JPH01252110A - ケーブル接続部の形成方法 - Google Patents

ケーブル接続部の形成方法

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Publication number
JPH01252110A
JPH01252110A JP63079054A JP7905488A JPH01252110A JP H01252110 A JPH01252110 A JP H01252110A JP 63079054 A JP63079054 A JP 63079054A JP 7905488 A JP7905488 A JP 7905488A JP H01252110 A JPH01252110 A JP H01252110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
pressure
wound
rubber
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP63079054A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Sakaguchi
坂口 義則
Kazuo Yamaguchi
和男 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は加熱モールドによるケーブル接続部の形成方法
に関する。
(従来の技術) 従来から、架橋ポリエチレン絶縁ケーブルの接続部を形
成する方法として、ケーブル端部の導体部分を露出させ
、これをもう一方の導体露出部分と接続させて導体接続
部を形成し、この導体接続部と鉛筆状に段剥された絶縁
体に跨って架橋可能なポリエチレンテープを紡錘状に巻
回し、さらにその上にカプトンテープ等の付圧テープを
巻回した後、加熱しポリエチレンテープを融着、架橋さ
せて絶縁体接続部を形成する方法が知られている。
しかしながらこのような方法では、冷却工程中にモール
ド体内にボイドを生じ、接続部の電気特性を低下させる
という難点があった。これは加熱時にはポリエチレンテ
ープは熱膨張するため十分な圧力、lO〜30kg/c
/程度で加圧されるが、冷却時には逆に収縮するために
圧力がほとんどかからなくなるからである。
この対策として、近時、加圧ケースを用いるなどして、
冷却時に付圧テープ上からガス圧を加える方法が採られ
てきている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのような方法においても、上記付圧テー
プが気密性が高いうえ、通常10〜30往復程度と相当
厚く巻回されており、またポリエチレンテープが冷却時
に収縮して打圧テープ巻回層との間に空隙を生ずるため
、付圧テープ巻回層上から加えたガス圧がポリエチレン
テープにかからず、上記ボイドの発生を防止することが
できなかった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、冷却工程において付圧テープ上から加えるガス圧に
より十分加圧され、その結果絶縁体接続部中にボイドが
発生することのないケーブル接続部の形成方法を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) すなわち本発明は、導体接続部および段剥された絶縁体
に跨って架橋可能なゴム・プラスチックテープを紡錘状
に巻回し、その外周に付圧テープを巻回した後、前記ゴ
ム・プラスチックテープを融着、架橋させ、次いで前記
付圧テープ巻回層上からガス圧を加えつつ冷却させるケ
ーブル接続部の形成方法において、前記打圧テープ巻回
層には、冷却の際に加えるガスが透過可能なガス透過性
テープが少なくとも部分的に層表面および層内面に露出
するように巻込まれていることを特徴としている。
(作用) 本発明方法では、ゴム・プラスチックテープの融着、架
橋後の冷却工程において、冷却にともない融着部が収縮
して打圧テープ巻回層との間に隙間が生じても、打圧テ
ープ巻回層に介在されているガス透過性テープを通して
、付圧テープ巻回層上から加えられたガスが導入される
ため、融着部は十分加圧された状態で冷却される。した
がってボイドの発生が防止され、接続部の電気特性が向
上する。
(実施例) 次に本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例により形成する過程にある架
橋ゴム・プラスチック絶縁ケーブル接続部の縦断面図で
ある。
第1図において、1は導体接続部を示しており1、本発
明ではまずこの導体接続部1と鉛筆状に段剥された絶縁
体2に跨って架橋剤が配合されたポリエチレンテープ等
のゴム・プラスチ・ツクテープ3が紡錘状に巻回され、
さらにその外周に、四ツ・ソ化エチレン樹脂やポリイミ
ド樹脂等の耐熱プラスチックからなる付圧テープ4が巻
回される。しかして本発明においては、このとき第2図
および第3図に拡大して示したように、後述するガスを
透過しうるようなガス透過性素材からなるテープ5を、
一端をゴム・プラスチックテープ3の表面に当接させ、
他端を外部に導きながら付圧テープ4を多層に重ね巻き
していく。なおこのガス透過性テープ5としては、ガラ
ステープ等の、ガス透過性に加え、加熱モールド温度、
