JPS5884869A - 艶消塗装用樹脂組成物 - Google Patents

艶消塗装用樹脂組成物

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JPS5884869A
JPS5884869A JP18312081A JP18312081A JPS5884869A JP S5884869 A JPS5884869 A JP S5884869A JP 18312081 A JP18312081 A JP 18312081A JP 18312081 A JP18312081 A JP 18312081A JP S5884869 A JPS5884869 A JP S5884869A
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mixing
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角岡 恒夫
Yoshitaka Mizushima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は艶消塗膜を形成する艶消塗装用樹脂組成物に関
する。
従来、艶消塗膜を形成する方法として、多くの方法が提
案されている。例えば塗料中に無機微粉末あるいは有機
微粉末の艶消剤を分散配合した艶消塗料を塗装する方法
は、多くの塗装方法で長年にわたり実施されている。
一方、電着塗装においては、(1) ’K IF m 
l!I!をアルコール溶液あるいはアルコール含侑水溶
液で処理する方法(特公昭46−22551号公報参照
)、+2)焼付前の電着塗膜を酸を含有するかあるいは
しない熱湯又は加熱水蒸気で処理する方法(%公昭47
−51927号公報参照)、(3)電着塗膜をカチオン
系界面活性剤で洗浄処理する方法(、特公昭4B−44
41号公報参照)、(4)焼付前の電着m&i&を有慎
I又は無憬lの水浴液で処理する方法(特公昭54−1
4159〜lJ1!O号公報参照)、(5″)電膚鑑膜
を洗浄救塩の水浴液で処理する方法(特開H54−95
92号公報参照)など、電着塗膜を形成した恢、榮品類
で塗膜を処理する方法あるいは、(6)艶消剤を′w1
it塗料中に分散させ電着塗装する方法(特開昭56−
16569号公報参照)などが仰られている。
しかしながら、゛亀着堕幌を形成後、薬品等で塗膜を処
理する方法では十分な艷−消効果が得られず、また処理
液の状態の変化に伴い艶消程度が・変化し、均一な艶消
塗膜が安定して得られないという問題がある。更に、該
方法では従来の電着塗装工程に一工程付加されるため、
作業能率が低下するという問題も生じ、これらの理由に
より実用的規模での稼動は、いまだなされていないのが
現状である。lた、電着塗装においては、艶消剤を分散
配合した1泊塗料をそのまま適用することは困難でおる
。例えば艶消剤としてシリカ微粉末を分(さぜた%盾道
科を使用し友場合、シリカ微粉末は塗料中で沈降する傾
向を示し、このため仮塗物の上■と下■の艶消   ”
程度が大幅に異なりまた、塗料自体を不安定にするとい
う問題がめった。
一方、艶消剤として溶剤不溶性の粒子状重合反応生成物
を塗料に添加することが前記(6)より公知である。こ
の方法によれば、従来の艶消剤を粉砕又は分散等の機械
的微細化工程が不賛になるという利点があるが、前記の
艶消剤添加の場合と同様に塗料中においては粒子状重合
反応生成物が沈降する傾向は避けられず、このため均一
な艶消塗膜が得られないという問題が依然として残され
ている。
本発明者等は、前記公知技術とは異なり艶消剤を分散配
合したりまた、塗膜を薬品等で処理することな′く、通
常の塗装を実施するだけで艶消塗膜を形成することがで
きる艶消塗装用m脂組成物を得ることを目的とし、研究
を重ねぇ結果本発明を完成した。
本発明11i等は、前記目的を満足させる電層塗装用の
樹脂組成物を完成し、既に特峰出蒙を行っている(t¥
