JP2577798Y2 - 携帯用電気丸鋸 - Google Patents

携帯用電気丸鋸

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JP2577798Y2
JP2577798Y2 JP1992042382U JP4238292U JP2577798Y2 JP 2577798 Y2 JP2577798 Y2 JP 2577798Y2 JP 1992042382 U JP1992042382 U JP 1992042382U JP 4238292 U JP4238292 U JP 4238292U JP 2577798 Y2 JP2577798 Y2 JP 2577798Y2
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JP
Japan
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base
guide
circular saw
saw blade
guide plate
Prior art date
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JP1992042382U
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English (en)
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JPH0675701U (ja
Inventor
淳一 菊地
琢磨 野中
宏 佐藤
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は携帯用電気丸鋸に関する
ものであって、切断時に案内となるガイド及びベースを
改良したものである。
【0002】
【従来の技術】図6は携帯用電気丸鋸の一例を示すもの
で、該電気丸鋸は、周知の如く、モータ、減速歯車等を
内蔵した丸鋸本体1、該丸鋸本体1によりほぼ上半分が
覆われた鋸刃2、丸鋸本体1の前部にピン7を介して回
動可能に装着されたベース3、切断時に使用され、丸鋸
本体1を被削材8の側面12と平行に案内するガイド4
等から構成される。前記ガイド4は、周知の如く、被削
材8の側面12に押し当てられるガイドプレート14、
一端が該ガイドプレート14にネジ16を介して装着さ
れ、他端がベース3の側面9及び上面に設けられた穴5
を貫通してベース3を横切って延びたガイドバー15に
より構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記ガイドバー15が
通るベース3の穴5は、例えばダイキャスト等によって
ベース3を成形する際に同時に作られるため、成形精度
があまり高くなく、ガイドバー15と穴5との間にある
程度の隙間を設ける必要があった。そのため、図7に示
すようにガイドプレート14及びガイドバー15がベー
ス3の側面9に対し鎖線示のように傾斜してしまい、被
削材8の側面12と端面13とが正確に90度であって
も、ガイドバー15が傾斜しているため鋸刃2を被削材
8の端面13に対し正確に90度で案内できないといっ
た問題があった。また前記ガイドバー15はガイドプレ
ート14にネジ16により装着されているが、ねじ16
の1個だけで支持する構成のため、ガイドプレート14
が図8の鎖線に示すように傾き安定性が悪くなり、丸鋸
本体1が切断時にぶれてしまい、正確に鋸刃2を案内で
きなくなるといった問題があった。上記問題点を解決す
るために図9に示すようにガイドプレート14にガイド
バー15を2個のネジ16により止めることも考えられ
るが、ネジ16が2個になるためコストが高くなり得策
でない。本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、ガイドを用いた電気丸鋸の正確な切断作業を可能
にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ベース成形
時にベース上面に一対の凸部を少なくとも一組成形する
と共に凸部間の距離をガイドバーの幅より小さく成形
し、成形後に該凸部をカッタ等によって切削加工して凸
部間を所定寸法にすること及びガイドプレートにガイド
バーを係合挾持する溝を少なくとも1個設けることによ
り達成される。
【0005】
【作用】上記のように構成されたベースはガイドバーを
僅かな隙間をもって挾持するようになり、ガイドバーが
傾斜することがなくなる。またガイドバーがガイドプレ
ートに安定して支持されるようになるので、ガイドプレ
ートが傾斜することがなくなり、丸鋸本体を被削材の側
面に沿って正確に案内できるようになる。
【0006】
【実施例】以下実施例図面を参照して本考案を説明す
る。ベース3の成形時にベース3上面に一体に形成され
一対の凸部10は、図1、図2に示す如く、ガイドバ
ー15の長手方向に沿って2組設けられている。一対の
凸部10間の距離はガイドバー15の幅より小さくかつ
1個の凸部10の幅は仕上がり寸法より多少大きく成形
されている。すなわち凸部10は削り代を考慮して成形
される。成形後相対向する一対の凸部10間をカッタ1
1等によって切削加工することにより、凸部10間をガ
イドバー15の幅より若干大き目に精度よく加工するこ
とが可能となる。この結果、凸部10はガイドバー15
を若干の隙間をもって支持できるようになるので、ベー
ス側面9とガイドプレート14の案内面6が正確に平行
となる。従って鋸刃2を被削材8の端面13に対し正確
に90度で案内できるようになるので、図3に示すよう
に被削材8を正確に90度で切断できる。
【0007】図4、図5はガイドプレート14とガイド
バー15との関係を示すもので、ガイドプレート14の
外側面にガイドバー15が嵌合するための溝18を設け
たものである。ガイドバー15は溝18に嵌合された後
にネジ16によってガイドプレート14に装着される。
この結果、丸鋸本体1を被削材8の側面12と平行に案
内できるようになり、切断作業が正確に行うことができ
るようになる。
【0008】上記実施例においてはガイドプレート14
の案内面6を被削材8の側面12に当てて丸鋸本体1を
ガイドするが、ガイドプレート14の長さが短く丸鋸本
体1の後方が左右にれて正確な直線切りができなくな
る恐れがある。密な切断が要求される電気丸鋸の場合
にはガイドプレート14を丸鋸本体1の切断方向長さと
同じ程度の長さにする必要がある。この場合ガイドプレ
ート14が重くなり、従来の図8のような単なるネジ止
めでガイドバー15によりガイドプレート14を持す
ることは不可能となる。このためガイドバー15を丸鋸
本体1のベース3の前後2個所を横切る2本のガイドバ
ーとし、かつガイドプレート14の2個所に溝18を設
けてガイドバー15を装着するようにすれば、重いガイ
ドプレート14を2本のガイドバー15で保持できるよ
うになる。またガイドプレート14に装着されるガイド
バー15の位置が自動的に決まると共にガイドプレート
14に傾斜することなく装着されるようになる。この結
果、鋸刃2を被削材8の端面13に対し正確に90度で
案内することが可能になると共にガイドプレート14と
被削材8との接触面積が大きくなって丸鋸本体1の後方
が左右にれることもなくなり、正確な直線切りが可能
となる。
【0009】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、ガイドバ
ーが通過できるように対向する一対の凸部をベース成形
時に削り代を有してベース上面に少なくとも一設け、
ベース成形後該凸部の対向面を機械加工できるようにし
たので、凸部の対向面を精度よく加工でき、ガイドバー
を正確に挾持できるようになり、結果として鋸刃を被削
材端面に対して正確に90度で案内できるようになる。
またベースを安価に成形することが可能となり電気丸鋸
を安価に提供できるという効果を奏し得る。更にガイド
プレートにガイドバーを挾持する溝部を設けたので、取
付時にガイドバーに対しガイドプレートが傾斜したり、
使用中傾斜する恐れをなくすことができ正確な直線切り
を確実に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案丸鋸の一実施例を示す部分平面図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 本考案丸鋸の使用時を示す平面図。
【図4】 本考案ガイドの一実施例を示す面図。
【図5】 図4のB−B線断面図。
【図6】 携帯用電気丸鋸の一例を示す斜視図。
【図7】 図6の切断時を示す部分平面図。
【図8】 従来のガイドの一例を示す正面図。
【図9】 従来のガイドの他の例を示す正面図。
【符号の説明】
1は丸鋸本体、2は鋸刃、3はベース、4はガイド、5
は穴、8は被削材、9はベース側面、10は凸部、14
はガイドプレート、15はガイドバー、16はネジ、1
8は溝である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B27B 9/00

