JPS5819816B2 - 法面保護工法 - Google Patents
法面保護工法Info
- Publication number
- JPS5819816B2 JPS5819816B2 JP11195576A JP11195576A JPS5819816B2 JP S5819816 B2 JPS5819816 B2 JP S5819816B2 JP 11195576 A JP11195576 A JP 11195576A JP 11195576 A JP11195576 A JP 11195576A JP S5819816 B2 JPS5819816 B2 JP S5819816B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- mortar
- protection method
- slope protection
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は道路・鉄道・ダム及び宅地等における切取法面
の補強と美化のための法面保護工法に関するものである
。
の補強と美化のための法面保護工法に関するものである
。
従来切取法面に対しては、勾配、高さ、地質等に応じて
コンクリートブロック張りや、現場打ち法枠工を行い、
更にその上に美化のため植生緑化を行っている。
コンクリートブロック張りや、現場打ち法枠工を行い、
更にその上に美化のため植生緑化を行っている。
しかし前者のブロック張りは、予め工場生産された1個
でもかなりの重量のあるブロックを多数現場に運搬し、
これを更に法面上に運び上げ、格子状など一定の形に並
べてモルタル等で岩盤に固定しなければならない。
でもかなりの重量のあるブロックを多数現場に運搬し、
これを更に法面上に運び上げ、格子状など一定の形に並
べてモルタル等で岩盤に固定しなければならない。
従ってブロックの運搬及び配列固定に難渋する。
又後者の現場打ち工は、配筋及び型枠の組立でにかなり
の時間がかかる。
の時間がかかる。
更に上記倒れの法面保護工においても、切取法面は発破
・掘削等によって凹凸があるため、ブロックと岩盤との
すきまを埋めるのに手間がかかり、又鉄筋及び型枠を岩
盤との間隔を調節しながら表面が平らになるように組む
ことはかなり難しい作業である。
・掘削等によって凹凸があるため、ブロックと岩盤との
すきまを埋めるのに手間がかかり、又鉄筋及び型枠を岩
盤との間隔を調節しながら表面が平らになるように組む
ことはかなり難しい作業である。
本発明は上記従来工法の欠点を解決した施工容易でコス
トの安い法面保護工法を得ることを目的とする。
トの安い法面保護工法を得ることを目的とする。
本発明工法は、短繊維状の補強材を混合したモルタル又
はコンクリートを、急結剤を添加しながら切取法面に吹
付け、との吹付作業をくり返すことにより、所要の横断
面面積を持った格子又は千鳥格子状の法枠を構築するも
のである。
はコンクリートを、急結剤を添加しながら切取法面に吹
付け、との吹付作業をくり返すことにより、所要の横断
面面積を持った格子又は千鳥格子状の法枠を構築するも
のである。
短繊維状補強材としては、例えば直径0.2〜0.5m
vt長さ10〜50mm位の鋼繊維、或は更に径の細い
グラスファイバーなどを用いる。
vt長さ10〜50mm位の鋼繊維、或は更に径の細い
グラスファイバーなどを用いる。
急結剤は、モルタル又はコンクリートがノズルから噴出
する直前に添加する。
する直前に添加する。
例えばモルタル吹付用圧縮空気に粉末又は液状の急結剤
を混入して添加するとよい。
を混入して添加するとよい。
図面について説明すると、1は切取法面、2はモルタル
又はコンクリート供給ポンプ3、短繊維補強材混入機4
、急結剤添加機5等から成るモルタル又はコンクリート
吹付機、6はモルタル又はコンクリート供給ホース、7
は急結剤供給ホース、8はノズル、9は格子状又は千鳥
格子状の法枠、10は植生を行うための客土又は客土袋
である。
又はコンクリート供給ポンプ3、短繊維補強材混入機4
、急結剤添加機5等から成るモルタル又はコンクリート
吹付機、6はモルタル又はコンクリート供給ホース、7
は急結剤供給ホース、8はノズル、9は格子状又は千鳥
格子状の法枠、10は植生を行うための客土又は客土袋
である。
本発明工法は単なるモルタル又はコンクリートの吹付け
と異なり、短繊維状補強材の混入と急結剤の添加により
、筋材及び型枠等がなくても吹付けを重ねて盛上げるこ
とにより、例えば100〜100釦mmX 100〜1
000mmの横断面面積を持った任意形状の格子状連続
ブロックを構築することが出来る。
と異なり、短繊維状補強材の混入と急結剤の添加により
、筋材及び型枠等がなくても吹付けを重ねて盛上げるこ
とにより、例えば100〜100釦mmX 100〜1
000mmの横断面面積を持った任意形状の格子状連続
ブロックを構築することが出来る。
その断面面積及び形状は現場の状態に合せて自由に施工
出来る。
出来る。
父上記急結剤の併用により岩盤に対する付着強度が大き
いので、完全固化を待つ必要がなくて連続施工が可能で
ある3法面に吹付けたモルタル又はコンクリートは地山
に密着しているので曲げモーメントは発生せず、そのせ
ん断力で外部応力に抵抗するため鉄筋を必要とするけれ