f願昭56−97444号)が本発明はこの改嵐発明で
もめる。
本発明を概説すると、樹脂組成物が(ハ))α、β−エ
チレン注不飽オロボリ力ルボン酸樹鹿及び(b)アルコ
キシル化メチロールメラミンを塗膜形成成分とし、この
(a)成分及び幹)成分を含有する水系エマルジョンを
加熱して得られる生成物を含有する組成物であることを
特徴とする艶消塗装用樹脂組成物である。
本発明者等の研究によると、α、β−エチレン性不飽和
ポリカルボン酸樹脂とアルコキシル化メチロールメラミ
ンとを混合0口熱すると単なる混合状帽に止まることな
く、α、β−エチレン性不飽和ポリカルボン噴とアルコ
キシル化メチロールメラミンとの反応生成物が一部生成
することが確認された。
前記先願発明の樹i旨組成物は、α、β−エチレン性不
飽却ポリカルボン酸樹脂とアルコキシル化メチロールメ
ラミンとt1憬浴剤の存在ドに混合し加熱して得られる
生成物を有効成分として含有するものであるが、こt″
Lを酸4*装に使用すると経時変化により#L盾塗膜の
光沢値が保修に高くなるいわゆる艶戻り現象が生じる傾
向がみられ、また、電着塗膜の艶のw!4整が困難であ
るという実用上の間亀がめった。更に電着塗装以外の他
の塗装手段では艶消塗膜は形成されないものであった。
本発明は、仁の先願発明の樹脂組成物の欠点をa、−一
エチレン性不飽和ポリカルボン酸樹脂とアルコキシル化
メチロールメラミンとを混合して水系エマルジョン化し
た後に加熱することによシ解消したものでこの結果、刷
毛塗り、浸漬、スプレー、静電、電着塗装などいかなる
塗装手段を用いても艶消塗膜が形成でき、特に電着塗装
し九場合、艷戻り現象は生起せず得られる塗膜の光沢値
は先願発明の樹脂組成物でd得られなかった60°債面
光沢の測定で10%未満の値が得られる。このように本
発明の樹脂組成物を用いると、極めて光沢の低い且つき
めの細かい上品な艶消塗膜外観が得られるという効果を
奏する。
本発明の樹脂組成物を電着塗装用塗料として使用した場
合、艶消塗膜を形成する理由はまだ究明されていないが
、前記のように樹脂組成物中にα、β−エチレン性不飽
和ポリカルボンW樹脂とアルコキシル化メチロールメラ
ミンとの^分子量反応生成物が混在することが艶消塗膜
の形成に関与するものと推定される。
本発明の詳細な説明すると、本発明で使用するa、β−
エチレン性不飽和ポリカルボン酸樹脂は、(4)a、β
−エチレン性不飽和カルボン酸3〜30重量X、(ロ)
a、β−エチレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアル
キル含有エステル又はアミド若しくはアミド誘導体5〜
50重t%、(ハ)a、β−エチレン性不飽和カルボン
酸のアルキルエステル30〜80重葉%、に)その他の
共重合性単量体0〜20重書%よりなり縫着が100重
量%となるように配合した単量体組成を反応させて得ら
れるものでろって、酸1曲10〜200のものが好まし
い。
適当な(イ)a、β−エチレン性不飽本ロカルボン酸と
しては、アクリル酸、宿−クロロアクリル酸、メタクリ
ル酸、イタコン酸、無水マレイアv。
マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、シトラコン酸、メ
サコン酸等の単独又は混合物あるいは少なくとも1個の
カルボキシル基を有するそれらの官能性誘導体例えば不
飽和の電合性のジー又はポリ−カルボン酸の部分的エス
テル又はアミドである。
次iC(o)g、−一エチレン性不飽和カルボン酸のヒ
ドロキシアルキル含有エステル又はアミド若しくはアミ
ド誘導体としては、2−ヒドロキンエチルアクリレート
、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキ
シグロビルアクリレート、2−ヒドロキシグロビルメタ
クリレート、S−ヒドロキシグロビルアクリレート、3
−ヒドロキシグロビルメタクリレート、4−ヒドロキシ
