JPS58202498A - 車載機器用音声認識操作方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車載機器用音声認識操作方式、特に入力される
音声命令を音声認識回路にて認識判定し車載機器の操作
を行なう車載機器用音声認識操作方式に関する。

近年、自動車等の車両にはエアコン、オーディオ等の各
種車載機器が多数取付けられている。このため、これら
車載機器の操作を運転の集中を妨げることなく簡単かつ
確実に行なうことが必要となり、各種操作方式の開発実
用化がなされている。

このような車載機器の操作方式の１つとして、音声認識
装置を車載機器操作用に用いるシステムがあり、ドライ
バは車載機器の操作を指示する音声命令をマイクロホン
に向って話すのみで車載機器の操作を行なうことができ
る。従って、運転中にドライバーが車載機器の操作を行
なう場合でも、ドライバは視線で車両進行方向から外す
ことなくその操作を行なうことができるので安全運転上
極めて有効である６゜ しかし、一般に音声認識装置は雑音による影イが大きく
、例えば車内における会話がマイクロホンから混入して
車載機器を誤操作してしまうことがある。このため、こ
のような誤動作の発生を有効に防止することが必要とな
り、そのための提案もいくつかなされている。しかし、
従来の提案はいずれも誤動作発生の防止が充分でなかっ
たシ、車載機器操作のための音声入力が複雑になる等の
欠点があり、実用上の問題があった。

本発明は、このような従来の課題に鑑みなされておシ、
その目的は、車載機器の操作を簡単かつ確実に行なうこ
との可能な車載機器用音声認識操作方式を提供すること
にある。

この目的達成の丸め、本発明の方式は、入力される音声
命令を音“声認識回路にて認識判定し車載機器の操作を
行なう車載機器用音声認識操作方式において、音声認識
回路は、暗号入力によシ所定の短時間命令待状態に維持
され、この命令待状態中に入力された音声命令のみを認
識判定し、命令待状態以外の状態にて人力亨、れた音声
命令の認識判定を行なわないことを特徴とする。

次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。

第１図には本発明の音声認識操作方式を用いた装置が示
されており、マイクロホン１０から入力される音声命令
を音声認識回路１２にて認識判定シ、例工ばラジオ、エ
アコン、オートドライブ等の各種車載機器１４の操作を
行なっている。

実施例において、前記マイクロホン１０は窓から入る風
が直接吹きつけ雑音となって混入することのないようス
テアリングコラム力・ダーに配置され、ドライバからの
音声を電気信号にＲ４”＞して音声認識回路１２に入力
する。

音声認識回路１２は入力された音声が所定車載機器の操
作を指示する音声命令か否−かを認識判定し、該当する
車載機器１４、例えばラジオ、エアコン、オートドライ
ブ等の操作を行なう。

このような音声認識を行なうため、実醜夕１ｊの音声認
識回路１２は、マイクロホン１０から電気信号に変換さ
れて入力される音声を増巾回路１６、デリエ／ファシス
回路１８を介して音声分析器２０に入力し、ここで所定
の音声分析を行なっている。

そして、音声分析処理を施した信号をＡ　／　Ｄ変換器
２２にヨリアナログ−デジタル変換して判定回路２４に
入力し、入力された音声が所定車載機器の操作を指示す
る音声命令か否かを判定している。

この判定回路２４は入力された音声を所定の音声命令で
あると認識判定すると、出力ポート２６を介して制＠信
号を出力し音声命令によって指示された車載機器１４の
操作を行なう。

しかし、ｉ′ｒＩ述した如く音声認識回路１２は雑音に
よる杉４が大きく、例えば車内での会話などがマイクロ
ホン１０から混入すると誤動作してしまうおそれがある
。

本発明はこのような誤動作の発生を有効に防止するもの
であり、その特徴的事項は、音声認識回路１２を暗号入
力（Ｌより所定の短時間命令待状態に維持し、この命令
待状態中に入力された音声命令のみを認識判定させ、こ
の命令待状態以外の状態にて入力された音声命令の認識
判定を行なわせないことにある。

音声認識回路１２への暗号入力の手段としては、例えば
マイクロホン１０から特定の音声によって入力された暗
号を判定回路２４により１］断させる方法、するいはワ
ンショットスイッチ等を設けそのスイ□ッチ操作により
暗号を入力する方法、その他いろいろな方法がある。

