JPS5821312Y2 - 管路のケ−ブル引出口における防水装置 - Google Patents

管路のケ−ブル引出口における防水装置

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JPS5821312Y2
JPS5821312Y2 JP1979085992U JP8599279U JPS5821312Y2 JP S5821312 Y2 JPS5821312 Y2 JP S5821312Y2 JP 1979085992 U JP1979085992 U JP 1979085992U JP 8599279 U JP8599279 U JP 8599279U JP S5821312 Y2 JPS5821312 Y2 JP S5821312Y2
Authority
JP
Japan
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packing
hole
flange plate
conduit
electric wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979085992U
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English (en)
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JPS564322U (ja
Inventor
遠藤清和
高林利幸
武井明則
Original Assignee
株式会社 三英社製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社 三英社製作所 filed Critical 株式会社 三英社製作所
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Publication of JPS564322U publication Critical patent/JPS564322U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主に埋設管路のケーブル引出口等における防
水装置に関するものである。
地下ケーブル等の埋設管路の室内壁に設けた引き出し口
においては、管路内を伝って来た雨水や汚水がケーブル
引出口から室内に流入したり、また反対に室内の水が管
路内に入ったりするおそれがあり、この箇所を防水せし
める必要がある。
そのため従来ケーブル引出口をパツキンを介して締付金
具で塞いでいたが、このパツキンは、管路及びケーブル
相互間の気密保持のための圧縮がほとんどなく、防水効
果があまり高くなかった。
また管路とケーブルとの間にパテ状尾填剤をつめ込んだ
り、パテ剤で気密保持が出来ない場合、瞬間発泡剤等を
使用したり、またセメントで固定するなどの方法が採ら
れているが、これらの方法は作業者によって作業のバラ
ツキがあり、特に地下ケーブル三線相互間に・〈テ剤等
の充填剤が入りにくく、かつケーブルのくせとり等でケ
ーブルを動かすと間隙が出来、充填剤が密着しにくい。
従ってこれらの方法でも防水が完全でなかった。
この考案はこれらの点に鑑みて考案されたもので、例等
の熟練を要せず、極めて簡単に取り付けられ、しかも防
水効果の高い、管路のケーブル弓出口における防水装置
を提供することを目的としたもので、管路のケーブル引
出口で、ケーブル一本毎を挿通孔に入れた内側パツキン
を、外側パツキンのテーパ一孔に入れて、相互に締め付
け、圧縮せしめて、管路及び電線相互間の気密を保持せ
しめるものである。
以下この考案の一実施例を図について説明すると、1は
管体、2はこの管体1の一端開口部に設けたソケット部
、3はこのソケット部2の内周段部、4はこのソケット
部2の外端に設けた外周フランジ、5はこのソケット部
2内の内周段部3に、自体の一側外周を当接せしめた環
状のパツキンベースで、このベース5は透孔6を有する
ものである。
7はこのパツキンベース5の外側に自体の一側面を当接
せしめ、ソケット部2の内周に自体の外周を当接せしめ
た環状の外側パツキンで、この外側パツキンIは、管体
1の内側方向へ径がすぼまるテーパ一孔8を有している
9はこの外側パツキンTのテーパ一孔8に嵌入された略
円錐台状の外側パツキンIより柔から材質から成る内側
パツキンで、この内側パツキン9は上記外側パツキンT
のテーパ一孔8のテーパーと相応するテーパー例周10
を有している。
11はこの内側パツキン9の大径側面外周に沿って設け
た環状突壁、12はこの環状突壁11内の大径側面中央
に設けた凸部、13はこの内側パッキン90大径側面と
小径側面と間を貫通する電線挿通孔で、この電線挿通孔
13は一定間隔をあけて三個設けられており、大径側面
では環状突壁11内に位置している。
14は内側パツキン9のテーパー外周10から上記各電
線挿通孔13まで設けた切り込み、15は管体1内に挿
入された電線で、この電線15はパツキンベース5の透
孔6内を通り、各電線毎にバラして内側パツキン9の各
切り込み14から各電線挿通孔13を挿通し、管体1外
方へ伸びている。
16はソケット部2の開口部を被い、外側パツキンTを
ソケット部2内に支持する、中央孔1Tを有する円板状
のフランジ板で、このフランジ板16は二つに分割され
た7ランノ片16aを相対する辺に突出せしめた外周突
部16bでオーバーラツプさせて成り、ソケット部2の
外周フランジ4とこのオーバーラツプ部のフランジ片1
