JPS58212528A - 積載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、所定の物体を一定間隔で多段にわたって積
み重ねてストレージするための積載ａｔに関する。

周知のように、組立部品の如く所定の物体をストレージ
する一手段として、所定のペースＩ：に物体の外形状ま
たは内形状に見合ったガイドを立設し、このガイドに沿
って物体を多段（（ゎ几って償み重ねるようにし念もの
がある。このようなストレージ手段にあっては、装置の
構造が比較的簡単である反面、物体同士が直接接触する
ことからそれらの干渉により物体に傷が付きやすく、ま
た物体が例えばパネル成形品の如く比較的平面的である
場合には物体同士が相互に密着し、物体の取り出し時に
いわゆる二個取り等の取り出し不良を招き島い。

そこで、上記のストレージ手段に代わるものとして、所
定のペースとに支柱を立設するとともに、この支柱に対
しその上下方向に多数のフィンガーを等ピッチで取着し
、これらのフィンガーにそれぞれに所定の物体を載置す
るようにした本のがある。かかる構造によれば　フィン
ガーの存在により物体同士の直接接触が回避されること
から、前述した物体の傷の発生や二個取り等の不具合が
解消されるものの、次のような新たな問題がある・つま
り上記の構造によれば、フィンガーが物体の積載軌跡内
に常時張り出していることから、上方から物体を載置し
たり取り出し几すするに際して特１ｃ最Ｆ段寄りへの物
体の積載時あるいは最下段寄りの物体の取り出し時に該
物体と上段寄りのフィンガーとが干渉して作業の障害と
なる友め、従来はシリンダ等の何らかの駆動手段を用い
て不必要なフィンガーを回動させるなどして逃がす必要
があった。そのため、特に物体の積載、取り出し作業を
自動的に行なう場合には装置全体か構造的に複雑かつ高
価になるという問題がある。

この発明は以上のような点に鑑みて、従来構造　　□の
持つ不具合を全て解消したきわめて構造簡単な積載装置
を提供することを目的としてなされたもので、この目的
のため本発明においては、支柱に対して、先端に物体を
載置するための受部を有するフィンガーを複数段にわた
りそれぞれに回動可能に取り付け、これらのうち最下段
のフィンガーはその受部が常に物体積載スペース内に位
置する範囲でのみ回動可能に構成される一方、それ以外
のフィンガーはその受部が物体積載スペース内に進入し
ている位置と積載スペース外へ退避した位置との開で回
動し得るように構成されてなり、前記各フィンガーには
、物体の非情戦時に該フィンガーを積載スペース外へ退
避させる方向に回動付勢する手段を設けるとともに、物
体が載１イされたときその一段上のフィンガーの受部ヲ
積載スペース内へ進入させるべく当該一段丘のフィンガ
ーを。

回動させるためのドライブ面をそれぞれに形成したこと
を特徴としている。

以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

すなわち第１図および第２図はこの発明の一実施例を示
すもので、本実施例においては積載される物体が深皿状
のパネル成形品（以下、これをワークと称する）Ｗの場
合にて例示しており、このワークｗ１に含む装置全体が
左右対称形であることから図面上右半部については図示
省略しである・図において、ｌは支柱であり、この支柱
ｌには多数（図面上では５個のみ図示）のフィンガー２
゜３．４突上丁方向に等ピッチで配役されている。

これらのフィンガー２．３．４は支柱ＩＶＣ対しそれぞ
れがヒンジビン５にで回動可能に支持されるとともに、
各フィンガー２．３．４を挾んでその上下に突設したス
トッパーピン６ｍ、６ｂおよび７．８．９にて各々のフ
ィンガー２．３．４の回動喰が規制されている。そして
、ストッパ−ビン６ａＦｉ最下段のフィンガー２の下限
位置規制用として、同じくストッパ−ピン６ｂｔｊＪｌ
下段のフィンガー２の上限位置規制用として、を九スト
ッパーピン７は中段のフィンガ−３０Ｆ限位置規制用と
してそれぞれ単独の機能を有しているものの、ストッパ
ーピン８を含め該ストッパーピン８よりも上段に位置す
るストッパーピンは、当該ストッパービン（例工ばスト
ッパーピン８）の直下に位置するフィンガー（ストッパ
ーピン８の場合には中段のフィンガー３）の上限位置規
制用としての機能のｔｌか、当該ストッパービンの直ぐ
上のフィンガー（ストッパーピン８の場合には上段のフ
ィンガー４）の下限位置規制用としての機能をも併せ持
っている。

