JPH0764467B2 - 一時スタッキング装置 - Google Patents

一時スタッキング装置

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JPH0764467B2
JPH0764467B2 JP63221460A JP22146088A JPH0764467B2 JP H0764467 B2 JPH0764467 B2 JP H0764467B2 JP 63221460 A JP63221460 A JP 63221460A JP 22146088 A JP22146088 A JP 22146088A JP H0764467 B2 JPH0764467 B2 JP H0764467B2
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feeding
tickets
ticket
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stacking device
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敏春 橋本
和彦 柴田
真 小林
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/24Pile receivers multiple or compartmented, e.d. for alternate, programmed, or selective filling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/08Feeding or discharging cards
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S271/00Sheet feeding or delivering
    • Y10S271/902Reverse direction of sheet movement

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は航空券等の予約券や金券を搭乗券等に代える券
処理端末装置等に使用される一時スタッキング装置に関
する。
(従来の技術) 一時スタッキング装置を使用する券処理端末装置として
は、すでに本出願人が出願した特願昭62−98582号等が
ある。特願昭62−98582号によれば、券挿入口から予約
券又は金券等を挿入すると、この券が保有する各情報を
識別情報読取部、磁気リード部、光学読取部により読み
取ったのち、一時スタッキング装置に収納する。読み取
られた情報に基づいて、挿入された券の処理か、その券
と新たな券との交換発行かを自動的に判断し、挿入され
た券の処理の場合は一時スタッキング装置により繰出し
所定の処理を行って券排出口から排出する。
又、交換発行の場合はホッパより媒体を繰出し、所定の
処理を行ったのち券排出口に排出し、挿入された券は一
時スタッキング装置より繰出し、端末装置本体内のスタ
ッカに排出する。
(本発明が解決しようとする課題) 上記したように券処理端末装置の一時スタッキング装置
は挿入された券類の情報に基づいて、その後の処理を行
うまで券類を一時保管しておくという主要な役目をはた
している。ところで券類を一時保留したのち繰出す方法
は種々考えられ、それによって種々の一時スタッキング
装置が生み出される。特にカウンタ等に並んだ顧客の順
番に合せて券類を迅速に処理するには券類の先入れ、先
出し機能を備えていなければならない。この機能を実施
する技術は従来みられなかった。
本発明は券処理端末装置等に使用される一時スタッキン
グ装置に券類の先入れ、先出し機能を備えた装置を開示
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、複数の券類を一枚づつ収納
してその券類を先入れ、先出しする券類収納部に収納し
た券類に、給送部の回転体を押圧し、給送駆動部の駆動
