JPS58208486A - 壁紙 - Google Patents

壁紙

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JPS58208486A
JPS58208486A JP8859182A JP8859182A JPS58208486A JP S58208486 A JPS58208486 A JP S58208486A JP 8859182 A JP8859182 A JP 8859182A JP 8859182 A JP8859182 A JP 8859182A JP S58208486 A JPS58208486 A JP S58208486A
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JP
Japan
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paper
wallpaper
paper layer
layer
raw material
Prior art date
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Pending
Application number
JP8859182A
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English (en)
Inventor
澤田 多茂治
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、建築物の内装材として壁面に貼着される壁
紙に関するもので、その目的は、裏面の紙質が軟かく親
水性に冨み、壁面に対して糊付けによる貼着作業を極め
て容易且つ適確に行ない得ることは勿論、表面の紙質が
硬く非常に卓越した機械的強度を有し1然かも水や油に
対する耐汚染性にも優れた理想的な性質を持つ新しい壁
紙を、全く独自の晴造によって比較的安価に提供するこ
とにある。
周知のように、木材を原料にした製紙パルプは、これを
大別すると、針葉樹パルプと落葉樹パルプの二種類に分
けることができるが、前記の両バルブをそれぞれ個々に
抄紙して壁紙を作つた場合、針葉樹バルブ紙は、伸びや
引裂けなど紙の機械的強度が大きく耐久性に優れている
反面、壁紙としての紙質に柔軟性がなく然かも水分に対
する親和性が乏しいため、糊付は作業に問題があり、こ
れとは逆に落葉樹バルブ紙の場合は、紙質も軟かく水分
に対する親和性も良好な特性を持っているが、伸びや引
裂けなど紙の機械的強度に弱点を持ち、両者いずれも一
長一短である。
現在のところ、壁紙の殆んどは襖紙と同様に落葉樹パル
プに故紙原料を配合した機械抄き和紙を用いているが、
この場合、如何に繊維量を多くして厚い壁紙に抄造して
も、引裂は強度が不足するので、糊付は装置を使っての
糊引作業r、      1’C耐え′ず・紙0千71
或パ0れを生ずる恐れがあり、然かも、此の種のバルブ
は水分の親和性が大きい関係上、劇中の水分が裏側の塗
框面から壁紙の表面に浸透して行くスピードが非常に速
く、大切な壁紙の腰がなくなってしまうので、壁面や天
井面に壁紙を貼り付ける際に、糊付は後、30分〜60
分位の時間をかけて壁紙を移動したり貼着したりする作
業条件を満足させるには、紙質分のみの壁紙は到底使用
不可能であった。そのため、一部の外国製品には、紙屑
の表面にパラフィン系の薬液を塗布したり高分子系の合
成樹脂を含浸させて壁紙に防水性を付与し、劇中の水分
を表面に浸遇しにくいように改質したものもあるが、火
災時に於ける壁紙の防炎性、難燃性及び有毒燃焼ガス発
生防止の見地から考えて防災面では不適当である。
本発明による壁紙は、前記の問題に対処するため開発さ
れたものであって、壁紙を1種類の原料バルブで形成せ
ずに、当初に述べた性質の全く相反する針葉樹バルブと
落葉樹バルブとを用いて複層構造の壁紙1clI成し、
両者の長所と短所を互いに補うことによって、理想的な
性能を発揮する新規な壁紙を提供する事に成功したもの
である。
以下、この発明を実施例の図面について具体的に説明す
ると、第1図は第1番目の発明による壁紙の構造を示し
たものであって、壁紙IP+は、針葉樹バルブを主原料
にして抄造した洋紙からなる上部紙層(1)の下面1こ
、落葉樹パルプに故紙原料を混合して抄造した和紙から
なる下部紙層(2)を配し、上下の紙層(1) (21
を合成接着剤で一体に固着して二層構造に形成したもの
である。
なお、本実施例の場合、壁紙CP+を壁面に貼着したと
き表側になる上部紙層(1)には、針葉樹バルブを長網
で抄いた機械抄洋紙、また壁面に貼着する裏紙になる下
部紙層(2)には、落葉樹パルプに故紙を配合して丸網
で抄いた機械抄和紙が用いられ、両者を一体に固層する
合成接層剤(3)1こは、酢酸ビニール系の合成接着剤
が使用してあり、更に上部紙層(1)の上面には、表面
の化粧として発泡プリントによる装飾模様(5)が施さ
れている。
次に、第3図は第2番目の発明による壁紙Φυの構造を
示すもので、この場合、針葉樹バルブを主原料にして抄
造した洋紙からなる上部紙層(1)の下面に1落葉樹パ
ルプに故紙原料を混合して抄造した和紙からなる下部紙
