JPS58213058A - 艶消塗装用樹脂組成物 - Google Patents

艶消塗装用樹脂組成物

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JPS58213058A
JPS58213058A JP9656182A JP9656182A JPS58213058A JP S58213058 A JPS58213058 A JP S58213058A JP 9656182 A JP9656182 A JP 9656182A JP 9656182 A JP9656182 A JP 9656182A JP S58213058 A JPS58213058 A JP S58213058A
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composition
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角岡 恒夫
Yoshitaka Mizushima
水嶋 佳孝
Yutaka Tamaoka
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Honny Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は艶消塗膜を形成する艶消塗装用樹脂組成物に関
する。
従来、艶、消量膜を形成する方法として、多くの方法が
提案されている。 例えば塗料中に無機微粉末ある〜・
は有機微粉末の艶消剤を分散配合した艶消塗料を塗装す
る方法は、多くの塗装方法で長年にわたり実施されてい
る。
一方、電着塗装においては、(1)電着塗膜をアルコー
ル溶液あるいはアルコール含有水溶液で処理する方法(
特公昭≠t−223!;/号公報参照)、(2)焼付前
の電着塗膜を酸S− をカチオン系界面活性剤で洗浄処理する方法(特公昭a
t−4t≠tl−7号公報参照)、(4)焼付前の電着
塗膜を有機酸又は無機酸の水溶液で処理する方法(特公
昭st−/’l/39〜1pitθ号公報参照)、(5
)電着塗膜を洗浄後、塩の水溶液で処理する方法(特開
昭、tt −93タス号公報参照)など、電着塗膜を形
成した後、薬品類で塗膜を処理する方法あるいは、(6
)艶消剤を電着塗料中に分散させ電着塗装する方法(特
開昭# −/le1.り号公報参照)などが知ら第1て
いる。
しかしながら、電着塗膜を形成後、薬品等で塗膜を処理
する方法では十分な艶消効果が得られず、Jた処理液の
状態の変化に伴い艶消程度が変化し、均一な艶消塗膜が
安定して得られないという問題がある。 更に、該方法
では従来の電着塗装工程に一工程付加されるため、作業
能率が低下するという問題も生じ、これらの理由により
実用的規模での稼動は、いjだなされていないのが現状
である。 jた、電着塗装においては、6一 艶消剤を分散配合した艶消塗料をそのJま適用すること
は困難である。 例えは艶消剤としてシリカ微粉末を分
散させた電着塗装を使用した場合、シリカ微粉末は塗料
中で沈降する傾向を示し、このため被塗物の上面と下面
の艶消程度が大幅に異なりまた、塗料自体を不安定にす
るという問題があった。
一方、艶、消削として溶剤不溶性の粒子状重合反応生成
物を塗料に添加することが前記(6)より公知である。
 この方法によれば、従来の艶消剤を粉砕又は分散等の
機械的微細化工稈が不要になるという利点があるが、前
記の艶消剤添加の場合と同様に塗料中においては粒子状
重合反応生成物が沈降する傾向は避けられず、このため
均一な艶消塗膜が得られないという問題が依然として残
されている。
本発明者等は、前記公知技術とは異なり艶消剤を分散配
合したりまた、塗膜を薬品等で処理することなく、通常
の塗装を実施するだけで艶消塗膜を形成することができ
る艶消塗装用樹脂組成物を見出し既に特許出願を行って
いる(特願昭tA −/13/、20号)が本発明はこ
の改良発明である。
本発明者等は、前記先願発明の樹脂組成物から形成され
る艶消塗膜の物理的、化学的性能をより向上させること
を目的とし、研究を重ねた結果、本発明を完成したので
ある。
本発明を概説すると、樹脂組成物が(a)α、β−エチ
レン40慣 性不飽和ポリカルボン酸樹脂及び(b)エポキシ養春を
必須成分とし任意に(C)アルコキシル化メチロールメ
ラミンを併用して、これらを塗膜形成成分とし、この(
a)成分及び(b)成分必要に応じ(C)成分を含有す
る水系エマルジョンを加熱して得られる生成物を含有す
る組成物であることを特徴とする艶消塗装用樹脂組成物
である。
