JPH04312309A - 架橋ポリエチレン電力ケーブルの修理方法 - Google Patents
架橋ポリエチレン電力ケーブルの修理方法Info
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- JPH04312309A JPH04312309A JP10394291A JP10394291A JPH04312309A JP H04312309 A JPH04312309 A JP H04312309A JP 10394291 A JP10394291 A JP 10394291A JP 10394291 A JP10394291 A JP 10394291A JP H04312309 A JPH04312309 A JP H04312309A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 13
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- 239000007789 gas Substances 0.000 abstract description 11
- 230000035699 permeability Effects 0.000 abstract description 4
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架橋ポリエチレン絶縁
電力ケーブルの修理方法に関するものである。
電力ケーブルの修理方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブ
ルの接続部を形成するには、先ず、導体、ケーブル絶縁
層、外部半導電層等を階段状に順次露出させ、しかる後
導体相互の接続や補強絶縁層の形成等を行う。このよう
な接続部の形成作業中に、ケーブル絶縁層又は外部半導
電層を傷つけてしまう場合がある。
ルの接続部を形成するには、先ず、導体、ケーブル絶縁
層、外部半導電層等を階段状に順次露出させ、しかる後
導体相互の接続や補強絶縁層の形成等を行う。このよう
な接続部の形成作業中に、ケーブル絶縁層又は外部半導
電層を傷つけてしまう場合がある。
【0003】従来、ケーブル絶縁層又は外部半導電層に
傷をつけてしまった場合は、ケーブルを切断して損傷部
分を除去し、再度、導体、ケーブル絶縁層、外部半導電
層等の露出作業や導体相互の接続等を行っていた。
傷をつけてしまった場合は、ケーブルを切断して損傷部
分を除去し、再度、導体、ケーブル絶縁層、外部半導電
層等の露出作業や導体相互の接続等を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の架
橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの修理方法では、損傷
部分を除去し、再度、導体、ケーブル絶縁層、外部半導
電層等の露出作業や導体相互の接続等を行わねばならず
、その作業が非常に面倒であるという問題があった。
橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの修理方法では、損傷
部分を除去し、再度、導体、ケーブル絶縁層、外部半導
電層等の露出作業や導体相互の接続等を行わねばならず
、その作業が非常に面倒であるという問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ケーブル絶縁層又は外部半導電層に傷をつけてし
まった場合に、簡単に修理することができる架橋ポリエ
チレン絶縁電力ケーブルの修理方法を提供することを目
的とする。
ので、ケーブル絶縁層又は外部半導電層に傷をつけてし
まった場合に、簡単に修理することができる架橋ポリエ
チレン絶縁電力ケーブルの修理方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの損傷部
分を、損傷部分と同じ材料であって未架橋の材料で修理
した後、該修理部分にガス透過性の無いテープを巻き付
け、しかる後、該テープ巻き付け部を覆って架橋管を取
り付け、該架橋管内にガスを入れて、前記損傷部分を修
理した未架橋の材料を加熱架橋することを特徴とする。
本発明は、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの損傷部
分を、損傷部分と同じ材料であって未架橋の材料で修理
した後、該修理部分にガス透過性の無いテープを巻き付
け、しかる後、該テープ巻き付け部を覆って架橋管を取
り付け、該架橋管内にガスを入れて、前記損傷部分を修
理した未架橋の材料を加熱架橋することを特徴とする。
【0007】
【作用】このように、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブ
ルの損傷部分を、損傷部分と同じ材料であって未架橋の
材料で修理した後、該修理部分にガス透過性の無いテー
プを巻き付け、しかる後、該テープ巻き付け部を覆って
架橋管を取り付け、該架橋管内にガスを入れて、前記損
傷部分を修理した未架橋の材料を加熱架橋すると、損傷
部分を簡単に修理することができる。修理部分に巻き付
けるガス透過性の無いテープは簡単に巻付けることがで
き、また加熱架橋の際に修理部分にガスが侵入するのを
確実に防止する。
ルの損傷部分を、損傷部分と同じ材料であって未架橋の
材料で修理した後、該修理部分にガス透過性の無いテー
プを巻き付け、しかる後、該テープ巻き付け部を覆って
架橋管を取り付け、該架橋管内にガスを入れて、前記損
傷部分を修理した未架橋の材料を加熱架橋すると、損傷
部分を簡単に修理することができる。修理部分に巻き付
けるガス透過性の無いテープは簡単に巻付けることがで
き、また加熱架橋の際に修理部分にガスが侵入するのを
確実に防止する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して詳細に
説明する。図1は架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル1
のケーブル絶縁層2に損傷が生じた場合を示してある。 A部が損傷部分である。架橋ポリエチレン絶縁電力ケー
ブル1は、導体3、ケーブル絶縁層2が順次階段状に露
出されており、導体3には相手側導体3が接続管4を介
して接続されている。なお図示していないが、ケーブル
絶縁層2の外周には外部半導電層やシース等が形成され
ている。
説明する。図1は架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル1
のケーブル絶縁層2に損傷が生じた場合を示してある。 A部が損傷部分である。架橋ポリエチレン絶縁電力ケー
ブル1は、導体3、ケーブル絶縁層2が順次階段状に露
出されており、導体3には相手側導体3が接続管4を介
して接続されている。なお図示していないが、ケーブル
絶縁層2の外周には外部半導電層やシース等が形成され
ている。
【0009】今、ケーブル絶縁層のA部に損傷が生じた
とすると、次のように修理を行う。まず、損傷部分Aを
、未架橋のポリエチレンを用いて修理する。次に、該修
