JPH0144239Y2 - - Google Patents

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JPH0144239Y2
JPH0144239Y2 JP16842285U JP16842285U JPH0144239Y2 JP H0144239 Y2 JPH0144239 Y2 JP H0144239Y2 JP 16842285 U JP16842285 U JP 16842285U JP 16842285 U JP16842285 U JP 16842285U JP H0144239 Y2 JPH0144239 Y2 JP H0144239Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、工作物、特に溶接構造物の溶接姿
勢の位置決めを行なう装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
この種の工作物の姿勢決め装置は種々開発され
ており、本出願人は既に工作物姿勢決め装置(特
願昭58−112088号、特開昭60−3997号)を出願し
ている。
この装置は、第8図に概略で示すように、支持
基台50に軸着された第1アーム51と、この第
1アーム51に軸着された第2アーム52と、こ
の第2アーム52に軸着された回転テーブル53
と、それぞれを揺動あるいは傾転させる第1、第
2、第3流体圧シリンダ(図示省略)からなり、
種々の溶接姿勢をとることができる。
しかしながら、このような構造の場合、背の高
い大型工作物を取付けることが、構造上、無理で
あり、装置自体を大型化するしかなかつた。
また、より構造が簡単で、操作がより簡単な姿
勢決め装置が望まれていた。
この考案は、このような事情に鑑みて創案され
たもので、その目的は、背の高い大型工作物も取
付可能で、しかも構造、操作が簡単であらゆる姿
勢をとり得る姿勢決め装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る工作物の姿勢決め装置は、支持
基台に基端が軸着されて揺動自在とされた第1ア
ームと、 この第1アームの先端に基端が軸着され、回転
テーブルを有するヘツド部が先端が軸着された第
2アームと、 基端が支持基台に軸着され、先端が第1アーム
に軸着されたアーム揺動用の第1流体圧シリンダ
と、一端を第2アームの先端に軸着した作動リン
クおよび一端を回転テーブルに軸着した作動ンク
のそれぞれの作動リンクの他端を連結した旋回筒
体を先端に軸着し、基端を第2アームの基端に軸
着した回転テーブル揺動用の第2流体圧シリンダ
と、 支持基台と第2アームの基端とに端部がそれぞ
れ軸着され、第1アームとともにリンク機構を構
成するリンク部材とを備え、このリンク機構を平
行リンク機構あるいは不等辺リンク機構として、
第2アームが平行あるいは略平行に上昇するよう
にし、さらに、不等辺リンク機構にあつては、リ
ンク部材を折曲させて工作物を支持基台側へ移行
させて作業面積を減小させるようにしたものであ
る。
〔実施例〕
以下この考案を図示する実施例に基づいて説明
する。
第1図に示すのは、平行リンク方式であり、L
字状の支持基台1の上部に、J字状の第1アーム
2の基端が第1ブラケツト3を介して軸着され、
第1油圧シリンダ4の基端が支持基台1に軸着さ
れ、先端が第1アーム2に軸着されていて、第1
油圧シリンダ4により第1アーム2が揺動し、第
1アーム2の先端に第2アーム5の基端が軸着さ
れるとともに第2アーム5の先端の回転軸15
に、回転テーブル6を有するヘツド部7が軸着さ
れ、第2油圧シリンダ8によりヘツド部7すなわ
ち回転テーブル6が傾転するようにされている。
第2アーム5を作動させる流体圧シリンダを省
略し、リンク部材9を用い、その端部をそれぞれ
第1ブラケツト3および第2油圧シリンダ8基部
の第2ブラケツト10に軸着し、リンク部材9、
第1アーム5、第1、第2ブラケツト3,10に
より平行リンク機構を構成する。
このような構成において、第2図に示すよう
に、第2アーム5すなわち回転テーブル6は水平
状態で昇降する。
第3図に示すように、背の高い大型工作物Wを
取付けることも可能となる。
なお、第1アーム2は、J字状ではなく第3図
に示すようにストレートでもよい。
以上のような平行リンク方式の場合には、第2
図に示すように、回転テーブル6位置が前後に移
動して作業位置が変化し、広い作業面積が必要と
なる。
作業面積を小さくかつ支持基台1側へ作業位置
がくるようにしたのが、第4図に示す不等辺リン
ク方式である。
これは、リンク部材9を長くするとともに第1
ブラケツト3における軸着点間距離を長くして不
等辺リンク機構を構成し、さらに、リンク部材9
を2つの部材9A,9Bから構成して折曲可能と
したものである。
また、第1アーム2には、第1アーム2が上昇
した時に、第2アーム5と第1アーム2先端部と