すなわち、第１図に示す二点鎖線ｔをワークＷの積載時
（取り出し、時）における該ワークＷの端部の軌跡とす
るとくしたがって、図で軌跡りより、も左側が積載スペ
ースとなる）、最下段のフィンガー２はその受部２ａが
虜に１載スペース内に位置する範囲内でのみ回動可能に
構成され、一方、中段、Ｍ上段のフィンガー３．４に千
〇受部ａ　Ｉｋ１４ａが積載スペースを内に進入してい
る位置と該スペース外へ退避した位置との間で回動し得
るようにそれぞれＶＣ＠成されている。

−１ｆｔ、各７１ンガー２．３．４０後端ｖｃは該フィ
ンガー２　、３　、４（ｚ個別に＠１図の時計回り方向
に付勢するべく復帰手段としてのウェイト部２ｂ、３ｂ
、４ｂが一体に形成されており、これにより各フィンガ
ー２．３．４が非償載状態にあるときｖｃはフィンガー
２．３．４は第２図（４）に示す如くストッパーピン６
　ｂ、↓８．９に当九るまで回動１、てその状態を自己
保持するようになっている。

そして、各ウェイト部２ｂ、３ｂ、４ｂのＥ面部はドラ
イブ面２　ｅ　＊　３　ｅ　＊　４　ｅとしてそれぞれ
に円弧状に形成されており、この結果、いずれかのフィ
ンガー（例えばフィンガー３）が反時計回りに回動した
時にはそのドライブ面（例えばドライブ面ａｅ）が二段
上方のフィンガー（例えばフィンガー４）の底部にＩＮ
ることから、それにより当該一段上方のフィンガー（例
えばフィンガー４）もまた現時＃［回りに回動するもの
である。

次に、以上の構成に係る積載装置の作用を第１図のほか
第２図を用いて説明する、 先ず＠２図（４）に示すよう・に該積載装置内にワーク
Ｗが全く積載されていない状態において、前述したよう
にフィンガー２．３．４がそれぞれにストッパーピン６
ｂ、８．９に当たるまで回報１しており、よって最下段
の７１ンガ一２０受部２ａのみが積載スペース内に進入
し、それ以外のフィンガー３．４はそれぞれ積載スペー
ス外へ退避してそれぞれの状態全自己保持している、 次に、第２図（Ｂ）に示す叩く峻ド段のフィンガー２　
ＩＣ’７−　りＷ、を載置すると、フィンガー２はワー
クＷｔのｔｉｔｃよりヒンジピン５を回転中心として反
時計方向に回動し、ストッパーピンａｍに当たって静止
する。この最下段のフィンガー２に対１〜てワークＷ１
を載置するときには、最下段のフィンガー２のみが積載
スペース内に突出しているものであるから、他のフィン
ガー３．４とワーク貼とが干渉することなく該ワークＷ
、の積載作業をスムーズに許容する。そして、フィンガ
ー２が回動するとそのドライブ而２ｃが中段のフィンガ
ー３の底部に当ｔってこれを押し上げることから該フィ
ンガー３がヒンジビン５を中心として反時計方向に回動
し、該フィンガー３の受部３ａが＋ｊＩ載スペース内に
進入することになる。

この状部で次なるワークＷ、を中段のフィンガー３に載
置すると、第２図（Ｃ）に示す如くワークｗ會の重喰の
ためにフィンガー３がストッパービン７に当たるまで反
時針方向に１司動じ、同時にドライブ而３Ｃがそのｔ段
のフィンガー４を押しｔげることからフィンガー４もま
た反時計方向に回動し、第２図（Ｃ）に示す如くその先
端の受部４ｍ７５ｆｆｊｔ＠スペース内ＩＣ醜入する。

