JPS5821416B2 - 固体電解コンデンサのリ−ド端子への外部リ−ド線の溶接方法 - Google Patents
固体電解コンデンサのリ−ド端子への外部リ−ド線の溶接方法Info
- Publication number
- JPS5821416B2 JPS5821416B2 JP753592A JP359275A JPS5821416B2 JP S5821416 B2 JPS5821416 B2 JP S5821416B2 JP 753592 A JP753592 A JP 753592A JP 359275 A JP359275 A JP 359275A JP S5821416 B2 JPS5821416 B2 JP S5821416B2
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- JP
- Japan
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- external lead
- lead wire
- welding
- solid electrolytic
- plating layer
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は樹脂外装型固体タンタル電解コンデンサなど
の固体電解コンデンサに於けるリード端子と外部リード
線との溶接方法に関するものである。
の固体電解コンデンサに於けるリード端子と外部リード
線との溶接方法に関するものである。
一般に電子部品、例えば樹脂外装型固体タンタル電解コ
ンデンサは例えば第1図に示すようにタンタル粉末の焼
結体よりなるコンデンサ本体1に予め植立されだタンタ
ル線よりなるリード端子2にL形に屈曲された第1の外
部リード線3を重ね溶接し、コンデンサ本体10周面に
酸化層、半導体層4を介して形成された陰極層5に第2
の外部リード線6を半田付けし、さらにコンデンサ本体
1の全周面を樹脂材1にて被覆して構成されている。
ンデンサは例えば第1図に示すようにタンタル粉末の焼
結体よりなるコンデンサ本体1に予め植立されだタンタ
ル線よりなるリード端子2にL形に屈曲された第1の外
部リード線3を重ね溶接し、コンデンサ本体10周面に
酸化層、半導体層4を介して形成された陰極層5に第2
の外部リード線6を半田付けし、さらにコンデンサ本体
1の全周面を樹脂材1にて被覆して構成されている。
ところで、第1の外部リード線3は一般にその周面に半
田や錫などがメッキされているだめに、第1の外部リー
ド線3をそのままリード端子2に押し当てて例えば第2
図に示すように上部電極81 と下部電極9にて電気溶
接すると、リード端子2は約3000’Cilの外部引
出しリード線3は約1500℃の融点である反面、第1
の外部リード線30半田メツキ層10は約200℃の低
融点である関係で、溶接初期の発熱時に溶接箇所での半
田メッキ層10が溶けて飛散する恐れがあり、溶接が不
安定になる。
田や錫などがメッキされているだめに、第1の外部リー
ド線3をそのままリード端子2に押し当てて例えば第2
図に示すように上部電極81 と下部電極9にて電気溶
接すると、リード端子2は約3000’Cilの外部引
出しリード線3は約1500℃の融点である反面、第1
の外部リード線30半田メツキ層10は約200℃の低
融点である関係で、溶接初期の発熱時に溶接箇所での半
田メッキ層10が溶けて飛散する恐れがあり、溶接が不
安定になる。
また、リード端子2と第1の外部リード線3間に半田メ
ッキ層10が介在するために上部電極8と下部電極9と
の間に抵抗値の変動がありその加圧状態を調整するのは
非常に困5難である。
ッキ層10が介在するために上部電極8と下部電極9と
の間に抵抗値の変動がありその加圧状態を調整するのは
非常に困5難である。
さらに前記した半田メッキ層10の飛散によってメッキ
材が電極8,9に付着したり、或いはコンデンサ本体1
の頂面部における半導体層に付着して漏洩電流が増加す
るなどコンデンサ特性に悪影響を及ぼす欠点がある。
材が電極8,9に付着したり、或いはコンデンサ本体1
の頂面部における半導体層に付着して漏洩電流が増加す
るなどコンデンサ特性に悪影響を及ぼす欠点がある。
フ この発明は上記従来の欠点に鑑み、これを改良・除
去したものでリード端子と外部リード線とを安定に溶接
する方法を提供する。
去したものでリード端子と外部リード線とを安定に溶接
する方法を提供する。
本発明の特徴は、外部リード線の溶接箇所での半田メッ
キ層を予め剥離除去してからリード端子1と溶接するに
ある。
キ層を予め剥離除去してからリード端子1と溶接するに
ある。
即ち第2図に本発明を適用した場合、第3図に示すよう
な状態にて行うもので第1の外部リード線3の溶接先端
部3aでの半田メッキ層10を予め後述要領にて剥離除
去しておき、この溶接先端部3aに直接リード端子2を
当?でて上部電極8及び下部電極9にて電気溶接するわ
けである。
な状態にて行うもので第1の外部リード線3の溶接先端
部3aでの半田メッキ層10を予め後述要領にて剥離除
去しておき、この溶接先端部3aに直接リード端子2を
当?でて上部電極8及び下部電極9にて電気溶接するわ
けである。
さすれば半田メッキ層10による影響は完全に解消され
リード端子2は第4の外部リード線3の溶接先端部3a
の溶ける温度(約1500℃)になったら例えば芯線に
埋め込まれて接続さ1れる。
リード端子2は第4の外部リード線3の溶接先端部3a
の溶ける温度(約1500℃)になったら例えば芯線に
埋め込まれて接続さ1れる。
上記第1の外部リード線3の溶接先端部3aでの半田メ
ッキ層10は化学処理・熱処理或は機械的処理等で剥離
除去すればよい。
ッキ層10は化学処理・熱処理或は機械的処理等で剥離
除去すればよい。
例えば化学処理は第4図に示す如く帯板11上に定ピツ
チで複数本取付けられた第1の外gVs’)−ド線3を
構成し、この第1の外部リード線3の各先端部3aだけ
をメッキ溶剤液12に浸漬して半田メッキ層10の必要
箇所のみを溶融除去すればよい。
チで複数本取付けられた第1の外gVs’)−ド線3を
構成し、この第1の外部リード線3の各先端部3aだけ