力で回転体を回転して券類の収納、繰出しを行う一時ス
タッキング装置において、券類収納部は放射状に設けた
仕切板により区切られた複数の券収納空間を有する回動
可能な扇形状の可動収納部と、券類の収納、繰出しに応
じて可動収納部を回動する駆動機構と、可動収納部の回
動中心側に複数の券類が共通に出入する開口部を有する
固定収納部と、可動収納部の券搬送路に連続する開口部
を有し、複数の券収納空間の一方を閉塞して可動収納部
からの券類の繰出しを停止させるストップガイドとから
なり、給送部として収納時、券類を固定収納部に収納す
る第1の給送部と、固定収納部に対して第1の給送部の
反対側に位置して繰出し時、券類を上記固定収納部から
繰出す第2の給送部とを備えたものである。
(作用) 本発明によれば上記のように一時スタッキング装置を構
成したので、収納時は一方の給送部の回転体を券類の一
面に押圧して券類を券類収納部に収納し、繰出し時は一
方の給送部の回転体を券類から離し、他方の給送部の回
転体を券類の他面に押圧して券類を券類収納部から繰出
すことができる。
(実施例) 本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
なお、各図面に共通な要素には同一符号を付す。
第1実施例 第1図は本発明の第1実施例による一時スタッキング装
置の一部を切欠いた正面図であり、第2図は第1図のA
方向よりみた側面図である。
第1図において、一時スタッキング装置は券類を収納す
る券類収納部1と、券類の収納、繰出しを行う第1の給
送部20及び第2の給送部36と、第1の給送部20及び第2
の給送部36を駆動する給送駆動部52とからなる。
券類収納部1は券類の一端部を層状に収納する固定収納
部2と券類の他端部を一枚毎分離して収納する可動収納
部5とストップガイド16とからなる。
固定収納部2は2枚のほぼL字状のプレート3と4とか
らなる。プレート3,4は長辺側の面3a,4aが図示せぬ本体
側の搬送路58の延長を狭み、且つ所定の間隙を持って対
称に配置され、短辺側の面3b,4bを図示せぬ本体のフレ
ーム57に固着している。従って、固定収納部2は開口部
2aと袋小路の収納部2bとを有する。又、プレート3には
第2図に示す給送部20の給送ローラが収納部2bに挿入で
きるように角穴3c,3dを設けてある。
可動収納部5は第2図に示すように回動機構6と駆動機
構12とからなる。回動機構6は扇形の回動板7と、回動
板7の裏面で扇の要に相当する回動中心部7aに固着した
回動支点としてのシャフト9と、シャフト9に固着した
歯車10と、回動板7の表面周辺部7bにシャフト9のセン
タを中心として放射状に植設した複数の仕切板8とから
なる。回動板7は仕切板8を設けた表面側が搬送路58の
延長に対して直角に且つ回動中心部7aを固定収納部2の
開口部2aと重なるように配設する。また、仕切板8は回
動板7の表面側に券収納空間7d,7e,7f,7g,7hを構成す
る。シャフト9の両端部は第2図に示すように図示せぬ
本体のフレーム57とフレーム57に固着した駆動機構12の
モータブラケット15とで軸支され、フレーム57を貫通し
た一端部には回動板7を固着している。又、シャフト9
にはフレーム57とモータブラケット15とに挾まれる部分
に歯車10を固着している。
駆動機構12はパルスモータ13と歯車14とモータブラケッ
ト15とからなり、歯車14はパルスモータ13のモータ軸13
aに固着してある。歯車14は回動機構6の歯車10と噛合
っている。
又、第1図において、回動板7の側面7cにはほぼL字状
のセンサバー11が固着してあり、他方図示せぬ本体のフ
レーム57にはセンサバー15を検知する発光素子19aと受
光素子19bとからなるホームポジションセンサ19が固着
してある。
ストップガイド16は回動板7の周辺部7bの外周に沿った
円筒状の壁面17a,18aとガイド部17b,18bとをそれぞれ有
するプレート17,18からなる。プレート17,18は所定の間
隙をもってガイド部17b,18bが搬送路58を挾み、壁面17
a,18aは回動板7の周辺部7bの外周に沿って搬送路58に
対して対称に配置されている。従って、ストップガイド
