JPS6288742A - 紙葉類の１通取出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はたとえば郵便物選別取揃え押印機等において、
一時集積部に集積された郵便物を１通ずつ取出して搬送
し、後段の処理部へ送り込む紙葉類の１通取出し装置の
改良に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

第４図はたとえば郵便物選別取揃え押印機において、一
時集積部に集積された郵便物を１通ずつ取出して後段の
押印部へ搬送する従来の郵便物の１通取出し装置を示し
たものである。第４図において、第１の搬送路（ト）か
ら立位搬送されてきた郵便物（Ｐ）は一時集積部■に立
位状態で一時集猜される。この一時集積部■の前面、す
なわち取出し。

側には図示しない真空源に連通ずる真空吸引室０）と、
この真空吸引室■の前面を摺接する無端環状の取出しベ
ルトに）とからなる１通取出し部［Ｆ］が設けられてい
て、この】通電量し部（ハ）を１東勅することにより、
」二記郵便物（Ｐ）は１通ずつ取出しベルトに）に吸着
して第２の搬送路０へ取出され、搬送するようになって
いる。上記第２の搬送路■の中途部には吸引力の大きい
真空吸引室■と吸引力の小さい真空吸引室（８）とを対
向配置し゛Ｃ構成される分雛装置競が設けられていて、
上記真空吸引室■に吸引された１枚目の郵便物（Ｐ）は
実線で示す第２の搬送路０を経て、後段の押印部（図示
しない）に送られる。一方、真空吸引室（８）に吸引さ
れた２枚目の郵便物（Ｐ′）は第５図に示すように第２
の搬送路０から分離され、近傍に設置した集積部（１０
）へ回収すべく集積されるようになっている。

しかしながら、上記分離装置皿によって分離され、集積
部（１０）に集積された２枚目の郵便物（Ｐ′）はオペ
レータの手作業により取り出して再度上記一時集積部■
に供給しなければならないという欠点を有していた。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、比較的
簡単な構成でありながら、集積部に回収された紙葉類は
人手を煩わすことなく、一時集積部へ自動的に再度供給
して１通取出しを行なうことができる紙葉類の１通取出
し装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的を達成するために分離装置により分離
された２枚目の紙葉類が集積部に回収されると、回収し
た紙葉類を自動的に排出して一時集積部へ再度供給する
ことができる回収路を３！２置したことを特徴とするも
のである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第１図および第２図に示す一実施例にも
とづいて説明する。第１図において、第４図と同一符号
は同一部品を示している。すなわち、ωは郵便物（Ｐ）
を立位搬送する第１の搬送路で、この第１の搬送路■か
ら搬送されてきた上記郵便物ＣＰ）は一時集積部■に立
位状態で一時集積されるようになっている。そして、こ
の一時集積部■の前面、すなわち取出し側には図示しな
い真空源に連通し、前面に吸引孔（図示しない）を有す
る真空吸引室（３）と、この真空吸引室■の前面を摺接
する吸着孔（図示しない）が一定間隔で穿設された無端
環状の取出しベルト６）とからなる１通取出し部且が配
設されていて、ｆ：記取出しベルト０）を駆動すること
により、上記郵便物（Ｐ）は取出しベルト０）に吸着し
て１枚ずつ取出され、第２の搬送路０を形成するベルト
（６ａ）に沿って搬送するようになっている。