6a及び外周突部16bを貫通せしめたフランジ締付ボ
ルト18、ナツト19によって外周フランジ4に固定さ
れている。
そしてこのフランジ板16の中央孔17内周に上記内側
パツキン9の環状突壁11が当接挿入されている。
20はこのフランジ板16の中央孔17周縁三箇所から
一定間隔をあげて突出したボルト杆、21はこの各ボル
ト杆20に、自体の各端部の孔を挿入したY形のパツキ
ン抑大で、このパツキン押え21の中央部は上記内側パ
ツキン9の突部12方向へ折曲突出している。
22はこのボルト杆20に螺着したナツトで、このナツ
ト22の締付けによってパツキン押え21の中央部が内
側パツキン9の凸部12を押圧するものである。
23はパツキンベース5と内側パツキン9との間の間隙
である。
この考案は以、I==’)構造であり、外側パツキンT
はその内側面をパツキンベース5に、また外側面をフラ
ンジ板16に夫々当接して固定されており、かつフラン
ジ板16をフランジ締付ボルト18、ナツト19づ啼め
付げ、ソケット部2に固定すると、外側パツキンI外周
はソケット部2の内周に圧接され、テーパ一孔8の径は
縮まる。
またナツト22を締め付けるとパツキン押え21の中央
部が内側パツキン9の凸部12を押堕し、これにより内
側パツキン9は外側パツキンTのテーパ一孔8内周を間
隙23方向へ摺動しつつテーパ一孔8面を押圧すもと同
時に内側パッキン9自体が圧縮され、各電線15を挿通
せしめた各電線挿通孔13が縮まり、各電線15は内側
パツキン9に圧迫、挾持される。
しかも外側パツキンTのテーパ一孔8と内側パツキン9
のテーパー外周10とのテーパーを相応せしめているた
め、これらは面接触し、上述の如く内側パツキン9が外
側パツキン1のテーパ一孔8を押圧しているため、外側
パツキンγと内側パツキン9との間に間隙は生じなX、
′−。
この際上記実施例では、外側パツキンTと内側パツキン
9とは硬度の異なる連性材から構成されているので、内
側パツキン9が外側パツキン7のテーパ一孔8に圧縮さ
れる度合が大ぎく、気密効果は著しい。
この様にして外側パツキンTの外周はソケット部2の内
側に圧接され、内側パツキン9と外側パツキンTとの間
、及び各電線挿通孔13と各電線15との間も相互に圧
接され、間隙は生じない。
従って管体1の出入口は気密となり、例え管体1内に水
が入ってもこのケーブル引出口からは水が漏れることは
なく、しかも反対に管体1外から管体1内へ水が入るこ
ともなく、防水は完全となる。
またこの考案では管体1のソケット部2へ外側パツキン
T、内側パツキン9を嵌め込へフランジ板16、パツキ
ン押え21等をボルト、ナツトにより締め付けるだけで
取付けられるため、何等熟練を要せず、極めて簡単かつ
確実に防水装置が取付けられる。
なお上記実施例では、ソケット部2の内周段部3にパツ
キンベース5を係止せしめて、外側パツキンTをソケッ
ト部2内に支持せしめているが、内周段部3の形状によ
っては、内周段部3で外側パツキンTを支持し、パツキ
ンベース5を設けなくとも良い。
また上記実施例では電線を挿通せしめているが、ケーブ
ルでも同様の効果を奏することは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図はこの考案の断
面図、第2図はこの考案の側面図、第3図A、B、Cは
夫々この考案に使用する内側パツキン9の正面図、左側
面図、右側面図である。 なお図中1は管体、2はソケット部、3は内周段部、4
は外周フランジ、5はパツキンベース、6は透孔、Iは
外側パツキン、8はテーパ一孔、9は内側パツキン、1
0はテーパー外周、13は電線挿通孔、15は電線、1
6はフランジ板、1Tは中’IL 18はフランジ締
付ボルト、19゜22はナツト、20はボルト杆、21
はパツキン押えである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管体1に一端に設けた、内周段部3を有するソケット部
    2の内周に外側パツキンTを設け、この外側パツキンI
    のテーパ一孔8に、テーパー外周10を有し該テーパー
    外周10の適宜位置から内方の電線挿通孔13まで達す
    る切り込み14を有する内側パツキン9を嵌入せしめ、
    中央孔17を有するフランジ板16でソケット部2の開
    口部を被い、これを締め付け、管体1内に挿入された電
    線15を上記内側パツキン9の電線挿通孔13、フラン
    ジ板16の中央孔1Tに通して管体1外に引き出し、上
    記フランジ板16の中央孔17を通して内側パツキン9
    の外側面を押圧するパツキン押え21をフランジ板16
    に締め付は自在に設けたことを特徴とする管路のケーブ
    ル引出口における防水装置。
JP1979085992U 1979-06-25 1979-06-25 管路のケ−ブル引出口における防水装置 Expired JPS5821312Y2 (ja)

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JPS564322U JPS564322U (ja) 1981-01-16
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JP2020111875A (ja) * 2019-01-08 2020-07-27 株式会社ボア 地質調査に用いる透明管の開口端を塞ぐジョイント部材

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