JPS58197377A - 塩基性染料可染性合成繊維用耐汚染仕上げ組成物 - Google Patents
塩基性染料可染性合成繊維用耐汚染仕上げ組成物Info
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- JPS58197377A JPS58197377A JP7917582A JP7917582A JPS58197377A JP S58197377 A JPS58197377 A JP S58197377A JP 7917582 A JP7917582 A JP 7917582A JP 7917582 A JP7917582 A JP 7917582A JP S58197377 A JPS58197377 A JP S58197377A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐汚染什Fげ組成物、更に詳しくは塩基性染料
可染性合成繊維に、適用した際に4岸耗、耐洗濯性の著
しく改良さねた、1久性のある撥水撥油性、(・わゆる
耐汚染性を付与する塩基性染料可染性合成績雑用耐汚染
仕上げ組成物に関する。
可染性合成繊維に、適用した際に4岸耗、耐洗濯性の著
しく改良さねた、1久性のある撥水撥油性、(・わゆる
耐汚染性を付与する塩基性染料可染性合成績雑用耐汚染
仕上げ組成物に関する。
布帛、!¥HC合成伶維を含む布帛は親油性が強く、汚
れがつきやす(・為、従来、種々の対策が講じられて来
た。
れがつきやす(・為、従来、種々の対策が講じられて来
た。
これらの例としては
+) ml水性高分子の表面コーティング或(・は親
水性モノマーをグラフトさせ、洗濯によって汚れをとわ
易くする方法 2)布帛を構成する単呻維の形状を中電界型断面形状に
し、光の乱反射によって汚ゎを目立ちK<くする方法 3)繊#I爬面に表面自由エネルギーの低い物質を付着
させることにより、#維の表面自由エネルギーを低下さ
せ撥水撥油性を向上させてn極的に汚れをつきK<くす
る方法 等があるが、一般的K 1) 、2)の方法け3)の方
法に比べて耐汚染性付与の効果が小さく・。
水性モノマーをグラフトさせ、洗濯によって汚れをとわ
易くする方法 2)布帛を構成する単呻維の形状を中電界型断面形状に
し、光の乱反射によって汚ゎを目立ちK<くする方法 3)繊#I爬面に表面自由エネルギーの低い物質を付着
させることにより、#維の表面自由エネルギーを低下さ
せ撥水撥油性を向上させてn極的に汚れをつきK<くす
る方法 等があるが、一般的K 1) 、2)の方法け3)の方
法に比べて耐汚染性付与の効果が小さく・。
一方、3)の方法においては表面自由エネルギーを低下
させる為、繊維の表面に付着させる物質として弗素化合
物を使用するのが一般的である。この弗素化合物は低(
・分子間力を持っている為に表面自由エネルギーが小さ
く、他の物質の界面に付着させることによって撥水性、
撥油性及び離型性を付与できることは周知の事実である
。特に昨今は、弗素化合物のうち、表面自由エネルギー
の最も低い表面を作り、良好な防汚性を期待できるもの
として、パーフルオロフルキル化合物を原料とする弗素
樹脂が開発され、カーペット、防水衣料及び耐水圧を要
する産業資材用途に対して主に後加工分野で広(使われ
るようになって来た。
させる為、繊維の表面に付着させる物質として弗素化合
物を使用するのが一般的である。この弗素化合物は低(
・分子間力を持っている為に表面自由エネルギーが小さ
く、他の物質の界面に付着させることによって撥水性、
撥油性及び離型性を付与できることは周知の事実である
。特に昨今は、弗素化合物のうち、表面自由エネルギー
の最も低い表面を作り、良好な防汚性を期待できるもの
として、パーフルオロフルキル化合物を原料とする弗素
樹脂が開発され、カーペット、防水衣料及び耐水圧を要
する産業資材用途に対して主に後加工分野で広(使われ
るようになって来た。
ところで、上記の表面処理加工を製糸−擢縮加工段階で
特に捲縮セット時の熱エネルギーを利用して耐久性の良
い防汚性能を付与することができるからげ、原油の値上
りKよるコストアップの環境の中で製品の生産に11!
