JP2535765Y2 - 電柱取り付け型の作業バケット - Google Patents

電柱取り付け型の作業バケット

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JP2535765Y2
JP2535765Y2 JP12813290U JP12813290U JP2535765Y2 JP 2535765 Y2 JP2535765 Y2 JP 2535765Y2 JP 12813290 U JP12813290 U JP 12813290U JP 12813290 U JP12813290 U JP 12813290U JP 2535765 Y2 JP2535765 Y2 JP 2535765Y2
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伸一 小林
裕 金尾
横山  武志
真一 三浦
幹夫 櫨林
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Tokyo Electric Power Co Inc
Tadano Ltd
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Tokyo Electric Power Co Inc
Tadano Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電柱に取り外し自在に取り付けられる電
気工事用の電柱取り付け型の作業バケットに関するもの
である。
(従来の技術) この種の電柱取り付け型の作業バケットは、必要によ
り電柱に取り付けて所要の電気工事が出来るので、高所
作業車を用いての電気工事に比較して高所作業車の駐車
スペースを必要としないという効果を持つものである。
この種の電柱取り付け型の作業バケットとしては、特
開昭63-87499号公報に示された電柱取り付け型の作業バ
ケット、即ち第4図に示す如く、電柱Aに取り外し自在
に取り付けられる基台10に鉛直軸20を介して水平旋回自
在に旋回部材30を取り付けると共に、この旋回部材30に
起伏自在にアーム40を取り付け、更にこのアーム40の先
端部に作業者搭乗用のバケット50を固定配置したものが
知られている。
(従来技術の問題点) 上記従来の電柱取り付け型の作業バケットのバケット
50の電柱Aに対する位置調整は、アーム40の水平旋回動
および起伏動(アーム40が伸縮式である場合には、アー
ム40の伸縮動も)によってなされるものであるため、鉛
直軸20の位置する側からバケット50を電柱Aに接近させ
ることができるものの、鉛直軸20の位置する側と直交す
る側(以下単に横側方という)からバケット50を電柱A
に近接させることが困難であるという問題があった。
本考案は、上記の従来技術の問題点を解決し、鉛直軸
20の位置する側からのバケット50の電柱Aへの近接はも
とより、横側方からからもバケット50を電柱Aに近接す
ることのできる電柱取り付け型の作業バケットを提供し
ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案の電柱取り付け
型の作業バケットは、次の如く構成する。
電柱に取り外し自在に取り付けられる基台、基台に鉛
直軸を介して水平旋回駆動自在に取り付けた旋回部材、
その基端部を旋回部材に起伏駆動自在に取り付けたアー
ム、アームの起伏動に関わりなく前記旋回部材に対する
姿勢が維持されるよう前記アームの先端部に取り付けら
れたバケット取り付け部材、および、その一側に突設し
たブラケットを鉛直軸を介して前記バケット取り付け部
材に取り付けられ前記アームの上方で水平旋回駆動自在
な作業者搭乗用のバケットからなり、前記バケットがア
ーム上に位置するバケット旋回位置が、バケットの旋回
可動領域のほぼ中間点となるよう構成してあることを特
徴とする電柱取り付け型の作業バケット。
(作用) 以上の如く構成した本考案の電柱取り付け型の作業バ
ケットは、バケットの電柱Aに対する位置調整を、アー
ムの水平旋回動および起伏動に加えてバケットのアーム
先端部での水平旋回動を併用することで、バケットを、
アームの旋回中心たる鉛直軸の位置する側、および鉛直
軸の位置する側と直交する側から、電柱Aに近接させる
ことができるので、従来の電柱取り付け型のバケット装
置に比較してその作業範囲が大幅に増大するものであ
る。
(実施例) 以下本考案の電柱取り付け型の作業バケットの実施例
を第1図〜第3図に基づいて説明する。
第1図および第2図において、本考案の電柱取り付け
型の作業バケットは、電柱Aに取り外し自在に取り付け
られる基台1、基台1に鉛直軸2を介して水平旋回駆動
自在に取り付けた旋回部材3、その基端部を旋回部材に
起伏駆動自在に取り付けたアーム4、アーム4の起伏動
に関わりなく前記旋回部材3に対する姿勢が維持される
よう前記アーム4の先端部に取り付けられたバケット取
り付け部材6、および、その一側に突設したブラケット
5aを鉛直軸7を介して前記バケット取り付け部材6に取
り付けられたアーム4の上方で水平旋回駆動自在な作業
者搭乗用のバケット5とから構成されている。バケット
5の鉛直軸7回りでの旋回可動領域B(第2図)は、バ
ケット5がアーム4上に位置するバケット旋回位置(第
2図に示したC位置)が、ほぼ中間点となるよう設定さ
れている。
次に作用を説明する。本考案の電柱取り付け型の作業
バケットは、従来のものと同様に電気工事を必要とする
電柱Aにクレーン車等の適宜の手段を用いて取り付ける
