JPS5820683Y2 - 作業機の遠隔操作装置 - Google Patents

作業機の遠隔操作装置

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Publication number
JPS5820683Y2
JPS5820683Y2 JP1976035344U JP3534476U JPS5820683Y2 JP S5820683 Y2 JPS5820683 Y2 JP S5820683Y2 JP 1976035344 U JP1976035344 U JP 1976035344U JP 3534476 U JP3534476 U JP 3534476U JP S5820683 Y2 JPS5820683 Y2 JP S5820683Y2
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JP
Japan
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link
boom
arm
parallel
swing
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JP1976035344U
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English (en)
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JPS52126603U (ja
Inventor
好洋 加藤
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上下揺動自在なブームに、その揺動軸芯に平
行な軸芯まわりで揺動自在にアームを付設し、かつ、そ
のアームの先端側に作業具を付設すると共に、前記ブー
ムおよびアームに対して縮小比例的に構成した一つのモ
デルの作動により前記ブームおよびアームを遠隔操作す
べく構成した作業機の遠隔操作装置に関する。
ブーム及びアームの合成揺動により、アームに付設のバ
ケットなどの作業具に所望の移動をとらせることは、例
え熟練者であっても困難を極める。
そこで冒記したように、モデルによる動きそのものを比
例的に拡大して作業具を移動させる作業性の良い作業機
が提案されたのであるが、その遠隔操作を従来は油圧回
路構成に頼っていたから、圧油のリークにより、操作誤
差が生じて、正確な動きが期待できず、又、高価な油圧
制御弁や油圧配管構成により高価につく欠点があった。
本考案は、遠隔操作系を安価に構成するとともに、ブー
ムとアームの合成運動はもとより、ブームのみ、アーム
のみの単独操作が可能な遠隔操作系を簡単なものから得
しめんとするものである。
本考案の作業機の遠隔操作装置の特徴とする構成は、モ
デル11を、取付基台側の枢支軸18に枢着された第一
リンク21と、その第一リンク21の先端部で揺動自在
に構成された第二リンク10とで構成すると共に、前記
ブーム4の揺動軸芯Pとアーム5の揺動軸芯P1とを結
ぶ仮想線分Q上におけるブーム4側の一点P3と、前記
第一リンク21の中間部における一点P4とを結ぶリン
ク部材22を媒介節とし、前記仮想線分Qならびに第一
リンク21を従動節とし、前記ブーム4の揺動軸芯Pな
らびに第一リンク21の枢支軸18を固定軸芯とする第
−平行回連リンク機構23によって前記モデル11を前
記ブーム4およびアーム5ならびに作業具6からなる作
業機に連結し、また、前記モデル11には、前記第一リ
ンク21を固定節とし、第二リンク10と一体に構成さ
れたリンク部材24ならびにそのリンク部材24と平行
なリンク部材24を従動節とし、前記第一リンク21に
平行なリンク部材25を媒介節とする第二平行回連リン
ク機構19を連設し、さらに、前記ブーム4の揺動軸芯
Pと前記モデル11の第一リンク21の枢支軸18との
夫々に同径の回転輪体12.15を装着し、両回転輪体
12.15間に回転伝動具17を掛張すると共に、前記
ブーム4の揺動軸芯P側の回転輪体12に前記アーム5
の揺動軸芯P1まわりでの運動を伝えるリンク機構14
を連結し、前記第一リンク21の枢支軸18側の回転輪
体15には、前記第二平行回連リンク機構19の従動節
となるリンク部材24を一体回動すべく連結し、前記各
平行回連リンク機構23.19における夫々の媒介節と
なる各リンク部材22.25の中間部には、夫々の平行
回連リンク機構23.19の平行四辺形の崩れを一定小
範囲内で許す融通を有すると共に、その崩れを検出して
前記作業機側の各駆動装置7,8を前記崩れを修正する
方向に作動させる制御機構28.29を介装しである点
にあり、斯かる構成から次の作用効果を奏する。
つまり、アーム5のみを単独に操作する場合には、モデ
ル11の第二リンク10を、第一リンク21との連結点
を支点にして、上下に揺動させることによって、リンク
部材25の中間部に介装の制御機構29を操作し、この
制御機構29を介してアーム5の伸縮シリンダを操作す
る。
そして、アーム5が揺動されるとリンク機構14を介し
て回転輪体12が回転させられ、この回転力が回転伝動
具17、回転輪体15に固定のリンク部材24に伝達さ