16の壁面17a,18aとが近接する部分には開口部16aが設け
られている。又、ストップガイド16のガイド部17b,18b
を挾んで発光素子59aと受光素子59bとからなるセンサ59
が設けられ、さらに、センサ59とストップガイド16の開
口部16aとの間には、図示せぬ券類を券類収納部1に導
びく図示せぬ本体側の搬送ローラ60,61が設けられてい
る。
次に第1の給送部20について説明する。第1の給送部20
は給送機構21と押圧機構29とからなる。
給送機構21は外周に摩擦係数の大きい材料を使用した回
転体としての給送ローラ22とシャフト23,27と中間プー
リとしてのプーリ24,26,28とベルト25とからなる。第2
図に示すようにシャフト23の両端部は後述する押圧機構
29のコの字状のブラケット32の両腕部32a,32bに軸支し
てあり、シャフト27の両端部は本体のフレーム57に軸支
してある。シャフト23の中央部にはプーリ24が固着して
あり、プーリ24とブラケット32の両腕部32a,32bとの間
にはそれぞれ給送ローラ22が固着してある。シャフト27
の中央部にはプーリ26が固着してあり、フレーム57を貫
通した一端部にはプーリ28が固着してある。プーリ24と
プーリ26との間にはベルト25が掛けてある。
押圧機構29は第2図に示すようにフレーム57に固着した
駆動源としてのソレノイド30とリンク31と回動部材とし
てのコの字状のブラケット32とピン33,34と引張スプリ
ング35とからなる。ブラケット32は第2図に示すように
両腕部32a,32bの一端部にそれぞれ摺動穴を設け、前述
した給送機構21のシャフト27の中央部にプーリ26を狭ん
で回動自在に係止してある。また、両腕部32a,32bの他
端部には前述した給送機構21のシャフト23が軸支されて
ある。また、ブラケット32の一方の腕部32aの一端部に
設けた突起部32cにはピン34が固着してあり、リンク31
の一端部に設けた小判穴31a内を摺動する。リンク31の
他端部はソレノイド30の鉄心30aに対し回動自在にピン3
3で取付けてある。ピン33と34との間には引張スプリン
グ35が掛けてある。
次に第2の給送部36について説明する。第2の給送部36
は給送機構37と押圧機構45とからなる。給送機構37は給
送ローラ38とシャフト39,43とプーリ40,42,44とベルト4
1とからなり、寸法、外形、組合せ共に第1の給送部20
の給送機構21のそれぞれ対応する構成要素と同じであ
る。即ち、第1図で給送機構21の構成要素とそれぞれ対
応する給送機構37の構成要素を第2図に示す給送機構21
の構成要素と置き換えて見た状態が組合せたときの側面
図となる。
押圧機構45は本体のフレーム57に固着した駆動源として
のソレノイド46とリンク47と回動部材としてのコの字状
のブラケット48とピン49,50と引張スプリング51とから
なり、ブラケット49を除いて、寸法、外形共に第1の給
送部20の給送機構21のそれぞれ対応する構成要素と同じ
である。ブラケット48の寸法、外形は突起部48cの位置
を除いて、第1の給送部20のブラケット32と同じであ
る。ブラケット48はシャフト43の中央部に回動自在に係
止してある。ブラケット48の取付方法は第1の給送部20
のブラケット32とシャフト27との関係と同じだが高さの
位置関係が異なる。従って、給送機構37のプーリ42の位
置関係も異なる。また、ブラケット48の突起部48cには
ピン50が固着してあり、リンク47の一端部に設けた小判
穴47a内を摺動する。リンク47の他端部はソレノイド46
の鉄心46aに対して回動自在にピン49で取付けてある。
ピン49と50との間には引張スプリング51が掛けてある。
次に給送駆動部52について説明する。
給送駆動部52は給送用パルスモータ53とモータブラケッ
ト54とプーリ55とベルト56とからなる。給送用パルスモ
ータ53を固着したモータブラケット54は本体のフレーム
57に固着してある。給送用パルスモータ53のモータ軸53
aには第2図に示すように歯車55が固着してある。歯車5
5と第1の給送部20のプーリ28と第2の給送部36のプー