合状態に止まることなく、α、β−エチレン性不飽和ポ
メチロールメラミンとの反応生成物が一部生成すること
が確認された。
前記先願発明の樹脂組成物は、α、β−エチレン性不飽
和ポリカルボン酸樹脂とアルコキシル化メチロールメラ
ミンとを混合して水系エマルジョン化した後に加熱して
得られる生成物を有効成分として含有するものであるが
、これを塗装に使用して形成される艶消塗膜は被塗装物
との密着性や塗膜性能において、未だ十分に満足できる
ものではなかった。
本発明は、この先願発明の樹脂組成物の塗膜性能を向上
させるためにα、β−エチレン性不飽和ポリカルボン酸
樹脂とエポキシ化合物を必須の塗膜形成成分とし、必要
に応じアルコキシル化メチロールメラミンを混合して水
系エマルジョン化した後に加熱することにより成功した
もので、刷毛塗り、浸漬、スプレー、静電、電着塗装等
−ター いがなる塗装手段を用いても艶消塗膜が形成でき、特に
電着塗装した場合、従来よりも艶消電着塗膜の膜厚をj
チル100%増膜できるという効果をも奏する。
二〇増膜効果はエポキシ化合物がポリカルボン酸樹脂中
の過剰のカルボン酸と反応し、ミセルの表面電荷を下げ
るため、この結果、同じ電気量を使用しても電着による
析出量が多くなるためと考えられる。
本発明の樹脂組成物を電着塗装した場合、艶消塗膜を形
成する理由はまだ究明されていないが、前記のように樹
ルメラミンとの高分子量反応生成物が混在することが艶
消塗膜の形成に関与するものと推定される。
本発明の詳細な説明すると、本発明で使用するα、β−
エチレン性不飽和ポリカルボン酸樹脂は、(イ)α、β
−エチレン性不飽和カルボン酸3〜30重量%、(ロ)
α、β−エチレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアル
キル含有10− エステル又はアミド若しくはアミド誘導体j〜30重邦
:チ(/→α、β−エチレン性不飽和カルボン酸のアル
キルエステル30〜KO重量%、に)その他の共重合性
単量体0〜20重M1%よりなり総量が100重量係と
なるように配合した単量体組成を反応させて得られるも
のであって、酸価10−200のものが好ましい。
適当な(イ)α、β−エチレン性不飽和カルボン酸とし
ては、アクリル酸、α−クロロアクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル
酸、クロトン酸、シトラコン酸、メサコン酸等の単独又
は混合物あるいは少なくとも7個のカルボキシル基を有
するそれらの官能性誘導体例えば不飽和の重合性のジー
又はポリ゛−カルボン酸の部分的エステル又はアミドで
ある。
次に(ロ)α、β−エチレン性不飽和カルボン酸のヒド
ロギンアルキル含有エステル又はアミド若しくはアミド
誘導体としては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、
λ−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
プロピルアクリレート、ノーヒドロキノプロピルメタク
リレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、3−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、≠−ヒドロキシブ
チルメタクリレート、ジエチレングリコールモノアクリ
レート、ジエチレングリコールモノメタクリレート、ア
クリルアミド、メタクリルアミド、メチロールアクリル
アミド、メチロールメタクリルアミド、アルコキシメチ
ロールアクリルアミド、アルコキシメチロールメタクリ
ルアミド、ジアセトンアクリルアミド、ジアセトンメタ
クリルアミドなどがある。
(ハ)α、β−エチレン性不飽和カルボン酸のアルキル
エステルの例としては、メチルアクリレート、メチルメ
タクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレ
ート、n−プロピルアクリレート、n−プロピルメタク
リレート、イソプロピルアクリレート、イソプロピルメ
タクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレ
ート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート
、ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリレート
、ヘプチルアクリレート、ノーエチルへキシルメタクリ
レート、ヘプチルアクリレート、ヘプチルメタクリレー