−jる全エネルギーコストの減少に大きく貢献でλるこ
とになる。しかし、このような弗素化合物の9維への加
工処理は規在のとこ〕)、後加工分野が大半である。こ
れは、防汚効果を有する弗素樹脂化合物を含む後加[剤
を原糸段階で適用しても、潤滑能が無く、紡糸、延伸、
椿縮加I 工程における生産性と両立で欠ないことによ
る。すなわち、#、後加工剤と潤滑能を有する油剤を併
用すると、油剤成分によって咳後加工剤の樹脂被膜が可
塑化して被膜強度が低下し、耐久防汚性能が得らh ?
、Cい。更に熱セツト工程の中でホットローラー上に樹
脂成分が固着蓄積(ガムアップ)し、手羽、ランプなど
の工程トラブルが生じる。
特に捲縮セット時の熱エネルギーを利用して耐久性の良
い防汚性能を付与することができるからげ、原油の値上
りKよるコストアップの環境の中で製品の生産に11!
−jる全エネルギーコストの減少に大きく貢献でλるこ
とになる。しかし、このような弗素化合物の9維への加
工処理は規在のとこ〕)、後加工分野が大半である。こ
れは、防汚効果を有する弗素樹脂化合物を含む後加[剤
を原糸段階で適用しても、潤滑能が無く、紡糸、延伸、
椿縮加I 工程における生産性と両立で欠ないことによ
る。すなわち、#、後加工剤と潤滑能を有する油剤を併
用すると、油剤成分によって咳後加工剤の樹脂被膜が可
塑化して被膜強度が低下し、耐久防汚性能が得らh ?
、Cい。更に熱セツト工程の中でホットローラー上に樹
脂成分が固着蓄積(ガムアップ)し、手羽、ランプなど
の工程トラブルが生じる。
紡糸工程での上記問題を解決する為、パーフルオロアル
キル基を含む弗素低分子化合物を使用すルコとが米国@
許@ 4134!39,4192754゜4193eR
O及び4190545号明細書にお(・て提案き矛1、
これらはある程度の効果をあげている。しかしながら、
これらの弗素低分子化合物は合成繊維ポリマーとの物理
的な相互作用によ′つて繊維表面にイ(着して(・イ)
ことから、ポリマー組成とりわけポリマー内の共重合物
によってはその付着力が窒化し、撥水撥油性や、その耐
久性に大とか影響を8−知る。
キル基を含む弗素低分子化合物を使用すルコとが米国@
許@ 4134!39,4192754゜4193eR
O及び4190545号明細書にお(・て提案き矛1、
これらはある程度の効果をあげている。しかしながら、
これらの弗素低分子化合物は合成繊維ポリマーとの物理
的な相互作用によ′つて繊維表面にイ(着して(・イ)
ことから、ポリマー組成とりわけポリマー内の共重合物
によってはその付着力が窒化し、撥水撥油性や、その耐
久性に大とか影響を8−知る。
特に、塩基性染料可染性合成繊維の場合、弗素化合物の
付着力の低下が犬λく、撥水撥油性は著しく低下あるい
は消滅するという問題が発生している。これはポリマー
中にスルホン酸塩基等の7ニオン性の基を含んでいる為
に繊#表面の電気的性實がホモポリマーと大きく異なる
ことが原因と考えられる。本発明者等はかかる問題をM
決する為、鋭意検討の結果、本発明に到達したものであ
る。
付着力の低下が犬λく、撥水撥油性は著しく低下あるい
は消滅するという問題が発生している。これはポリマー
中にスルホン酸塩基等の7ニオン性の基を含んでいる為
に繊#表面の電気的性實がホモポリマーと大きく異なる
ことが原因と考えられる。本発明者等はかかる問題をM
決する為、鋭意検討の結果、本発明に到達したものであ
る。
即ち、本発明は次の一般式(I)で示される弗素化合物
・・・・・・・・(1)
(但し、Xけ弗素又は1乃至6個の弗素原子を含むペル
フルオロアルコキシ基、mけ算術平均で2乃至20の整
数、Wは一〇〇、N−(RけHl又はC8〜 の膨化水
素基、アリール基。
フルオロアルコキシ基、mけ算術平均で2乃至20の整
数、Wは一〇〇、N−(RけHl又はC8〜 の膨化水
