JPS58210848A - 硫化カルボニルの加水分解用触媒 - Google Patents

硫化カルボニルの加水分解用触媒

Info

Publication number
JPS58210848A
JPS58210848A JP57095467A JP9546782A JPS58210848A JP S58210848 A JPS58210848 A JP S58210848A JP 57095467 A JP57095467 A JP 57095467A JP 9546782 A JP9546782 A JP 9546782A JP S58210848 A JPS58210848 A JP S58210848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
metals
hydrolysis
gas
sulfide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57095467A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6311053B2 (ja
Inventor
Ikutoshi Nozue
野末 育利
Susumu Fujii
進 藤井
Masayuki Hanada
花田 正幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOKUBAI KASEI KOGYO KK
JGC Catalysts and Chemicals Ltd
Original Assignee
SHOKUBAI KASEI KOGYO KK
Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHOKUBAI KASEI KOGYO KK, Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd filed Critical SHOKUBAI KASEI KOGYO KK
Priority to JP57095467A priority Critical patent/JPS58210848A/ja
Publication of JPS58210848A publication Critical patent/JPS58210848A/ja
Publication of JPS6311053B2 publication Critical patent/JPS6311053B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガス中の硫化カルイニルを水蒸気の存在下に硫
化水素に転化させるのに好適な触媒に関する。
各種の合成ガス中に混在する硫黄化合物は。
その合成ガスを原料とする様々な化学プロセスの使用触
媒を被毒し、あるいはまた装置を腐蝕させる原因物質で
あるため、硫黄化合物の除去には従来から多大の努力が
払われている。そして6種排ガス中の硫黄化合物につい
ても、公害防止の観点から効果的な脱硫技術の確立が望
まれている。
ところでガス中に混在する硫黄化合物のなかにあって、
 H,8−? 80.は比較的除去しやすく。
例えばアルカリ溶液洗浄法、アミン吸収法などの湿式法
のほか、乾式法によっても除去することができる。しか
し、硫化カルセニルはそのままでは湿式法で効率よく除
去することが困難であるため、下記の知合加水分解反応
によって硫化水素に転化嘔せるのが通例である。
008 +H,0→H,S −) CO。
ガス中の硫化カル−ニルを水蒸気の存在下に硫化水素に
転化させる例は、り2ウスプロセスのテールガス処理に
見ることができ、この処理では鉄、コバルト、ニッケル
、モリブデンなどの遷移金属の酸化物を酸化チタ、ンに
担持させた触媒が使用されている。しかしながら1本発
明者らが得た知見によれば、上記の如き触媒は硫化水素
が共存すると活性が著しく低下する。硫化カルヂニルの
加水分解は不可避的に硫化水素の生成を伴うので、上記
したような活性低下は硫化カルlニルの加水分解用触媒
にとって、致命的な欠陥であると言える。
本発明者らは硫化水素の共存下でも殆ど活性低下のない
硫化カルジェル加水分解用触媒を開発すべく研究を重ね
た結果、酸化チタンに、Ll。
Na、に、CIなどのアルカリ金属、Mg、Ca。
Baなどのアルカリ土類金属 Zn、Cdなど率nB族
金属及び8n、Pbなどの第■A族金属から選ばれる1
種もしくは2種以上の金属の酸化物を、酸化チタン10
0!量部当90.1〜10重量部の割合で担持させてな
る触媒が、前記の目的に適うものであることを見い出し
た。
触媒の製造法について言えば1本発明の触媒は、0】チ
タン酸又はチタン酸塩と前記したアルカリ金属、アルカ
リ土類金属、第1B族金属及び第■A族金属から選ばれ
る活性金属種の塩又は酸化物を混練し、これを任意の形
状1寸法に成形後力焼する方法、(ロ)予め任意の形状
1寸法に成形された酸化チタンに、活性金属種の塩の溶
液を含浸させて力焼する方法、(ハ)酸化チタン粉末に
活性金属種の塩の溶液を含浸させた後。
任意の形状1寸法に成形して力焼する方法などで一般に
は製造される。しかし、相持型触媒を製造する際に通常
採用されるところの上記以外の方法でも1本発明の触媒
が製造できることは勿論である。
本発明の触媒を使用した硫化カルビニルの加水分解反応
は、200℃以上の温度を必要とするが、400℃以上
の高温を採用しても反応速度はそれ程増大しないので、
200〜400’Cの温度範囲で本発明の触媒を使用す
ることが好ましい。
本発明の触媒はガス中の硫化カルシニルを加水分解反応
によシ硫化水素に転化させるのに極めて有効であって1