トなどがあり、アルキル基内に炭素原予約20までを有
する同様なエステルが使用できる。
に)その他の共重合性単量体と(ては、スチレン、&−
アルキルスチレン、a−クロロスチレン、ビニルトルエ
ン、アクリロニトリル、酢酸ビニル等がある。
一方、エポキシ化合物としては、分子中に少なくとも7
個のエポキシ基を有する化合物であればいずれも使用で
きる。
本発明+7おいては、特にエポキシ樹脂を使用すれば優
れた効果かえられるので好jしい。
エポキシ樹脂としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂
レシンシン型エポキシ樹脂、テトラヒドロキンフェニル
メタン剤エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ポ
リアルコール、ポリグリコール刑エポキシ樹脂、グリセ
リントリエーテル型エポキシ樹脂、ポリオレフィン型エ
ポキシ耐脂、エポキシ化大豆油、脂環型エポキシ樹脂な
どが使用できる。
使方、アルコキシル化メチロールメラミンはメチロール
−/3− 基の少なくとも一部を低級アルコールでアルコキシル化
したものであればよい。 低級アルコールとしては、メ
チルアルコール、エチルアルコール、フロビルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、メチルアルコール等の一
種又は二種以上を使用する。
本発明の艶消塗装用樹脂組成物における前記α、β−エ
チレン性不飽和ポリカルボン酸樹脂とエポキシ化合物と
の組成割合は、該ポリカルボン酸樹脂の酸量によりエポ
キシ化合物の添加量は制限を受け、さらl二酸量が一定
の場合であってもエポキシ化合物のエポキシ当量によっ
て添加できる量は変量する。  このため、適当なポリ
カルボン酸樹脂を選択し、適当なエポキシ当量を有する
エポキシ化合物を酸量に見合った量を添加することが必
要である6 一般的にポリカルボン酸樹脂とエポキシ化
合物との組成割合はポリカルボン酸樹脂100重量部に
対し、エポキシ化合物 3〜70重量部の添加が好ゴし
い。
なお、エポキシ当量とはエポキシ化合物の分子量をエポ
キシ基数で釧った値をいう。
−/弘− 本発明は、前記ポリカルボン酸樹脂とエポキシ化合物の
組成にさらにアルコキシル化メチロールメラミンを添加
してなる樹脂組成物を含む。
この場合、各組成割合はポリカルボン酸樹脂:エボキゾ
化合物:アルコキシル化メチロールメラミン−100:
3−’70:!;−乙O(重量%)の範囲が好ゴしい。
本発明では、エポキシ化合物とアルコキシル化メチロー
ルメラミンとを併用する場合、ポリカルボン酸樹脂との
反応が早く好ましい。
本発明の艶消塗装用樹脂組成物は例えば次のような方法
で製造することができる。
かくはん装置、温度計及び還流冷却器を備えた反応容器
に、(a)α、β−エチレン性不性向飽和ポリカルボン
酸樹脂b)エポキシ樹脂または/及び(C)アルコキシ
ル化メチロールメラミンを有機溶剤の存在下で混合する
。 この混合時又は混合後にかくはんを続けながら親水
性塩基を添加し、更に水を加えてエマルジョン化を行う
。 次いで≠θ℃〜還流湿度に昇温し更にかくはんを続
けて反応を終了する。 加熱流度が低いほど、反応時間
及び/又は常温放置時間が長くなる。
有機溶剤としては、例えばメタノール、エタノール、n
−プロパツール、イソプロピルアルコール、n−ブタノ
ール、イソブタノール、5ec−ブタノール、t−ブタ
ノール、ペンタノールなどのようなアルコール類、メチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブ、イソプロピルセロソ
ルブ、ブチルセロソルブ、5eC−ブチルセロソルブな
どのようなセロソルブなどを使用する。
親水性塩基としてはアンモニア、モノメチルアミン、ジ
メチルアミン、トリメチルアミン、モノエチルアミン、
ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノイソプロピル
アミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミ
ン、モツプチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルア
ミンなどのようなアルキルアミン類、モノエタノールア
ミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、モ
ノ(2−ヒドロキシプロピル)アミン、ジ(2−ヒドロ
キシプロピル)アミン、トリ(,2−ヒドロキシプロピ
