JPS58214986A

JPS58214986A - 現金自動取引装置

Info

Publication number: JPS58214986A
Application number: JP57097660A
Authority: JP
Inventors: 牛島　邦夫
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1982-06-09
Filing date: 1982-06-09
Publication date: 1983-12-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の対象本発明は、現金自動取引装置に関し、％に硬貨の支払に
最適な現金自動取引装置に関する。

従来技術Ａ’ｌ１４の如き従来の現金自動取引装置は紙弊による
取引を主体としている。すなわち、支払においては、例
えば千円券と万円券、預入においては千円券、五千円券
、万円券といった様に、紙弊による取引を行なっている
。このため、小額の取引や、公共料金の振込に対しては
、銀行の窓口で処理する必要があり、銀行にとっても、
取引客にとっても非常にわずられしい取引となっていた
。これを解決するため［は取引装置に硬貨の支払／預入
ができるようにすればよいが、単純に硬貨支払／預入機
を付加しても、取引客にとって、操作力法をわかりやす
くしないと、硬貨の受取タイミングで混乱するおそれが
ある。

発明の目的本発明の目的は、現金自動取引装置に硬貨取扱い機構を
付加したとぎ、取引客の操作を混乱させることなく、単
純な操作で取引を完了させることにある。

以下、本発明の１実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。

発明の実施例とその効果第１図は、本発明に基ずく現金自動取引装置（ＡＴＭ）
の１実施例を示す外観図である。この図において、１は
従来の紙弊の取引を主体としたＡ’ｌ１４本体構成部で
あり、要素２〜７で摺成されている。２はカード挿入口
、３は通帳挿入口、４は紙弊支払口、５は紙弊預入口、
６は操作ガイダンス表示部、７は操作ボタンである。

８は硬貨支払／預入機の部分であって、ＡＴＭ本体構成
部１に接続されている。９は硬貨支払口、１０は硬貨投
入口である。この装置の支払取引を第３図のフローチャ
ートにより説明する。

第５図において、符号Ｇを付して示したブロックはガイ
ダンス表示を伴なう取引ステップあって、第２図（Ｂ）
にその文言例を示す。このガイダンス文言は、例えば第
２回込）に示す如（、ガイダンス表示部６に表示されろ
。

今、支払取引を行なうものとすると、ガイダンス表示部
６にはＧ１：「いらっしゃいませ、カードをお入れ下さ
い」が表示されている。ここで取引客がカードを挿入す
ると、カードの内容が読取られ、所定のチェックが行な
われる。

カードチェックがＯＫならば、Ｇ２：「暗証番号を、ボ
タンで押して下さい」のガイダンスが表示され、取引客
が暗証番号ケ入力すると、カードの暗証番号と入力され
た暗証番号とがチェックされ、一致すれば、Ｇ３：［お
引出金額をボタンで押して下さい」が表示される。

取引客が引出金額を入力すると、Ｇ４：「金額がよろし
ければ、確Ｖホタンを押して下さい」が表示される。こ
こで取引客が確認ボタンを押すと、センタと交信が行な
われ、取引客のファイルが更新される。ファイルの更新
が終ると、センタから支払を指示する電文が送られてく
る。

この間、ＡＴＭは、Ｇ５：「ただいま処理中です」が表
示されている。ここで紙弊取引だけの場合は第３図の実
線のフローで進み、紙弊の繰出処理の間は、Ｇ６：「た
だいま紙弊をかぞえています」が表示される。所定枚数
の紙弊繰出が終ると、Ｇ７：「どうぞお受取下さい」が
表示されると共に紙弊が放出され、カードも返却される
。ここで、取引客がカードと紙弊を抜取ると、取引時の
最初の状態にもどる。

次に、硬貨の支払をともなう場合について説５明する。

硬貨の支払と紙弊の支払と両方ともあるとぎには、硬貨
の放出タイミングが問題とＢる。すなわち、硬貨と紙弊
が同時に放出されると取引客が受取り時に混乱し、取り
忘れを起す可能性がある。このため、硬貨と紙弊の支払
はシーケンシャルになっている方カ望しい。シーケンシ
ャル動作とするためには、硬貨の受取をなんらかσ）方
法で検知し、取引客が硬貨を受取だ後、紙弊の支払を行
なうようにすればよい。

ここで本発明における硬貨受取の具体例について説明す
る。

第４図は、本発明装置における硬貨支払口の一例である
。この図において、１１は硬貨受皿であり、上方の硬貨
放出機（１！２１示してない）から矢印方向に落下して
くる硬貨１９を受止めろ。（第５図（ａ））１２は硬貨
支払口のシャ・ツタであり、１５のヒンジによって硬貨
受皿１１に取付けられている。１６はンヤッタ１２に取
付けられたアームで、このアーム１６ニはバネ１８が取
付けられており、常時はシャッタが閉じた状態に保持さ
れている。

