JPS582072B2 - 寒冷紗の糸条を模様状に表わした化粧板 - Google Patents
寒冷紗の糸条を模様状に表わした化粧板Info
- Publication number
- JPS582072B2 JPS582072B2 JP11089175A JP11089175A JPS582072B2 JP S582072 B2 JPS582072 B2 JP S582072B2 JP 11089175 A JP11089175 A JP 11089175A JP 11089175 A JP11089175 A JP 11089175A JP S582072 B2 JPS582072 B2 JP S582072B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cheesecloth
- threads
- pattern
- decorative board
- warp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は寒冷紗の糸条を模様状に表わした化粧板に関す
るものである。
るものである。
従来ガラス繊維板を基板とした建築用の化粧板において
はガラス繊維板が密度が低く、むらが大きいので、直接
ガラス繊維板表面に樹脂塗膜を形成すると基板が割れた
り、剥離したり穴があき易い欠点がある。
はガラス繊維板が密度が低く、むらが大きいので、直接
ガラス繊維板表面に樹脂塗膜を形成すると基板が割れた
り、剥離したり穴があき易い欠点がある。
さらに表面にガラス繊維が不規則にけば立っていて凹凸
を呈しているので塗膜の厚さが不均一で割れ剥離を惹起
し、表面にファイバーパターン(ガラス繊維板表面には
ガラス短繊維の配列がランダムのため不規則な凹凸面が
生ずる。
を呈しているので塗膜の厚さが不均一で割れ剥離を惹起
し、表面にファイバーパターン(ガラス繊維板表面には
ガラス短繊維の配列がランダムのため不規則な凹凸面が
生ずる。
)が目立ち易い欠点があった。本発明はガラス繊維基板
1の表面に寒冷紗5を接着し、該寒冷紗5の縦横糸条3
,4を屈曲せしめ、さらにその上に造膜性能の大きい下
塗々膜6を形成することにより、従来のように樹脂塗膜
に起因する前記割れ、剥離などを除去するとともに意匠
性の高い化粧板を提供することを目的とするものである
。
1の表面に寒冷紗5を接着し、該寒冷紗5の縦横糸条3
,4を屈曲せしめ、さらにその上に造膜性能の大きい下
塗々膜6を形成することにより、従来のように樹脂塗膜
に起因する前記割れ、剥離などを除去するとともに意匠
性の高い化粧板を提供することを目的とするものである
。
以下図面に記載された本発明の実施例について説明する
。
。
(1)本発明化粧板に用いるガラス繊維基板1はガラス
短繊維をフェノール、メラミン、ユリア、エポキシ系な
どの接着剤を介して圧縮成形したもので、比重0.03
〜0.30の低比重のものである。
短繊維をフェノール、メラミン、ユリア、エポキシ系な
どの接着剤を介して圧縮成形したもので、比重0.03
〜0.30の低比重のものである。
(2)前記ガラス繊維基板1の表面にフェノール、メラ
ミン、酢酸ビニール、αイソシアネート系などの接着剤
2を介して寒冷紗5を接着する。
ミン、酢酸ビニール、αイソシアネート系などの接着剤
2を介して寒冷紗5を接着する。
寒冷紗5は縦糸3、横糸4の相互間隔が0.5〜2m/
mで、木綿、麻、ウール、ナイロンなどの糸条を用いる
。
mで、木綿、麻、ウール、ナイロンなどの糸条を用いる
。
本発明においては縦糸3、横糸4の一方または両方を模
様状に屈曲せしめてある。
様状に屈曲せしめてある。
第2図の場合は横糸4に対して縦糸3を斜め方向に屈曲
してあり、第3図の場合は縦糸3、横糸4とも彎曲せし
めてある。
してあり、第3図の場合は縦糸3、横糸4とも彎曲せし
めてある。
これら彎曲の仕方は適宜設計的に変形でき求むる模様を
得ることができる。
得ることができる。
また基板1と寒冷紗5は縦糸3、横糸4の交叉点におい
て接着剤2により接着されることが望ましい。
て接着剤2により接着されることが望ましい。
このようにすることにより寒冷紗5は基板1上に伸縮性
を保持しながら硬直しない状態で接着されることになる
。
を保持しながら硬直しない状態で接着されることになる
。
(3)つぎに寒冷紗5の上方から造膜性能の大きな下塗
々材を塗布して縦糸3、横糸4に架橋状に下塗々膜6を
形成する。
々材を塗布して縦糸3、横糸4に架橋状に下塗々膜6を
形成する。
本来ガラス繊維基板1の表面は凹凸面を形成してあるの
で縦糸3、横糸4の格子目ごとに下膜々膜6は深さHの
異なる凹所を形成する。
で縦糸3、横糸4の格子目ごとに下膜々膜6は深さHの
