JPS58209080A - 電線の接続部絶縁体の製造方法 - Google Patents

電線の接続部絶縁体の製造方法

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JPS58209080A
JPS58209080A JP57089944A JP8994482A JPS58209080A JP S58209080 A JPS58209080 A JP S58209080A JP 57089944 A JP57089944 A JP 57089944A JP 8994482 A JP8994482 A JP 8994482A JP S58209080 A JPS58209080 A JP S58209080A
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JP
Japan
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insulator
heat
wire
vacuum chamber
insulating tape
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Pending
Application number
JP57089944A
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English (en)
Inventor
哲夫 吉満
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は例えば高湿気中あるいは水中などで使用される
回転電機の耐湿、耐水性の向上を計った電線の接続部絶
縁体の製造方法に関する。
〔発明の技術的背景〕
上水道でボング運転に用いる銹導電動機のような回転電
機は、しばしば高湿度雰囲気中あるいは水中などで使用
される1、例えば水中で使用される回転電機としては、
水封式水中かご形誘導電動機があるが、この種の回転電
機の絶縁線輪と中性点の接続部や、絶縁線輪と日出線の
接続部(以後、各接続部と称す)の絶縁体には、必然的
に耐湿性。
耐水性に高い信頼性が要求される。
このような回転電機として、一般にポリエチレン、エチ
レンプロビレ/ゴムなどの押出しケーブル線をその甘ま
絶縁線輪として利用し、鉄心のスロツHC巻込み、しか
る後、各接続部を接続し、加熱により融着する絶縁テー
プで絶縁し、巻線を構成する手法が広く知られている。
かかる回転電機巻線においては、スロット内をはじめと
するケーブル線で構成される部分では、長期にわたって
、極めて優れた耐湿、耐水信頼性を維持発揮し得る一方
、中性点など各接続部は、使用初期においては優れた特
性を示すものの、高湿気中あるいは水中で長時間の課電
状態にさらされると、次第に絶縁性能に低下をきたし、
所要の機能を果し難くなり、一般には、先のケーブル線
で構成される部分に比較して耐湿、耐水信頼性に劣る欠
点が見られる。
従来これら各接続部は第1図に示す例の如く、大気圧下
にて接続絶縁されるのが通例である。すなわち、第1図
は従来より使用されている接続手法を示すものであり、
回転電機線輪の端末としての被接続ケーブル(1)と、
被接続口出しケーブル(2)との接続例である。接続は
まず、両ケーブル(1)。
(2)の外被絶縁体t4)、(5)の一部分をむきとっ
て形成された心線(la)、 (2a)のむき出し部を
7・ンダ(3)上げ等のろう付けを行ない、この周囲に
加熱により融着する絶縁テープ(ポリエチレンテープ、
架橋ポリエチレンテーフ、エチレンプロピレンテーフ。
ポリプロピレンテープなどの熱可塑性プラスチックテー
プ)にて、両波接続ケーブル(1)、 (2)の絶縁体
(4) 、 (5)をも彼うような加熱融着用絶縁テー
プ巻回層(6)を形成せしめ、この後、周囲に離型用テ
フロンテープ巻回などからなる離型層(力を薄く形成し
、更にその周囲にポリエステルなどからなる熱収縮性プ
ラスチックテープ巻回層(8)を形成し、その周囲にリ
ボンヒータなどの加熱源(9)を配置する。
次に、大気圧下で、所定の温度で所定時間、加熱源(9
)で熱し、加熱融着用絶縁テープ巻回層(6)の相互間
を融着すると共にケーブル(1)、(2)の絶縁体(4
)。
(5)に融着せしめる。その後常温に冷却して、周囲の
加熱源(9)、熱収縮性プラスチックテープ巻回層(8
)、離型層(7)を除去する事により、接続部の絶縁体
が製造されていた。
〔背景技術の問題点〕
しかるに、この製造方法によって製造された接続部絶縁
体の断面を顕微鏡にて観察すると、加熱融着された筈の
絶縁テープ相互間には、ミクロンオーダの微小な空隙(
以下ボイドと称す)が多数残存しており、更に水中課電
されたこれら絶縁体の断面においては、プラスチックの
水中課電劣化を誘発する水トリー現象が、このボイドを
起点に多数発生しており、これが前述したように、接続
部絶縁体が他のケーブル線で構成される部分に比し、耐
湿、耐水性が劣る主原因である事が判明した。この他、
加熱融着する手法として、直接バーナの炎で加熱融着用
絶縁テープ巻回層(6)を温める手法もあるが、加熱融
着が大気圧下で行なわれる限りにおいて、多かれ少かれ
ボイドが残存する事が解った。
〔発明の目的〕
本発明は、高湿気中、もしくは水中で長期に課電されて
も、なお初期の絶縁機能を十分維持発揮し得る電融の接
続部絶縁体の製造方法を提供することを目的とする 〔発明の概要〕 本発明においては、加熱融着用絶縁テープを巻回した部
分を真空チャンバー内に収納して局部的に真空状態に保
ち、前記加熱融着用絶縁テープ巻回層を加熱融着するこ
とによって、ボイドを生じないようにするものである。
〔発明の実施例〕
実施例I 以下、本発明の第1の実施例について第2図を参照して
説明する。尚、本実施例では、心線(la)。
(2a)の接続部から、熱収縮性プラスチックテープ巻
回層(8)を形成するまでは、従来技術と全く同様であ
り、第2図において、符号(1)〜(8)は第1図と同
一であるので、説明を省略する。更に本実施例では、従
来手法と同様にリボンヒータなどの加熱源(9)を熱収
縮性プラスチックテープ巻回層(8)の周囲に設けるが
、この加熱源(IIの電源は本実施例で特徴的に設けた