実施例においては、マイクロホン１０カ）も特定の音声
を暗号として入力する手段を採用している３すなわち、
音声認識回路１２内には所望の暗号力（任意に登録され
る登録パターンメモリ２８力（設はラレテおシ、マイク
ロホン１０から入力される音声暗号は判定回路２４によ
シフモリ２８内に登録された暗号と一致するか否かが判
断される。ここにおいて、メモリ２８内に登録する暗号
は通常の会話で使用する頻度の少ない単語を用いる必要
がある。

判定回路２４は、暗号が入力されていない場合には入力
音声の認識判定を行なわない命令拒否状態にあり、メモ
リ２Ｂに登録された暗号と同一暗号が入力された場合に
のみ所定の短時間（実施例においては５秒間）命令待状
態に切替わり入力音声の認識判定を行なう１従って判定
回路ｚ４は暗号が入力された直後に入力される音声命令
のみを認識判定して車載機器１４の操作を行なうので、
雑音による誤操作は確実に防止される１゜なお、実施例
においては、暗号が入力されその暗号が登録暗号と同一
であると判断された場合に、図示しない音声合成装置か
ら判定回路２４が命令待状態に切替わった旨の返事が発
）される。また、このような音声合成装置のかわりに、
判定回路２４が命令待状態にある間点灯するインジケー
タラングを用いてもよい。

本発明は以上の構成からなり、次にその作用を説明する
。

第２図には第１図に示す装置の作用を示す７０−チャー
トが示されている。

通常、判定回路２４は命令拒否状態にあるため、この状
態でマイクロホン１０から音声命令が入力されてもその
音声命令の認識判定はなされず、車既串器１４の操作は
行なわれない。従って、マイクロホン１０かも車内の会
話等が雑音として混入しても、このような雑音により誤
って車載機器１４を操作してしまうこともない。

次ＶＣ、車載機器１４を操作する場合には、まず所定ノ
暗号をマイクロホン１０かも入力する。暗号が入力され
ると判定回路２４はメモリ２８に登録された暗号と入力
された暗号とを比較し、両者が一致した場合に命令拒否
状態から命令待状態に切替り、図示しない音声発生回路
から命令待状態に切替った旨の返事を発声する。ドライ
バはこの返事の後に所定の車載機器の操作を指示する音
声命令、例えば「ラソオ　オン」と入力すると、判定回
路２４はその音声命令を認識判定し、該当する車載機器
１４、例えばラノオ等のオン操作を行なう。そして、こ
のような命令内容を実行した後、判定回路２４は自動的
に命令拒否状態に切替わる。

また、マイクロホン１Ｇへの暗号入力により判定回路２
４が命令待状卯に切替っても、引きつづいて音声命令が
入力されない場合には、判定回路量 ２４汀５晴径過後に自動的に命令拒否状態に切替わる。

このように、判定回路２４は暗号が入力されてから所定
の短時間経過前に入力される音声命令のみを認識判定す
るので、車載機器１４の操作を正確に行ない、雑音によ
って誤動作することはない。

なお、本実箔例：においては、命令待状態において音声
命令を１回輸愉判定したら自助的に命令拒否状態に切替
わる判ず回路２４を用いている１、シかし、本発明はこ
れに限らず、命令待状態にある内定の短時間の間なら側
口でも音声命令の認識判定を行なう判定回路２４を用い
てもよい。

以上貌′４ｈシたように、本発明によれば、簡単な音声
入力のみで確実に車載機器の操作を行なうことができ、
しかも雑音による誤動作を充分に防止することが可能な
■く機器用の音声４号操作方式を提供することが可能と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を用いた音声認識装置のブロック図、 第２図は第１図に示す装θの作用を示すフローチャート
図である １２・・・音声認識回路、 １４・・・車載機器。 代理人　升埋士　吉　１）研　ニー丁ニｊ（ほかｌ　名
＞　　−一、’、＝ 第１図 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　入力される音声命令を音声認識回路にて認識
   判定し車載機器の操作を行なう車載機器用音声認識操作
   方式において、音声認識回路は、暗号入力により所定の
   短時間命令待状態に維持され、この砒令併状態中に入力
   された音声命令のみを認識判定し、命令待状態以外の状
   態にて入力された音声命令の認識判定を行なわないとと
   を特徴とする車載＠器用音声認識操作方式。
2. （２）　　特許請求の範１ｆ５（１）記載の方式におい
   て、暗号を特定の音声により入力することを特徴とする
   車載機器用音声認識操作方式、。 １３１　　特許請求の範囲（１）記載の方式において、
   暗号をスイッチ操作により入力することを特徴とする車
   載セ器用音声認識操作方式。