JPS58208033A - ゴム被覆ポリオレフィン気泡体の製造方法 - Google Patents
ゴム被覆ポリオレフィン気泡体の製造方法Info
- Publication number
- JPS58208033A JPS58208033A JP57090778A JP9077882A JPS58208033A JP S58208033 A JPS58208033 A JP S58208033A JP 57090778 A JP57090778 A JP 57090778A JP 9077882 A JP9077882 A JP 9077882A JP S58208033 A JPS58208033 A JP S58208033A
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- JP
- Japan
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- rubber
- cellular body
- covered
- polyolefin
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/36—After-treatment
- C08J9/365—Coating
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ゴム被覆ポリオレフィン気泡体の製造方法に
関する。
関する。
従来、例えば大型船舶の接岸用に使用される防舷材とし
ては、ゴム中空体に空気を圧入したものが使用されてい
たが、バンクするなどの危険性を有していた。このよう
な危険性を避けるために、合成樹脂気泡体に加硫ゴムを
被覆成型したものが開発されたが、既に加硫されたゴム
を被覆する場合には、接着強度が弱く、剥離することか
ある。ところが、一般に合成樹脂気泡体は傷つき易く、
このような場合接岸時に亀裂が生じあるいは割れを生ず
るという問題がある。
ては、ゴム中空体に空気を圧入したものが使用されてい
たが、バンクするなどの危険性を有していた。このよう
な危険性を避けるために、合成樹脂気泡体に加硫ゴムを
被覆成型したものが開発されたが、既に加硫されたゴム
を被覆する場合には、接着強度が弱く、剥離することか
ある。ところが、一般に合成樹脂気泡体は傷つき易く、
このような場合接岸時に亀裂が生じあるいは割れを生ず
るという問題がある。
また、加硫ゴムを被覆した場合には、未加硫ゴムを被覆
した後加硫した場合に比べて機械的強度に劣る。
した後加硫した場合に比べて機械的強度に劣る。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、衝撃
吸収性に優れ、かつ接着強度が高く剥離の心配がないゴ
ム被覆ポリオレフィン気泡体を提供することにある。
吸収性に優れ、かつ接着強度が高く剥離の心配がないゴ
ム被覆ポリオレフィン気泡体を提供することにある。
本発明者らは、ポリオレフィン気泡体に未加硫ゴムを被
覆し、これを加硫した場合には、直接加硫ゴムを被覆し
た場合に比べ機械的強度に優れ、また接着強度にも優れ
ることを見い出した。ところが、ここで一つ問題がある
。すなわち、ポリオレフィン気泡体は気体透過性がめる
ため、高温に加熱した後冷却すると、例えば70℃で7
.91.110℃で63.0%、 130℃で750
憾の体積収縮(JIS f 6767に準拠)が起こる
。本発明者らは、この問題について鋭意研究の結果、未
加硫ゴムの加熱加硫を、上記気泡体の膨張を抑えた状態
で行なうことにょル、接着強度に優れ、かつ加熱冷却後
の体積収縮の殆んどないゴム被覆ポリオレフィン気泡体
が得られることを見い出し、本発明を完成するに至った
ものである。
覆し、これを加硫した場合には、直接加硫ゴムを被覆し
た場合に比べ機械的強度に優れ、また接着強度にも優れ
ることを見い出した。ところが、ここで一つ問題がある
。すなわち、ポリオレフィン気泡体は気体透過性がめる
ため、高温に加熱した後冷却すると、例えば70℃で7
.91.110℃で63.0%、 130℃で750
憾の体積収縮(JIS f 6767に準拠)が起こる
。本発明者らは、この問題について鋭意研究の結果、未
加硫ゴムの加熱加硫を、上記気泡体の膨張を抑えた状態
で行なうことにょル、接着強度に優れ、かつ加熱冷却後
の体積収縮の殆んどないゴム被覆ポリオレフィン気泡体
が得られることを見い出し、本発明を完成するに至った
ものである。
すなわち、本発明は、ポリオレフィン気泡体の表面に未
加硫ゴムを被覆し、これを上記気泡体の加熱の際の膨張
正に耐えうる容器中に入れ、加熱加硫することをI#徴
とするゴム被覆ポリオレフィン気泡体の製造方法を提供
するものである。
加硫ゴムを被覆し、これを上記気泡体の加熱の際の膨張
正に耐えうる容器中に入れ、加熱加硫することをI#徴
とするゴム被覆ポリオレフィン気泡体の製造方法を提供
するものである。
本発明に使用されるポリオレフィン気泡体とは、電子線
照射、架橋剤の使用及び発泡剤の使用等従来公知の方法
