JPS5849192Y2 - 溶接ガン駆動装置 - Google Patents

溶接ガン駆動装置

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Publication number
JPS5849192Y2
JPS5849192Y2 JP10343179U JP10343179U JPS5849192Y2 JP S5849192 Y2 JPS5849192 Y2 JP S5849192Y2 JP 10343179 U JP10343179 U JP 10343179U JP 10343179 U JP10343179 U JP 10343179U JP S5849192 Y2 JPS5849192 Y2 JP S5849192Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding gun
crank
drive device
arm
welding
Prior art date
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Expired
Application number
JP10343179U
Other languages
English (en)
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JPS5623282U (ja
Inventor
良夫 佐藤
Original Assignee
株式会社 電元社製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社 電元社製作所 filed Critical 株式会社 電元社製作所
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Publication of JPS5623282U publication Critical patent/JPS5623282U/ja
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Publication of JPS5849192Y2 publication Critical patent/JPS5849192Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、溶接用ロボットに使用される溶接ガンの姿
勢を制御するための駆動装置にかかるものである。
溶接用ロボットは、作業動作をティーチングする記憶機
能と複数軸の自由度及びプレイバック機能並びに十分な
位置決め精度を備え持ち、複雑な動作や迅速な動作を必
要とする作業領域で広く使用されている。
昨今、簡易な溶接用ロボットとして最も強く要求される
条件の一つとして挙げられることば、第1に必要に応じ
てX軸(左右の移動)Y軸(上下の移動)、Z軸(前後
の移動)等の軸数が簡単に増減又は組合せることができ
るいわゆるビルトブロック形であること。
第2に構造簡単かつ安価であることである。
しかしながら、従来のビルトブロック方式の溶接用ロボ
ットは、アームの手首に安易にロークリアクチュエータ
を積み重ねたものであるから可搬重量が著るしく制限さ
れるという欠点があった。
この考案は、ビルトブロック方式の溶接用ロボットの手
首の筐わりの複雑な機構をシンプルな構造に改善すると
共に、アームのスイング動作時の溶接ガンの姿勢変化を
なくす構造及び被加工物の形状等の変化に応じての溶接
ガンの姿勢制御をシンプルなメカニズムで実現するため
に考えられたものである。
以下に、図面に示された「実施例」に基づき、この考案
を詳細に説明する。
第1図及び第2図において、1は溶接用ロボットの本体
で、この本体は図面に示されていないが少なくともX、
Y軸の基本2軸方向に作用する運動あるいはこれらの基
本軸から組合さる数軸方向への運動を与えられるように
した支持台に固定されている。
2は本体1に回転軸A3を介して廻動可能に支承させた
アーム、4は前記アーム2を前記回転軸Aを支点として
スイングさせる昇降装置で、電動機又は流体圧シリンダ
等のいずれかの駆動源でよい。
この場合は、サーボモータを本体側にピボットP1を介
して揺動可能に連結し、とのモータの駆動で回転するボ
ールネジ6をアーム後部にピボツ)P2を介して取付け
られたナン)Hに螺合させてた構造になっている。
1.8は、前記回転軸Aとアーム2の前方に設けた回転
軸B5をそれぞれ同一支点として廻動的に軸支させた略
逆り字形のクランクである。
9゜10ば、前記二つのクランクの両端にそれぞれ廻動
的に連結させた平行連結棒である。
11は前記回転軸B5を支点とする第2クランク8に一
体的に固定された軸12にブラケット13を介して固定
された溶接ガンで、上部アーム14と下部アーム15が
溶接トランス16の支持体17の回転軸18を支点とし
て、各アームの先端に有する電極19.20を下部アー
ム側に固定のブラケット21に固定された加圧シリンダ
22で開閉するように構成されている。