素基、アリール基。
又は7ラルキル基、ヒトμキシアルキル基である。)、
あるいはアルキレン、ン′クロアルキレン、フル片しン
Aキシ基でWが−80,N−の場合nは0、その他の場
合にけnは0又け1である。
あるいはアルキレン、ン′クロアルキレン、フル片しン
Aキシ基でWが−80,N−の場合nは0、その他の場
合にけnは0又け1である。
Yはアルキレン、シクロアルキレン、又はアルキレンオ
キシ基で、2乃至20個の炭素原子より成り、かつ、主
鎖中に少なくとも2個の炭素原子を含む。
キシ基で、2乃至20個の炭素原子より成り、かつ、主
鎖中に少なくとも2個の炭素原子を含む。
2は酸素、又は9素で2が酸輩の場合pは1、zが!素
の場合、pけ2である。r及びqは少なくとも菫の整数
マr + qの合計は4である− Bは−cH,*cHon 、 −cyr、rcuocH
,fcnoH,又は−CH,CH(OR)CH,Q、
−C)1.CH(OR)CI、0CFI、CM(OH)
CH,Qで、その際「は水素又はメチル基、Qはハロゲ
ン原子、水酸基又は−トリル基である。
の場合、pけ2である。r及びqは少なくとも菫の整数
マr + qの合計は4である− Bは−cH,*cHon 、 −cyr、rcuocH
,fcnoH,又は−CH,CH(OR)CH,Q、
−C)1.CH(OR)CI、0CFI、CM(OH)
CH,Qで、その際「は水素又はメチル基、Qはハロゲ
ン原子、水酸基又は−トリル基である。
X(CF、)rn及びYは直鎖1分岐鎖、又は環状物で
ある。
ある。
尚、上記一般式の置換基は、同−又は相異なる。)
が少なくとも3重量%、かつ、陽イオン界面活性剤が少
なくとも3重量%配合されていることを特徴とする塩基
性染料可染性合成繊維用耐汚染仕上げ組成物である。
なくとも3重量%配合されていることを特徴とする塩基
性染料可染性合成繊維用耐汚染仕上げ組成物である。
さらにこれについて詳述すると、本発明で用(・る弗素
化合物においては 1)ペルフルオロアルキル基が表面自由エネルギーを著
しく低下させることによって、すぐわた撥水撥油性、い
わゆる防汚性を発揮する。
化合物においては 1)ペルフルオロアルキル基が表面自由エネルギーを著
しく低下させることによって、すぐわた撥水撥油性、い
わゆる防汚性を発揮する。
2) −COOBのB基は、繊維表面に吸着し、耐久
性のある防汚被膜を形成する機能を有する。
性のある防汚被膜を形成する機能を有する。
しかしこれを、単に塩基性染料可染性合成線S<適用し
たのでは、ポリマー中のスルホン酸塩基環の7ニオン性
基の影響によりB基の機能が著しく阻害され、有効な防
汚被膜の形成かでλなくなる。
たのでは、ポリマー中のスルホン酸塩基環の7ニオン性
基の影響によりB基の機能が著しく阻害され、有効な防
汚被膜の形成かでλなくなる。
3)そこで、カチオン活性剤を弗素化合物と共存させる
ことにより、ポリマー中のアニオン性基を一時的に側鎖
し、弗素化合物の絆維表面への対着力に対する、アニオ
ン性基の悪影響を防1「1・ように為したものである、
5ここで、カチオン活性剤は、3)の効朱を得るために
配合するので、その構造や、対イオン(陰イオン)に特
別な制限はなく、一般に重版さ1ている、脂肪族アミン
塩(第一級、第二級。
ことにより、ポリマー中のアニオン性基を一時的に側鎖
し、弗素化合物の絆維表面への対着力に対する、アニオ
ン性基の悪影響を防1「1・ように為したものである、
5ここで、カチオン活性剤は、3)の効朱を得るために
配合するので、その構造や、対イオン(陰イオン)に特
別な制限はなく、一般に重版さ1ている、脂肪族アミン
塩(第一級、第二級。
第三級)、アルキル第4級アンモニウム塩、芳香族環を
有する第4級アンモニウム塩、窒素環を有する第4級ア
ンモニウム基環のハライド。
