JPS5820347Y2 - 多層チユ−ブ - Google Patents

多層チユ−ブ

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Publication number
JPS5820347Y2
JPS5820347Y2 JP1977175370U JP17537077U JPS5820347Y2 JP S5820347 Y2 JPS5820347 Y2 JP S5820347Y2 JP 1977175370 U JP1977175370 U JP 1977175370U JP 17537077 U JP17537077 U JP 17537077U JP S5820347 Y2 JPS5820347 Y2 JP S5820347Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
plastic
tube
metal foil
intermediate layer
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977175370U
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English (en)
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JPS54102473U (ja
Inventor
倫夫 野々村
Original Assignee
大和製缶株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内外層がプラスチック層、中間層が金属箔を
含む層である積層胴部をもつチューブの、該積層胴部の
構造に関する。
チューブの積層胴部としては、例えば第1図にチューブ
軸直角断面図を示したように、金属箔1の外面2及び内
面3に夫々プラスチックフィルム4.5を接着したシー
ト6を円筒形にまるめ、シート端7,8を重ね合せて接
着し継目9を設けた構造の胴部10や、第2図に第1図
と同様にチューブ軸直角断面図で示したところの、第1
図の胴部10と同一構造の円筒体11の外面を継目なし
のプラスチック層12で覆った胴部14が知られている
この第1図、第2図図示の胴部は、何れも継目を構成す
る内側シート端8における金属箔1の端面13が露出し
ていて、その端面13がチューブに充填された内容物と
接触する。
そこで、その内容物が金属箔の金属と反応する物質であ
ると、内容物が貯蔵されている間に変質することになる
この変質を防止する手段として、内層のプラスチックフ
ィルムを1mm以上の厚さとし、重合継目形成時−押圧
で、該フィルムの重合部を圧延してはみ出きせ、このは
み出した部分で金属箔1の端面13を覆うことが知られ
ている。
然し、このように金属箔1の端面13を覆ったチューブ
の胴部は重合継目が突出して突条が見られ、外観を大切
にするチューブ容器としては好ましくなく、又この突条
は胴部の印刷、スタンピング等の際、障害となることが
ある。
前記変質を防止する他の手段としては第3図図示の継目
構造にしたチューブ胴部20が知られている。
その構造は、シート端17.18を合掌形に接着し、こ
の合掌個所を胴部20の円周方向に沿って折り曲げ倒し
た構造(点線で示しである)である。
この構造であればシート端は胴部内側に露出していない
ので内容品と接触することはないが、第1図や第2図の
胴部に比べて折り曲げのために使用材料が多くなるし、
製造工程も煩雑になることが避けられない。
又、前記胴部の突条よりも段差が大きい突条となるので
、外観は一層劣ることになる。
本考案は第3図図示の胴部に比べて使用材料が少なく、
突条が実質的に生ぜず且つ金属箔の端面と内容品との接
触を防止する構造のチューブ胴部をもつ多層チューブを
提供するもので゛、その要旨は、胴部が、金属箔を含む
積層材からなる中間層とプラスチック内外層とからなる
多層チューブにおいて、該外層と該内層とが、夫々前記
積層材を巻いて成形した円筒体の中間層の外面と内面と
に沿って同時に押出されて成形された無側面継円筒形の
プラスチック層であることを特徴とする多層チューブで
ある。
本考案のl具体例を第4図について説明する。
第4、図に、おいて30はチューブ胴部、31は金属箔
を含む積層材の中間層、32はプラスチック層の外層、
33はプラスチック層の内層を示す。
中間層31は、金属箔の端部37.38が重合して継目
39をもつ。
外層32は中間層の外面に沿って接着していて、中間層
の外面全体を覆っている。
内層33も、中間層31の内面に沿って接着していて、
中間層の内面全体を覆っている。
この外層及び内層は側面継目、、がな:い、円筒体で゛
ある。
第4図に示す胴部は、第5図に示す装置を用いて製造さ
れた志 □この装置は原理としてはプラスチックの3層の円筒体
押出機と同一でそのプラスチックの3層のうちの中間層
を金属箔を含む積層材におきがえたものである。
第5図におし2て、41は金属箔を含む積層材のコイル
か・、ら送1す:゛出され、押出機50に挿入されてい
る中、間層となるシート、40は該シート41を円筒形
に形成するための芯になる中心円筒体、42は外層とな
る溶融プ2・スチック、45はその押込み口(押込装置
は図示してない)、43は内層となる溶融プラスチック
で、・46はその押込み口(押込み装置は図示、し・て
いな[い)44は上記シート41を中心円筒体゛40に
、・巻付ける・案内となる、内面が円錐形の案内個所、
51は押出機50から押出された3層円筒体のうち)の
金属箔を含む積層材の中間層、52はプラスチツ、り層
の・外層、53はプラスチック層の内層であ、る5゛、