によシ架橋された独立気泡体であり、この製造方法とし
ては一段加圧法、二段加圧、常圧法など種々8方法が却
られており、いずれの方法によって製造されたものでも
よい。ここで、ポリオレフィンとは、高、中、低圧法に
より製造されたポリエチレン、ボIJ +1.2−ブタ
ジェン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブ
テン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ンとメチル−、エチル−、プロピル−、ブチル−の各ア
クリレートもしくはメタクリレートとの共重合体、また
はこれらの塩素化物もしくはこれらの混合物、またはこ
れらとアタクチックもしくはアイソタクチック構造を有
するポリプロピレンとの混合物などである。
照射、架橋剤の使用及び発泡剤の使用等従来公知の方法
によシ架橋された独立気泡体であり、この製造方法とし
ては一段加圧法、二段加圧、常圧法など種々8方法が却
られており、いずれの方法によって製造されたものでも
よい。ここで、ポリオレフィンとは、高、中、低圧法に
より製造されたポリエチレン、ボIJ +1.2−ブタ
ジェン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブ
テン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ンとメチル−、エチル−、プロピル−、ブチル−の各ア
クリレートもしくはメタクリレートとの共重合体、また
はこれらの塩素化物もしくはこれらの混合物、またはこ
れらとアタクチックもしくはアイソタクチック構造を有
するポリプロピレンとの混合物などである。
本発明において用いる気泡体は、使用する組成物の物性
の改良、あるいは価格の低下を目的として、架橋結合に
著しい悪影響を与えない配谷剤(充填剤)、例えば酸化
亜鉛、酸化チタン、酸化カルシウム、酸化マグネシウム
、酸化ケイ素等の金属酸化物、炭酸マグ木シウム、炭酸
カルシウム等の炭酸塩、あるいはバルブ等の繊維物質、
または各1iF、染料、顔料並びに螢光物質、その他常
用のゴム配合剤等を必要に応じて添加し友ものでよい。
の改良、あるいは価格の低下を目的として、架橋結合に
著しい悪影響を与えない配谷剤(充填剤)、例えば酸化
亜鉛、酸化チタン、酸化カルシウム、酸化マグネシウム
、酸化ケイ素等の金属酸化物、炭酸マグ木シウム、炭酸
カルシウム等の炭酸塩、あるいはバルブ等の繊維物質、
または各1iF、染料、顔料並びに螢光物質、その他常
用のゴム配合剤等を必要に応じて添加し友ものでよい。
本発明の方法は、未加硫ゴムで被覆され九気泡体を、加
熱時の膨張に耐える容器好ましくは密閉容器中に入れ、
すなわち、被覆気泡体と容器内壁が密着し空隙のない状
態に収容し、被覆ゴムを加熱加硫することに特長を有す
る。この場合の温度は、被覆ゴムの種類に応じて変える
。
熱時の膨張に耐える容器好ましくは密閉容器中に入れ、
すなわち、被覆気泡体と容器内壁が密着し空隙のない状
態に収容し、被覆ゴムを加熱加硫することに特長を有す
る。この場合の温度は、被覆ゴムの種類に応じて変える
。
例えば通常の合成ゴム及び天然ゴムの場合には120〜
140℃である。また、加硫促進剤の種類によっては、
例えば80℃程度の冷間加硫も可能である。被覆される
未加硫ゴムとしては、天然コム、SER,クロロプレン
等の合成ゴム、またはそのブレンド物など種々のゴムが
使用できる。さらに、好ましくは、気泡体と加硫された
被覆ゴムとのなじみ易さを増すために、気泡体表面にゴ
ム系接着剤を塗布し、これに前記未加硫ゴムシートを被
覆し、加熱加硫することが好ましい。
140℃である。また、加硫促進剤の種類によっては、
例えば80℃程度の冷間加硫も可能である。被覆される
未加硫ゴムとしては、天然コム、SER,クロロプレン
等の合成ゴム、またはそのブレンド物など種々のゴムが
使用できる。さらに、好ましくは、気泡体と加硫された
被覆ゴムとのなじみ易さを増すために、気泡体表面にゴ
ム系接着剤を塗布し、これに前記未加硫ゴムシートを被
覆し、加熱加硫することが好ましい。
このようにして得られたゴム被覆ポリオレフィン気泡体
は、その接着強度と共に衝撃吸収性、浮揚性を有し、防
舷材、70−ティングパイプなど上記特性を生かした各
種用途に使用できる。
は、その接着強度と共に衝撃吸収性、浮揚性を有し、防
舷材、70−ティングパイプなど上記特性を生かした各
種用途に使用できる。
以下、実施例を示して本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明は下記実施例により何ら限定されるものでな
いことはもとよりである。
が、本発明は下記実施例により何ら限定されるものでな
いことはもとよりである。
なお、部数は重量部を示す。
実施例 1
架橋ポリエチレン気泡体(見掛密度0.027寸法;直
径1503、高さ140ぼの円柱)にクロロプレン系接
着剤を塗布して乾燥させた後、下記に示す配合の未加硫
ゴムを平均厚さ5z程度全面被覆した後、耐圧容器中に