たとえば200℃程度の温度での使用に耐えうるちのが
適しており、耐熱性繊維からなる織布、不織布等も使用
することができる。
次いでこれらの外側に、ガスボンベ6に連結され、かつ
内周壁に赤外線ランプ7等の熱源が複数個配設された加
熱加圧ケース8が、付圧テープ4巻回層の両端部外周に
嵌挿されたケーブルガイド金具9間に跨がって被嵌され
る。なお、加熱加圧ケース8の両端と各ケーブルガイド
金具9との間にはバッキング10が介挿され、このバッ
キング10をこれに当接させた押え金具11で締付ける
とともに、ケーブルガイド金具9の接続部側開口端を熱
収縮チューブ12でシールすることにより、加熱加圧ケ
ース8内の気密が保持される。
このようにして加熱加圧ケース8が被嵌された後、ゴム
・プラスチックテープ3の加熱モールド処理が行われる
すなわち赤外線ランプ7に通電し、ゴム・プラスチック
テープ3を付圧テープ4上から加熱して一体に融着させ
るとともに架橋させる。昇温にともないゴム・プラスチ
ックテープ3は熱膨張し、この膨脹圧と付圧テープの付
圧作用により、加圧下でゴム・プラスチックテープ3の
融着、架橋が進行し、この間のボイドの発生が完全に防
止される。
このようにして加熱を続け、架橋が十分進んだところで
加熱を中止し冷却を開始するが、このとき加熱加圧ケー
ス8内にガスボンベ6より加圧された不活性ガスや高圧
空気等を高圧ガスを供給し、加熱加圧ケース8内を所定
の圧力、たとえば10〜30kg/cilとし、加圧下
で冷却させる。冷却にともない融着したゴム・プラスチ
ックテープ3は収縮し、付圧テープ4の巻回層との間に
隙間を生ずるようになるが、本発明においては上記した
ように付圧テープ4巻回層に、ガスを透過するガス透過
性テープ5が巻込まれているので、高圧ガスはこのテー
プ5を通じてその隙間に導入されるため、融着部は加圧
下で冷却され、この間のボイドの発生が防止される。
冷却後、加熱加圧ケース8および付圧テープ4を除去さ
れ、必要ならばさらにこの外周に外部半成する。
なお上記実施例では、−本のガス透過性テープ5が付圧
テープ巻回層の円筒部に一方向に配置されているだけで
あるが、本発明はこのような実施例に限定されるもので
はなく、複数本を配置するようにしてもよく、また−本
の中央部を外気側に露出させ、両端を内側に露出させる
ようにしてもよい。要はこのようなテープ5を通して冷
却の際に加えるガスがゴム・プラスチックテープ3の表
面全体に行き亘らせることか可能であればよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明方法によれば、ゴムやプラス
チックテープの融着、架橋工程においては、それ自身の
熱膨脹と付圧テープの作用により、また続く冷却工程に
おいても、付圧テープ巻回層上から加えたガスにより、
ゴム・プラスチックテープの七着部が直接加圧された状
態で冷却が進むため、ボイドのない絶縁体接続部を形成
することができ、ケーブル接続部の電気特性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための縦断面図、
第2図および第3図はその要部を拡大しかつ概略的に示
した断面図および上面図である。 1・・・・・・・・・・・・導体接続部2・・・・・・
・・・・・・絶縁体 3・・・・・・・・・・・・ゴム・プラスチックテープ
4・・・・・・・・・・・・付圧テープ5・・・・・・
・・・・・・ガス透過性テープ8・・・・・・・・・・
・・加熱加圧ケース出願人      昭和電線電纜株
式会社代理人弁理士   須 山 佐 − (ばか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導体接続部および段剥された絶縁体に跨って架橋
    可能なゴム・プラスチックテープを紡錘状に巻回し、そ
    の外周に付圧テープを巻回した後、前記ゴム・プラスチ
    ックテープを融着、架橋させ、次いで前記付圧テープ巻
    回層上からガス圧を加えつつ冷却させるケーブル接続部
    の形成方法において、前記付圧テープ巻回層には、冷却
    の際に加えるガスが透過可能なガス透過性テープが少な
    くとも部分的に層表面および層内面に露出するように巻
    込まれていることを特徴とするケーブル接続部の形成方
    法。
JP63079054A 1988-03-31 1988-03-31 ケーブル接続部の形成方法 Pending JPH01252110A (ja)

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JP63079054A JPH01252110A (ja) 1988-03-31 1988-03-31 ケーブル接続部の形成方法

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JP63079054A JPH01252110A (ja) 1988-03-31 1988-03-31 ケーブル接続部の形成方法

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JPH01252110A true JPH01252110A (ja) 1989-10-06

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