をメッキ溶剤液12に浸漬して半田メッキ層10の必要
箇所のみを溶融除去すればよい。
そして後はこの半田メッキ除去した各外部リード線3の
溶接先端部3aを第5図に示すように加圧成形で所四角
度に折曲すればよい。
溶接先端部3aを第5図に示すように加圧成形で所四角
度に折曲すればよい。
また熱処理は第1の外部リード線3の先端部3aに半田
メッキ層10を溶かす温度のエヤーをブローして行えば
よい。
メッキ層10を溶かす温度のエヤーをブローして行えば
よい。
次に機械的処理としては種々装置が考えられるが、例え
ば、第6図に示すように帯板11上に並んだ各第1の外
部リード線30所定位置にメッキ除去刃13,13を両
側よシ、且つ第1の外部リード線3のほぼ全周囲に当る
ように押し当てる。
ば、第6図に示すように帯板11上に並んだ各第1の外
部リード線30所定位置にメッキ除去刃13,13を両
側よシ、且つ第1の外部リード線3のほぼ全周囲に当る
ように押し当てる。
そしてこのメッキ除去刃13.13を第1の外部リード
線3の先端に向けて下降、或はメッキ除去刃13,13
をそのままにして第1の外部IJ−ド線3を上昇させる
。
線3の先端に向けて下降、或はメッキ除去刃13,13
をそのままにして第1の外部IJ−ド線3を上昇させる
。
すると第1の外部リード線3の溶接先端部3aの半田メ
ッキ層10はメッキ除去刃13.13にて削り取られ除
去される。
ッキ層10はメッキ除去刃13.13にて削り取られ除
去される。
このメッキ除去刃13,13以外にメッキ除去用のロー
ラなどを適用してもよい。
ラなどを適用してもよい。
尚、本発明は樹脂外装固体タンタル電解コンデンサ以外
の固体電解コンデンサでのリード端子と外部リード線と
の溶接に適用し得ることは萌らかである。
の固体電解コンデンサでのリード端子と外部リード線と
の溶接に適用し得ることは萌らかである。
以上説明したように、この発明によれば、外部リード線
のリード端子との溶接箇所の半田メッキ層を溶接前で予
め剥離除去したからメッキ層が溶けて飛散し、電極や素
子に付着することが完全になくなり、溶接が正確簡単に
なり安定する。
のリード端子との溶接箇所の半田メッキ層を溶接前で予
め剥離除去したからメッキ層が溶けて飛散し、電極や素
子に付着することが完全になくなり、溶接が正確簡単に
なり安定する。
まだ;半田メッキ層による電気特性や接続強度などへの
障害が解消されるから、固体電解コンデンサの性能向上
を図ることができる。
障害が解消されるから、固体電解コンデンサの性能向上
を図ることができる。
第1図は一般的な固体タンタル電解コンデンサの構造を
示す側断面図、第2図は従来のリード端子と外部リード
線との溶接方法を示す一部断面正面図、第3図は第2図
に本発明を適用した溶接力無の例を示す一部断面説明図
、第4図は外部リード線のメッキ除去例を示す一部断面
正面図、第5図は第4図でのリード線加圧成形を示す正
面図、第6図は外部リード線の他のメッキ除去例を示す
一部断面側面図である。 2・・・・・・リード端子、3・・・・・・外部リード
線、10・・・・・・半田メッキ層。
示す側断面図、第2図は従来のリード端子と外部リード
線との溶接方法を示す一部断面正面図、第3図は第2図
に本発明を適用した溶接力無の例を示す一部断面説明図
、第4図は外部リード線のメッキ除去例を示す一部断面
正面図、第5図は第4図でのリード線加圧成形を示す正
面図、第6図は外部リード線の他のメッキ除去例を示す
一部断面側面図である。 2・・・・・・リード端子、3・・・・・・外部リード
線、10・・・・・・半田メッキ層。
Claims (1)
- 1 固体電解コンデンサより延びるリード端子に周面に
半田メッキ層を有する外部リード線を溶接するに際し、
その溶接部分における外部リード線の半田メッキ層を予
め化学処理、熱処理或いは機械的処理などにて剥離除去
することを特徴とする固体電解コンデンサのリード端子
への外部リード線の溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP753592A JPS5821416B2 (ja) | 1974-12-25 | 1974-12-25 | 固体電解コンデンサのリ−ド端子への外部リ−ド線の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP753592A JPS5821416B2 (ja) | 1974-12-25 | 1974-12-25 | 固体電解コンデンサのリ−ド端子への外部リ−ド線の溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5175955A JPS5175955A (en) | 1976-06-30 |
JPS5821416B2 true JPS5821416B2 (ja) | 1983-04-30 |
Family
ID=11561727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP753592A Expired JPS5821416B2 (ja) | 1974-12-25 | 1974-12-25 | 固体電解コンデンサのリ−ド端子への外部リ−ド線の溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821416B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01259520A (ja) * | 1988-04-11 | 1989-10-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モールドチップタンタル固体電解コンデンサ |
-
1974
- 1974-12-25 JP JP753592A patent/JPS5821416B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5175955A (en) | 1976-06-30 |
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