ブチルメタクリレート、ジエチレングリコールモノアク
リレート、ジエチレングリコールモノメタクリレート、
アクリルアミド、メタクリルア建ド、メチロールアクリ
ルアミド、メチロールメタクリルアミド、アルコキシメ
チロールアクリルアミド、アルコヤシメチロールメタク
リルアミド、ジアセトンアクリルアミド−ジアセトンメ
タクリルアミドなどがある。
riff、β−エチレン性不飽10カルボン酸のアルキ
ルエステルの例としては、メチルアクリレート、メチル
メタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリ
レート、n−プロピルアクリレート、n−グロビルメタ
クリレート、イソプロピルアクリレート、イソプロピル
アクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレ
ート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート
、ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリレート
、ヘキシルアクリレート、2−エチルへキシルメタクリ
レート、ヘプチルアクリレート、ヘゲチルメタクリレー
トなどがあり、アルキル基内に炭素原予約20までを有
する同様なエステルが使用できる。
に)その他の共重合性単1体としては、スチレン、−一
アルキルスチレン、α−クロロスチレン、ビニルトルエ
ン、アクリロニトリル、6mビニル等がある。
他方、アルコキシル化メチロールメラミンはメチロール
基の少なくとも一部を低級アルコールでアルコキシル化
したものであればよい。低級アルコールトシテハ、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール
、イソプロピルアルコール、フチルアルコール等ノーS
又は二種以上を使用する。
本発明の艶消塗装用樹脂組成物における前記g、74−
不飽和ポリカルボン酸樹脂と、アルコキシル化メチロー
ルメラミンとの組成割合は、a。
−一エチレン性不飽和ポリカルボン酸樹8fIS〜95
重量部、アルコキシル化メチロールメライン?5〜5重
量部の範囲で使用できる。
本発明の艶消塗装用樹脂組成物は例えば次のような方法
で製造することができる。
かくはん装置、温度針及び還tIL乍却器會備えた反応
容器に、(転)aJ−エチレン性不飽和ポリカルボン酸
樹脂、(b)アルコキシル化メチロールメラミンを有機
溶剤の存在下で混合する。この混合時又は混合後にかく
社んを続けながら親水性塩基を添加し、更゛に水を加え
てエマルジョン化を行う。次いで40℃〜還流編度に昇
縣し更にかくはんを続けて反U6を終了する。加熱偏度
が低いほど、反応時間及び/又は常温放置時間が長くな
る。
有機溶剤としては、−1えばメタノール、エタノール、
n−プロパツール、イソプロピルアルコール、n、−ブ
タノール、イソブタノール、式%式% ナトのようなアルコール類、メチルセロソルブ、エチル
セロソルブ、イソプロピルセロソルブ、ブチルセロソル
ブ、叢−ブチルセロソルブなどのようなセロソルブなど
を使用する。
親水性塩基としてはアンモニア、モノメチルアミン、ジ
メチルアミン、トリメチルアミン、モノエチルアミン1
.ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノイソプロピ
ルアミン、ジイソプロピルアミン、トリインプロピルア
ミン、モツプチルアミン、ジブチルアミン、トリブチル
アミンなどのようなアルキルアミン類、モノエタノール
アミン、ジェタノールアミン、トリエタノ−ルア建ン、
モノ(2−ヒドロキシプロピル)アミン、ジ(2−ヒド
ロキシプロピル)アミン、トリ(2−ヒドロキシプロピ
ル)アミン、ジメチルアミノエタノール、ジエチルアミ
ノエタノールなどのアルカノールアミン類、エチレンジ
アミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミンなどのアルキレンポリアミン類
、エチレン4ミン、プロピレンインンなどのアルキレン
イミン類、ピペラジン、モルホリン、ピラジン、ピリジ
ンの他、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水管化リ
チウム等の金属水酸化物が挙げられる。
親水性塩基は、町β−エチレン性不飽和ポリカルボン酸
樹脂のカルボキシル基に対し、モル比が(L1〜α8と
なるように添加すn ri′よい。
本発明の艶消塗装用樹脂組成物においては、酸を配合す
ると反応時間の短縮及び塗膜焼付時間の短縮がなされ、
好ましい結果が得られる。
これは酸がa、71−エチレン性不飽和ポリカルボン酸
樹脂とアルコキシル化メチロールメラミンとの反応生成
物の生成反応を促進し、ま九、塗膜の加熱焼付時に架欄
触媒として働くためであると推定される。
本発明で樹脂組成物に配合1丁能な酸としては有機酸及
び/又は無機酸が壽る。有機酸としては、ギ酸、酢酸、
シュウ酸、スルホン酸化合物などがあり、一方、無機酸
としては、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸などが挙げられる
。本発明では、有機酸又は無機酸の少なくとも1種以上
おるいは有機酸と無機酸との混合いずれも使用できる。
本発明では、スルホン酸化合物の使用が、特に優れた効
果を発揮するため好ましい。スルホン酸化合物としては
、脂肪族スルホン酸あるいは芳香族スルホン酸がある。
Btl FiB族スルホン酸トシては、メタンスルホン
酸、エタンスルホ/酸等のアルカンスルホン酸、芳香族
スルホン酸としては、m−ノニルベンゼンスルホン酸、
p−テシルベンゼンスルホン酸、p−ウンデシルベンゼ
ンスルホy 酸、p −トyシルベンゼンスルホン酸、
p−トルエンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン
酸、ジノニルナフタレンスルホン酸、ジノニルナフタレ
ンジスルホン醸、ジオクチルナフタレンジスルホン酸、
ジオクチルナフタレンジスルホン酸、ジオクチルナフタ
レンジスルホンv、シアルギルナフタレンスルホン酸な
どのシアルギルナフタレンスルホン酸又はジスルホン酸
などを使用する。
酸の配合は任意になされ、その添加は塗膜形成成分の混
合時又は混合後例えば親水性塩基の添加前に行えばよい
。またIII!を添加するにあた9、疎水性塩基と同時
に開削に添加してもよく、場合によ)該塩基との反応生
成物を含む塩含有物を配合してもよく、これらの場合は
、酸単独添加と同じ効果が得られる。
本発明において酸の中和KM水性塩基を使用する理由は
、酸は通常塩基により中和され水溶化するが、疎水性塩
基を用いると中和されても疎水化しており、このような
疎水化した中和物はω膜形成成分の樹脂中に包含される
形となるため塗料をイオン交換処理しても除去されず、
したがって連続稼動によっても塗料中の情の駿のf@を
小さく保持するためである。
前記酸又は塩含有物は樹脂@載物の塗膜形成成分に対し
10重1%以内好ましくは5電着%以内、特に好ましく
は1.0 @ @%以内の鎗を添加することが適当であ
る。これは、得られる艶消塗膜の優れた物理的性質を保
持するために必要なことである。
前記疎水性塩基としては、水難溶性又は水不溶性のもの
が特に好ましい。その例としては、1mアルキルアミン
又はアラルキル基含有アミン等がある。
本発明の艶消塗装用樹脂組成物は、樹脂固形分凝度が5
〜50電t%の範囲で使用でき、各種塗装手段により適
当な磯度に水で希釈して使用すればよい。その際、常用
の着色剤その他塗料用添加剤を混合して使用することも
できる。
また、本発明の艶消塗装用樹脂組成物は、光沢に優れる
塗膜を形成する塗料組成物と混合して、祷られる塗膜の
光沢を任意に調整することもできる。
このようにill製した艶消塗料で被塗物を塗装すると