上記第２の搬送路０の中途部には吸引力の大きい真空吸
引室ωが配置されていて、搬送してきた郵便物（Ｐ）は
上記真空吸引室■の吸引力を受けて上記ベルト（６８）
に吸着し、ベルｌ”（６ａ）の走行に伴なって矢印イ方
向の押印部（図示しない）へ搬送される。ここで、上記
真空吸引室■の前面側には上記１通取出し部且で郵便物
（Ｐ）が２枚取りされた場合を考慮し、上記真空吸引室
■よりも吸引力の小さい真空吸引室（８）と、この真空
吸引室（８）の前面を摺接する吸着孔（図示しない）が
穿設された無端ベルｈ（８ａ）とから成る分離装置組（
第５図参照）が対向配置されていて、２枚目の郵便物（
Ｐ′）は上記無端ベルト（８ａ）に吸着させて１枚目の
郵便物（Ｐ）から強制的に分離し、矢印口方向に設置さ
れた集積部（２０）へ１枚ずつ送り込まれるようになっ
ている。しかして、上記集積部（２０）は従来に示すよ
うに送られてきた郵便物（Ｐ′）をすべて集積させた後
、オペレータが手作業により一括して」−記一時凍積部
■に再度供給する構造のものでなく、分離装置組により
分離された２枚目の郵便物（Ｐ′）が集積部（２０）に
送られると、その都度集積部（２０）から自動的に取り
出され、上記一時集積部■へ回収すべく例えば第２図に
示すような回収装置（２１）を付設するように構成され
ている。すなわち、上記集積部（２０）は上下方向が開
口し、かつ下部にガイド片（２０ａ）を有するコ字状に
形成されており。

この集積部（２０）に送られてきた立位状態の郵便物（
Ｐ′）は上記ガイド片（２０ａ）に案内され水平状態に
変位させられるようになっている。

−Ｊ−２回収装置（２ｉ）は水平状態の郵便物（Ｐ′）
を配置して矢印凸方向へ搬送する無端搬送ベル１、（２
２）からなる第１回収路（２３）と、この第１回収路（
２３）の搬送端に直交して設けられ、第１回収路（２３
）から搬送されてきた上記郵便物（Ｐ′）が自由落下す
ることにより、再び立位状態で矢印二方向へ搬送させる
下ベルト（２４）および１対の側面ベル１〜（２５ａ）
　、　（２５ｂ）からなる第２回収路（２６）と、この
第２回収路（２６）の途中に設けられて前記第２の搬送
路■と同一の高さまで戻すための上り傾斜部（２７）と
、上記第２回収路（２６）の搬送端に近接して設けられ
、搬送してきた立位状態の郵便物（Ｐ′）を上記一時集
積部■へ挟持して送り込む１対の無端搬送ベルト（２８
ａ）　、　（２８ｂ）からなる第３回収路（２９）とか
ら構成されており、上記第１〜第３の回収量　（２３）
　、　（２６）　、　（２９）は同期して搬送するよう
になっている。

つぎに、上記構成にもとづく本発明の動作について説明
する。いま、第１の搬送路ωがら搬送してきた郵便物（
Ｐ）が一時集積部■に立位状態で集積されると、最先の
郵便物（Ｐ）は一時集積部■の取出し側に設けられた取
出し部且の取出しベルト（イ）に吸着して取出され、第
２の搬送路０を搬送する。そして、上記第２の搬送路０
の中途部に設置された分離装＠包を通過するが、このと
き上記取出し部Ωにより複数枚の郵便物（Ｐ）が取出さ
れ、搬送してきた場合、１枚目の郵便物（Ｐ）は真空吸
引室■の吸引力を受けてベルト（６ａ）に吸着し、矢印
イ方向の押印部に搬送して処理される。一方、・２枚目
の郵便物（Ｐ′）は分離装置前を構成する真空吸引室（
ハ）の吸引力を受けて無端ベルト（８ａ）に吸着し、集
積部（２０）へ送られる。

このようにして集積部（２０）に２枚目の郵便物（Ｐ′
）が送られると、郵便物（Ｐ′）は直ちに集積部（２０
）内を自由落下し、ガイド片（２０ａ）に案内されて第
１回収路（２３）の無端搬送ベルト（２２）上に水平状
態で載置させられ、矢印凸方向に搬送する。そして、上
記無端搬送ベルト（２２）の搬送端まで搬送された上記
郵便物（Ｐ′）は自由落下して第２回収路（２６）の下
ベルト（２４）上に再び立位状態で供給され、側面ベル
ト（２５ａ）　、（２５ｂ）に案内されながら傾斜部（
２７）に到達する。この傾斜部（２７）において。