、 J、 )・この装置で中間、層になるシート41は、積層材の
:コイルから引き出された平板積層材を適宜手段で該平
、板積層材の長手方向に平行な円筒を形成するために順
次平板積層材の端から押出機50の円錐形・の案内個所
44に押入され、該案内個所に案内さ九、中゛心円筒体
140に巻付けられる。
このとき積層、材はそ1のシ=′、ト端が重合される。
金属箔はその状態で中心円筒体40の周囲に設けた間隙
47を通り・5押出機゛・50″の外に、押出される。
外層となる溶融プラスチック4zは、−その押込み口4
5から入り積層、材1、の通路3、七、なるて前・記間
隙47を、中心円筒体40との間に形成す・る4案内円
筒部品48の外周全体に沿つ、て、第51図の左方に進
み次に積層材の外面をとりま・・ぎ゛、接着し・二)積
層5材と共に押し出される。
内層となる溶融プラスチック43はその押込み口46か
ら押し:込まれ、中心円筒体40内に設けた通路49を
進み、外層が中間層51の外面をとりまく個所60から
若干の進行方向間隔をおいた地点61で既に外層52が
接着している中間層51の内面を覆って接着し、こ・に
プラスチック層の外層、金属箔を含む積層材の中間層、
プラスチック層の内層が積層、接着された状態で、押出
機50から同時に押出される。
本具体例では金属箔として0.02mm厚さのアルミ箔
の片側に0.02mmのプラスチックフィルムを接着し
た積層材を用い、外層のプラスチックにポリエチレンを
用い0.8mm厚さとし、内層のプラスチックもポリエ
チレンを用い0.4mm厚さにした。
このようにして形成したチューブは、中間層がチューブ
内面側に露出している個所が全くないので、”その金属
(本例ではアルミ)と反応する内容品を充填しても長期
間品質を損じることがなかった。
又、内層に側面継目のない円筒体をもち、中間層は内、
外層と共に同時に押出されるので、中間層の重合部は、
従来のチューブ胴部の重合継目とちがって接着強度を必
要とせず、従ってその重合部の幅を極めて挾くすること
ができ、がつ中間層の厚さも薄いので、実質的に該重合
継目による突条は発生しない。
従ってチューブ胴の外観は、その全周にわたり平滑で美
しく、また印刷等の装飾加工も容易である。
なお、上記具体例では金属箔の片面にプラスチックフィ
ルムをもつ積層材を用いたが、両面にプラスチックフィ
ルムをもつ多層、又は金属箔と紙とプラスチックフィル
ムからなる多層で゛あってもよく、中間層の側面重合部
分は、内容品により重合でなく突き合せでもよく、又微
小の間隙があってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は多層チューブの一例における胴部の軸直角断面
図。 第2図は多層チューブの他の一例における第1図類似の
断面図。 第3図は胴部シート端部を合掌形に形成した多層チュー
ブにおける胴部の軸直角断面図(部分)。 第4図は本考案チューブの一側の胴部の軸直角断面図。 第5図は第4図示チューブの製造装置の断面図。 図中、10,14,20.30は胴部、1,31は中間
層、5,33は内層、4.32は外層、39は中間層の
側面継目個所、13は中間層の内側シート端8における
端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 胴部が、金属箔を含む積層材からなる中間層とプラスチ
    ック内外層とからなる多層チューブにおいて、 該外層と該内層とが、夫々、前記積層材を巻いて成形し
    た円筒体の中間層の外面と内面とに沿って同時に押出さ
    れて形成された無側面継目円筒形のプラスチック層であ
    ること を特徴とする多層チューブ。
JP1977175370U 1977-12-26 1977-12-26 多層チユ−ブ Expired JPS5820347Y2 (ja)

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JP1977175370U JPS5820347Y2 (ja) 1977-12-26 1977-12-26 多層チユ−ブ

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JP1977175370U JPS5820347Y2 (ja) 1977-12-26 1977-12-26 多層チユ−ブ

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JPS54102473U JPS54102473U (ja) 1979-07-19
JPS5820347Y2 true JPS5820347Y2 (ja) 1983-04-27

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ID=29182862

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JP1977175370U Expired JPS5820347Y2 (ja) 1977-12-26 1977-12-26 多層チユ−ブ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728741A (en) * 1980-07-21 1982-02-16 Toppan Printing Co Ltd Extruding tube vessel and its manufacture

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JPS54102473U (ja) 1979-07-19

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