れて、アーム5の揺動角がモデルの第二リンク10の揺
動角に合致すると制御機構29のOFF作動によりアー
ムの揺動が停止させられる。
又、ブーム4とアーム5との相対姿勢を変化させること
なく、ブーム4のみを操作する場合には、第一リンク2
1.第二リンク10とからなるモデル11並びに第二平
行回連リンク機構19全体を、取付基台側の枢支軸18
周りで回動させることによって、リンク部材22の中間
部に介装の制御機構28を操作し、この制御機構28を
介してブーム4の伸縮シリンダを操作する。
そして、ブーム4が揺動されると、その揺動量が、前記
リンク部材22の内でブーム4側に枢支連結されたリン
ク部材部分に伝達されて、ブーム4の揺動角がモデルの
第一リンク21の揺動角に合致すると制御機構28のO
FF作動によりブームの揺動が停止させられる。
そして、ブーム4とアーム5の合成運動によって掘削作
業を行なう時には、モチ゛ル11の第一リンク21を取
付基台側の枢支軸18周りで回動させると同時に、第二
リンク10を、前記第一リンク21との枢支点周りで回
動させることによって、前記した個々の制御が行なわれ
る。
このように、本考案はアームの操作系のリンク機構と、
ブームの操作系のリンク機構とを分けて設け、且つ、ア
ームのフィードバック制御を回転伝動具を介して行なう
ものであるから、ブームの四速リンク機構を介さずアー
ムのみを単独操作可能に構成し得るに至った。
そして、このように、モチ゛ルの遠隔操作を機械的連動
要素によって構成することにより、高価な油圧制御弁や
油圧配管構成に比較して比較的安価に操作系を構成する
ことができ、又、圧油のリークによるような操作誤差を
生じること少なく正確な動きを期待することができるに
至った。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は作業機の一例としての全旋回型バックホウを示
し、クローラ走行機体1に、上下軸まわりで全旋回可能
に旋回台2を取付け、この旋回台2に運転操縦室3を搭
載すると共に、横軸芯Pまわりで上下揺動可能にブーム
4を装着し、このブーム4の先端にアーム5を、及びア
ーム5の先端に作業具としてのパケット6を夫々前記横
軸芯Pに平行な軸芯P 1. P 2まわりで揺動自在
に連結すると共に、前記ブーム4、アーム5及び作業具
6の夫々を揺動駆動するためのシリンダ7.8.9を枢
支連結して、作業具6が作業軌跡Aを描くべく構成され
ている。
前記ブーム4及びアーム5は、ブーム4の取付は部から
離れた個所に配設の運転操縦室3において、前記作業具
6のブーム4及びアーム5の揺動に伴う移動に対して縮
小比例的に移動する1個のモデル11により遠隔操作す
べく構成されている。
前記ブーム4及びアーム5を遠隔操作するためのモデル
11は、取付基台側の枢支軸18に枢着された第一リン
ク21と、その第一リンク21の先端部で揺動自在に構
成された第二リンク10とで構成されている。
前記ブーム軸芯Pとアーム軸芯P1とを結ぶ仮想線分Q
上に軸芯P3を持つブラケット13をブーム4から延設
し、このブラケット13と前記モデル11の第一リンク
21とをリンク部材22で枢支連結して、前記リンク部
材22を媒介節とし、前記仮想線分Qならびに第一リン
ク21を従動節とし、前記ブーム4の揺動軸芯Pならび
に第一リンク21の枢支軸18を固定軸芯とする第−平
行回連リンク機構23によって前記モチ゛ル11を前記
ブーム4およびアーム5ならびに作業具6からなる作業
機に連結しである。
前記モデル11には、前記第一リンク21を固定節とし
、第二リンク10と一体に構成されたリンク部材24な
らびにそのリンク部材24と平行なリンク部材24を従
動節とし、前記第一リンク21に平行なリンク部材25
を媒介節とする第二平行回連ノンク機構19を連設し、
さらに、前記ブーム4の揺動軸芯Pと前記モチ゛ル11
の第一リンク21の枢支軸18との夫々に同径の回転輪
体12.15を装着し、両回転輪体12.15間に回転
伝動具17を掛張すると共に、前記ブーム4の揺動軸芯
P側の回転輪体12に前記アーム5の揺動軸芯P1まら
りでの運動を伝えるリンク機構14を連結して、前記ア
ーム5の軸芯P1まわりでの動きをリンク機構14を介
して前記輪体12に伝達すべく構成し、この輪体12の
回転変位量を、操縦室3内に設けた前記輪体12と同径
の輪体15に伝達すべく構成しである。
前記第一リンク21の枢支軸18側の回転輪体15には
、前記第二平行回連リンク機構19の従動節となるリン
ク部材24を一体回動すべく連結し、前記各平行回連リ
ンク機構23.19における夫々の媒介節となる各リン
ク部材22 、25の中間部には、夫々の平行回連リン
ク機構23.19の平行四辺形の崩れを一定小範囲内で
許す融通を有すると共に、その崩れを検出して前記作業
機側の各駆動装置8.9を前記部れを修正する方向に作
動させる制御機構としての3位置切換弁28.29を介
装しである。
前記制御機構28.29は、その操作量に追従してシリ
ンダ7.8を作動させるものであり、例えばサーボ機構
などが採用できる。
以上の構成によれば、作業具6の作業軌跡Aに対して縮
小比例的なモチ゛ル11の作業軌跡A′の範囲内でモデ
ル11を操作することにより、このモチ゛ル11の操作
