JPS58202702A - 金属鏡面加工方法 - Google Patents
金属鏡面加工方法Info
- Publication number
- JPS58202702A JPS58202702A JP8477082A JP8477082A JPS58202702A JP S58202702 A JPS58202702 A JP S58202702A JP 8477082 A JP8477082 A JP 8477082A JP 8477082 A JP8477082 A JP 8477082A JP S58202702 A JPS58202702 A JP S58202702A
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- Japan
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- mirror
- mirror surface
- film
- reflectance
- base material
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/08—Mirrors
- G02B5/09—Multifaceted or polygonal mirrors, e.g. polygonal scanning mirrors; Fresnel mirrors
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- Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は反射率が問題となる高度の金属鏡面加工方法の
改良に関するものであり、その特徴とするところはより
高い反射率を得るに好適な材質的に均一な被膜を母材上
に形成し、しかる後、この被膜をダイヤモンドバイトに
て切削加工して鏡面に刀ロエするようにしたところにあ
る。
改良に関するものであり、その特徴とするところはより
高い反射率を得るに好適な材質的に均一な被膜を母材上
に形成し、しかる後、この被膜をダイヤモンドバイトに
て切削加工して鏡面に刀ロエするようにしたところにあ
る。
従来の金属鏡面加工には、ラッピング鏡面加工のまま、
およびラッピング鏡面加工後、何らかの材料をその上に
被覆して反射率を高めたもの、あるいは切削##面加工
のまま、および切削鏡面加工後、何らの材料をその上に
被覆して反射率を高めたもの、などの種類がある。
およびラッピング鏡面加工後、何らかの材料をその上に
被覆して反射率を高めたもの、あるいは切削##面加工
のまま、および切削鏡面加工後、何らの材料をその上に
被覆して反射率を高めたもの、などの種類がある。
一般に、金属鏡面加工用として多用される材料は、At
、Cu等非鉄金属であるが、これら軟質材の鏡面ラッピ
ング加工は技術的にむすかし匹。
、Cu等非鉄金属であるが、これら軟質材の鏡面ラッピ
ング加工は技術的にむすかし匹。
そこで、例えば、Ni等の加工性の良い材料をその上に
被覆し、この面をラッピング加工する方法はある。さら
に、ラッピングによって鏡面に仕上げられた、例えば、
Ni面は反射率が低いので、その後、At等を真空蒸着
して反射率を高める方法がとられている。また、ラッピ
ング児工方法による金属鏡面加工は、一般に、加工時間
全長く必要とするため、コスト高となる、量産化に不向
である等の欠点を持っている。
被覆し、この面をラッピング加工する方法はある。さら
に、ラッピングによって鏡面に仕上げられた、例えば、
Ni面は反射率が低いので、その後、At等を真空蒸着
して反射率を高める方法がとられている。また、ラッピ
ング児工方法による金属鏡面加工は、一般に、加工時間
全長く必要とするため、コスト高となる、量産化に不向
である等の欠点を持っている。
一方、切削鏡面加工は、ラッピング鏡面加工に比べて〃
ロエのコストが安いなどの利点があるが、材料自身の欠
陥に原因する鐘面度限界がある。例えば、Atの場合を
例にとると、高純度系であるA1050.Al100等
の材料でも、その切削面には穴および不純物と思われる
欠陥が点在している。これらの欠陥は反射率の低下の原
因となり、高度の鏡面加工が必要な場合には問題となる
。
ロエのコストが安いなどの利点があるが、材料自身の欠
陥に原因する鐘面度限界がある。例えば、Atの場合を
例にとると、高純度系であるA1050.Al100等
の材料でも、その切削面には穴および不純物と思われる
欠陥が点在している。これらの欠陥は反射率の低下の原
因となり、高度の鏡面加工が必要な場合には問題となる
。
したがって、本発明の目的は上述した欠点を解消した鏡
面加工方法を提供することにあり、上記目的を達成する
ため本発明においては、材債的に均一な何らかの材料を
あらかじめ母材上に被覆しておき、その後、この被覆面
を切削加工するようにしたことを特徴としている。かか
る本発明の特徴的な方法によって、母材を直接に切削加
工したよりはより高度の金属鏡面が得られるようになっ
た。
面加工方法を提供することにあり、上記目的を達成する
ため本発明においては、材債的に均一な何らかの材料を
あらかじめ母材上に被覆しておき、その後、この被覆面