被塗物の材質、形状、大きさにかかわらず均一な艶消塗
膜が形成できる。
本発明の艶消塗装用樹脂組成物は、電着塗弧浸漬塗装、
スプレー塗装、静電塗装、グラビア塗装、ロール塗装、
刷毛塗り等の接種の塗装手段が適用できる。電着塗装に
おいては、従来の電着塗装のラインでそのまま同じ方法
によって塗装すればよく、艶消剤配合電着塗料を使用す
る方法及び電着塗膜を化学薬品で後処理する方法では不
可能な常に安定で、且つ光沢値の低い均一な艶消塗膜が
得られるという利点を有すんまた、侍られる艷消塗JI
llIrr、仮堅物との密着性に優れ、耐酸性、耐アル
カリ性、耐沸水性等の塗膜性能にも優れる。
以下、本発明をより詳細に説明するために実施例を示す
。しかし本発明はこれに限定されるものではない。
なお、谷側における部はStSを意味する。
製造例1. ((a)成分の合成例1]かくはん装置、
温度計及び越流冷却器を備えた反応容器にアクリル貫1
0部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート15#、ス
チレン15眼オクチルアクリレート15部、ブチルアク
リレート10部、メチルメタクリレ−)35部、7ゾビ
スイソブチロニトリル1.5部、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル12部、イソプロピルアルコール35
部を仕込み速流下で6時間かくはん全行いα、β−エチ
レン注不飽和ポリカルボン酸樹脂溶液811(1111
価7B)を調製し九〔(A)成分の合成例2〕 合成例1と同様の方法において、アクリル酸am、2〜
ヒドロキシエチルアクリレート5豚2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート15部、スチレン101部、オクチル
アクリレート15蘇ブチルアクリレート15g、メチル
メタクリレート56部、アゾビスイソブチロニトリル1
.5部、エチレ7 / 9コ一ルモノブチルエーテル1
2部、インプロピルアルコール35部を還流温度下(約
90℃)に6時間かくはんを行いα、β−エチレン性不
飽和ポリカルボン酸樹脂溶液a2(酸価的31)を調製
し丸。
〔・−)成分の合成例5〕 合成例1と同様の方法において、アクリル酸15部、2
−ヒドロ中ジエチルアクリレート10部、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート15部、エチルアクリレート5
部、スチレン10Rオクチルアクリレ−)10部、メチ
ルメタクリレ−)!55部、アゾビスイソブチロニトリ
ル1.5部、エチレングリコールモツプチルエーテル1
2部、インプロピルアルコール35部を還[[下(約9
0℃)に6時間がくはんを行いC2β−エチレン性不飽
相ポリカルボン酸aiI胎#献喝5(酸価的117 )
tW4HL、IF−9実施例1 かくはん装置、温度針及び還流冷却器を備えた反応容器
に、前記の1.β−エチレン性不飽和ポリカルボン酸I
N脂溶液a11aa部、メトキシブトキシ混合メチロー
ルメラミン(商品名MX−40三和ケミカル社製)30
s*仕込みかくはんを行い混合した。次いで、かくはん
を続けながらトリエチルアミン4,2部を添加した俊、
更に脱イオン水を150部加えエマルジョン化した。こ
のエマルジョン化した内容物を約90℃に昇温し、約1
2時間かくはんを続けて反応を終了し樹脂組成物を調製
した。
比較例1゜ 実施例1の方法においてエマルジョン化した後、常温で
12時間かくはんを行う以外はすべて同じ方法で樹脂組
成物を得た。
比較例2゜ 実施例1の方法においてa、β−エチレン性不飽和ポリ
カルボン酸樹B’fl浴液随1とメトキシブトキシ混合
メチロ、−ルメラミンとの混合時にエチレンクリコール
モノブチルエーテル209及   “びインプロピルア
ルコール80部を使用し、内容物を約90℃に昇温し約
12時間がくにんを続は丸後、常温にまで冷却し次いで