チ44との間にはベルト56が掛けてある。
以上が本実施例の機構の説明であり、次に制御構成につ
いて説明する。
第3図は第1実施例の制御ブロック図である。制御部63
はマイクロプロセッサとメモリとからなり、I/Oポート6
4とバスライン67で接続してある。また、制御部63は直
流電源66と図示せぬ操作部のスイッチ80を介して制御部
63のライン78と直流電源66のライン79とで接続してあ
る。I/Oポート64の入力ポート側は一時スタッキング装
置の初期化時に可動収納部5のホームポジションを検出
するホームポジションセンサ19及び券類を検出するセン
サ59とそれぞれライン76,77で接続してある。他方、出
力ポート側はドライバ65を介して第1の給送部20のソレ
ノイド30とライン68,72で接続してあり、第2の給送部3
6のソレノイド46とはライン69,73で接続してある。同様
に第1の給送部20のパルスモータ13とはライン70,74で
接続してあり、第2の給送部の給送用パルスモータ535
とはライン71,75で接続してある。ドライバ65は制御部6
3からI/Oポート64を通じて送られてくる駆動制御信号を
制御部63からの選択制御信号に基づいて選択し、増幅し
てソレノイド30,46及びパルスモータ13,53のいずれかを
駆動する。直流電源66は制御部63,I/Oポート64、ドライ
バ65、ソレノイド30及び46、パルスモータ13、給送用パ
ルスモータ53、ホームポジションセンサ19、センサ59に
必要な電流を供給する。
次に作用について第6図、第7図をも参照して、第4
図、第5図に従って説明する。
第4図は券類収納時のタイムチャートであり、第5図は
券類繰出し時のタイムチャートである。第5図(イ)は
券類の先入れ、後出しの場合における繰出し時のタイム
チャートであり、同図(ロ)は券類の先入れ、先出しの
場合における繰出し時のタイムチャートである。第6図
は券類の先入れ、後出しの説明図であり、第7図は券類
の先入れ、先出しの説明図である。
先ず、券類の先入れ、後出しについて説明する。
第4図において、時刻T1でオペレータが図示せぬ本体の
操作部にある第3図に示したスイッチ80を押下すると、
制御部63は可動収納部5のパルスモータ13を駆動して、
第1図及び第6図(イ)に示した回動機構6を矢印E方
向へ回動する。時刻T2でホームポジションセンサ19がセ
ンサバー11を検知すると、時刻T3でパルスモータ13は一
旦回転を停止する。時刻T4でパルスモータ13は逆回転し
て回動機構6を矢印D方向へ回動し、搬送路58と固定収
納部2の収納部2bとを結ぶ位置にホームポジションとし
ての券収納空間7dを位置づけしたのち時刻T5で回転を停
止する。この状態で次に図示せぬ本体装置の券挿入口か
ら第6図に示す券類62aを挿入すると、制御部63は図示
せぬ搬送路のローラを駆動し、途中に設けた図示せぬ識
別情報読取部、磁気リード部、光学読取り部で券類62a
が保有する各情報を読み取らせ、第1図及び第6図
(イ)に示すように一時スタッキング装置に矢印B方向
より送り込んでくる。時刻T6でストップガイド16のガイ
ド部17b,18bを挾んで設けてあるセンサ59が券類62aの先
端部を検知すると、時刻T7で第1の給送部20のソレノイ
ド30が鉄心30aを矢印F方向へ吸引する。第1の給送部2
0のブラケット32はシャフト27を中心に矢印H方向へ回
動し、給送ローラ22は第2図に示すプレート3の角穴3
c,3dより第1図及び第6図(イ)に示す固定収納部2の
収納部2bの中に入って、給送ローラ22の外周がプレート
4の内壁4eに接触した位置で停止する。このとき給送ロ
ーラ22には引張スプリング35によって張力が矢印I方向
に作用する。次に時刻T8で第1図及び第3図に示した給
送駆動部52の給送用パルスモータ53が本体側の搬送ロー
ラ60,61と同期して矢印J方向へ回転する。この間に券
類62aの先端部はセンサ59を通過し、搬送ローラ60,61に
よって可動収納部5の券収納空間7dの中まで送られてき
ている。続いて券類62aは第6図(イ)に示すように搬
送ローラ60と61との間及び給送ローラ22とプレート4の