有する第4級アンモニウム塩、窒素環を有する第4級ア
ンモニウム基環のハライド。
丁トサル7エート酢酸塩、乳酸塩等、いずれでもよい。
かかるカチオン活性剤の配合により弗素化合物中の−C
OOBのB基は所期の機能を発揮して、塩基性染料可染
性合成1!PMKお(・ても、その繊#表面に吸着して
防汚膜を形成する。一方、弗素化合物及びカチオン活性
剤以外の油剤成分は繊維表面のさらに上層部に分布する
為、従来通りの油剤機能を発揮する。
OOBのB基は所期の機能を発揮して、塩基性染料可染
性合成1!PMKお(・ても、その繊#表面に吸着して
防汚膜を形成する。一方、弗素化合物及びカチオン活性
剤以外の油剤成分は繊維表面のさらに上層部に分布する
為、従来通りの油剤機能を発揮する。
かかる弗素化合物の例としては次のようなものを挙げる
ことができる。
ことができる。
(:)下記構造のピロメリット酸エステルの混合物
(畠)
但し、l −−C1l、CH(OH)CH,Cjn−8
(平均値) (−) 下記構造のピロメリット酸エステルの混合物 (a) (b) 但し、B −−CI、CH(OH)CI’l、Cjn−
8(平均値) 本発明にお(・て、耐汚染仕上げ処理剤の適用に当って
は合成有機高分子の繊維、糸又は糸製品に適用される公
知の方法、例えば、線錐、糸又は糸製品への散布、浸漬
あろ(・はR−5−接触方法があり、最も好適な実施1
1機は溶融紡糸した未延伸糸に紡糸仕上げ剤として付着
させることができる。 ゛ この場合、核部素化合物と併用する油剤成分としては、
例えば紡糸、凰伸、捲縮加工及びタフト等の諸工程の生
産性を艙持する為、潤滑性。
(平均値) (−) 下記構造のピロメリット酸エステルの混合物 (a) (b) 但し、B −−CI、CH(OH)CI’l、Cjn−
8(平均値) 本発明にお(・て、耐汚染仕上げ処理剤の適用に当って
は合成有機高分子の繊維、糸又は糸製品に適用される公
知の方法、例えば、線錐、糸又は糸製品への散布、浸漬
あろ(・はR−5−接触方法があり、最も好適な実施1
1機は溶融紡糸した未延伸糸に紡糸仕上げ剤として付着
させることができる。 ゛ この場合、核部素化合物と併用する油剤成分としては、
例えば紡糸、凰伸、捲縮加工及びタフト等の諸工程の生
産性を艙持する為、潤滑性。
制電性、集束性及びヒーター上での油剤の熱分鱗に耐え
得る耐熱性郷の各工程における諸要求特性を満足しなけ
ればならない。最適の油剤として、平滑剤成分は、耐熱
性の優れたエステル系平滑剤が好ましい。例えば−塩基
酸エステル類、二塩基酸エステル類、多塩基酸エステル
類。
得る耐熱性郷の各工程における諸要求特性を満足しなけ
ればならない。最適の油剤として、平滑剤成分は、耐熱
性の優れたエステル系平滑剤が好ましい。例えば−塩基
酸エステル類、二塩基酸エステル類、多塩基酸エステル
類。
グライコールエステル類、 多価アルコールエステル類
及び芳香族カルボン酸エステル類等のエステル系平滑剤
の単成分又はこれらの複合成分を主体とするが、鉱物油
、ポリブーピレングライコール、ポリイソブチレン、ポ
リプランあるいはポリエーテルが含まれていてもよい。
及び芳香族カルボン酸エステル類等のエステル系平滑剤
の単成分又はこれらの複合成分を主体とするが、鉱物油
、ポリブーピレングライコール、ポリイソブチレン、ポ
リプランあるいはポリエーテルが含まれていてもよい。
かかる平滑剤は非イオン屋の乳化剤及び訓電性能も兼ね
たアルキルホス7−L−)、アルキルスルホネート、ア
ルキルスルホサクシネート、アルキルサルフェート及び
/又はそれらのフルキレンオキサイド付加物、あるいは
高級脂肪酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、カチオ
ン系活性剤、あるいは両性界両活性剤郷と併用され、該