反応系内に硫化水素や二硫化炭素、その他の成分が共存
しても、その活性が損われることが殆どない。従って1
本発明の触媒はクラウスプロセスのテールガス処理を初
めとして、硫化カル>p=ルを含有する各種排ガスの処
理に利用できるほか、還元性ガスが共存する石炭のガス
化ガス、石油分解ガス、石油化学原料ガスなどに含まれ
る硫化カル〆ニルの加水分解にも有効である。尤も石炭
のガス化ガス中には通常数十グラム/ Nm”程度のダ
ストが夾雑しているので、この種のガスを処理する場合
には、触媒の摩耗や触媒床の目詰りが避けられるような
形状に1本発明の触媒を成形しておくことを可とする。
実施例1 真空減圧系及び含浸液供給系を具えた容器に5 mmφ
の球形酸化チタン(600°Cで3時間焼成したもの)
を入れ、真空減圧系より20分間減圧排気した。次に含
浸液供給系よシ所定量の含浸液を酸化チタン上に噴霧し
て含浸させ、−夜放置後、答器から取出し1回転乾燥器
中で120℃にて1時間乾燥し、しかる後500℃で3
時間力焼する手順により表Iに示す組成を得た。
表   ■ 申活性金属種O前駆化合物を示す。
実施例2 蒸留水400 ccに所定量の活性金属種の前駆化合物
を溶解した水溶液に、第1図に示す形状(但し、  d
−8,4mm、  t=1.4mm、  w=s 0.
8mm )の格子状酸化チタン成形体を浸漬し、室温(
1γC)にて1時間放置した後、水溶液から取出し、成
形体の格子間に空気を通しながら12時間乾燥し1次い
で500℃で3時間力焼する手順によシ表■に示す触媒
を得た。
傘活性金属種の前駆化合物を示す。
内径50 mm 、長さ400 mmのガ2ス製反応器
に所定量の触媒Aを充填し、これにCC0873pp 
、 H*03 % 、 Nt 96−9%の組成のガス
を通じ”C8V 7000 hr−1,反応m度300
〜400”Cの条件下に触媒AのCOS加水分解活性を
評価した。また同様な方法で触媒B、Rのcos加水分
解活性を評価した。結果を表Iに示す。
表   1 (注〕()の数値は活性金属種の含有量(酸化物として
のwt%)ft示す。
実験例2 CO8含有ガス中に夾雑する成分のCO8加水分解反応
に及理す影響を調べるために、格子状酸化チタン担体に
/マリラム11化物として4wt%含有させた触媒sl
、実験例1と同様な反応器に充填し1反応温度400°
Cで実験例1と同様な実験を行なった。結果を表1■に
示す。
表   ■ 表■の実験NcL1〜3の対比から明らかな通シ。
原料ガス中にCO8の加水分解反応生成物たる硫化水素
や炭酸ガスが共存していても1本発明の触媒の活性は、
これに殆ど影響を受けることがない。同様にして、実験
陰4及び5の結果からは、原料ガス中に還元性ガス(C
o及びH2)やCOlが共存しても1本発明の触媒がす
ぐれた活性を発揮することが解る。なお、実験Nn5で
使用した原料ガスは石炭ガス化ガスとほぼ同一組成であ
る。また1石炭ガス化ガス中には、 HCI。
洲、などの無機ガスが含まれることがあるが。
実験11k16〜8の対比から明らかな通シ1本発明の
触媒はHCIやNH3の影響vi?まったく受けない。
実験例3 実施例1と全く同様な手順で下記の触媒を得た。
(以下余白〕 表   ■ 上記の各触媒をそれぞれ実験例1と同様な反応器に充填
し1反応温度400℃、 SV 12900hr″″1
の条件下に下記の組成〔l〕のカスを供給してCO8の
加水分解を行なわせ1反応開始から2時間経過した時点
で1反応器の供給ガスを下記の組成[11)のガスに切
換えてCO8転化率の経時変化を追跡した。結果を第2
図に示す。但し、触媒zを使用した場合のみ、ガスの供
給順を逆にし、まず組成〔川〕のガスを1次いで組成〔
■〕のガスを供給した。
表   ■ 第2図に示す結果から明らかなように1本発明の触媒で
ある触媒C,F/及びHは原料ガス中にH,Sが添加さ
れても1〜5%程度しか転化率が低下しない。これに対
し、比較触媒Y及びZの場合はH,Sの影響を著しく受
け、50〜80チの活性低下を来す。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例2で使用した触媒担体の説明図、第2図
はCO8転化率の経時変化を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、酸化チタン100重量部に対し、 Li 、 Na
    、K、Cs、 Mg、 Ca、 Ba、 Zn、Cd、
     Sr+及びPbからなる群から選ばれる1種もしくは
    2種以上の金属の酸化物を0.1〜10重量部の割合で
    担持させてなる硫化カルゼニルの加水分解用触媒。
JP57095467A 1982-06-03 1982-06-03 硫化カルボニルの加水分解用触媒 Granted JPS58210848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57095467A JPS58210848A (ja) 1982-06-03 1982-06-03 硫化カルボニルの加水分解用触媒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57095467A JPS58210848A (ja) 1982-06-03 1982-06-03 硫化カルボニルの加水分解用触媒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58210848A true JPS58210848A (ja) 1983-12-08
JPS6311053B2 JPS6311053B2 (ja) 1988-03-11

