12を押し下げるハンドル1
5を備えている。なお、通常、丸のこ部12は図示しな
いスプリングにより、上方に押し上げられた状態で保持
されている。
ホルダ7の前方の突出部16には長穴16aを形成し、
ガード18に形成したピン17が長穴16aに遊嵌し、
ガード18はホルダ7にピン17を案内として前後方向
へ移動自在に保持されている。
ホルダ7の突出部16内とガード18の後端との間には
弾性体となるスプリング19が設けられている。スプリ
ング19はフェンス3側に向けて付勢されており、通
常、ターンテーブル4上面に被切断材2が載っていない
状態において、ガード18はスプリング19によって、
先端面18aがフェンス3の被切断材支持面3aよりも
突出するように位置している。ガード18は、被切断材
2とともにガード18の先端にのこ刃14で切込みをい
れる。切込みをいれることでのこ刃14の切断経路で、
かつのこ刃14の切断幅と一致した切込み口18bが形
成される。
上記構成において、被切断材2の上面にフェンス3の被
切断材支持面3aと直角な墨線を引き、被切断材2をベ
ース1上面に載せる。被切断材2の側面をフェンス3の
被切断材支持面3aに突き当て、この時、被切断材支持
面3aから突出したガード18の先端面18aは、被切
断材2で後方へ押し込まれ、フェンス3の被切断材支持
面3aと一致する。次に、墨線をガード18の切込み口
18bに合わせる。これで、被切断材2の墨線合わせ作
業が終了し、被切断材2の切込み位置が決定する。あと
は、ハンドル15で丸のこ部12を押し下げ、この刃1
4で被切断材2を切断する。
被切断材2を角度切りする場合、ターンテーブル4を回
動させても、ガード18の先端面18aは被切断材2で
後方に押し込まれ、フェンス3の被切断材支持面3aと
一致し、前記と同様な方法で墨線合わせ作業ができる。
幅広の被切断材を切断する場合は、墨線合わせ作業後、
ハンドル15で手前側に引き、丸のこ部12、スライド
シャフト8及びサポート22が一体となって、ターンテ
ーブル4上面に対し水平方向にスライドさせる。次に、
ハンドル15で丸のこ部12を押し下げたまま、後方へ
スライドさせ切断を行なう。
被切断材を傾斜切りする場合、クランプレバー21を緩
めホルダ7を傾斜させ、ターンテーブル4上面とのこ刃
14との傾斜角を所定位置に合わせ、クランプレバー2
1を締めてホルダ7を固定する。ガード18はホルダ7
に追従して傾斜する。その後、前記した墨線合わせ作業
をして切断を行なう。
〔考案の効果〕
本考案によれば、弾性体でガードの先端面がフェンスの
支持面より突出した位置に設けることにより、フェンス
の被切断材支持面に支持させた被切断材でガードを後方
へ押し込むだけで、被切断材支持面とガードの先端面の
位置を一致させることができる。したがって、特に、角
度切断時に、ガードの位置調整が容易で、かつ簡便に行
なうことができ、常に、精度の良い墨線合わせ作業がで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案となる卓上切断機の墨線合わせ装置の一
実施例を示す側面図、第2図は第1図の部分上面図、第
3図は従来のガードの側面図である。 図において、2は被切断材、3はフェンス、3aは被切
断材支持面、7はホルダ、14はのこ刃、16は長穴、
17はピン、18はガード、18aは先端面、18bは
切込み口、19はスプリングである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに被切断材を支持するフェンスを固
    定し、該ベースにターンテーブルを水平方向へ回動自在
    に嵌合し、該ターンテーブル後部に丸のこ部支持部材を
    前記ベース上面に対して左右方向へ傾斜自在に軸支し、
    該丸のこ部支持部材の上端にのこ刃を有する丸のこ部を
    前記ベース上面に対し上下揺動自在に軸支し、前記丸の
    こ部支持部材の前方の突出部にガードを前後方向へ移動
    自在に設け、前記ガードの先端をのこ刃で切込み可能に
    した卓上切断機において、前記ガードは弾性体によりガ
    ードの先端面が前記フェンスの被切断材支持面よりも突
    出していることを特徴とする卓上切断機の墨線合わせ装
    置。
JP6544087U 1987-04-30 1987-04-30 卓上切断機の墨線合わせ装置 Expired - Lifetime JPH0625283Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6544087U JPH0625283Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 卓上切断機の墨線合わせ装置

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JP6544087U JPH0625283Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 卓上切断機の墨線合わせ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63172601U JPS63172601U (ja) 1988-11-09
JPH0625283Y2 true JPH0625283Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=30902512

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6544087U Expired - Lifetime JPH0625283Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 卓上切断機の墨線合わせ装置

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JPS63172601U (ja) 1988-11-09

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