弗素化合物を含む仕上げ処理剤の乳化安定性及び製糸工
務、後加工工程を満足するならば、油剤に対する制約は
特にない。
たアルキルホス7−L−)、アルキルスルホネート、ア
ルキルスルホサクシネート、アルキルサルフェート及び
/又はそれらのフルキレンオキサイド付加物、あるいは
高級脂肪酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、カチオ
ン系活性剤、あるいは両性界両活性剤郷と併用され、該
弗素化合物を含む仕上げ処理剤の乳化安定性及び製糸工
務、後加工工程を満足するならば、油剤に対する制約は
特にない。
本発明の耐汚染仕上げ組成物にて糸及び/又は糸製品を
処理するととKより、撥水、撥油性及び耐汚染性が付与
されるのみならず、次の工程例えハ鴬伸、スチームジエ
ツトテクスチユア−処理及びかさ高糸、特Kかさ高カー
ペット糸又はテクスチュ7−処理服地用の糸製造工程で
、糸に潤滑性、制電性、集束性を4女ることかできる。
処理するととKより、撥水、撥油性及び耐汚染性が付与
されるのみならず、次の工程例えハ鴬伸、スチームジエ
ツトテクスチユア−処理及びかさ高糸、特Kかさ高カー
ペット糸又はテクスチュ7−処理服地用の糸製造工程で
、糸に潤滑性、制電性、集束性を4女ることかできる。
本発明の対象とする合成繊維はポリアミド、ポリエステ
ルその他の合成繊維で、その形状としてはフィラメント
を構成する連続ストランド又はステーブル等の非連続ス
トランドを含むものである。又、糸製品でもよく、例え
ば服地、イス掛地、室内装飾用、織物及びカーペット等
、類似用途に使用される織物を含むものである。
ルその他の合成繊維で、その形状としてはフィラメント
を構成する連続ストランド又はステーブル等の非連続ス
トランドを含むものである。又、糸製品でもよく、例え
ば服地、イス掛地、室内装飾用、織物及びカーペット等
、類似用途に使用される織物を含むものである。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例−1
本実施例で使用した弗素化合物は下記構造のピロメリッ
ト酸エステルの混合物である。
ト酸エステルの混合物である。
(1)
(b)
但し、B −−CM、CH(OH)CI’l、Cjn=
11(平均値) 便宜上、本ピロメリット酸エステルの混合物を以下弗素
化合物組成〔ム〕と呼ぶ。
11(平均値) 便宜上、本ピロメリット酸エステルの混合物を以下弗素
化合物組成〔ム〕と呼ぶ。
表−IK示すように上記弗素化合物組成〔ム〕を乳化剤
と混合したもの(原液混合物−1)と平滑剤成分として
ヤシ油を乳化剤と混合したもの(原液混合物−2)を各
々80℃に加熱し、まず原液混合物−2を@o℃の水に
攪拌下、投入し、続いて原液混合物−1を投入、jll
lKカチオン活性剤としてジメチルエチルオレイルアン
モニウムエトサルフェートを投入し乳化分散せしめ、均
−攪拌後35℃まで冷却した。
と混合したもの(原液混合物−1)と平滑剤成分として
ヤシ油を乳化剤と混合したもの(原液混合物−2)を各
々80℃に加熱し、まず原液混合物−2を@o℃の水に
攪拌下、投入し、続いて原液混合物−1を投入、jll
lKカチオン活性剤としてジメチルエチルオレイルアン
モニウムエトサルフェートを投入し乳化分散せしめ、均
−攪拌後35℃まで冷却した。
この様にして得られた紡糸仕上げ油剤1〜1゜は濃度2
0重量−でいずれも半透明の安定なエマルジョンである
。
0重量−でいずれも半透明の安定なエマルジョンである
。
紡糸工程中の塩基性染料可染性ポリアミド(5−スルホ
インフタル酸を0.8モルチ共重合させたナイpンー6
)の未鷺伸糸上に上記紡糸仕上げ油剤1〜gを約1.6
重量−の油分が糸上に付与される様な量で糸に付着さぜ
た。次にその糸を約3倍に延伸し、スチームジェットで