上記郵便物（Ｐ′）は第２の搬送路■と同じ高さまで上
昇させられた後、水平状態に戻って搬送し。

第３回収路（２９）に送り込まれる。すると、第３回収
路（２９）は上記郵便物（Ｐ′）を無端搬送ベルト（２
８ａ）　、　（２８ｂ）に挟持して上記一時集積部■へ
送り込むことにより上記一時集積部■には第１の搬送路
（１）から搬入してくる郵便物（Ｐ）とともに上記郵便
物（Ｐ′）が集積されることとなり、郵便物（Ｐ′）を
自動的に回収することができる。なお、回収されてきた
郵便物（Ｐ′）と搬入してくる郵便物（Ｐ）が合流する
際、たとえ重合状態で一時集積部■に送り込まれても差
支えなく、円滑に集積し得るものである。

なお、上記実施例では回収装置（旦）を分離装置韓から
集積部（２０）に至る第２の搬送路０の下側に設置し、
２枚目の郵便物（Ｐ′）を回収するようにしたが、第２
の搬送路０の上側に設置して回収可能にしたり、あるい
は第３図に示すように第２の搬送路０と交差しない位置
に設けても差支えなく、本発明の要旨を変えないことは
明白である。

また、第３図において集積部（２ｏ）の代りにスイッチ
パック機構（図示しない）を設け、同一平面上で郵便物
が回収可能な回収装置を設置しても差支えない。

また、上記実施例において傾斜部（２７）を通過した郵
便物（Ｐ′）が第１の搬送路ωと合流する手前にバッフ
ァ装置（図示しない）を付設し、第１の搬送路（１）を
搬送する郵便物（Ｐ）と郵便物（Ｐ）との間に供給する
ようにしてもよく、また第１の搬送路■の眞段階にバッ
ファ機能を有する装置が設けられておれば、その装置の
手前で回収装置からの郵便物（Ｐ′）を合流させるよう
にしても差支えなく、本発明の要旨を変えることなく実
現することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば紙葉類を１枚ずつ取
り出す取出゛し装置において、複数枚の紙葉類が重合し
て取り出された場合、人手を煩わすことなく自動的に２
枚目の重合紙葉類を上記取出し装置へ再度供給すべく回
収することができるという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略平面図、第２図は
その要部を示す回収装置の斜視図、第３図は他の実施例
を示す概略平面図、第４図は従来の一例を示す郵便物１
通取出し装置の概略平面図。 第５図は分離装置の拡大平面図である。 ｐ、ｐ’・・・郵便物（紙葉類）　１・・・第１の搬送
路２・・・一時集積部 ５−・・・１通取出し部（取出し部） ６・・・第２の搬送路（搬送路） ７・・・吸引力の大きい真空吸引室 ８・・・吸引力の小さい真空吸引室 ｌ・・・分離装置　　　　　２０・・・集積部２１−・
・回収装置　　　　　２３・・・第１回収路２６・・・
第２回収路　　　　２７・・・傾斜部２９・・・第３回
収路

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）搬送されてくる紙葉類を一時集積する一時集積部
   と、この一時集積部の取出し側に設けられて上記紙葉類
   を１枚ずつ取り出す取出し部と、この取出し部から取出
   された紙葉類を搬送する搬送路と、この搬送路の中途部
   に配置されて複数枚取りされた紙葉類を１枚ずつに分離
   する分離装置と、この分離装置により分離された２枚目
   の紙葉類を順次搬送し、上記一時集積部へ回収可能な回
   収装置とを具備したことを特徴とする紙葉類の１通取出
   し装置。
2. （２）分離装置は搬送路を挟み吸引力の大きい真空吸引
   室と吸引力の小さい真空吸引室とを対向して配置したこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の紙葉類の１
   通取出し装置。
3. （３）集積部は上下方向に開口し、搬送されてきた紙葉
   類を係止して自由落下させるコ字状に形成したことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の紙葉類の１通取出
   し装置。