のなす角度を直角に保持するストツパ11が設け
られている。
このような構成において、第5図に示すよう
に、の状態から第1油圧シリンダ4により第1
アーム2を上昇させていくと、第1アーム5が
徐々に傾斜してゆき、ストツパ11が働くの状
態で、傾斜が最大となるとともに直線状のリンク
部材9の折曲が始まり、〜と回転テーブル6
が上昇しつつ支持基台1側へ移行する。これによ
り作業位置を支持基台側へ移動させることができ
るとともに作業面積を小さくできる。
なお、の状態でのリンク部材9の傾斜を小さ
くするためには、このリンク部材9の長さを短く
すればよい。
さらに、一方のリンク部材9Bは、ターンバツ
クルとされ、長さ調整が可能であるとともにリン
ク部材9の連結を外すことができる。
リンク部材9の連結を外せば、第4図に示すよ
うに第2アーム5を支持基台1側へ折り畳むこと
ができ、使用しない場合には、コンパクトに収納
することができる。
第1図、第6図に示すように、回転テーブル6
は、第2油圧シリンダ8により180゜旋回できるよ
うにされている。
すなわち、第2油圧シリンダ8のピストン軸先
端には、旋回筒体12が回転自在に取付けられ、
この旋回筒体12と、第2アーム5、ヘツド部7
とがそれぞれ作動リンク13,14で連結され、
第2油圧シリンダ8の直線運動を、回転軸15を
中心とするヘツド部7の回転運動に変換するよう
にされている。
さらに、回転テーブル6は、第7図に示すよう
に、その中心軸16がヘツド部7に回転自在に支
持され、減速機付モータ17により歯車18,1
9を介して回転する。
〔考案の効果〕
前述のとおり、この考案によれば第1アームと
リンク部材によりリンク機構を構成し、第2アー
ムを平行あるいは略平行に昇降させるようにした
ため、次のような効果を奏する。
(i) 構造が簡単で軽量とすることができる。
(ii) 操作が容易となる。
(iii) 大型の工作物であつても、取付けができる。
(iv) リンク機構を不等辺リンク機構とし、リンク
部材を折曲可能とすれば、作業位置を支持基台
側へ移動させることができるとともに作業面積
を減小させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る第1実施例を示す正面
図、第2図はその作動状態を示す概略図、第3図
はその工作物の取付状態の一例を示す概略図、第
4図は第2実施例を示す正面図、第5図はその作
動状態を示す概略図、第6図は第4図の平面図、
第7図はヘツド部の拡大断面図、第8図は従来の
装置の作動状態を示す概略図である。 1……支持基台、2……第1アーム、3……第
1ブラケツト、4……第1油圧シリンダ、5……
第2アーム、6……回転テーブル、7……ヘツド
部、8……第2油圧シリンダ、9,9A,9B…
…リンク部材、10……第2ブラケツト、11…
…ストツパ、12……旋回筒体、13,14……
作動リンク、15……回転軸、16……中心軸、
17……減速機付モータ、18,19……歯車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 支持基台に基端が軸着されて揺動自在とされ
    た第1アームと、 この第1アームの先端に基端が軸着され、回
    転テーブルを有するヘツド部が先端に軸着され
    た第2アームと、 基端が支持基台に軸着され、先端が第1アー
    ムに軸着されたアーム揺動用の第1流体圧シリ
    ンダと、一端を第2アームの先端に軸着した作
    動リンクおよび一端を回転テーブルに軸着した
    作動リンクのそれぞれの作動リンクの他端を連
    結した旋回筒体を先端に軸着し、基端を第2ア
    ームの基端に軸着した回転テーブル揺動用の第
    2流体圧シリンダと、 支持基台と第2アームの基端とに端部がそれ
    ぞれ軸着され、第1アームとともにリンク機構
    を構成するリンク部材とを備えていることを特
    徴とする工作物の姿勢決め装置。 (2) 第1アームとリンク部材は平行リンク機構を
    構成することを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の工作物の姿勢決め装置。 (3) 第1アームとリンク部材は不等辺リンク機構
    を構成し、リンク部材は折曲可能とされている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の工作物の姿勢決め装置。
JP16842285U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0144239Y2 (ja)

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JPS6277694U JPS6277694U (ja) 1987-05-18
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