JPS58201911A

JPS58201911A - 草刈機

Info

Publication number: JPS58201911A
Application number: JP8576782A
Authority: JP
Inventors: 成徳斎藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-05-21
Filing date: 1982-05-21
Publication date: 1983-11-25
Also published as: JPS6159686B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、走行装置により走行する機体に、前面視にお
いて、水平な面に泊い回転する回転刃と、水平面に対し
傾斜する傾斜面に沿い回転する回転刃とを左右に並列装
備せしめて、畦畔の上面に植生している草と畦畔の法面
に植生している草とを同時に刈取っていげろようにした
主として畦畔の草を刈取るのに用いる草刈機についての
改良に関するものである。

上述の如（構成した草刈機で、畦畔の草を刈取るとき、
畦畔の法面かも刈取られる草が、その法面に沿い下方に
流れて圃場面に落下するようになリ、刈堆った後の処理
が面倒になる問題が出てくる。

本発明における目的は、上述の草刈機で畦畔の草を刈取
る作業を行なう際に、畦畔の法面に沿い作用さす回転刃
で刈取られた草が、確実に畦畔の上面に向は掻き上げら
れて、その畦畔の上面に集積していくようにすることに
ある。

そして、この目的を達成するための本発明による草刈機
は、走行装置により走行する機体に、水平な面に沿い回
転さす回転刃と水平面に対し傾斜する傾斜面に沿い回転
さす回転とを、前面視において、左右に並列せしめ、か
つ、側面視において、水平な面に沿い回転さす回転刃が
前方に位置し、その回転刃の後方に傾斜面に沿い回転さ
す回転刃がそれら回転刃の間に刈取られた草が流れる間
隔を存して位置するように配位して機体に装架せしめ、
傾斜面に沿い回転さす回転刃をそれの下縁側が後方から
前方に向は回転するよう駆動し、水平な面に沿い回転さ
す回転刃をそれの前記傾斜面に沿い回転さす回転刃に隣
接する側が後方から前方に向は回転するよう駆動せしめ
たことを特長とする。

次に実施の一例を図面に従い説明する。

第１図及び第２図において、ａは走行装置すにより自在
に走行するようにした草刈機Ａの本体たる機体、Ｃ及び
ｄは前記機体ａに、前面視（第１図及び第２図で左方か
ら見た状態）において、左右に２連に並列せしめて装架
した回転刃で、Ｃは第３図に示している如く、畦畔（９
）の上面（９０）に作用さすよう水平な面に沿い回転さ
す回転刃、ｄは畦畔（９）の法面（９υに作用さすよう
傾斜面に沿い回転さす回転刃である。

機体ａは、前後（第１図で左右）に長い軸筒よりなる機
枠（１）と、その機枠（１）の後端部に正面視において
ゲート状に形成して固着した車輪支持機枠（２）と、平
面視においてＵ字型に形成して前記車輪支持機枠（２）
の上面に基端を取付は固着したハンドル（３）とよりな
り、前記軸筒状の機枠１０の後端には、前記回転刃Ｃ及
び回転刃ｄを駆動するための原動機（エンジン）Ｅがそ
れの出力軸を該軸筒状の機枠（１）内に突入せしめた状
態に組付けられ、また、前記車支持機枠（２）には、走
行装置すを構成する単輪の車輪（２Ｑが遊動輪の状態に
軸支してあって、運転者がハンドル（３）の左右のハン
ドル杆（至）１１（至）の゛・パに立ち、ハンドル杆叩
・例を握って歩行しながら押し出していくことで、遊動
輪とした車輪（２０）により走行する単輪の歩行型に形
成しであるが、走行装置すを駆動せしめて駆動走行する
自走型、座席を設けて乗用により走行する乗用型とする
など適宜に形成される。

前記水平な面に沿い作用さす回転刃Ｃは、前記軸筒状の
機枠（υの前端部に、ギヤケースを兼ねて形成した支持
機枠（４）を組付は固定して、その支持機枠（４）に、
該回転刃Ｃの中心部に組付けた回転軸を軸支することで
装架せしめである。そして該回転刃Ｃの回転軸の上端部
を入力軸として、前記ギヤケースを兼ねる支持機枠（４
）内に設けた伝導機構及び前記軸筒状の機枠（１）内腔
に配設せるフレキシブルシャフトを介して前述の原動機
Ｅの出力軸に伝導せしめ、その原動機Ｅの作動により駆
動さすようにしてあり、その駆動による該回転刃Ｃの回
転方向は、第４図にて二重線の矢印で示している如く、
傾斜面に７０い回転さす回転刃ｄに隣接する側が、機体
ａの後方から前方に向けて回転する方向に設定しである
。

