JPS5820929B2 - コウコウソセイブツ - Google Patents

コウコウソセイブツ

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Publication number
JPS5820929B2
JPS5820929B2 JP10861172A JP10861172A JPS5820929B2 JP S5820929 B2 JPS5820929 B2 JP S5820929B2 JP 10861172 A JP10861172 A JP 10861172A JP 10861172 A JP10861172 A JP 10861172A JP S5820929 B2 JPS5820929 B2 JP S5820929B2
Authority
JP
Japan
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change
color
oral
red
time
Prior art date
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Expired
Application number
JP10861172A
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English (en)
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JPS4966837A (ja
Inventor
阿部豊
二上捷之
沢村邦夫
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、口腔内を清掃、並びに口腔内疾患予防に用い
られるII腔組成物に関するものである。
一般に歯磨、含漱剤、口中清涼剤などの口腔組成物では
、口腔清掃、口内炎予防、虫歯予防等の機能を十分に備
えているにも拘らず、往々にして消費者の使用時間、例
えば歯みがきの場合、その磨く時間が短いためにその有
効性が十分に発揮されていないことが多く、無駄となる
欠点があった。
従来色調変化させるにはpH指示薬、例えばメチルレッ
ド、フェノールフタレン等に用いることが知られている
が、これらは毒性に問題があり、且つ変化が瞬時である
ため口腔衛生上使用できないし、特公昭45−3522
5号公報のようにカルミン酸を用いることも試みられて
はいるが色調の変化が不明瞭で識別が困難である。
また特公昭39−29784号公報に示されているよう
に溶解度差の利用で色調変化を与えることも知られてい
るが、溶は出した色素を飲み込むか吐き出す等、そのも
のを系以外に出すことが可能な場合以外は実際上の溶解
度差利用ができない。
これらの実用化に至っては色素の法的許可、色調変化時
間、色調変化不明瞭などの問題が多々あって市販される
に至ってはいない。
本発明はこの従来の欠点を有効に除去しようとするもの
で、ある種の色素及び溶剤を歯磨、含噌剤等に配合する
ことにより、一定時間使用後に使用者に認知できる色調
変化を組成物に与え、使用の適性を容易に認識させ、口
腔清掃を効果的に行ない得る口腔組成物を提供しようと
するにある。
特に本発明では、口腔内で使用するため色調の変化の度
合を大きく、識別上明瞭であると共に毒性にも問題がな
く、使用後一定時間経過後に適確に変化し得る実用性あ
る製品とすることを目的としている。
本発明ハ、エリスロシン、フロキシン、ローズベンガル
等のキサンチン系色素と、カプロン酸トリグリセライド
、カプリル酸エチル等の水不溶性脂肪酸エステルとを、
酸性条件下例えばpH5,5以下で歯磨等に配合して、
ブ定時間使用した後pH変化及び口中蛋白との反応によ
り組成物の色を変化させる口腔組成物である。
本発明の実施例において味、毒性、色調などで口腔組成
物として使用可能な素材が用いられているが、酸性条件
下で、エリスロシン(赤色)の様なキサンチン系色素と
、溶剤として水不溶性脂肪酸エステルとを配合すると色
素が無色の型で溶剤に溶けることから、この両物質を酸
性の歯磨等に配合し、これを一定時間使用すると、唾液
の緩衝力によりpHが酸性より中性に変化し、色素が水
層に戻り、キサンチン系色素本来の赤色を示す。
即ち、キサンチン系色素は酸性域pH5,5以下では塩
でな(不水溶性の酸の形態となり、脂肪酸エステル中に
溶解している状態で発色しないが、日中に入れてブラッ
シングすると唾液の緩衝力で水溶性となり、且つ、酸性
より中性側に変化するので塩となって、キサンチン系色
素本来の赤色を示すのである。
別に日中の蛋白質の存在によっても色素と蛋白が赤色の
塩を作ることにより赤色に発色させることができる。
つまりニ定時間使用で色変化がみられるので、この変色
点を目標に歯磨等を使用することにより、結果としては
今までより長時間丁寧に使用することになり、その結果
、各各の製品の機能を十分有効に発揮できる様にした口
腔組成物としである。
なおエリスロシンの様なキサンチン系色素は水不溶性脂
肪酸エステル等のある種の溶剤共存下、pH4,5緩衝
液中で殆んど無色になり、カチオンの添加によりカチオ
ンと色素が溶剤可溶の紅色の塩を形成する。
(イオン性界面活性剤の分析法) 従ってpHを酸性から中性に移行させるか、或いはカチ
オン性物質を分離配合して使用時に混合させるか、また
は日中の蛋白質等のカチオン性物質を利用することによ
り色調変化可能とすることも有効である。
溶剤としてはアルコール、アセトンの様な極性の強い物
質或いはベンゼン、ヘキサンの様な極性の弱い物質は不
適であり、水不溶性脂肪酸エステル等が適している。
更に色調変化の明瞭化及び時間調整をはかるためには、
例えば、青色又は緑色等のキサンチン系色素(赤)の色