内壁4eとの間の摩擦係数の差よりさらに矢印B方向へ送
られる。時刻T9でセンサ59から券類62aの検知信号がな
くなると、給送用パルスモータ53は制御部63から一定時
間駆動制御信号を受けたのち時刻T10で回転を停止す
る。続いて時刻T11でソレノイド30は鉄心30aの吸引を停
止し、鉄心30aは図示せぬ付勢力で矢印G方向へ動く。
第1の給送部20のブラケット32はシャフト27を中心に矢
印I方向へ回動し、給送ローラ22は固定収納部2より離
れる。時刻T12で可動収納部5のパルスモータ13が回転
し、回動機構6を矢印E方向へ回動させ、搬送路58と固
定収納部2の収納部2bとを結ぶ位置に次の券収納空間7e
を位置づけし、時刻T13でパルスモータ13は停止する。
次に時刻T14でセンサ59が次の券類を検知すると、上記
時刻T6以降の処理を繰返す。
次に券類の繰出しについて第5図に基づいて説明する。
時刻T15で第3図に示した制御部63は第1図に示した第
1の給送部20のソレノイド30を駆動し、給送ローラ22を
矢印H方向へ回動する。続いて時刻T16で給送駆動部52
の給送用パルスモータ53を矢印K方向へ回転して第6図
(ロ)に示すように回動機構6の券収納空間7fに収納し
ている券類62cを矢印C方向へ繰出す。この際回動機構
6の券収納空間7e,7dに収納している券類62b,62aがたと
え券類の汚れ等の摩擦により繰出されてもストップガイ
ド16の壁面18aに突当って停止する。券類62cの先端部が
ストップガイド16の開口部16を通過すると図示せぬ本体
の搬送ローラ60,61に挾まれ、更に矢印C方向へ送られ
る。次に時刻T17でセンサ59か券類62cの先端部を検知す
ると、時刻T18で給送用パルスモータ53が回転を停止
し、続いて時刻T19でソレノイド30が鉄心30aの吸引を停
止する。時刻T20でセンサ59からの検知信号がなくなる
と、時刻T21で可動収納部5のパルスモータ13を回転さ
せ、回動機構6を矢印D方向へ回動する。搬送路58と固
定収納部2の収納部2bとを結ぶ位置に券収納空間7eを位
置づけると時刻T22でパルスモータ13は回転を停止す
る。券類62cは以後図示せね本体側の搬送ローラによっ
て、図示せぬ券排出口に送られていく。一定時間後制御
部63は時刻T23から再び上述した処理を繰返して券類62
b,62aを繰出す。
次に、券類の先入れ、先出しについて説明する。券類収
納時のタイムチャートは第4図と同様であり、時刻T1
第3図に示したスイッチ80を押下すると以下可動収納部
5のホームポジション出しを行い、続いて券類を一枚ご
と券類収納部1に収納するたびに可動収納部5を矢印E
方向へ回動して第7図(イ)に示すように券類62a,62b,
62c,62d,62eを収納していく。そして最后の券類61eが券
類収納部1に収納されると、第5図(ロ)に示す時刻T
31で第7図(ロ)に示すように第1の給送部20のソレノ
イド30が駆動を停止してブラケット32が矢印I方向へ回
動し、給送ローラ22が固定収納部2から離れる。続いて
時刻T32で可動収納部5のパルスモータ13は逆転して可
動板7を矢印D方向へ回動し、搬送路58と固定収納部2
の収納部2bとを結んだ位置に券収納空間7dを位置づけ時
刻T33でパルスモータ13を停止する。時刻T34で第2の給
送部36のソレノイド46が駆動してブラケット48を矢印L
方向へ回動し、給送ローラ38を固定収納部2の収納部2b
内に入れ、券類62a,62b,62c,62d,62eを固定収納部2の
プレート3と給送ローラ38の外周とで狭み込む。時刻T
35で給送駆動部52の給送用パルスモータ53が矢印J方向
へ回転して券類62aを矢印C方向へ繰出す。更に券類62a
は搬送ローラ60,61に挾まれて搬送路58へ送られる。時
刻T36でセンサ59が券類62aの先端部を検知すると、先ず
時刻T37で給送用パルスモータ53が回転を停止し、続い
て時刻T38でソレノイド46が鉄心46aの吸引を停止する。
ブラケット48は図示せぬ付勢材で矢印M方向へ回動して
固定収納部2より離れる。以後券類62aは本体側の搬送