23ば、前記回転軸Aを同一支点とする第1クランクI
の固定軸24を駆動する回転駆動装置で、本体に支持さ
れている。
以上の構成により、この考案にかかる装置の動作を説明
する。
溶接ロボットは、必要な作業動作を目標位置に誘導し、
これを記憶させて後、ティーチングした目標の記録に従
って再現して動作する。
この場合、ダブル平行リンクを利用した装置で、アーム
の円弧運動による昇降動作時の溶接ガンの姿勢を変化き
せずに、その第1の姿勢で平行に動作する際は、回転軸
A3を支点とする第1クランク7を回転駆動装置23で
揺動させ予定したクランク角度(たとえば図示の状態)
でロックすると、次に昇降装置4によってアーム2を回
転軸Aを中心としてスイングさせ、予定した被加工物O
の溶接位置に溶接ガン11を上昇させることにより、回
転軸Bを支点とする第2リンク8が一方の固定された第
1クランク7の向きと同じ平行した向きにそのクランク
角度を可変し、溶接ガン11を仮想線で示した11aの
ごとく、その1−1の姿勢で平行に移動させることがで
きる。
筐た、溶接ガン11を下向きにする場合も同様に第1ク
ランク7を回転駆動装置23で揺動させて所定のクラン
ク角度でこれを固定することにより、溶接ガンを11b
のように下向きの11予定した位置に上下さぜることか
できる。
このようにして、溶接ガンの姿勢制御が行なわれ、電極
19.20が被加工物Oに対し直角に挿尺されると、加
圧シリンダ22に圧力流体が与えられ、上部アーム14
を下方へ回動し、被加工物を両電極間で加圧し、同時に
溶接トランス16から流れる電流を通じて溶接が行なわ
れる。
溶接が終ると、電極19.20が開放され、以後同様に
してテイチングした目標打点位置の記録に従って溶接ガ
ンの姿勢の修正と位置決め操作が自動的に行なわれる。
以上の説明により、この考案によれば、溶接用ロボット
のアームのスイング運動による昇降動作時の溶接ガンの
姿勢を必要に応じて任意に可変することができるのみな
らず、手首関節の可搬重量を少なくし、また手首上下方
向の動作をシンプルなメカニズムで実現することができ
、動作の安定性及び操作の確実性を著るしく高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案にかかる駆動装置の側面図、第2図
は、第1図の■−■線矢視図、第3図は、第1図の■−
■線矢視図。 1・・・・・・溶接用ロボット本体、2・・・・・・ア
ーム、3・・・・・・回転軸A、4・・・・・・昇降装
置、5・・・・・・回転軸B、7・・・・・・第1クラ
ンク、8・・・・・・第2クランク、9゜10・・・・
・・平行連結棒、11・・・・・・溶接ガン 23・・
・・・・回転駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に回転軸Aを介して廻動的に支承させたアームに、
    スイング動作を与えるための昇降装置を連結し、前記回
    転軸Aに第1クランクを前記アーム先端に設けた回転軸
    Bには第2クランクをそれぞれ廻動的に軸支すると共に
    、これらのクランクの両端には互いに平行した連結棒を
    それぞれ廻動的に連結し、かつ前記回転軸Bを支点とす
    る第2クランクに溶接ガンを固定し、前記回転軸Aを支
    点とする第1クランクに連結させた回転駆動装置によっ
    てその第1クランクを揺動させることにより、前記溶接
    ガンの姿勢を制御することを特徴とする溶接ガン駆動装
    置。
JP10343179U 1979-07-26 1979-07-26 溶接ガン駆動装置 Expired JPS5849192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10343179U JPS5849192Y2 (ja) 1979-07-26 1979-07-26 溶接ガン駆動装置

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JP10343179U JPS5849192Y2 (ja) 1979-07-26 1979-07-26 溶接ガン駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5623282U JPS5623282U (ja) 1981-03-02
JPS5849192Y2 true JPS5849192Y2 (ja) 1983-11-10

Family

ID=29336143

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JP10343179U Expired JPS5849192Y2 (ja) 1979-07-26 1979-07-26 溶接ガン駆動装置

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JPS5623282U (ja) 1981-03-02

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