JPS58212550A - 紙葉類の処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はたとえば郵便物を宛地区分して配送するに有用
な郵便物区分装置の処理装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

郵便物に付された郵便番号を読取シ、これを認識して上
記郵便物を宛地区分し、これらの区分毎に郵便物を把束
して配送に供する郵便物区分装置が注目されている。こ
の装置は原理的には第１図に示す如、く構成される。す
なわち、大きさ厚みなどによって選別された定形内の郵
便物は読取シ判別部１に導かれてその郵便番号が読取認
識される。そして、この認識結果に従って郵便物は宛地
区分され、区分棚２の各区分領域（区分箱）にそれぞれ
積重ねられる。しかして、所定の積重ね量に達した郵便
物はその区分毎に取出し装置３を介して取出されて、搬
送ライン４に導かれて把束機５によシ把束される。

このようにして、その区分毎に把束された郵便物が、そ
の目的苑地に配送される。また、区分棚２に区分された
郵便物は所定時間、あるいは時刻毎に取出されて配送に
供される。この場合にも帯状郵便物はその区分毎に把束
されるのだが、区分量が少ない場合、すなわち区分され
た郵便物の積重ね量が少ない場合、そのままではこれを
把束することが困難であることから、宛地区分を大略同
じくする他の区分の郵便物と金流させ、これらを一括し
て把束することが望まれる。この郵便物の合流処遇に供
されるのが合流装置６である。なお、上記合流可能な区
分の郵便物はたとえば郵便番号の上位２桁を同じくする
同一地方局に送られるものであシ、この場合上記地方局
に送られるものであり、この場合上記地方局において再
度細かいレベルでの苑地区分が行なわれることになる。

したがって、合流装置６では積重ね量の少ない郵便物を
合流可能な区分の郵便物が搬送されてくるまで退避させ
ておくことが登求される。

仮りに区分棚２から区分された書状郵便物をランダムに
取出すものとすれば、上記合流用の書状郵便物退避口を
数多く必要とし、装置構成が大損りとなる上区分装置の
機能効率の低下を招く不都合が生じた。そこで、この不
都合を解決する合流装置に関する方式（たとえば特願昭
５６−４０１０６号）が発明されている。

ところで、従来においては区分棚２で区分された郵便物
の区分量をその通数で判別し、通数がたとえば９通以下
であると積重ね量の少ないものとしてすべて合流させて
一括把束させるようにしていた。

しかし、なから、処理対象郵便物は通常その幅寸法が９
０〜１２０ｗＭ長さ寸法が１４０〜２３５鰭、厚さ寸法
が０．５〜６瓢と範囲が広く、通数で区分量を判別した
場合にはその厚さ寸法にばらつきを生じ把束に十分な区
分量があるものすなわちそのまま把東部へ搬送してもよ
いものまで不必要に合流させていた。このため、時開的
な無駄を生じ作業能率が低下するとともに合流装置も余
裕をもって大形化しなければならないという不都合があ
った。

〔発明の目的〕

本発明昧上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、区分された紙葉類の通数量が少ない場
合であってもその厚さ寸法が所定寸法以上であるときは
合流部に合流させることなく搬送できるようにした紙葉
類の処理装置を提供しようとするものである。

〔発明の概要〕

本発明は搬送路により積層状態で搬送されろ紙葉類の厚
さ寸法を検知器によって検知し、紙葉類が所定厚さ寸法
以下であるときのみ排出手段により搬送路から排出して
合流部に合流させるものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第２図乃至第８図に示す一実施例を参照
しながら説明する。第２図は郵便物区分装置の要部を示
す概略構成図で、第１図に示すブロック図に対応して同
一部分には同一符号を付して示しである。即ち読取シ判
別部１に送υ込まれた定形内の紙葉類としての郵便物７
は、一枚あるいは一袋づつ取出されてその郵便番号が読
取り認識され、区分棚２の予め設定された苑地区分の区
分領域にそれぞれ区分して振分けられる。そして、区分
された各郵便物７は、各区分領域毎に順次積重ねられる
。このようにして苑地区分された郵便物は、成る一定の
積重ね量に達する都度、取出装置３内の・やレット３ｓ
に押出されて搬送ライン４上に導かれる。

この搬送ライン４によって郵便物７は把束機５に搬送さ
れる。しかして区分棚２に区分して積重ねられた郵便物
７は成る時刻、例えば１日の集配が終了する都度、取出
されて取出装置３のノヤレッ）Ｊａに各別に取込まれる
。そして、・母しッ）Ｊａの移動によって搬送ライン４
上に送り出され、所定のｆ＊重ね量に満たない郵便物７
は合流装置６にて、合流が許容された他の区分の郵便物
２と積重ね合流される。これらの積重ねられた書状郵便
物２に対し、把束機５はこれ　　　′を把束して配送に
供することになる。