Family

ID=14138453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57095467A Granted JPS58210848A (ja) 1982-06-03 1982-06-03 硫化カルボニルの加水分解用触媒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58210848A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63502237A (ja) * 1985-12-04 1988-08-25 ヒユ−ズ・エアクラフト・カンパニ− 高効率光限定走査アンテナ
US5100659A (en) * 1988-07-22 1992-03-31 Titan Kogyo Kabushiki Kaisha White colored deodorizer and process for producing the same
US5108739A (en) * 1986-08-25 1992-04-28 Titan Kogyo Kabushiki Kaisha White colored deodorizer and process for producing the same
CN1102420C (zh) * 2000-07-11 2003-03-05 中国科学院山西煤炭化学研究所 一种羰基硫水解催化剂及其制备方法和用途
WO2019130899A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 三菱重工エンジニアリング株式会社 硫化カルボニルの加水分解用触媒及びその製造方法
CN110835555A (zh) * 2019-12-03 2020-02-25 内蒙古工业大学 一种电石渣改性褐煤水蒸气气化性能的方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0261919U (ja) * 1988-10-20 1990-05-09
JPH0319902A (ja) * 1989-06-14 1991-01-29 Motohisa Yoshida 特殊帯
JPH04131688U (ja) * 1991-05-27 1992-12-03 ニチロ毛皮株式会社 防ダニ・防虫加工毛皮
CN110835554B (zh) * 2019-12-03 2021-06-22 内蒙古工业大学 一种电石渣催化烟煤水蒸气气化的方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63502237A (ja) * 1985-12-04 1988-08-25 ヒユ−ズ・エアクラフト・カンパニ− 高効率光限定走査アンテナ
US5108739A (en) * 1986-08-25 1992-04-28 Titan Kogyo Kabushiki Kaisha White colored deodorizer and process for producing the same
US5100659A (en) * 1988-07-22 1992-03-31 Titan Kogyo Kabushiki Kaisha White colored deodorizer and process for producing the same
CN1102420C (zh) * 2000-07-11 2003-03-05 中国科学院山西煤炭化学研究所 一种羰基硫水解催化剂及其制备方法和用途
WO2019130899A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 三菱重工エンジニアリング株式会社 硫化カルボニルの加水分解用触媒及びその製造方法
JP2019115891A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 三菱重工エンジニアリング株式会社 硫化カルボニルの加水分解用触媒及びその製造方法
CN110835555A (zh) * 2019-12-03 2020-02-25 内蒙古工业大学 一种电石渣改性褐煤水蒸气气化性能的方法
CN110835555B (zh) * 2019-12-03 2021-06-18 内蒙古工业大学 一种电石渣改性褐煤水蒸气气化性能的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6311053B2 (ja) 1988-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3725531A (en) Catalytic conversion of organic sulfur components of industrial off-gases
US4210628A (en) Removal of nitrogen oxides
US2083894A (en) Process for the treatment of sulphur compounds
US4511668A (en) Catalyst for use in hydrolysis of carbonyl sulfide
JPS6354420B2 (ja)
US4629612A (en) Reaction mass, method for the manufacture thereof and use thereof
CN109985654B (zh) 一种碱金属离子修饰的氮化碳催化剂及其制备方法和应用
JPS5836620A (ja) イオウ化合物の除去方法
US5891415A (en) Process for selective oxidation of hydrogen sulfide to elemental sulfur
US4138469A (en) Process for catalytically treating exhaust gas containing NOx in the presence of ammonia gas
US2083895A (en) Catalytic process for the conversion of sulphur compounds
JPS58210848A (ja) 硫化カルボニルの加水分解用触媒
JP2005504631A (ja) ガス混合物中のCOSおよび/またはHCNを加水分解するための触媒としてのTiO2系組成物の使用
JPH08266851A (ja) ガス流の脱硫方法および該方法に適した吸収剤
GB2143225A (en) Catalytic claus process for the oxidation of hydrogen sulphide to elemental sulphur and/or sulphur dioxide
JPH03293032A (ja) 空気清浄力を有する組成物およびその製造方法
JPS62500999A (ja) 工業用ガス中含有のcos及びcs2化合物をh2sに加水分解する方法
JP2005029466A (ja) 直接的酸化による含硫黄化合物の除去方法
CA2118492C (en) Catalysts for the removal of sulfur compounds from industrial gases, a process for their production and their use
KR101395548B1 (ko) H2s 및 nh3 동시 제거용 고성능 몰리브덴―니켈계 촉매―흡수제 및 이의 제조방법
SU784739A3 (ru) Катализатор дл очистки газов от водородных и углеродных соединений серы
US4244937A (en) Sulfur dioxide oxidation catalyst and process
CA1216838A (en) Catalyst for use in hydrolysis of carbonyl sulfide
CA2548071C (en) A catalyst useful for h2s removal from gas stream preparation thereof and use thereof
JP4053678B2 (ja) 脱硫剤とその再生方法