ローラ60,61で矢印C方向へ送られ、更に図示せぬ本体
側の搬送ローラで券排出口へ排出されていく。
時刻T39でセンサ59からの検知信号がなくなると、時刻T
40で可動収納部5のパルスモータ13が回転して回動板7
を矢印E方向へ回動し、搬送路58と固定収納部2の収納
部2bとを結んだ位置に次の券収納空間7fを位置づけ時刻
T41で停止する。一定時間後、時刻T42から再び上述した
処理を繰返して券類62bを繰出す。
なお、上述した処理過程は制御部63のメモリに記憶して
ある制御プログラムによって実行される。
また、本実施例で示した券類の先入れ、後出し及び券類
の先入れ、先出しはオペレータの選択機能の1つとして
備えられている。
また、券類の先入れ、先出しは第4図のソレノイド30を
ソレノイド46に置き換え、第5図(ロ)のソレノイド30
とソレノイド46とを入替し、パルスモータ53を矢印K方
向に回転しても行える。
なお、本実施例では可動収納部の駆動機構にパルスモー
タを使用したが、流体を用いたシリンダ又は電気を用い
たソレノイドを駆動源とし、つめとつめ車を使用しても
よい。
また、給送部には回転体としてローラを使用したがロー
ラ又はプーリとベルトとを組合せてベルトで券類の収
納、繰出しを行ってもよい。
また、可動収納部の仕切りに板を用いたが、板の替りに
線材を板の外形に沿って曲げ、回動板に植設してもよ
い。
第2実施例 第8図は本発明の第2実施例による一時スタッキング装
置の一部を切欠いた正面図であり、第9図は第8図のA
方向よりみた側面図である。
第1実施例と異なるところはストッパ機構81を固定収納
部1に設け、券類収納部1に収納する券類の搬送方向の
長さに合せて固定収納部2の収納部2bにリミッタの挿抜
を行うようにした点である。なお、第8図では説明に不
要な給送部等は省略してある。
第10図はストッパ機構の斜視図であり、ストッパ機構81
はソレノイド82とリンク83とストッパ86と回動支点とし
てのシャフト87とからなる。リンク83はソレノイド82の
鉄心82aとストッパ86との間に介在し、ピン84,85で回動
可能に取付けてある。コの字状のストッパ86は両腕部86
a,86bに摺動穴を設け、シャフト87の中央部に係止して
ある。シャフト87は第9図に示すように本体装置のフレ
ーム57に両端部87a,87bを軸支してある。また、ソレノ
イド82もフレーム57に固着してある。また、ストッパ86
のリミッタ86c,86dは第8図、第9図に示すように固定
収納部2のプレート89,90に角穴89a(90a),89b(90b)
を設けて、ストッパ86がシャフト87を中心に回動すると
収納部2bを貫通するようにしてある。
次に作用について説明する。
第1実施例で説明したように、オペレータが第3図に示
した本体のスイッチ80を押下すると、第8図に示した可
動収納部5は制御部63によってホームポジションに位置
決めされる。次にオペレータは図示せぬ券類の種類に対
応したスイッチを押下すると、制御部63はストッパ機構
81のソレノイド82を駆動する。ソレノイド82は鉄心82a
を矢印Q方向へ吸引するので、ストッパ86は矢印R方向
へ回動し、リミッタ86c,86dは固定収納部2の収納部2b
内へセットされる。以下第1実施例で説明したように図
示せぬ券類を本体の図示せぬ券挿入口より挿入すると、
搬送路を経て、一時スタッキング装置に送られてくる。
図示せぬ券類はその先端をストッパ86のリミッタ86c,86
dに突き当て券類収納部1に収納される。続いて券類は
一時スタッキング装置から繰出され、所定の処理を受け
たのち、図示せぬ券排出口に排出される。次にオペレー
タが搬送方向の長さの異なる別の券類に対応するスイッ
チを押すと、ソレノイド82は鉄心82aの吸引を停止し、
図示せぬ付勢材の力が鉄心82aを矢印P方向へ引張る。
その結果ストッパ86は矢印S方向へ回動し、リミット86
c,86dは固定収納部2の外へ出る。以下第1実施例で説
明したと同様に一時スタッキング装置の券類収納部に収
納される。そして上述同様一時スタッキング装置から繰
出され、所定の処理を受けて排出される。なお、本実施