ル)アミン、ジメチルアミノエタノール、ジエチルアミ
ノエタノールなどのアルカノールアミン類、エチレンジ
アミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミンなどのアルキレンポリアミン類
、エチレンイミン、プロピレンイミンなどのアルキレン
イミン類、ピペラジノ、モルホリン、ピラジン、ピリジ
ンの仙、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リ
チウム等の金属水酸イビ物が挙げられる。
親水性塩基は、α、β−エチレン性不飽和ポリカルボン
陽樹脂のカルボキシル基に対し、モル比が0./〜Or
  となるように添加すればよい。
本発明の艶消塗装用樹脂組成物においては、酸を配合す
ると反応時間の短縮及び塗膜焼付時間の短縮がなされ、
好ましい結果が得られる。 これは酸がα、β−エチレ
ン性不飽和ポリカルボン酔樹脂とエポキシm又は/及−
/7− びアルコキシル化メチロールメラミンとの反応生成物の
生成反応を促進し、また、塗膜の加熱焼付時に架橋触媒
として働くためであると推定される。
本発明で樹脂組成物に配合可能な酸としては有機酸及び
/又は無機酸がある。 有機酸としては、ギ酸、酢酸、
シュウ酸、スルホン酸化合物などがあり、一方、無機酸
としては、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸などが挙げられる
本発明では、有機酸又は無機酸の少なくとも7種以上あ
るいは有機酸と無機酸との混合いずれも使用できる。
本発明では、スルホン酸化合物の使用が、特に優れた効
果果を発揮するため好ましい。 スルホン酸化合物とし
ては、は、脂肪族スルホン酸あるいは芳香族スルホン酸
がある。
脂肪族スルホン酸としては、メタルスルホン酸、エタン
スルホン酸等のアルカンスルホン酸、芳香族スルホン酸
としては、m−ノニルベンゼンスルホンrLp−デシル
ベンゼンスルホン酸、p−ウンデンルベンゼンスルホン
酸、p−ドデシルベンゼンスルホン酸、p−)ルエンス
−/、1’− ルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸、ジノニルナ
フタレンスルホン酸、ジノニルナフタレンジスルホン酸
、ジアキルナフタレンスルホン酸、ジアルキルナフタレ
ンスルホン酸、ジオクチルナフタレンジスルホン酸、ジ
ノニルナフタレンジスルホン酸などのジアルキルナフタ
レンスルホン酸又はジスルホン酸などを使用する。
酸の配合は任意になされ、その添加は塗膜形成成分の混
合時又は混合稜例えば親水性塩基の添加前に行えばよい
また酸を添加するにあたり、疎水性塩基と同時に又は別
々に添加してもよく、場合を二より該塩基との反応生成
物を含む塩含有物を配合してもよく、これらの場合は、
酸単独添加と同じ効果が得られる。
本発明において岬の中和に疎水性塩基を使用する理由は
、酸は通常塩基により中和され水溶化するが、疎水性塩
基を用いると中和されても疎水化しており、このような
疎水化した中和物は塗膜形成成分の樹脂中に包含される
形となるため塗料をイオン交換処理しても除去されず、
し−/ジタ ーがって連続稼動によっても塗料中の酸の量の変動を小
さく保持するためである。
前記酸又は塩含有物は樹脂組成物の塗膜形成成分に対し
io重量%以内好jしくは3重量%以内、特に好ましく
は10重i%以内の月゛を添加することが適当である。
これは、得られる艶消塗膜の優れた物理的性質を保持す
るために必要なことである。
前記疎水性塩基としては、水難溶性又は水不溶性のもの
が特に好ましい。 その例としては、長鎖アルキルアミ
ン又はアラキル基含有アミン等がある。
本発明の艶消塗装用樹脂組成物は、樹脂固形分濃度が、
3〜30重量−の範囲で使用でき、各種塗装手段により
適当な濃度に水で希釈して使用すればよい。 その際、
常用の着色剤その他塗料用添加剤を混合して使用するこ
ともできる。
Jた、本発明の艶消塗装用樹脂組成物は、光沢に優れる
塗膜を形成する塗料組成物と混合して、得られる塗膜の
−,20− の光沢を任意に調整することもできる。
このようにBIM#した艶消塗料で被塗物を塗装すると
被塗物の材質、形状、大きさにかかわらず均一な艶消塗
)換が形成できる。
本発明の艶消塗装用樹脂組成物は、電着塗装、浸漬塗装
、スフレ−塗装、静電塗装、グラビア塗装、ロール塗装
、刷毛塗り等の種々の塗装手段が適用できる8 電着塗
装においては、従来の電着塗装のラインでその!j同じ
方法によって塗装すればよく、艶消削配合電着塗料を使
用する方法及び電着塗膜を化学薬品で後処理する方法で