前記傾斜面に沿い回転さす回転刃ｄは、前記機枠（１）
と一体に連結するハンドル（３）の基端部に上端を組付
けたステー（５）の下端に、前後方向の支軸６０）を設
け、その支軸（５０）に、支持機枠（６）の一端部の上
面に左右方向の変位調節自在に取付けておいた嵌合ボス
部（６０）を嵌装して、支持機枠（６）をステー（５）
下端の支軸（５０）中心に上下に揺動するよう支架し、
その支持機枠（６）に、該回転刃ｄ′の中心部に取付け
た回転軸を軸受部（６１）を介して軸支することで、前
記支軸（５［１１中心に支持機枠（６）が下方に回動す
ることにより第３図に示している如く畦畔（９）の法面
（９］）に？θう傾斜状態となり、かつ、側面視におい
て、第１図に示している如く、水平な面に沿い回転さす
前記回転刃Ｃの後方に、その回転刃Ｃとの間に刈取った
草が流れる間隔りを存して位置するように機体ａに組付
は支架せしめである。また、該回転刃ｄの人力軸に対す
る回転動力の伝導は、前記支持機枠（６）に該回転刃ｄ
の回転軸を軸支するよう設けた軸受部（６υの上面側に
、軸筒状のカップリング曽を設けて、そのカップ１ナン
グ（６２）内に、該回転刃ｄの回転軸の上端部を人力軸
として配設し、また、前記機枠（１１の前端部に組付は
支架した前述水平な面に沿い回転さす回転刃Ｃの支持機
枠（４）の上面に、前記回転刃Ｃの人力軸と伝導して回
転する出力軸を収蔵せしめたカップリング（４０）を装
設し、このカップリング（４０と前記カップリングＩ２
１とに、フレキシブルシャフトを包蔵せるフレキシブル
チューブ（力の両端のカップリングσ０）・σＤを夫々
接続・連結して、該回転刃ｄの人力軸と前記回転刃Ｃの
ギヤケースを兼ねる支持機枠（４）に設けた出力軸とを
、フレキシブルチューブ（７）内のフレキシブルシャフ
トで伝導連繋することにより行なうようにしてあり、そ
の駆動による該回転刃ｄの回転方向は、第３図に示して
いる如く、畦畔（９）の法面０υに沿う状伸時に下縁側
となる側が、第４図で二重線の矢印で示しているように
、機体ａの後方から前方に向う方向に回転するよう設定
しである。

この傾斜面に沿い回転さす回転刃ｄの人力軸にフレキシ
ブルシャフトを介して回転動力を伝導するために設ける
前記出力軸は、例えば、機枠（１１の長手方向の中間部
に、その機枠（１）内のフレキシブルシャフトと伝導し
て回転する伝導機構を収容せしめたギヤボックスＷを、
第１図において鎖線に示している如く設けそれにカップ
リングＹを形設して、そのカップリングＹ内に前記伝導
機構と伝導せしめて該出力軸を配設したり、機枠（１）
の基端部に原動機Ｅの出力軸と伝導する伝導機構を収蔵
するギヤボックスＷを、第２図で鎖線に示している如く
設け、そのギヤボックスＷにカップリングＹを設けて、
そのカップリングＹ内に前記伝導機構と伝導せしめて該
出力軸を配設するなど、機体ａの適宜の部位に装設して
よい。

なお、図示する実施例装置において、０υは支持機枠（
４）に設けたそり体、ｅは原動機Ｅの作動を制御するた
めに、ハンドル（３）に取付けた制御レバー、＋６３）
は回転刃ｄの機体ａに対する組付位置を左右方向に調節
するために、支持機枠（６）に変位調節自在に組付けた
嵌合ボス部幅０）のブラケット、（６〜は支持機枠（６
）に設けたそり体、６１）は回転刃ｄの組付は位置を機
体ａの反対側の側面に変更さすために、前記ステー（５
）の」二端を装脱自在に連結装着せしめる連結具で、機
枠（１）と一体に連結する前述のハンド、ル（３）に、
左右に一対に対向するよう装設しである。また、（８）
は回転刃ｄの支持機枠（６）を、水下なφ 姿勢位置に吊下げ保持せしめるだめの吊下げ機構で、支
持機枠（６）の回動端側の端部に一端を連繋したレリー
ズワイヤー側のアウター（ハ）υの他端側をハンドル（
３）に設けた止め具曽に止着し、そのアウター９３１）
の他端から引き出したインナー（へ）の他端に引手（８
４）を連結し、その引手（財）と係合してインナー（へ
）を引き出した状態に保持する係止具缶をハンドル（３
）下面に設けて構成してあり、引手（財）をハンドル（
３）下面の係止具（ハ）から外すことで、支持機枠（６
）を支軸（５０）中心に回動端側が自在に回動する状態
とする。（４２は補助そり体で、省略する場合がある。