例ではオペレータが券類の種類に応じたスイッチを押下
して、ストッパ機構を動作するようにしたが、搬送路の
途中に券類の長さを検知するセンサを設けて、その検知
信号により、ストッパ機構を動作するようにしてもよ
い。この場合、オペレータは券類の種類に応じたスイッ
チを押さず、券類を券挿入口から挿入するだけですむ。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
券類収納部を狭んで第1の給送部と第2の給送部を備え
たことにより、券類の先入れ、先出し処理が行えるの
で、空港等のカウンタに並んだ搭乗者の順番と対応させ
て航空券の予約券や金券を搭乗券に代える処理が迅速に
行える。
また、第1の給送部と第2の給送部とを交互に使用でき
るので、処理件数当りの回転体の摩耗度が低減し、それ
によって回転体の交換サイクルが長くなり装置の稼動率
が向上する。
また、券類の搬送方向の長さに合せて挿抜を行うストッ
パ機構を券類収納部に設けたので、搬送方向の長さの異
なる券類も収納でき、処理できる券類の種類が増大す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例による一時スタッキング装置の正面
図、第2図は第1図のA方向よりみた側面図、第3図は
第1実施例の制御ブロック図、第4図は券類収納時のタ
イムチャート、第5図は券類繰出し時のタイムチャー
ト、第6図は券類の先入れ、後出しの説明図、第7図は
券類の先入れ、先出しの説明図、第8図は第2実施例に
よる一時スタッキング装置の正面図、第9図は第8図の
A方向よりみた側面図、第10図はストッパ機構の斜視図
である。 1……券類収納部、2……固定収納部、5……可動収納
部、16……ストップガイド、20……第1の給送部、21,3
7……給送機構、29,45……押圧機構、36……第2の給送
部、52……給送駆動部、81……ストッパ機構。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の券類を一枚づつ収納してその券類を
    先入れ先出しする券類収納部に収納した券類に、給送部
    の回転体を押圧し、給送駆動部の駆動力で上記回転体を
    回転して上記券類の収納、繰出しを行う一時スタッキン
    グ装置において、 上記券類収納部は放射状に設けた仕切り板により区切ら
    れた複数の券収納空間を有する回動可能な扇形状の可動
    収納部と、 券類の収納、繰出しに応じて上記可動収納部を回動する
    駆動機構と、 上記可動収納部の回動中心側に複数の券類が共通に出入
    する開口部を有する固定収納部と、 上記可動収納部の券搬送路に連続する開口部を有し、上
    記複数の券収納空間の一方を閉塞して上記可動収納部か
    らの券類の繰出しを停止させるストップガイドとからな
    り、 給送部として収納時に、券類を上記固定収納部に収納す
    る第1の給送部と、 上記固定収納部に対して上記第1の給送部の反対側に位
    置して繰出し時、券類を上記固定収納部から繰出す第2
    の給送部とを備えたことを特徴とする一時スタッキング
    装置。
  2. 【請求項2】上記第1の給送部及び第2の給送部は券類
    収納部の券類を押圧する押圧機構と上記給送駆動部の駆
    動力を受けて回転し、券類の収納、繰出しを行う給送機
    構とからなる請求項1記載の一時スタッキング装置。
  3. 【請求項3】上記押圧機構は回動支点を中心に回動する
    回動部材とその回動部材に回動力を与える駆動源とから
    なり、上記給送機構は上記回動部材に軸支した上記回転
    体及び中間プーリと上記回動支点に設けた中間プーリと
    中間プーリ間に連結したベルトとからなる請求項2記載
    の一時スタッキング装置。
  4. 【請求項4】収納される券類の搬送方向の長さに合せて
    設けたリミッタの挿抜を行うストッパ機構を上記券類収
    納部に備えた請求項1記載の一時スタッキング装置。
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