は不可能な常に安定で、且つ光沢値の低い均一な艶消U
Aが得られるという利点を有する。
3た、本発明の艶消塗装用樹脂組成物を電着塗装に使用
すると、同一条件で電着塗装を行なうと前記先願発明に
比べ、膜厚が/!;0−200 %になり被塗物との密
着性に優れ、耐酸性、耐アルカリ性、耐導水性等の塗膜
性能に優れる。
21 − 以下、本発明をより詳細に説明するために実施例を示す
しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、各側における部は重量部を意味する。
製造例/C(a)成分の合成例/〕 かくはん装置、温団計及び還流冷却器を備えた反応容器
にアクリル酸70部、ノーヒドロキシエチルメタクリレ
ート75部、エチルアクリレート5部、スチレン70部
、ノーエチルへキシルアクリレート75部、メチルメタ
クリレートlIs部、アゾビスイソブチロニトリル75
部、エチレングリコールモツプチルエーテル7.2部、
イソプロピルアルコール33部を仕込み付流下て1時間
かくはんを行ない、ポリカルボン酸樹脂溶液馬/(酸価
7J’)を調製した。
製造例、2 ((a)成分の合成例λ〕合成例/と同様
の方法において、アクリル酸5部、λ−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、23部、スチレン10部、ブチルア
クリレート75部、メチルメタクリレート−,2,2− VS后[−アゾビスイノブチロニトリル75部、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル72郡、インプロピル
アルコール35部を還流湿度下(約り0℃)に6時間か
くはんを行ない、ポリカルボン酸樹脂溶液屋、2(酸価
約ψO)を調製した。
製造例J[(a)成分の合成例3部 合成例/と同様の方法にお〜・て、アクリル哨lj部、
λ−ヒドロキンエチルアクリレートIO部、λ−ヒドロ
キンエチルメタクリレートj部、エチルアクリレート5
部、スチレン10部、オクチルアクリレート70部、メ
チルメタクリレート35部、アゾビスイソブチロニドリ
レ75部、エチレングリコールモノブチルエーテルl:
1部、イソプロピルアルコール33部を還流湿度下(約
り0℃)に4時間かくはんを行な〜・、ポリカルボン酸
樹脂溶液漸3(酸価約//7)を調製した。
実施例/ かくはん装−1潟度計及び還流冷却器を備えた反応容器
に、前記のポリカルボン酸樹脂溶液漸/ 100部、メ
トキノブトキノ混合メチロールメラミン(商品名MX−
≠O三和ケミ三相社製)30部およびビスフェノールタ
イプのエポキシ樹脂(商品名エピコートg34tシェル
化学社製)70部を仕込み、かくはんを行い混合した。
次いで、がくはんを続けながらジメチルモノエタノール
アミン37部を添加した後、更に脱イオン水/30部を
加え、エマルジョン化した。 このエマルジョン化シた
内容物を約70℃に昇?UL、約3時間かくはんを続け
て反応を終了し、樹脂組成物を調製した。
比較例/ かくはん装置、温度N−1及び還流冷却器を備えた反応
容器に、前記のポリカルボン酸樹脂溶液馬/  100
部、メトキンブトキシ混合メチロールメラミン(商品名
MX−1lO三和ケミカル社製)30部を仕込みかくは
んを行い混合した。 次いで、かくはんを続けながらジ
メチルモノエタノールアミン37部を添加した後、更に
説イオン水を/、20部加えエマルジョン化ビした。 
このエマルジョン化した内容物を約70℃に昇?ML、
約7.2時間がくはんを続けて反応を終了し樹脂組成物
を調製した。
実施例2 実施例/と同様の方法にお−≧て前記のポリカルボン酸
樹脂溶fi、A2 100部、メトキシブトキン混合メ
チロールメラミン(商品名MX−110三和ケミカル社
製)2部部、ポリエチレングリコールのジグシジルエー
テルタイプ(商品名工ポライト≠00 E ’l共栄社
油脂社!!りを部を混合した後P−ドデシルベンゼンス
ルホン酸0ど部を添加混合した。 次いでかくはんを続
けながらジメチルモノエタノールアミン、23部を添加
した後、更に脱イオン水/ −20部を加工エマルジョ
ン化した。  このエマルジョン化した内容物を約りθ
Cに昇涙し、約3時間かくはんを続けて反応を終了し、
樹脂組成物を調製した。
比較例2 実施例/と同様の方法において、ポリカルボン酸樹脂溶
液A、2100部、メトキシブトキシ混合メチロールメ
ラミン(商品名MX−170三和ケミカル社製)23部
を混合した後、p−ドデシルベンゼンスルホン酸02部
を一2!;− 添加混合した。 次いでかくはんを続けながらジメチル
モノエタノールアミン23部を添加した後、更に脱イオ