、トリエチル75710部を添加混合し死後、更に脱イ
オン水150部を加えて樹脂組成物を調製した。
実施例2 実施例1と同様の方法において、a、β−エチレン性不
飽和ポリカルボン酸樹脂溶液N12100部、メトキシ
ブトキシ混合メチロールメラミン(商品名MX−40三
和ケミカル社製)30部を11合しft後、p−ドデシ
ルベンゼンスルホン酸α8部を添加混合した。次いでか
くはんを続けながらトリエチルアミン2.5部を添加し
た彼、更に脱イオン水150部を加えてエマルジョン化
し丸。このエマルジョン化した内容物を約90℃に昇温
し、約8時間かくはんを続は反応を終了し樹脂組成物を
調製した。
実施例S 実施例2の方法においてp−ドデシルベンゼンスルホン
酸α5部と共にトリーn−ブチルアミンα2部を同時に
添加配合する以外はすべて同じ方法で樹脂組成物を調製
した。
実施例4 実施例2の方法において、p−ドデシルベンゼンスルホ
ン酸に代えてp−ドデシルベンゼンスルホン酸をトリー
n−ブナル′fミンで中相して得られる塩α5部ケ配合
して反応を行う以外はすべて同じ方法で樹脂組成物を侍
た。
応用例1 実施例1〜4及び比較?jl 1〜2で得た樹脂組成物
を樹脂固形分濃度10電m%に調製し艶消塗装用塗料と
した。各塗料中に陽極酸化処理を施し、更に無機電解着
色したアルミニウム板を陽極に、陰極にステンレス板を
軸線して浸漬し両極間に電圧180ポルトを印加し初期
邂流密度1.OA/−で2分間直流通電を行った。電着
塗装終了神各アルミニウム板を取出し、十分に水洗処理
金した懐、150℃で30分間熱風乾燥を行った。
この結果、谷アルミニウム板上に形成さIした電着塗膜
は・41表に示すとおりであった。ヤして、本発明の実
施例によるものでは、艶戻り現象は生起しなかった。そ
れに対して、比較例2のものでは、艷戻り現象が生じる
傾向がみられ丸。
実施例5 実施例1と同僚の方法において、α、β−エチレン性不
飽和ポリカルホン酸樹llv溶液随3100部、メトキ
ン・ブトキシ混合メチロールメラミン(商品名MX−4
0三和ケミカル社製)50部を混合した後、あらかじめ
p−ドデシルベンゼンスルホン酸とジ−n−ブチルアミ
ンとから得た塩含有物(11部を添加混合した。ついで
かくはんを続けながらトリエチルアミン4部を添加し、
更に脱イオン水150部を添加してエマルジョン化した
。このエマルジョン1ヒした内容物金的90℃に昇温し
約4時間かくはんを続は反応を終了し樹脂組成物をal
ll製した。
この樹脂組成物に比較例1の樹脂組成物を第2表に示す
ように樹廁固形分比を変電して添加し、十分に混合した
恢、<rLぞ扛樹廂固形分10重蓋%の一消鑵着塗料と
し応用例1と同じ方法で無機1!解層色を施した陽極酸
化アルミニウム板に電着蝋襞を行った。この結果、離着
@膜の光沢値は第2表に示すとおりであった。
第  2  表 実施例6 実施例4で調製した艶消塗装用樹脂組F&物50部を合
成皮革表面処理用の塩化ビニル−アク1ノル系水性処理
液(商品名〕・ニクロン ノ・ニー化成社製)600部
とを混合した後、これを表面未処理のポリ塩化ビニルレ
ザーに乾燥膜厚力文10μになるよう120メツシユ、
グラビアグ9ンターで塗装し、80℃でsO分間加熱乾
燥を行つ九。この結果、ドライな風合いを有する艷1M
外観のポリ塩化ビニルレザーが得られた。
比較例5 光沢電着塗膜(光沢値98)を形成する市販のアクリル
−メラミン系電着塗料(商品名)・ニライトAt−80
0ノ・ニー化成社製)原液〔樹11if固形分50重t
%〕200部に7リカ微粉末(商品名ニップ7−ルE−
20OA、日本シリカニ業社製)10部を加えサンドミ
ルにて十分に混合分散を行った。次いでこの分散液に脱
イオン水を加え、樹脂固形分10重1%の艶消電着塗料
を調製した。
実施例1〜5及び比較例3で調製した各塗料を沈殿管に
とり室温(25℃)で1か月装置して沈殿物の生成を確
認したところ第3表の結果のとおりであった。
第  3  表 但し、比軟?IJ5の沈jlll!lは固く合分散でき