ものである。そしてバケット5に作業者が搭乗した上
で、アーム4を旋回(旋回部材3を旋回)および起伏駆
動、並びにバケット5を旋回駆動して電柱Aに対するバ
ケット5の位置を調節して電気工事をするものである。
バケット5を鉛直軸2の位置する側から電柱Aに近接
させる場合は、アーム4およびバケット5を旋回駆動し
てバケット5が第2図のC位置とし、その上でアーム4
を起仰動させてバケット5を電柱Aに近接させる。
バケット5を電柱Aの横側方(鉛直軸2の位置する側
と直交する側)から電柱Aに近接させる場合は、アーム
4を横側方に旋回駆動すると共にバケット5を当該バケ
ット5が電柱Aの横側方に位置するよう旋回させる(第
2図に示したD状態)。その上でアーム4を起仰させて
バケット5を電柱Aの横側方から近接させる。バケット
5を電柱の左右いずれの側方から近接させる場合も同様
である。
バケット5の鉛直軸7回りでの旋回可動領域Bの中間
点を、バケット5がアーム4上に位置するバケット旋回
位置(第2図に示したC位置)としたのは、アーム4の
起伏動および旋回動、並びにバケット5の旋回動を併用
することで、バケット5を電柱Aに近接させた状態を維
持しつつ電柱Aの両横側方間での連続的な移動を可能に
するためである。
尚、第1図において、8は、原動機として内燃機関あ
るいは電動モータを有する油圧発生装置である。この油
圧発生装置8の発生圧油は、それぞれ制御弁(図示せ
ず)を介してアーム4旋回駆動用油圧モータ(基台1に
対して旋回部材3を水平旋回駆動するもの)、アーム4
起伏用油圧シリンダー、バケット5旋回駆動用油圧モー
タ(バケット取り付け部材6に対してバケット5を旋回
駆動するもの)(いずれも図示せず)に送られるように
なっている。前記各制御弁は、バケット5内に操作装置
でもって操作されるようになっている。
上記の例では、アーム4が伸縮しないものとして説明
したが、アーム4はこれを伸縮式にしてもよいこと勿論
である。
また、上記の実施例では、基台1に1個のバケット5
を取り付けたものに付いて説明したが、第3図に示すよ
うに2個のバケット5,5を取り付けるようにしてもよ
い。
(効果) 以上の如く構成し作用する本考案の電柱取り付け型の
作業バケットは、アーム4の旋回動および起伏動、並び
にバケット5の旋回動を併用することで、バケット5
を、アーム4の旋回中心たる鉛直軸2の位置する側、お
よび鉛直軸2の位置する側と直交する側から、電柱Aに
近接させることができるので、従来の電柱取り付け型の
作業バケットに比較してその作業範囲が大幅に増大する
もので、その実用上の効果は大きなものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は、本考案の電柱取り付け型の作業バケ
ットの説明図であって、第1図は、電柱Aへ取り付けた
状態の側面図、第2図は、バケットの作動範囲を示す平
面図である。第3図は他の実施例を示す平面図である。
第4図は、従来の電柱取り付け型の作業バケットの説明
図である。 電柱;A、基台;1、鉛直軸;2、アーム取り付け部材;3、ア
ーム;4、バケット;5、ブラケット;5a、バケット取り付
け部材;6、鉛直軸;7、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66F 11/04 B66F 11/04 H02G 1/02 H02G 1/02 U (72)考案者 三浦 真一 香川県高松市屋島東町1620番地 (72)考案者 櫨林 幹夫 香川県高松市峰山町1838番地17 審査官 小山 清二 (56)参考文献 特開 昭63−87499(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電柱に取り外し自在に取り付けられる基
    台、基台に鉛直軸を介して水平旋回駆動自在に取り付け
    た旋回部材、その基端部を旋回部材に起伏駆動自在に取
    り付けたアーム、アームの起伏動に関わりなく前記旋回
    部材に対する姿勢が維持されるよう前記アームの先端部
    に取り付けられたバケット取り付け部材、および、その
    一側に突設したブラケットを鉛直軸を介して前記バケッ
    ト取り付け部材に取り付けられ前記アームの上方で水平
    旋回駆動自在な作業者搭乗用のバケットからなり、前記
    バケットがアーム上に位置するバケット旋回位置が、バ
    ケットの旋回可動領域のほぼ中間点となるよう構成して
    あることを特徴とする電柱取り付け型の作業バケット。
JP12813290U 1990-11-29 1990-11-29 電柱取り付け型の作業バケット Expired - Lifetime JP2535765Y2 (ja)

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JP12813290U JP2535765Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 電柱取り付け型の作業バケット

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JPH0484550U JPH0484550U (ja) 1992-07-22
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JPH0484550U (ja) 1992-07-22

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