ン水/10部を加えてエマルジョン化した。  このエ
マルジョン化した内容物を約70℃に昇温シ、約r時間
かくはんを続は反応を終了し樹脂組成物を調製した。
実施例3 実施例/と同様の方法において、前記のポリカルボン酸
樹脂溶′oA3 100部、メトキンブトキシ混合メチ
ロルメラミン(商品名MX−4t0  玉料ケミカル社
製)30部、p−ドデシルベンゼンスルホン酸0.2部
と共にトリーn−ブチルアミン02部を同時に混合し、
さらに、ノボラックタイプのエポキシ樹脂(商品名エピ
コート/j2シェル化学社製)70部を混合した後、ジ
メチルモノエタノールアミン37部を添加し、更に胛イ
オン水130部を加えエマルジョン化した。 このエマ
ルジョンを約り0℃に昇iL、約3時間かくはんを続け
て反応を終了し、樹脂組成物を調製した。
2z − 比較例3 実施例/と同様の方法において、前記のポリカルボン酸
樹脂#’14t、/ra 3  / 00部、メトキシ
ブトキン混合メチロールメラミン(商品名MX−≠0 
三相ケミカル社製)3部m、p−ドデ/ルベンゼンスル
ホン酸0..2 部と共に)IJ−n−ブチルアミン0
.2部を同時に混合した後、ジメチルモノエタノールア
ミンIl−,2部を添加し、更に脱イオン水/10部を
加え、エマルジョン化した。  このエマルジョン化し
た内容物を約り0℃に外溝し、約g時間かくはんを続け
て反応を終了し、樹脂組成物を調製した。
応用例/ 実施例/〜3及び比較例/〜3で得た樹脂組成物を樹脂
固形分濃度70重lf1′係に調製し艶消塗装用塗料と
した。
各塗料中に陽極酸化処理を施し、更に無機電解着色した
アルミニウム板を陽極に、陰極にステンレス板を結線し
て浸漬し両極間に電圧/rOボルトを印加し初期雷、流
密度/、 OA / cam’で2分間直流通電を行っ
た。 電着塗装終了徒者アルミニウム板を取出し、十分
に水洗処理をし27− た後、/30’Qで30分間熱風乾煙を行った。
この結果、各アルミニウム板上!=形成された電着塗膜
は第1表に示すとおりであった。
−2に一 実施例ψ 実施例/と同様の方法において、ポリカルボン酸樹脂溶
液A/  100部、エポキシ樹脂(商品名エピコート
1ooti  シェル化学社製)33部を混合した後、
トリエチルアミン44.2部を添加した後、更に脱イオ
ン水/、2!;部を加えてエマルジョン化した。 この
エマルジョン化した内容物を約り0℃に昇mL、約3時
間かくはんを続は反応を終了し、樹脂組成物を調製した
実施例j 実施例3の方法において、ノボラックタイプのエポキシ
樹脂のかわりに、樹脂族モノグリシジルエーテル(商品
名 カージュラE シェル化学社製)20部を加えるほ
がは実施例3と同様にして樹脂組成物を調製した。
実施例/〜jで調製した各塗料を沈殿管にとり室8(2
部℃)でlか月装置して沈殿物の生成を確ビしたところ
第3表の結果のとおりであった。
第    3    表 応用例λ 実施例≠で得た樹脂組成物を、樹脂固形物j重量係、7
0重量係、20重量係にそれぞれ調製し、スプレー塗装
(樹脂固形分j重量係)、ロール塗装(同10重邦チ)
、浸漬塗装(同20重量%)の各種塗装方法1mより、
アルミニウム板、ガラス板及びポリフェニレンスルフィ
ド板にそれぞれ塗装を施した後、750℃で、20分間
熱風乾燥した。 いずれの場合にも、前記応用例/に示
すと同様の幹、消塗膜が得られた。
実施例6 実施例グと同様の方法において、前記のポリカルボン酸
樹脂溶液扁//θ0部に対し、エポキシ樹脂(商品名エ
ピコート!、2g  シエルイビ学社製:エポキシ当量
約/り0゛を第2表に示すように変量して添加した以外
はすべて同じ方法で樹脂組成物を調製した。
得られた各樹脂組成物を応用例/の方法で電着塗装した
結果、第、2表に示すとおりであった。
第    λ    表 特許出願人 )\ニー化成株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 / 樹脂組成物が、(a)α、β−エチレン性不飽和ポ
    リカルボン酸樹脂及び(’b)エポキン化合物とを塗膜
    形成成分とし、この(a)成分及び(+))成分を含有
    する水系エマルジョンを加熱して得られる生成物を含有
    する組成物であることを特徴とする艶消塗装用樹脂組成
    物。 λ 該樹脂組成物が、(a)成分及び(′b)成分の混
    合時又は混合後に親、水性塩基及び水を添加しエマルジ
    ョン化させた後、加熱して得られる生成物を含有する組
    成物である特許請求の範囲第1項に記載の艶消塗装用樹
    脂組成物。 3 該樹脂組成物が、(a)成分及び(b)成分の混合