ないものであった。
応用例2 実施例5で傅た樹脂組成物を、樹脂固形物5鬼綾%、1
0重重%、20曳1%にそれぞれ調製し、スプレー塗装
(樹脂固形分5 m1% )、ロール塗装(同10重量
%)、浸漬塗装(同20重量%)の各種塗装方法により
、アルミニウム板、ガラス板及びポリフェニレンスルフ
ィド板にそれぞれ塗装を施した後’、150℃で20分
間熱風乾燥した。いずれの場合にも、前記応用例1に示
すと同様の艶消塗膜が得られた。
以上の各側の結果から明らかなように、本発明による樹
脂組成物は、艶消効果に優れ、艶戻)現象もなく、更に
塗装用に広範囲の適用性を持っている点で、顕著な効果
を奏するものである。
特許出願人 ノ・ニー化成株式会社 代理人 中率  宏 代理人 弁上  昭

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、樹脂組成物が、←)α、β−エチレン性不飽和ポリ
    カルボン酸樹脂及びφ)アルコキシル化メチ四−ルメラ
    ミンを塗膜形成成分とし、この(転)成分及び(ロ)成
    分を含有する水系エマルジョンを加熱して得られる生成
    物を含有する4g成物であることを特徴とする艶消塗装
    用樹脂組成物。 2、#樹脂組成物が、(IL)成分及びO))成分の混
    合時又は混合後に親水性塩基及び水を添加しエマルジョ
    ン化させた後、加熱して得られる生成物を含有する組成
    物である特許請求の範囲′81項に記載の艶消塗装用w
    llir組成物。 3、咳樹廁組成物が、−)成分及びΦ)成分の低曾時又
    は混合後に無機酸及び/又は有愼酸を添加混合し、これ
    に親水性塩基及び水を添加しエマルジョン化させた後、
    加熱して得られる囲第1項に記載の艷(PUffi装用
    樹脂組成物。 A、該樹脂組成物が、(a)成分及び(1))成分の混
    合時又は混合後に無機酸及び/又は有機酸と疎水性塩基
    とを添加混合し、これに親水性塩基及び水を添加しエマ
    ルジョン化させた恢、加熱して得られる生成物を含有す
    る組成物である特許請求の範囲第1項に記載の艶消塗装
    用樹脂組成物。 5、 該樹t+旨組成物が、←)成分及び[有])成分
    の混合時又は混合後に無機酸及び/又は有機酸と疎水性
    塩基とから得られる塩含有物を添加混合し、これに親水
    性塩基及び水を添加しエマルジョン化させた債、加熱し
    て得られる生成物を含有する組成物である特許請求の範
    囲第1項に記載の@消塗装用樹脂組成物。 6、 該樹脂組成物が、lJumk A [1,C〜還
    流温度で行って得られる生成物を含有する組成物である
    特許請求の範囲41項〜躬5項のいずれかに記載の艶消
    塗装用樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61127772A (ja) * 1984-11-26 1986-06-16 Honny Chem Ind Co Ltd 艶消電着塗料組成物
JPS61157564A (ja) * 1984-12-28 1986-07-17 Honny Chem Ind Co Ltd 梨地調電着塗料用組成物

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JPH021867B2 (ja) * 1984-11-26 1990-01-16 Honey Kasei Kk
JPS61157564A (ja) * 1984-12-28 1986-07-17 Honny Chem Ind Co Ltd 梨地調電着塗料用組成物
JPH021868B2 (ja) * 1984-12-28 1990-01-16 Honey Kasei Kk

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