を切削加工するようにしたことを特徴としている。かか
る本発明の特徴的な方法によって、母材を直接に切削加
工したよりはより高度の金属鏡面が得られるようになっ
た。
以下、本発明を図を用いて詳細に説明する。
はじめに、本発明の原理について述べる。
一般に、ダイヤモンドバイトを用いた切削加工によって
鏡面加工が期待できるのは、At、 Cu。
鏡面加工が期待できるのは、At、 Cu。
B$等の非鉄金属材料である。このうち、軽量。
反射率が高いなどの理由から、最も多用されるのがAt
である。−口にAtといっても機械的、化学的等の諸性
質をもつ各種類のAtがある。これら各種Atをダイヤ
モンドバイトで切削加工して鏡面にする加工実験を行な
ったが、いずれの種類のA7.も穴(void ) 、
At以外の不純物(In clusion )等によ
る欠陥があり、高度の切削鏡面が期待できないことがわ
かった。尚、この欠陥のある表面に、材質的に均一な被
a(例えば、真空蒸着による)したとしても、これらの
欠陥部は被覆表面に何らかの形を残すものである。した
がって、これらの欠陥は、材料自身に無欠陥のものを採
用しない限り消滅させることができない。
である。−口にAtといっても機械的、化学的等の諸性
質をもつ各種類のAtがある。これら各種Atをダイヤ
モンドバイトで切削加工して鏡面にする加工実験を行な
ったが、いずれの種類のA7.も穴(void ) 、
At以外の不純物(In clusion )等によ
る欠陥があり、高度の切削鏡面が期待できないことがわ
かった。尚、この欠陥のある表面に、材質的に均一な被
a(例えば、真空蒸着による)したとしても、これらの
欠陥部は被覆表面に何らかの形を残すものである。した
がって、これらの欠陥は、材料自身に無欠陥のものを採
用しない限り消滅させることができない。
ところで、市場一般につくられるAl材に、欠陥皆無を
期待することは非常に困難である。特別に入手するため
には、Atメーカーに高額の設備投資を行なってもらい
、より高純度のAtを得るために十分な精練を行なって
もらうことである。
期待することは非常に困難である。特別に入手するため
には、Atメーカーに高額の設備投資を行なってもらい
、より高純度のAtを得るために十分な精練を行なって
もらうことである。
これはコスト高、ニーズ少から期待できない。
そこで、本発明では、母材上に材質的に均一な被覆層を
形成し、この被覆@を切削加工することにより、前述し
た欠陥等の全く見当らない高度の切削鏡面かえられるよ
うになった。尚、この被覆層の厚さは、一般に、ごく薄
く(20〜30μm厚)で十分である。
形成し、この被覆@を切削加工することにより、前述し
た欠陥等の全く見当らない高度の切削鏡面かえられるよ
うになった。尚、この被覆層の厚さは、一般に、ごく薄
く(20〜30μm厚)で十分である。
次に、本発明の一実施例を、レーザビームプリンタ等の
光偏向機に用いられる回転多面鏡を例にとり説明する。
光偏向機に用いられる回転多面鏡を例にとり説明する。
第1図は本発明の方法によシ作製した多面鏡をもつ光偏
向機の概略構成を示したものである。同図において、回
転多面鏡1は回転軸2に取付られており、回転軸2はモ
ータ3に連結されている。
向機の概略構成を示したものである。同図において、回
転多面鏡1は回転軸2に取付られており、回転軸2はモ
ータ3に連結されている。
光源4よシ発進した光は多面鏡1の1つの面によって反
射されてAA5に到達する。その後、モータ3が所定の
回転を行なったとすると、回転多面鏡1の1つの面より
反射される光はAA5よ98点6へ連続的に移動する。
射されてAA5に到達する。その後、モータ3が所定の
回転を行なったとすると、回転多面鏡1の1つの面より
反射される光はAA5よ98点6へ連続的に移動する。
さらに、回転多面鏡1の次の面でも同様の反射を繰返す
ことになる。これが光偏向機の偏向原理である。
ことになる。これが光偏向機の偏向原理である。
このように用いられる回転多面鏡1は、各多面の形状精
度が重要である(各多面の分割および面倒れ精度にバラ
ツキか−ないことなどンことの他に、鏡面としての反射
率も重要である。この反射率は極力高いことが望ましい
。
度が重要である(各多面の分割および面倒れ精度にバラ
ツキか−ないことなどンことの他に、鏡面としての反射
率も重要である。この反射率は極力高いことが望ましい
。
また、回転多面i!1は、一般に、4000 〜400
00rpmの高速回転を行なうから、その材料としては
軽量で、かつ、強度が大きく、回転中に変形しないこと
が重要である。
00rpmの高速回転を行なうから、その材料としては
軽量で、かつ、強度が大きく、回転中に変形しないこと
が重要である。
こうした観点からは回転多面鏡1の材料としては、At
合金が最も適している。しかし、前述した通り、一般の
At材では材質的欠陥によって、その鏡面には高度の鏡
面精度が期待できない。
合金が最も適している。しかし、前述した通り、一般の
At材では材質的欠陥によって、その鏡面には高度の鏡
面精度が期待できない。
第2図は本発明による回転多面鏡1の断面構造を示した
ものである。Atからなる母材7上に材質的に均一な、
例えば、At真空蒸着膜等の被膜7を厚さ25μmに形
成して、この被膜7をダイヤモンドバイトで切削加工す