調と異なる食用色素を配合し、使用当初は青又は緑、使
用後には赤色となる口腔組成物とするか、この場合その
配合比(50:1〜5:1)によりある程度変化する時
間を調整する。
(即ち、青色又は緑色色素を微量配合しておくことによ
り、無→赤の変化を、微青色→赤にすることにより変化
度合の鮮明化及び変化時間の調整を図るか、或いは緩衝
液の添加マイクロカプセルにより変化時間の調整(時間
延長)も可能である。
)例えば歯磨、ガム等には物理的力が利用できることか
ら、色素及び溶剤をカプセル中に配合し、そのカプセル
の膜材料、膜厚を考慮することにより変化する時間を調
整することが可能である。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 1 歯磨 IMF(不溶性メタリン酸ソーダ)50%CMC(カル
ボキシメチルセル口 1 −ス) SDS (ソジウムラウリルサルフ 2エート) サッカリン 0.2タ一ル系赤色
3号色素(エリスロ 。
、。o2シン) カプロン酸トリグリセライド 5 ソルビツト 20香料
1 水 20.7979
100(重量%) 実施例 2 歯磨 ピロリン酸カルシウム 50ポリアクリル
酸ソーダ l 5DS 2サツカリン
0.2グリセリン
20 香料 1 水 15.796
9カプセル タール系赤色104号色素() 。
、。。30キシン) タール系緑色3号色素(ファス 。
、。ooiトゲリーン) カプリル酸エチル 10 100(重量%) 実施例 3 ガム ガムベース 20 不溶性メタリン酸ソーダ 2 水飴 10 粉糖 60 タ一ル系赤色105号色素(ロー 。
、。。2ズベンガル) タール系青色2号色素(インジゴ 。
、。。。1カルミン) カプロン酸トリグリセライド 5 水 残量100(重
量%) 実施例 4 含漱剤 アルコール(90%)20 サッカリン 0.3ソジウムモノ
グリスルフオネート 0.5アスコルビン酸
0.1タ一ル系赤色3号色素(エリフロ
、。。2シン) タール系緑色3号色素(ファスト 。
、。。。1グリーン) カプリル酸エチル 10 クエン酸 1 香料 1 水 残量100(
重量%) 実施例 5 液状歯磨 グリセリン 35 ポリアクリル酸ノーダ 5 ソジウムラウリルサルフエート 2 サツカリン 0.1香料
0.9アルコール
3リン酸ソーダ(pH4,5)2 タール系赤色3号色素(エリフロ 。
、。o2シン) タール系青色1号色素(ブリ+7ア 。
、。。。1ントブルー) カプロン酸トリグリセライド 5 水 残量100(
重量%) これら各実施例につき歯みがき操作を1分30秒行なわ
せたブラッシング後の結果を示すと第1表の通りであっ
た。
本発明は、x+)フロシン、フロキシン、ローズベンガ
ル等のキサンチン系色素とカプロン酸トリグリセライド
、カプリル酸エチル等の水不溶性脂肪酸エステルとを酸
性条件下で歯磨等に配合して、一定時間使用した後、p
H変化および口中蛋白との反応により組成物の色を変化
させる口腔組成物としたことにより、口腔清掃の際に唾
液の緩衝力によりpHが中性に変化するため含有される
色素が水層に戻り、色調変化が生じ、しかも口中の蛋白
質の存在によっても色調に変色を与え、その変色点を目
標として過不足なく清掃作用を行い得ることとなって各
口腔組成物の有効性を十分に発揮でき、しかも趣味感を
も増大できると共に、イオン性界面活性剤の分析法の応
用によって色調変化が極めて明瞭で識別が適確化される
し、口腔組成物基剤の本来での機能を低下させることな
く使用でき、無害で味、使用感にも問題がなく製造も容
易である等の特徴がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 キサンチン系色素と、水不溶性脂肪酸エステルとを
    、酸性条件下で歯磨などの口腔清掃用基剤に配合したこ
    とを特徴とする口腔組成物。
JP10861172A 1972-10-30 1972-10-30 コウコウソセイブツ Expired JPS5820929B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10861172A JPS5820929B2 (ja) 1972-10-30 1972-10-30 コウコウソセイブツ

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JP10861172A JPS5820929B2 (ja) 1972-10-30 1972-10-30 コウコウソセイブツ

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Publication Number Publication Date
JPS4966837A JPS4966837A (ja) 1974-06-28
JPS5820929B2 true JPS5820929B2 (ja) 1983-04-26

Family

ID=14489176

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JPH0418024U (ja) * 1990-06-05 1992-02-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2747092C2 (de) * 1977-10-20 1984-01-05 Württembergische Parfümerie - Fabrik GmbH, 7332 Eislingen Farbstoffhaltige Zahnpflegemittel
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