ところで、取出装置３は、例えば第３図に示すように構
成される。即ち、ルッ）Ｊａは、区分棚２の各区分領域
に対応して、その後部に配置され、区分棚２から押出さ
れた書状郵便物７を載置したのち移動制御されて、搬送
ライン４面に移動駆動される。

例えば区分棚２は４段３列に亘って格子状に区分領域を
設定しておシ、これらの区分領域の後部パレッ）Ｊａが
それぞれ配置される。

従って、取出し時には、各区分地域に区分されてＭ重ね
られた書状郵便物７は、・やレット３ａにそれぞれ積出
されることになる。これらのパレッ）３ｍは図中矢印Ａ
に示すように一列ずつ横方向シフトされて、その端部よ
シリフト機構８に送り出される。リフト機＃Ｉ８は、こ
こ゛に送シ出された・臂レット３＆を下降させるもので
、最下段に位置するパレｙ　ＦＪａ上に載置された郵便
物２＃−を搬送ライン４に送シ出される。

そして、次工程（把束工程）へ送り出しを終了した／Ｉ
Ｐレット３ＩＬは、返却ルートに乗せられて、再び区分
棚２の後方位置に移動され、次の書状郵便物７の取出し
に供せられる。

ところで本発明に係る合流装置６は、例えば第６図およ
び第７図に示す如く構成される〇搬送ライン４の側方位
＠一般けられた合流装［６は、昇降自在な集積台１）を
有している。

この集積台１ノは側板に沿って昇降駆動されるもので、
底板位置まで下降され、また前記搬送ライン４面の位置
以上まで上昇される。搬送ライン４上には、その搬送方
向と直交する横方向に移動用能に排出手段をなす第１の
押板１５が設けられており、この押板１５によって搬送
ライン４上の少量郵便物７が集積台１１上に押出される
ようになっている。また集積台１１上には上記第１の押
板１５に対向して第２の押板１６が設けられておυ、こ
の押板１６によって集積台１１上の郵便物７が搬送ライ
ン４上あるいは搬送ライン４上に積重ねられた郵便物２
上に押出されるようになっている。この押板１６による
郵便物７の押出し４集積台１１の面が搬送ライン４面あ
るいは搬送ライン４上に積重ねられている郵便物７の最
上面より高い状態で行われる。

また、集積台１１の下部に第２の押板１６の移動方向と
同じで１（、かもｔよは同時に動作し、押出動作が完了
したら、元の集積台１）の−１部へ収納される第２のガ
イド機構２ノが設けられている。

まだ、搬送ライン４の下部に第１の押板１５の移動方向
と同じでしかもハｔテ同時に動作し押出動作が完了した
ら元の搬送２イン４の下部へ収納される第１のガイド機
構２０が設けられている。

また集積台１１の上面には押板１６の移動方向に沿って
溝（図示しない）が設けられておシ、この溝１１ａに嵌
合する前記押板１６の下部突起（図示しない）によって
、集積台１１上の郵便物７が残シ無く押出されるように
なりている。

また前記側板の内壁面には第９図に示すように位置検出
器１７が設けられ、集積台１１上に載置された郵便物７
の上面位置が光学的に検出されるようになっている。こ
の検出結果によって集積台１ノ上に押板１５により押出
されて退避された少量郵便物７の上面が前記搬送ライン
４面より僅かに低くなるように前記集積台１ノが下降制
御される。

一方、上記合流装置６の上流側には第４図および第５図
に示すようにパレッ）Ｊａに載置されて搬送ライン４に
よシ搬送される郵便物７の厚さ寸法を検知するだめの検
知器２２　ａ　、　２２ｂが配置されている。この検知
器２２ｈ、２２ｂにより検知された上記郵便物７・・・
の厚さ寸法が所定厚さ寸法以下であるときすなわち把束
に適さない量であるときは検知器２２ｇ　＋　２２ｂが
ら上記第１の押板１５に作動指令が与えられて第１の押
板１５が作動するようになっているＣまた、上記検知器
２２ｈ、２２ｂにより検知された郵便物７・・・の厚さ
寸法が所定厚さ寸法以上であるときすなわち把束可能な
量であるときは検知器２２ｈ　ｙ　２２　ｂから上記第
１の押板１５に作動指令が与えられず第１の押板１５は
作動しないようにされている。