理部分にガス透過性の無いテープ5を巻き付ける。ガス
透過性の無いテープ5としては、例えば、先ずバルフロ
ンテープ(登録商標)をその接着面を上にして巻付け、
次にバルフロンテープ(登録商標)をその接着面を下に
して巻付け、その上にエフコテープ(登録商標)を巻付
けたものを使用する。ガス透過性の無いテープ5は後述
する架橋管6の長さに等しい長さだけ巻き付ける。 実施例においては架橋管6が、接続部の補強絶縁層形成
用のものであるため、ガス透過性の無いテープ5の巻付
け長さは、修理部分のみでなく、相手ケーブルのケーブ
ル絶縁層2の上まで巻付けてある。
とすると、次のように修理を行う。まず、損傷部分Aを
、未架橋のポリエチレンを用いて修理する。次に、該修
理部分にガス透過性の無いテープ5を巻き付ける。ガス
透過性の無いテープ5としては、例えば、先ずバルフロ
ンテープ(登録商標)をその接着面を上にして巻付け、
次にバルフロンテープ(登録商標)をその接着面を下に
して巻付け、その上にエフコテープ(登録商標)を巻付
けたものを使用する。ガス透過性の無いテープ5は後述
する架橋管6の長さに等しい長さだけ巻き付ける。 実施例においては架橋管6が、接続部の補強絶縁層形成
用のものであるため、ガス透過性の無いテープ5の巻付
け長さは、修理部分のみでなく、相手ケーブルのケーブ
ル絶縁層2の上まで巻付けてある。
【0010】次に、該テープ巻き付け部を覆って架橋管
6を取り付け、該架橋管6内に窒素ガスを入れて、前記
損傷部分を修理した未架橋の材料を加熱架橋する。最後
に架橋管6を取外し、ガス透過性の無いテープ5を除去
する。
6を取り付け、該架橋管6内に窒素ガスを入れて、前記
損傷部分を修理した未架橋の材料を加熱架橋する。最後
に架橋管6を取外し、ガス透過性の無いテープ5を除去
する。
【0011】なお、上記実施例においては、ケーブル絶
縁層を修理する場合を説明したが、外部半導電層の修理
にも同様に適用できる。この場合は損傷した外部半導電
層を、外部半導電層と同じ材料であって未架橋の材料で
修理するものである。また、架橋管として接続部の補強
絶縁層形成用のものを用いたが、修理専用の架橋管を使
用してもよい。また、ガス透過性の無いテープは、上記
実施のものに限定されるものではない。
縁層を修理する場合を説明したが、外部半導電層の修理
にも同様に適用できる。この場合は損傷した外部半導電
層を、外部半導電層と同じ材料であって未架橋の材料で
修理するものである。また、架橋管として接続部の補強
絶縁層形成用のものを用いたが、修理専用の架橋管を使
用してもよい。また、ガス透過性の無いテープは、上記
実施のものに限定されるものではない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、架橋ポリ
エチレン絶縁電力ケーブルの損傷部分を、損傷部分と同
じ材料であって未架橋の材料で修理した後、該修理部分
にガス透過性の無いテープを巻き付け、しかる後、該テ
ープ巻き付け部を覆って架橋管を取り付け、該架橋管内
にガスを入れて、前記損傷部分を修理した未架橋の材料
を加熱架橋するため、損傷部分を簡単に修理することが
できる。特に、修理部分にはガス透過性の無いテープを
巻付けるので、その巻付け作業を簡単に行うことができ
ると共に、加熱架橋の際に修理部分にガスが侵入するの
を確実に防止することができる。
エチレン絶縁電力ケーブルの損傷部分を、損傷部分と同
じ材料であって未架橋の材料で修理した後、該修理部分
にガス透過性の無いテープを巻き付け、しかる後、該テ
ープ巻き付け部を覆って架橋管を取り付け、該架橋管内
にガスを入れて、前記損傷部分を修理した未架橋の材料
を加熱架橋するため、損傷部分を簡単に修理することが
できる。特に、修理部分にはガス透過性の無いテープを
巻付けるので、その巻付け作業を簡単に行うことができ
ると共に、加熱架橋の際に修理部分にガスが侵入するの
を確実に防止することができる。
【図1】本発明の断面図
【図2】本発明の要部拡大断面図
1 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル2 ケーブ
ル絶縁層 3 導体 5 ガス透過性の無いテープ 6 架橋管
ル絶縁層 3 導体 5 ガス透過性の無いテープ 6 架橋管
Claims (1)
- 【請求項1】 架橋ポリエチレン電力ケーブルの損傷
部分を、損傷部分と同じ材料であって未架橋の材料で修
理した後、該修理部分にガス透過性の無いテープを巻き
付け、しかる後、該テープ巻き付け部を覆って架橋管を
取り付け、該架橋管内にガスを入れて、前記損傷部分を
修理した未架橋の材料を加熱架橋することを特徴とする
架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの修理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10394291A JPH04312309A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 架橋ポリエチレン電力ケーブルの修理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10394291A JPH04312309A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 架橋ポリエチレン電力ケーブルの修理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312309A true JPH04312309A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=14367502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10394291A Pending JPH04312309A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 架橋ポリエチレン電力ケーブルの修理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04312309A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104716599A (zh) * | 2015-03-30 | 2015-06-17 | 中国矿业大学(北京) | 一种高压电缆进水受潮快速修复技术 |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP10394291A patent/JPH04312309A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104716599A (zh) * | 2015-03-30 | 2015-06-17 | 中国矿业大学(北京) | 一种高压电缆进水受潮快速修复技术 |
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