そ・して、さらに次なるワークＷ＠をフィンガー４上に
載置すると、フィンガー４はストッパービン８に当九る
まで回動して第２図（Ｄ）の状態となる。

つまり、最下段のフィンガー２から上段のフィンガー４
へと順次ワークＷ１．Ｗ１．Ｗｌ・・・を載置すること
により、既にワークが載置されている下段のフィンガー
に伺ら影響を及ぼすことなく多段にわたってワークＷを
積載して貯留することができる。

この場合、ワーク同士はもちろん非接触状態にある。

一方、一旦積載されたワークＷを最上段から順次−個づ
つ取り出す場合ＧＣは上記と全く逆のＦＭｈ＠をする・
例えば＠２図（Ｄ）の状態から最上段のワークＷａをＬ
方に取り出すとフィンガー４は第２図（Ｃ）に示すよう
に時計方向に回動し、次に中段のワークＷＩヲ取り出す
べくこれを持ち上げると第２図ＣＢ）に示す９口〈フィ
ンガー３が時計方向に回動する。

そして、このフィンガー３の回動により最上段のフィン
ガー４はウェイト部４ｂのはたらきによりストッパービ
ン９に当たるまで回動して、その先端の受部４ｍが積載
スペースを外へと退避する。

その結果、中段のワークＷ嘗は最を段のフィンガー４と
干渉することなくスムーズに取り出すことができる。も
ちろん、これらの動きは最Ｆ段のワークＷｌを取り出す
場合にも同様である□尚、前記実施例においてはフィン
ガーが三段の場合について説明し九が、上記の動＠ｔよ
フィンガーが二段のときでも、また三段以上となっても
同様であるから、本発明は二段の、又は三段以上の多段
の債載装置にも同様に適用できることはもちろんである
。また、各フィンガーの付勢手段としてウェイト部２ｂ
、３ｂ、４ｂに代えてコイルスフリング等を用いてもよ
い。

以上の説明から明らかなようにこの発明によれば、積載
された物体同士が直接接触することがないため、物体に
傷を付は之り、物体取り出し時のいわゆる二個取り等の
心配が全くなく、またフィンガー自体が回動することか
らフィンガーと物体とが干渉することはなく、物体の積
載あるいは取り出し作業をスムーズに行なうことができ
る。加えて、従来のようにシリンダ等の駆動手段の必要
なくしてフィンガーを動かすことがで雰るため、装嬢全
体を構造的に簡単かつ安価に製作できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係ろ積載装置の構成を示す要部説明図
、第２図（Ａ）　（Ｂ）　（Ｃ）　（Ｄ）は同じくその
動きを説明するための説明図である。 １・・・支柱、２　、３　、４　＝−・フィンガー、２
　＝、ａ　ａ１４ａ・・・受部、２ｂ、３ｂ、４ｂ・・
・ウェイト部（付勢手段）、２ａ＋３ａ、４ｃ・・・ド
ライブ面、６亀。 ６ｂ、７，８．９・・・ストッパービン、Ｗ、Ｗｌ、Ｗ
爺。 Ｗｌ・・・ワーク　（物体）。 第２図 （Ａ）（ｎ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定の物体を数段にわたって積み重ねてストレー
   ジするようにし友債載装置において、支柱に対して、先
   端に物体を載置するための受部ケ有するフィンガーを複
   数段にわたりそれぞれに回動可能に取り付け、これら複
   数のフィンガーのうち萱下段のフィンガーは七〇受部が
   常に物体積載スペース内に位置する範囲内でのみ回動可
   能に構成される一方、最下段のフィンガー以外の他のフ
   ィンガ〜はその受部が積載スペース内に電入している位
   置と１載スペース外へ退避した位置との間で回動し得る
   ように構成されてなり、前記各フィンガーには、物体の
   非積載時に該フィンガーを積載スペース外へ退避させる
   方向に回動付勢する手段を設けるとともに、物体が載置
   され念ときその一段上のフィンガーの受部を積載スペー
   ス内へ進入させるべく当該一段丘のフィンガーを回動さ
   せる之めのドライブ面をそれぞれに形成し定ことを特徴
   とする積載装置。