真空デャンバーC11)から外部に導出する。この真空
チャンバー00は、例えば被接続ケーブルLl) 、 
12)の形状にもじて、その形状に自由度を有する金属
性ベロー壁03と、更に、その端部において、チャンバ
ー内の気密度を保つ密封系峙とから成り、チャンバー壁
は真空引き可能な真空引き用穴04)を具備している。
又、密封系a騰は図示した如く、0リング(Isとその
バツクアッグリング1、IQなどを使用し、これを締め
付は治具C1ηにて締めつける手法を用いたり、あるい
は、単に1最終的に除去可能なゴムリング状のシール部
材0種を前記密封系Uとして用いてもよい。又、チャン
バー壁をベローで構成するとしたが、単にプラスチック
製容器で形成する場合もある。
次に作用について説明する。
本実施例においては、加熱融着用絶縁テープ巻回層(6
)を真空チャンバーαυ内に入れ、真空に引いて、加熱
融着する、従って、加熱融着用絶縁テープ巻回層(6)
内には空気が無いからボイドが生じない。その後真空チ
ャンバーUυ内を大気圧に戻し、常温に冷却させた後、
真空チャンバー(11)、刀口熱源(9)、熱収縮プラ
スチックテープ巻回層(8)、離型層(力を除去して、
例えば回転電機を使用可能状態にする。このようにすれ
ば絶縁体にボイドが発生しないから、信頼性の高い接続
部絶縁体の製造方法となる。
実施例2 次に第2の実施例について、第3図を参照して説明する
4、これはU相絶縁線輪αl、 V相絶縁線輪(2t1
.W相絶縁線輪01)の中性点を接続する例である。
真空チャンバー(10はU、V、Wの各絶縁線輪(11
゜(7)、 C2+)端を被うように形成されているも
のの、チャンバー内部を外部から気密保持する点は第2
図と変わらない1.一方、本実施例における真空チャン
バー(II)は新たに加圧ガス導入口(2湯を備えてい
る。
j (7)13 図K オイ−C1fLQ(3) 、 
(6) 〜(9)オJ: Utl’lJ 〜u4のもの
は第2図と全く同様のものであるので説明を省略する。
本実施例では、真空チャンバーαυ内を真空に保ち、加
熱融着用絶縁テープ巻回層(6)を加熱融着することは
第2図の実施例と同様であるが、本実施例では、この後
、温度を」二昇させたまま、加圧ガス導入口@から、例
えば窒素ガスなどを使用し、数気圧以上の圧力を加える
。既に真空状態で加熱融着していた接続部の絶縁体(6
)は外部からの圧力により、更に 密な接着性を示すよ
うになる。
実施例3 次に第3の実施例について、第4図を参照して説明する
。これは、日出線121の心線(23a)が撚線で構成
され、心線(23a)の内部の気密性が劣る場合に対す
るものである。この場合は、符号(1)〜(9)。
αυ〜(14)のものは第2図と全く同一とし、かつ、
日出線(ハ)の端部をシリコーンゴム等の接着剤(ハ)
でシールし、更にその周囲を別の真空チャンバー(財)
で被って真空引きする。この際、接着剤(ハ)のシール
と別の真空チャンバー(2力との2者のうち、何れか一
方を省略してもよい。
このようにすれば、真空チャンバーaυを真空引きした
時、撚線となっている心線(23a)から空気が流入し
、真空引きを阻害することがないから、絶縁体にボイド
が出来ず、信頼性の高い電線の接続部絶縁体の製造方法
となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、加熱融着用絶縁
テープを電線の接続部に巻回して、これを真空チャンバ
ー内に収納して局部的に真空状態に保ち、前記加熱融着
用絶縁テープ巻回層を加熱融着するので、その絶縁体に
ボイドが出来ず、信頼性の高い電線の接続部絶縁体を製
造することが出来、かつ真空チャンバーは小形で局部的
に用いられるので、安価な設備による製造方法となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の製造方法を実施している電線接続部絶縁
体周辺を示す縦断面図、第2図ないし第4図はそれぞれ
異なり本発明の製造方法の実施例を実施している電線接
続部絶縁体周辺を示す縦断面図である。 1.2.23・・・電、線であるケーブル、la、 2
m、 23a・・・心線、 4.5・・・電線の接続部以外の絶縁体、6・・・加熱
融着用絶縁テープ巻回層、7・・・離型層 8・・・熱収縮性プジスチツクテープ巻回層、9・・・
加熱源、11・・・真空チャンバー、12・・・ペロー
壁、13・・・密封系、14・・・真空引き用穴、22
・・・加圧ガス導入口。 代理人 弁理士  井 上 −男 第  1 図 第  2 図 第3図 第  4 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱により融着する絶縁テープを、電線の接続部
    以外の絶縁体の上から前記電線の接続部の上に巻回して
    加熱融着し、加熱融着絶縁層を形成する電線の接続部絶
    縁体の製造方法において、加熱融着用絶縁テープを巻回
    した部分を真空チャンバー内に収納して局部的に真空状
    態に保ち、前記加熱融着用絶縁テープ巻回層を加熱融着
    することを特徴とする電線の接続部絶縁体の製造方法。
  2. (2)真空チャンバーには加圧ガス導入口を設け、加熱
    融着用絶縁テープ巻回層を真空加熱融着後、真空チャン
    バー内に圧力ガスを送入し、真空加熱融着層を加圧し、
    その後冷却することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の電線の接続部絶縁体の製造方法。
JP57089944A 1982-05-28 1982-05-28 電線の接続部絶縁体の製造方法 Pending JPS58209080A (ja)

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JPS58209080A true JPS58209080A (ja) 1983-12-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107259754A (zh) * 2017-05-05 2017-10-20 游锦椿 烫发用卷心棒及其使用方式

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