    時又は混合後に無機酸及び/又は鳴機酸を添加混合し、
    これに親水性塩基及び水を添加しエマルジョン化させた
    後、加熱して得られる生成物を含有する組成物である特
    許請求の範囲第1謂に記載の艶消塗装用樹脂組成物。 弘 該樹脂組成物が、(a)成分及U (b)成分の混
    合時又は混合後に無機酸及び/又は有機酸と疎水性塩基
    とを添加混合し、これに親水性塩基及び水を添加しエマ
    ルジョン化させた後、加熱して得られる生成物を含有す
    る組成物である特許請求の範囲第1項に記載の艶消塗装
    用樹脂組成物。 j 該樹脂組成物が、(a)成分及び(b)成分の混合
    時又は混合後に無機酸及び/又は有機酸と疎水性塩基と
    から得られる塩含有物を添加混合し、ニオ1に親水性塩
    基及び水を添加しエマルジョン化させた後、加熱して得
    られる生成物を含有する組成物である特許請求の範囲第
    7項に記載の艶消塗装用樹脂組成物。 乙 該樹脂組成物が加熱を≠θ℃〜還流温度で行って得
    られる生成物を含有する組成物である特許請求の範囲第
    1項〜第j項のいずれかに記載の艶消塗装用樹脂組成物
    。 7 樹脂組成物が、(a)α、β−エチレン性不飽和ポ
    リカルボン酸樹脂、(b)エボキン化合物及び(C)ア
    ルコキンル化メチロールメラミンを塗膜形成成分とし、
    この(a)成分、(b)成分及び(C)成分を含有する
    水系エマルジョンを加熱して得られる生成物を含有する
    組成物であることを特徴とする艶消塗装用樹脂組成物。 g 該樹脂組成物が、(a)成分、(b)成分及び(C
    )成分の混合時又は混合後に親水性塩基及び水を添加し
    エマルジョン化させた後、加熱して得られる生成物を含
    有する組成物である特許請求の範囲第7項に記載の艶消
    塗装用樹脂組成物。 タ 該樹脂組成物が、(a)成分、(b)成分及び(C
    )成分の混合時又は混合後に無機酸及び/又は有機酸を
    添加混合し、これに親水性塩基及び水を添加しエマルジ
    ョン化させた後、加熱して得られる生成物を含有する組
    成物である特許請求の範囲第7項に記載の艶消塗装用樹
    脂組成物。 10 該樹脂組成物が、(a)成分、(b)成分及び(
    C)成分の混合時又は混合後に無機酸及び/又は有機酸
    と疎水性塩基とを添加混合し、これに親水性塩基及び水
    を添加しエマルジョン化させた後、加熱して得られる生
    成物を含有する組成物である特許請求の範囲第7項に記
    載の艶消塗装用樹脂組成物。 // 該樹脂組成物が、(a)成分、(b)成分及び(
    C)成分の混合時又は混合後に無機酸及び/又は有機酸
    と疎水性塩基とから得られる塩含有物を添加混合し、こ
    れに親水性塩基及U・水を添加しエマルジョン化させた
    後、加熱して得られる生成物を含有する組成物である特
    許請求の範囲第7項に記載の艶消塗装用樹脂組成物。 /、2 該樹脂組成物が、加熱をaO℃〜還流温度で行
    って得られる生成物を含有する組成物である特許請求の
    範囲第7項〜第1/項のいずれかに記載の艶消塗装用樹
    脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5242972A (en) * 1989-04-05 1993-09-07 Kansai Paint Co., Ltd. Fluorine based aqueous dispersion, process for preparing the same, and fluorine based matte anionic electrodeposition coating composition containing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5242972A (en) * 1989-04-05 1993-09-07 Kansai Paint Co., Ltd. Fluorine based aqueous dispersion, process for preparing the same, and fluorine based matte anionic electrodeposition coating composition containing the same

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