異なる凹所を形成する。
(4)下塗々膜6上に印刷模様上塗透明模を適宜施こす
。
。
本発明は以上のような構成を有するのでその作用効果を
説明すれば次の通りである。
説明すれば次の通りである。
(a)寒冷紗5の縦糸3、横糸4の一方またはいづれか
一方を屈曲ないしは方向を異にして所望の模様を形成し
たので、格子目ごとに異なる深さHの下塗々膜6の凹部
の輪郭が変化と立体感に富み、意匠性が向上する。
一方を屈曲ないしは方向を異にして所望の模様を形成し
たので、格子目ごとに異なる深さHの下塗々膜6の凹部
の輪郭が変化と立体感に富み、意匠性が向上する。
またファイバーパターンも目立たなくなる。
(b)寒冷紗5により架橋状態の下塗々膜6と基板1の
両者を結合補強するので、従来のような基板1表面の塗
膜を形成する必要がなく、しかも該塗膜に起因する割れ
、剥離を防止することができる。
両者を結合補強するので、従来のような基板1表面の塗
膜を形成する必要がなく、しかも該塗膜に起因する割れ
、剥離を防止することができる。
第1図は本発明化粧板の断面図、第2図は同じく縦糸を
横糸に対して屈曲した場合の平面図、第3図は縦糸、横
糸の両方を屈曲した場合の平面図である。 1:ガラス繊維基板、2:接着剤、3:縦糸、4:横糸
、5:寒冷紗、6:下塗々膜、H:深さ、W:糸の間隔
。
横糸に対して屈曲した場合の平面図、第3図は縦糸、横
糸の両方を屈曲した場合の平面図である。 1:ガラス繊維基板、2:接着剤、3:縦糸、4:横糸
、5:寒冷紗、6:下塗々膜、H:深さ、W:糸の間隔
。
Claims (1)
- 1 比重0.03〜0.3のガラス繊維基板1の表面に
接着剤2を介して寒冷紗5を接着し、該寒冷紗5はその
縦糸3、横糸4の少くとも一方を模様状に屈曲ないし方
向を異にして固着せしめられており、さらにその上から
下塗々膜6が寒冷紗5の縦糸3、横糸4に架橋状に形成
され、かつ縦糸3、横糸4の形成する格子目毎に深さH
の異なる凹部を形成していることを特徴とする寒冷紗の
糸条を模様状に表わした化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11089175A JPS582072B2 (ja) | 1975-09-16 | 1975-09-16 | 寒冷紗の糸条を模様状に表わした化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11089175A JPS582072B2 (ja) | 1975-09-16 | 1975-09-16 | 寒冷紗の糸条を模様状に表わした化粧板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5235282A JPS5235282A (en) | 1977-03-17 |
JPS582072B2 true JPS582072B2 (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=14547296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11089175A Expired JPS582072B2 (ja) | 1975-09-16 | 1975-09-16 | 寒冷紗の糸条を模様状に表わした化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582072B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61185185U (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-18 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4799260A (en) * | 1985-03-07 | 1989-01-17 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Variable matrix decoder |
-
1975
- 1975-09-16 JP JP11089175A patent/JPS582072B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61185185U (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5235282A (en) | 1977-03-17 |
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