JPS5820340B2 - 厚層客土安定工法 - Google Patents

厚層客土安定工法

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Publication number
JPS5820340B2
JPS5820340B2 JP3208678A JP3208678A JPS5820340B2 JP S5820340 B2 JPS5820340 B2 JP S5820340B2 JP 3208678 A JP3208678 A JP 3208678A JP 3208678 A JP3208678 A JP 3208678A JP S5820340 B2 JPS5820340 B2 JP S5820340B2
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JP
Japan
Prior art keywords
lattice
slope
frame
vegetation
net
Prior art date
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Expired
Application number
JP3208678A
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English (en)
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JPS54124503A (en
Inventor
谷口美津男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshoku Corp
Original Assignee
Nisshoku Corp
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、硬質で崩落土石の多い法面において法面の安
定と同時に緑化も計る工法を提供するものである。
硬岩、軟岩等の岩盤法面あるいは硬質堆積土壌法面を安
定させ同時に緑化する為には伺らかの構造物を法面に打
設し、打設した構造物を基礎として植生物の生育基盤層
を造る方法が有効である。
最近、法面に型枠を設置して連結組立て、組立てられた
型枠内に低スランプのモルタル又はコンクリート(以下
台せてモルタル等という)の吹き付けにより地山を補強
し、形成された構造物を基礎として植物生育基盤層を設
は緑化する法面保護工法が提案されている。
前記工法は地山の補強と緑化が同時にできるのですぐれ
た工法ではあるが、型枠を設置するので吹き付けられた
モルタル等がリバウンドの入ったサンドポケット状にな
り枠体の強度がなく、型枠は高さが10cIrL〜20
crrLで長さは施工性の面から2m程となる為法面の
凹凸になじまず施工上困難性があった。
また、型枠を設置する為手間および型枠式が高くつき経
済性に乏しいという欠点があった。
出願人は以上の問題を解決できる工法として、金網等の
網状体を張設して、その上から低スランプのモルタル等
を吹き付け、多数の枠体による格子枠を簡易に形成し、
形成した格子枠内に植生材料を動力吹付機により吹き付
は植生基盤を設ける法面安定植生工法を提唱している。
ところが上記の法面安定植生工法においても次のような
問題があった。
枠体を形成する為に吹き付けるモルタル等のリバウンド
が枠体のまわりに飛びちり張設された網状体にくっつき
格子枠内に吹き付けられる植生材料が網状体の下に入っ
ていくことが困難で、網状体の上に植生基盤がのった状
態となり法面勾配が急であると植生基材が流れ出してし
まったり、植物が生育しても法面元地盤に根が入ってい
かない。
又、植生物が元地盤からの水分を吸収できないといった
欠点があった。
本発明は以上の工法上の欠点に鑑み発明されたものでそ
の目的とするところは植生基盤を流出させない法面安定
植生工法を提供するところにある。
本発明の一実施例を以下図面に基づき説明する。
法面30にモルタル吹付に用いる金網ラス1をアンカー
4ラスピン5をもって張設する。
該金網ラスの上から格子もしくは斜め格子枠(以下単に
格子枠という)を形成する部分に鉄筋2を格子状に配筋
し、金網ラスに結束して格子枠の目印とする。
鉄筋を配筋しない場合は、鉄筋の変わりとじて水系等の
紐で目印する場合もある。
鉄筋を配筋したならば、鉄筋を中心に20〜30Crr
L幅残してビニールシート、厚紙ワラ菰等の被覆体3を
配置し、格子枠形成部分にモルタル等をセメントガンキ
で吹き付は格子枠を多数形成していく。
この場合、モルタル等の吹き付は前に厚みを一定にする
為検測ピン6をm当り1本捏度打ち込んでおけば規格に
合ったものが出来上がる。
以上の作業が完了したならば枠体のモルタル等が固まる
のをまって前記被覆物を取り除き、格子枠内にセメント
ガンキにて植物種子、土壌、砂、有機質、肥料、糊剤、
土壌改良剤等の植生基材を適宜混合して吹き付は植生基
盤層を設ける。
現場法面の勾配が急なところでは上記の吹き付ける植生
基材の中に少量のセメントを混合することもあり、この
場合は過リン酸石灰を合せて用いる。
又、植生基盤層が設けられたなら、降雨による植生基盤
層の流出防止の為にアスファルト乳剤等の被膜形成剤を
散布するか、ポリエチレンネット等を張設する場合もあ
る。
以上の如く本発明を実施したならば、吹き付けられたモ
ルタル等のリバウンドは枠体形成部分以外のところに飛
びちっても金網ラスにくっつくことはなく被覆体にくっ
つき、被覆体を取りさって植物種子及び植生基材を吹き
付けるので金網ラスの下に吹き付け6れる基材は入って
ゆき、設けられる植生基盤層の中間に金網ラスが位置す
ることとなり植生基盤層は勾配の急な法面においてもず
り落ちるということがない。
又、植生物が生長したならば、植生物の根は法面元地盤
の亀裂部に侵入してゆき、いっそう法面の安定を計るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施に当り、被覆体を配置したとこ
ろを示す正面図の一部。 第2図は、本発明が完成したところを示す部分断面図。 図中1は金網ラス、2は鉄筋、3は被覆体、4はアンカ
ー、5はラスピン、6は検測ピン、7は枠体、8は植生
基盤層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 法面に金網等の網状体を張設し、多数の格子もしく
    は斜め格子枠体を形成するに際し、形成部所に該網状体
    の上から鉄筋あるいは紐にて目印し、形成する枠体幅を
    除く部分に、植物性あるいは化学性の紙布片による被覆
    体を張設し、前記目印をつけだ部分を中心に適宜幅低ス
    ランプのモルタル又はコンクリートを吹き付けて多数の
    格子もしくは斜め格子枠体を形成し、被覆体を取り除い
    た後格子もしくは斜め格子枠内に植物種子及び植生材料
    を吹き付け、植生基盤層を設けることを特徴とする厚層
    客土安定工法。
JP3208678A 1978-03-20 1978-03-20 厚層客土安定工法 Expired JPS5820340B2 (ja)

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JPS54124503A JPS54124503A (en) 1979-09-27
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465209B2 (ja) * 1983-08-03 1992-10-19 Yanmar Diesel Engine Co

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0465209B2 (ja) * 1983-08-03 1992-10-19 Yanmar Diesel Engine Co

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JPS54124503A (en) 1979-09-27

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