１４はロックマグネットであり、その先端はアーム１３
１Ｃかかっており、シャッタ１２を手で中へ押し、でも
開かないようになっている。１６はマイクロスイッチで
あり、１７はマイクロスイッチ１６に取付けられた検知
レバーである。今、ロックマグネット１４を励磁すると
、ロックマグネットの先端がアーム１ろから外れる。こ
こでシャッタ１２を手で押すと（第５図（ｂ））、図の
様にヒンジ１５を中心にしてシャッタが開く。このとぎ
、バネ１８が圧縮され、シャッタに連動してアーム１３
がマイクロスイッチ１６の検知レバー１７を押す。これ
によりマイクロスイ・Ｉチ１６が動作するーとになる。

手をシャッタ１２かも外すと、シャッタ１２はバネ１８
の復旧によって、閉の状態にもどる（第５図（Ｃ））。

ここで、ロックマグネット１４の励磁を切ると、シャッ
タ１２が再びロックされる。

上述した硬貨受取口からの硬貨支払動作フローは瀉３図
における点線のフローとなる。すなわち、センタ交信ま
では紙弊の場合と同じであり、硬貨の支払が必要な場合
は、Ｇ８：［ただいま硬貨をかぞえています］の表示を
行ｒｘい、硬貨を繰出す。指定された硬貨の繰出が終る
と、ンヤッタ１２のロックが解除されると共に、Ｇ９：
「どうぞ硬貨をお受取下さい」の表示を行なう。取引客
が、シャッタ１２を押して中の硬貨をとると、マイクロ
スイッチ１６が働き、さらに手をぬくと、シャッタ１２
がバネ１８によって復旧する。このとぎマイクロスイッ
チ１６も復旧する。

このマイクロスイッチの動作によって、硬貨ヲ受取った
ものと判断され、紙弊の放出動作に移る。紙弊の放出が
終ると、前述の０６．Ｇ７のガイダンスが表示される。

尚、シャッタ１２のロックを紙弊の抜取が終った時点て
・ロックするようにすれば、紙弊をとる前に、取り残し
た硬貨を再びとることができる。また、シャッタ１２０
ロツク解除後にタイマーを起動して、タイマ一時間中に
シャッタ１２の開閉が行なわれなかったときには硬貨取
忘れと判断し、停止するようにしてもよい。

発明の効果以上詳細に説明したように、本発明によれば、硬貨と紙
弊の両方を取扱う取引の場合でも、それぞれの支払をン
ーケンンヤルな動作とすることにより、取引客が混乱す
ることな（通貨を受取れるようにすることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による現金自動取引装置の１例な示すの
外観図、第２図（５）、（Ｂ）はガイダンス文言とその
表示の１例を説明するための図、第３図は本発明装置に
おける支払取引の手順の１例を示すフローチャート、第
４図は本発明装置における硬貨支払口の１実施例を示す
図、第５図（ａｌ〜（Ｃ）は上記硬貨支払口の操作を説
明するための図であ′る。１・・・現金自動取引装置の本体部２・・・カード挿入口　　３・・・通帳挿入口４・・・
紙弊支払口　　　５・・・紙弊預入口６・・・ガイダン
ス表示部　７　・操作ボタン８・・・硬貨支払／預入機
　９・・・硬貨支払口１０・・・硬貨預入口　　　　１
１・・硬貨受皿１２・・・シャッタ　　　　　１３・・
・アーム１４・・・ロックマグネット　１５・・・ヒン
ジ１６・・・マイクロスインチ　１７・・・検知レバー
１８・・・バネ　　　　　　　１９・・・硬貨第１口第２口（８）第３国

Claims

【特許請求の範囲】１、　取引客の操作によって現金の支払を行なう現金自
動取引装置において、紙弊支払機と、硬貨支払機と、操
作ガイダンス表示器と、制御部とで構成され、前記硬貨
支払機が硬貨放出部に設けられたシャッタと、このシャ
ッタの開／閉を検知するためのセンサーと、このシャッ
タの開／閉操作を規制するためのロック機構とを有し、
取引客の指定が硬貨の放出を要する場合には、上記制御
部が上記シャッタをロックしたまま先に硬貨を放出し、
放出後シャッタの口・ツクを外し、取引客がシャッタを
手で押して開き硬貨をとり出した後、手をぬくこンによ
ってンヤッタが閉じたことを上記センサが検出したら、
上記紙弊放出機を起動して紙弊を放出するよう制御動作
することを特徴とする現金自動取引装置。２　硬貨放出部のシャッタのロックを外したときには、
「硬貨をお受取下さい」という主旨のガイダンスをガイ
ダンス表示器に表示することを特徴とする第１項記載の
現金自動取引装置。６、　硬貨放出部のシャッタの口Ｉりは、紙弊を胎出後
取引客が紙弊を抜き取ったことによって再びロックする
ようにしたことｔ％徴とする第１項記載の現金自動取引
装置。４、　前記硬貨支払機が硬貨を放出した後、取引客の受
取を監視するためのタイマーを設け、このタイマーをシ
ャッタのロックを外した時点で起動し、一定時間経過し
たら、自動的にシャッタを再びロックすることを特徴と
する第１項記載の現金自動取引装置