層(2)を配し、上下の紙層(1) (21を合成接層
剤(3)で一体に固着しである点は、前記第1番目の発
明による壁紙telと変りないが、この発明(第2番目
の発明)では、上部紙層(1)の表面に、図示の如くフ
ッソ系撥水剤の塗布による保護皮膜(4)が設けである
なお、保護皮膜(4)の形成素材になるフッソ系撥水剤
としては、例えば、商品名アサヒガードAG710(製
造元アサヒガラス工業に、に、発売元可成化学工業に、
K)を使用し、これを壁紙の上部紙層(1)表面に塗布
した後、適正反応温度150℃で加熱すると、難燃性を
保持した耐水、耐油性の保護皮膜(4)が得られる。
第5図及び第6図はこの発明の撤形的な他の実施例によ
る壁紙(P2) (P3)を示したものであって、この
場合1上部紙層(1)には、針葉樹バルブを主原料にし
て紙を抄造する際に、その抄造工程に於いて進行方向に
紙を送り押込み横皺を作ったクルバック紙と呼ばれてい
る機械抄洋紙が用いられ、この壁紙φ匂は経裂きに対し
て非常に強い特性を有し、更に前記上部紙層(1)の表
面に保護皮膜(4)を設けた壁紙(Paは、壁紙表面に
耐着する油等の汚れを水に浸した布帛で簡単に拭き取る
ことができる。
以上のように、本発明の壁紙は、針葉樹バルブを主原料
にして抄造した洋紙からなる上部紙層の下面に、落葉樹
バルブに故紙原料を混合して抄造した和紙からなる下部
紙層を配し、上下の紙層を合成接着剤で一体に固着しで
あるので、裏面の紙質が軟かく親水性に冨み、壁紙に対
する糊の付着性が極めて良好である事は勿1i1−%裏
面に塗布した劇中の水分が表面に浸透する恐れがなく、
糊の含水分が自動的にコントロールされて最良の状態を
保持するので、壁面に対して糊付けによる貼着作業を極
めて容易且つ適確に行なうことができる。また、これと
は逆に表面の紙質は硬く非常に優秀な機械的強度を有す
るので、作業中に壁紙の腰が弱くなったり破損したりす
ることがなく、貼珊後の壁紙は長期間に亘ってその性質
が劣化せず強力な耐久性を保持し、更に、上部紙層の表
面にフラン系撥水剤による保持皮膜を設けたものは、水
や油等の付着による汚染を確実に防止できるだけでなく
、火災時には優れた防炎性と難燃性及び有毒ガス発生防
止性能を発シし、防炎面でも大きな効果があり1その構
造が比較的簡単な事とも相俟って全く理想的な壁紙を安
価に提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願の第1番目の発明による壁紙の構造を示
す斜視図、第2図は同じく要部の拡大断面図、第3図は
第211目の発明による壁紙の構造を示す斜視図1第4
図は同じく要部の拡大断面図、III s図及び第6図
はこの発明の類形的な他の実施例による壁紙の構造を示
す斜視図である。 (pl(Pυ(Pa(P■・・壁紙、(1)・・上部紙
層、(2)・−下部紙層、(3)・・合成接着剤、(4
)・・保護皮膜、(5)・・装飾模様 wI図    第3図 、勺 第2図    第4図 第5E    第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、針葉樹パルプを主原料にして抄造した洋紙から
    なる上部紙層(1)の下面に、落葉樹ノ(ルデに故紙原
    料を混合して抄造した和紙からなる下部紙層(2)を配
    し、上下の紙層(1) (21を合成接着剤(3)で一
    体に固着しであることを特徴とする壁紙。
  2. (2)、針葉樹パルプを主原料にして抄造した洋紙から
    なる上部紙層(1)の下面に、落葉樹ノ(ルプに故紙原
    料を混合しぞ抄造した和紙からなる下部紙層(2)を配
    し、上下の紙層(1) (2)を合成接着剤(3)で一
    体に固着してあり、且つ、上部紙層(1)の表面にフッ
    ソ系撥水剤の塗布による保護皮膜(4)を設けたことを
    特徴とする壁紙。
  3. (3)、前記上部紙層(1)が抄造工程に於いて横皺を
    作ったクルパック紙で形成しである特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の壁紙。
JP8859182A 1982-05-25 1982-05-25 壁紙 Pending JPS58208486A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62215092A (ja) * 1986-03-11 1987-09-21 澤田 多茂治 壁紙
JPS62289697A (ja) * 1986-06-09 1987-12-16 株式会社日本紙パルプ研究所 多層構造を有する印刷用紙及び塗工原紙
JPH03260199A (ja) * 1990-03-08 1991-11-20 Toppan Printing Co Ltd 壁画用印刷紙を用いた壁画
JP2006097202A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Nippon Paper Industries Co Ltd 紙壁紙用上層シート

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