収納して130℃2時間加熱した後、冷却して取出した
。該被覆製品の体積変化率は1.0%減であった。
径1503、高さ140ぼの円柱)にクロロプレン系接
着剤を塗布して乾燥させた後、下記に示す配合の未加硫
ゴムを平均厚さ5z程度全面被覆した後、耐圧容器中に
収納して130℃2時間加熱した後、冷却して取出した
。該被覆製品の体積変化率は1.0%減であった。
未加硫ゴム配合
SBR150250部
R5S A+ 50
ステアリン酸 l
カルモスA 75
炭酸カルシウム 40
カープレックス 25
亜鉛華 5 部
プロセスオイル &0
老化防止剤40101
促進剤D α5
促進剤1)M l、Q
イオウ 21
SRFカーボン 20
比較例
実施例1、同様の気泡体を全くゴム被覆することなく1
30℃3時間加熱し冷却した。
30℃3時間加熱し冷却した。
該気泡体の体積変化率は21.5 %減であった。1出
願人 三和化工株式会社 代理人 弁理士 米 原 正 章 弁理士 洪水 忠 207−
願人 三和化工株式会社 代理人 弁理士 米 原 正 章 弁理士 洪水 忠 207−
Claims (1)
- ポリオレフィン気泡体の表面に未加硫ゴムを被覆し、こ
れを上記気泡体の加熱の際の膨張圧に耐えうる容器中に
入れ、加熱加硫することを特徴とするゴム被覆ポリオレ
フィン気泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57090778A JPS58208033A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | ゴム被覆ポリオレフィン気泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57090778A JPS58208033A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | ゴム被覆ポリオレフィン気泡体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58208033A true JPS58208033A (ja) | 1983-12-03 |
JPH0218223B2 JPH0218223B2 (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=14008056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57090778A Granted JPS58208033A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | ゴム被覆ポリオレフィン気泡体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58208033A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0272383A2 (de) * | 1986-12-13 | 1988-06-29 | Rütgerswerke Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung von Verbundteilen |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56135050A (en) * | 1980-03-25 | 1981-10-22 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Manufacture of foamed fender |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP57090778A patent/JPS58208033A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56135050A (en) * | 1980-03-25 | 1981-10-22 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Manufacture of foamed fender |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0272383A2 (de) * | 1986-12-13 | 1988-06-29 | Rütgerswerke Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung von Verbundteilen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0218223B2 (ja) | 1990-04-24 |
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