変位量が拡大されて比例的に作業具6に伝達されるもの
で、ブーム4及びアーム5の合成揺動による作業具6の
所望移動を、極めて簡単かつ楽に行なえることはもとよ
り、ブーム4のみ、あるいは、アーム5のみの所望操作
も極めて簡単かつ楽に行なえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業機の遠隔操作装置の実施例を示
し、第1図は全体側面図、第2図は掘削装置部分の側面
図、第3図はアームのみの遠隔操作状態を示す説明図、
第4図はブームのみの遠隔操作状態を示す説明図である
。 4・・・・・・ブーム、5・・・・・・アーム、6・・
・・・・作業具、7゜8・・・・・・駆動装置、10・
・・・・・操供具、11・・・・・・モチ゛ル、12゜
15・・・・・・回転輪体、14・・・・・・リンク機
構、17・・・・・・回転伝動具、18・・・・・・枢
支軸、19・・・・・・第二平行回連リンク機構、23
・・・・・・第−平行回連リンク機構、28.29・・
・・・・制御機構、P、P、・・・・・・軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下揺動自在なブーム4に、その揺動軸芯Pに平行な軸
    芯P1まわりで揺動自在にアーム5を付設し、かつ、そ
    のアーム5の先端側に作業具6を付設すると共に、前記
    ブーム4およびアーム5に対して縮小比例的に構成した
    一つのモチ゛ル11の作動により前記ブーム4およびア
    ーム5を遠隔操作すべく構成した作業機の遠隔操作装置
    であって、前記モチ゛ル11を、取付基台側の枢支軸1
    8に枢着された第一リンク21と、その第一リンク21
    の先端部で揺動自在に構成された第二リンク10とで構
    成すると共に、前記ブーム4の揺動軸芯Pとアーム5の
    揺動軸芯P1とを結ぶ仮想線分Q上におけるブーム4側
    の一点P3と、前記第一リンク21の中間部における一
    点P4とを結ぶリンク部材22を媒介節とし、前記仮想
    線分Qならびに第一リンク21を従動節とし、前記ツ゛
    −ム4の揺動軸芯Pならびに第一リンク21の慕支軸1
    8を固定軸芯とする第−平行回連リンク機構23によっ
    て前記モデ゛ル11と前記ブーム4およびアーム5なら
    びに作業具6からなる作業機に連結し、また、前記モデ
    ル11には、前記第一リンク21を固定節とし、第二リ
    ンク10と一体に構成されたリンク部材24ならびにそ
    のリンク部材24と平行なリンク部材24を従動節とし
    、前記第一リンク21に平行なリンク部材25を媒介節
    とする第二平行回連リンク機構19を連設し、さらに、
    前記ブーム4の揺動軸芯Pと前記モデル11の第一リン
    ク21の枢支軸18との夫々に同径の回転輪体12.1
    5を装着し、両回転輪体12.15間に回転伝動具17
    を掛張すると共に、前記ブーム4の揺動軸芯P側の回転
    輪体12に前記アーム5の揺動軸芯P1まわりでの運動
    を伝えるリンク機構14を連結し、前記第一リンク21
    の枢支軸18側の回転輪体15には、前記第二平行回連
    リンク機構19の従動節となるリンク部材24を一体回
    動すべく連結し、前記各平行回連リンク機構23.19
    における夫々の媒介節となる各リンク部材22.25の
    中間部には、夫々の平行回連リンク機構23.19の平
    行四辺形の崩れを一定小範囲内で許す融通を有すると共
    に、その崩れを検出して前記作業機側の各駆動装置7,
    8を前記崩れを修正する方向に作動させる制御機構28
    .29を介装しであることを特徴とする作業機の遠隔操
    作装置。
JP1976035344U 1976-03-23 1976-03-23 作業機の遠隔操作装置 Expired JPS5820683Y2 (ja)

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JP1976035344U JPS5820683Y2 (ja) 1976-03-23 1976-03-23 作業機の遠隔操作装置

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JPS52126603U JPS52126603U (ja) 1977-09-27
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JP1976035344U Expired JPS5820683Y2 (ja) 1976-03-23 1976-03-23 作業機の遠隔操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5349522Y2 (ja) * 1974-02-13 1978-11-28

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JPS52126603U (ja) 1977-09-27

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