さて、このような構造を有する合流装置６は第８図（、
）〜（ｄ）に模式的に示すように作用する。

今、搬送ライン４上に、パレッ）Ｊａに載置されて搬送
される郵便物７・・・の厚さ寸法が検知器２２ａ、２２
ｂによって所定厚さ寸法以下であると検知されて合流装
置６の位置に達すると第８図（、）に示すよりに第１の
押板１５が抑圧移動される。また、第１のガイド機構２
０もはは同時に集積台１１上に導かれる。これによって
ノ母しッ）Ｊａ上の少量郵便物７が押板１５によってノ
４レットＪａ上から押出されて集積台１１上と第１のガ
イド機構２０上に導かれる。尚、押板１５にも前記した
ような突・起が設けられている等して、その少量郵便物
７が残り無く、全て移動される。しかるのち前記押板１
５および第１のガイド機１ｍ２０は再び元の位置、つま
り搬送ライン４上に戻される。その後少量郵便物７を載
置した集積台１ノは第７図（ｂ）に示すように下降駆動
され、上記少量郵便物７の上面が搬送ライン４面よシ僅
かに低くなる位置まで下げられる。この位置制御は前記
した位置検出器１７により行なわれる。このようにして
退避された少量郵便物７との合流が許ｉされた他の区分
の少量郵便物７が搬送ライン４上に搬送されてきたとき
、押板１５および第１のガイド機構２゜が再び移動駆動
される。これによって第７図（ｃ）に示すように、その
少量郵便物７が・臂レット３ａ上から押出されて合流装
置６内に導かれて集積台１１上に先に載置されだ少量郵
便物７の上に積重ねられる。次に集積台１ノ上に合流さ
れた少量郵便物７の積重ね量が所定の厚みに達したとき
、集積台１１は元の位置、つまり搬送ライン４面と同じ
位置以上まで上昇される。そしてこの状態で今度は押板
１６および第２のガイド機構２１が駆動されて、集積台
１ノ上の合流された郵便物７が搬送ライン４上もしくは
合流が許容された他の区分の少量郵便物上に戻される。

一方、搬送ライン４上にパレッ）Ｊａに載置されて少量
郵便物として搬送されてきた郵便物７・・・が検知器２
２ｍ　、２２ｂによって検知され厚さ寸法がその所定厚
さ寸法以上であると検知されて合流装置６′の位置に達
した場合には第１の押板１５は動作せず、郵便物７・・
・け集積台−１１上に押出されることなくそのまま搬送
ライン４によって把束部へ搬送されて把束されることに
なる。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、搬送路によって積層状態
で搬送される紙葉類の厚さ寸法を検知器によって検知し
、紙葉類が所定厚さ寸法以下であるときのみ排出手段に
よって搬送路から排出して合流部に合流させるようにし
たから、従来のように紙葉類の区分量をその通数量で判
別し所定通数以下の紙葉類はその厚さ寸法に関係なくす
べて合流させるものと異なり、通数量は少なくてもその
厚さ寸法が所定厚さ寸法以上で十分把束できる場合には
合流部に合流させることなぐそのまま搬送して把束部に
送ることができる。したがって、時間的な無駄を生じる
ことがなく作業能率が向上するとともに合流部を大形化
する必要もなく経済的であるという効果を奏するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す概略的構成図、第２図乃至第８図
は本発明の一実施例を示すもので、第２図は郵便物の区
分装置を示す斜視図、第３図は取出装置を示す斜視図、
第４図は要部を示す平面図、第５図はその斜視図、第６
図および第７図は合流装置を示す構成図、第８図（、）
〜（ｄ）は積層郵便物の移載時を示す説明図である。 ２・・・、・・・紙葉類（郵便物）、４・・・搬送路（
搬送ライン）、６・・・合流部、２２ａ、２２ｂ・・・
検知器、１５・・・排出手段（第１の押板）。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦２ 第７図 第３図 第４図 第５図 ａ ｔへ６図 第　ｌＩ２１ 第８図 （ａ） （ｂ） ａ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 積層され良紙葉類を搬送する搬送路と、この搬送路の側
   方部に設けられた合流部と、上記搬送路によって搬送さ
   れる紙葉類の厚さ寸法を検知する検知器と、この検知器
   によって検知された紙葉類の厚さ寸法が所定寸法以下で
   あるときのみ上記紙葉類を上記搬送路から排出して上記
   合流部に合流させる排出手段とを具備してなることを特
   徴とする紙葉類の処理装置。