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、ベースの下方に突出する部分
    で切断する鋸刃と、該鋸刃を回転可能に支持すると共に
    鋸刃を駆動するモータ等の駆動源を内蔵し、ベース上に
    装着された丸鋸本体と、切断方向に沿ってベース側面と
    平行に延び、ベース側に案内面を有するガイドプレート
    と、一端が該ガイドプレートに装着され、他端が切断方
    向と直角の方向にベースを横切って延びるガイドバーと
    を有する携帯用電気丸鋸であって、 前記ベースの上面に前記ガイドバーを挟持する如く少な
    くとも一組設けられる一対の凸部を、凸部間の距離が前
    記ガイドバーの幅より小さくなるようにベースの成形時
    にベースと一体に設け、その後の機械加工により凸部間
    の距離を前記ガイドバーの幅より大きくしたことを特徴
    とする携帯用電気丸鋸。
  2. 【請求項2】 ベースと、ベースの下方に突出する部分
    で切断する鋸刃と、該鋸刃を回転可能に支持すると共に
    鋸刃を駆動するモータ等の駆動源を内蔵し、ベース上に
    装着された丸鋸本体と、切断方向に沿ってベース側面と
    平行に延び、ベース側に案内面を有するガイドプレート
    と、一端が該ガイドプレートに装着され、他端が切断方
    向と直角の方向にベースを横切って延びるガイドバーと
    を有する携帯用電気丸鋸であって、 前記ガイドプレートの鋸刃の面と平行な前記案内面でな
    ガイドバー装着面にガイドバーを挟持する溝を形成し
    たことを特徴とする携帯用電気丸鋸。
  3. 【請求項3】 ベースと、ベースの下方に突出する部分
    で切断する鋸刃と、該鋸刃を回転可能に支持すると共に
    鋸刃を駆動するモータ等の駆動源を内蔵し、ベース上に
    装着された丸鋸本体と、切断方向に沿ってベース側面と
    平行にベースとほぼ同じ長さに延び、ベース側に案内面
    を有するガイドプレートと、ガイドプレートの両端近傍
    であって、鋸刃と平行な前記案内面でないガイドバー装
    着面に設けられた2個の溝と、一端が該溝を介してガイ
    ドプレートに装着され、他端が切断方向と直角の方向に
    ベースを横切って延びる2本のガイドバーとを備えたこ
    とを特徴とする携帯用電気丸鋸
JP1992042382U 1992-02-07 1992-06-19 携帯用電気丸鋸 Expired - Lifetime JP2577798Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992042382U JP2577798Y2 (ja) 1992-02-07 1992-06-19 携帯用電気丸鋸

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-4578 1992-02-07
JP4-4579 1992-02-07
JP457992 1992-02-07
JP457892 1992-02-07
JP1992042382U JP2577798Y2 (ja) 1992-02-07 1992-06-19 携帯用電気丸鋸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0675701U JPH0675701U (ja) 1994-10-25
JP2577798Y2 true JP2577798Y2 (ja) 1998-07-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4600184B2 (ja) * 2005-06-30 2010-12-15 日立工機株式会社 ガイド及びこれを備えた携帯用切断工具
JP4596368B2 (ja) * 2005-09-30 2010-12-08 日立工機株式会社 携帯用切断機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55165148A (en) * 1979-06-08 1980-12-23 Shibaura Eng Works Ltd Riceecleaning machine
JPS5786302U (ja) * 1980-11-17 1982-05-28
JPS57162893U (ja) * 1981-08-06 1982-10-14

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