次に作用効果について説明すると、上述の如く構成しで
ある本発明による草刈機Ａは、第３図に示している如く
畦畔（９）の上面（９０）に作用さすために水平な面に
沿い回転するよう機体ａに設ける回転刃Ｃと、畦畔（９
）の法面（９υに作用さすために傾斜面に唱い回転する
よう機体ａに設ける回転刃ｄとが、第２図に示している
如く、水平な面に沿い回転さす回転刃Ｃが前方に位置し
、その後方に間隔りをおいて傾斜面に沿い回転さす回転
刃ｄが位置するように機枠ａに装架されていて、それら
回転刃Ｃ・ｄが第４図にて二重線の矢印で示している如
く、畦畔（９）の法面（９υに作用する後位の回転刃ｄ
にあっては下端側が後方から前方に向けて回動するよう
に回転し、畦畔（９）の上面に作用さす前位の回転刃Ｃ
にあっては前記後位の回転刃ｄに隣接する側が後方から
前方に回転するよう駆動されるのだから、後位の回転刃
ｄにより法面ｆ９１）から刈取られた草が、第４図で太
線の矢印イに示している如（、前位の回転刃Ｃと後位の
回転刃ｄとの間に形成された＠後の間隔りから、前位の
回転刃Ｃにより草が刈取られた状態となっているその前
位の回転刃Ｃの後方における畦畔（９）の上面に向けて
、掻き上げられて放出されていくようになる。

従って、畦畔（９）の上面−の草と同時に法面０υから
刈取る草を、畦畔（９）の上面（イ）の草を刈る回転刃
Ｃ及び機体ａならびに畦畔（９）の上面に植生している
未刈の草に邪魔されることなく、効率的に畦畔（９）の
上面（９０にかき上げ・その畦畔（９）の上面に集積し
ていけるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置の側面図、第２図は同上装
置の平面図、第３図は同上装置の要部の作業状態におけ
る正面図、第４図は同上装置の作用の説明図である。図面符号の説明Ａ・・・草刈機　　　　　　ａ・・・機体ｂ・・・走行
装置　　　　　ｃ−ｄ・・・回転刃■・・・機枠　　　
　２・・・車輪支持機枠　　加・・・車輪３・・・ハン
ドル　　　　　Ｉ・・・ハンドル杆４・・・支持機枠　
　４０・・・カップリング　　４１・・・そり体５・・
−ステー　　関・・・支軸　　５１・・・連結具６・・
・支持機枠　（イ）・・・嵌合ポス部　　６１・・・軸
受部６２・・カップリング　６３・・・ブラケット　　
６４・・・そり体７・・・フレキシブルチューブ　　７
０・７１・・・カップリング８・・・吊下げ機構　　　
帥・・・レリーズワイヤー８１・・・アウター　　８２
・・・止め具　　８３・・・インター８４・・・引手　
　　８５・・・係止具９・・・畦畔　　　９０・・・上
面　　　９１・・・法面Ｅ・・・原動機（エンジン）　
　ｅ・・・制御レバーＬ・・・間＠　　　Ｗ・・−キャ
ボックス　　Ｙ・・・カップリング特許出願人　斎藤成
徳

Claims

【特許請求の範囲】

走行装置により走行する機体に、水平な面に沿い回転さ
す回転刃と水平面に対し傾斜する傾斜面に泊、い回転さ
す回転刃とを、前面視において、左右に並列せしめ、か
つ、側面視において、水平な面に？θい回転さす回転刃
が前方に位置し、その回転刃の後方に傾斜面に沿い回転
さす回転刃がそれら回転刃の間に刈取られた草が流れる
間隔を存して位置するように配位して機体に装架せしめ
、傾斜面に沿い回転さす回転刃をそれの下縁側が後方か
ら前方に向は回転するよう駆動し、水平な面にＹＯい回
転さす回転刃をそれの前記傾斜面に沿い回転さす回転刃
に隣接する側が後方から前方に向は回転するよう駆動せ
しめたことを特長とする草刈機。