ることによって鏡面に加工したものである。
ものである。Atからなる母材7上に材質的に均一な、
例えば、At真空蒸着膜等の被膜7を厚さ25μmに形
成して、この被膜7をダイヤモンドバイトで切削加工す
ることによって鏡面に加工したものである。
本実施例による鏡面はその表面に欠陥がほとんどなく、
かつ、その反射率は89,3%であった。
かつ、その反射率は89,3%であった。
これに対して、高純度系のAt材であるA1050の切
削加工のみによる鏡面はその表面に欠陥が多数存在し、
かつ、その反射率は87.7%である。
削加工のみによる鏡面はその表面に欠陥が多数存在し、
かつ、その反射率は87.7%である。
さらに、A6061 (AI−Mg−8i系合金)の切
削加工のみによる鏡面は同様に多数の欠陥が存在し、か
つ、その反射率は85.5%である。
削加工のみによる鏡面は同様に多数の欠陥が存在し、か
つ、その反射率は85.5%である。
本実施例によれば、切削加工であることから、加工コス
トが安い、量産化が可能である。ことの利点の他、At
材そのものの鏡面に比べて、約数%高い反射率をもつ多
面鏡を製作することが可能である。
トが安い、量産化が可能である。ことの利点の他、At
材そのものの鏡面に比べて、約数%高い反射率をもつ多
面鏡を製作することが可能である。
なお、上述した実施例では母材も被膜も同様のAtから
なる場合について述べたが、これらは互いに異極のもの
であっても同様の効果が得られることは言うまでもない
。
なる場合について述べたが、これらは互いに異極のもの
であっても同様の効果が得られることは言うまでもない
。
第1図は本発明による方法を用すて作製した回転多面鏡
を有する光偏向機の構成を示す概略図、第2図は第1の
光偏向機に用いられる回転多面鏡の拡大断面図である。 ”。 l・・・回転多面鏡、2・・・回転軸、3・・・モータ
、4・・・光源、5.6・・・反射廠、7・・・母材、
8・・・母材7よりも材質的に均一な被膜。
を有する光偏向機の構成を示す概略図、第2図は第1の
光偏向機に用いられる回転多面鏡の拡大断面図である。 ”。 l・・・回転多面鏡、2・・・回転軸、3・・・モータ
、4・・・光源、5.6・・・反射廠、7・・・母材、
8・・・母材7よりも材質的に均一な被膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、母材の表面に上記母材より材質的に均一であって、
かつ、上記母材と同種又は異種の材料からなる被覆層を
設け、その後、上記被〜層を切削加工によって鏡面に加
工することを特徴とする金属鏡面加工方法。 2、上記母材および被覆層がAtからなることを特徴と
する第1項の金属鏡面加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8477082A JPS58202702A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 金属鏡面加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8477082A JPS58202702A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 金属鏡面加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58202702A true JPS58202702A (ja) | 1983-11-26 |
Family
ID=13839911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8477082A Pending JPS58202702A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 金属鏡面加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58202702A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5170683A (en) * | 1990-12-27 | 1992-12-15 | Konica Corporation | Method for surface-processing of a photoreceptor base for electrophotography |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP8477082A patent/JPS58202702A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5170683A (en) * | 1990-12-27 | 1992-12-15 | Konica Corporation | Method for surface-processing of a photoreceptor base for electrophotography |
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