ども、本発明工法による吹付モルタル又はコンクリート
は短繊維の混入によってせん断力が著しく強化されてい
るので鉄筋は全く不用である。
いので、完全固化を待つ必要がなくて連続施工が可能で
ある3法面に吹付けたモルタル又はコンクリートは地山
に密着しているので曲げモーメントは発生せず、そのせ
ん断力で外部応力に抵抗するため鉄筋を必要とするけれ
ども、本発明工法による吹付モルタル又はコンクリート
は短繊維の混入によってせん断力が著しく強化されてい
るので鉄筋は全く不用である。
以上のように現場打ちで、しかも鉄筋及び型枠を必要と
しないことは、法面上での施工性及び安全性の点から、
前記のブロック張りや現場打法枠工に比べてすぐれてい
る。
しないことは、法面上での施工性及び安全性の点から、
前記のブロック張りや現場打法枠工に比べてすぐれてい
る。
又材料費が少なく、工期が早くなるためコストダウンの
効果がある。
効果がある。
上記のようにして構築された法枠の格子の枠の中に土を
入れるもので、この場合必要に応じて法枠の上からロッ
クボルトを打って岩盤を補強することもある。
入れるもので、この場合必要に応じて法枠の上からロッ
クボルトを打って岩盤を補強することもある。
客土に対する植生工は従来の工法で適宜実施するもので
、植物の繁茂により法枠はかくされて外観の美しい渋面
が形成される。
、植物の繁茂により法枠はかくされて外観の美しい渋面
が形成される。
第1図は本発明工法の実施要領図、第2図は本発明工法
によって完成した法面の正面図。 1は切取法面、2は吹付機、8はノズル、9は法枠、1
0は客土。
によって完成した法面の正面図。 1は切取法面、2は吹付機、8はノズル、9は法枠、1
0は客土。
Claims (1)
- 1 短繊維状補強材を混合したモルタル又はコンクリー
トを、急結剤を添加しながら切取法面に吹付け、この吹
付作業をくり返すことにより、所要の横断面面積の格子
又は千鳥格子状の法枠を構築することを特徴とする法面
保護工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11195576A JPS5819816B2 (ja) | 1976-09-18 | 1976-09-18 | 法面保護工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11195576A JPS5819816B2 (ja) | 1976-09-18 | 1976-09-18 | 法面保護工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5338105A JPS5338105A (en) | 1978-04-07 |
JPS5819816B2 true JPS5819816B2 (ja) | 1983-04-20 |
Family
ID=14574334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11195576A Expired JPS5819816B2 (ja) | 1976-09-18 | 1976-09-18 | 法面保護工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5819816B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018009377A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社大林組 | 吹付機及び法枠施工方法 |
JP2018009378A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社大林組 | 法枠成形機及び法枠施工方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53107102A (en) * | 1977-03-02 | 1978-09-18 | Nippon Shokusei Kk | Method of stabilizing vertical surface |
JPS58117123A (ja) * | 1981-12-30 | 1983-07-12 | Kensetsu Kiso Eng Kk | スチ−ルフアイバ−コンクリ−トの施工法 |
-
1976
- 1976-09-18 JP JP11195576A patent/JPS5819816B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018009377A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社大林組 | 吹付機及び法枠施工方法 |
JP2018009378A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社大林組 | 法枠成形機及び法枠施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5338105A (en) | 1978-04-07 |
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