140〜180℃の温度で処理し、かさ高糸を製造した
。紡糸仕上げ油剤2及び6〜10については、比較の為
、スルホン酸塩基を含まないレギュラーのポリアミド(
ナイロン−6単独重合体)を用いて、上記と同様の方法
でかさ高糸を製造した。
インフタル酸を0.8モルチ共重合させたナイpンー6
)の未鷺伸糸上に上記紡糸仕上げ油剤1〜gを約1.6
重量−の油分が糸上に付与される様な量で糸に付着さぜ
た。次にその糸を約3倍に延伸し、スチームジェットで
140〜180℃の温度で処理し、かさ高糸を製造した
。紡糸仕上げ油剤2及び6〜10については、比較の為
、スルホン酸塩基を含まないレギュラーのポリアミド(
ナイロン−6単独重合体)を用いて、上記と同様の方法
でかさ高糸を製造した。
かさ高糸の捲縮状1.物性9毛羽、タフト性及び染色性
は全く問題なかった。
は全く問題なかった。
本実施例により調製したポリアミド織物の肪汚性能の評
価結果を表−2に示す。
価結果を表−2に示す。
表−2から、カチオン活性剤を配合しない紡糸仕上げ油
剤6〜9の場合には、スルホン酸塩基を含まないレギュ
ラーのポリアミド(ナイーン−6)では、弗素化合物組
成〔ム〕の含有率2チの紡糸仕上げ油剤9を除いて防汚
性能が発現しているのに対して、塩基性染料可染性ポリ
アミドでは防汚性能は弗素化合物を含まない紡糸仕上げ
油剤10と同程度まで低下して(・る。一方、カチオン
活性剤を3重量−以上含む紡糸仕上げ油剤1〜4の場合
には、塩基性染料可染性ポリアミドでもレギュラーポリ
アミドと同様に防汚性能が充分発現していることが判る
。
剤6〜9の場合には、スルホン酸塩基を含まないレギュ
ラーのポリアミド(ナイーン−6)では、弗素化合物組
成〔ム〕の含有率2チの紡糸仕上げ油剤9を除いて防汚
性能が発現しているのに対して、塩基性染料可染性ポリ
アミドでは防汚性能は弗素化合物を含まない紡糸仕上げ
油剤10と同程度まで低下して(・る。一方、カチオン
活性剤を3重量−以上含む紡糸仕上げ油剤1〜4の場合
には、塩基性染料可染性ポリアミドでもレギュラーポリ
アミドと同様に防汚性能が充分発現していることが判る
。
実施例−鵞
実施例−1で使用した紡糸仕上げ油剤l−5を紡糸工程
中の塩基性染料可染性ポリエチレンテレフタレート(5
−スルホイソフタル酸を2.5モル−共重合させたもの
。)の未鴬伸糸上に約1.0重量嗟の油分が糸上に付与
される様な量で糸に付着させた。
中の塩基性染料可染性ポリエチレンテレフタレート(5
−スルホイソフタル酸を2.5モル−共重合させたもの
。)の未鴬伸糸上に約1.0重量嗟の油分が糸上に付与
される様な量で糸に付着させた。
次にその未凰伸糸を罵伸倍率3.7.プレートヒータ一
温度!80℃で延伸した。得られた延伸糸の物性9毛羽
、製織性、染色性は全く問題なかった。
温度!80℃で延伸した。得られた延伸糸の物性9毛羽
、製織性、染色性は全く問題なかった。
本実施例により調製したポリエチレンテレフタレート織
物の防汚性能の評価結果を嵌−3に示す。
物の防汚性能の評価結果を嵌−3に示す。
表−3から、塩基性染料可染性ポリエチレンテレフタレ
ートについてもポリアミドの場合と同様K、カチオン活
性剤を3重量−以上含む紡糸仕上げ油剤では防汚性能が
発現しているが、2重量−では防汚性能が充分でないこ
とが判る。
ートについてもポリアミドの場合と同様K、カチオン活
性剤を3重量−以上含む紡糸仕上げ油剤では防汚性能が
発現しているが、2重量−では防汚性能が充分でないこ
とが判る。
実施例−3
本実施例で使用した紡糸仕上げ油剤は、表−4に示すよ
うに、実施例−1の紡糸仕上げ油剤l〜5のカチオン活
性剤を、環状構造をもつ、l−ヒドロキシエチル−1−
エチル−2ヘプタデセニルイミダゾリニウムエトサルフ
ヱート(紡糸仕上げ油剤11〜lS)と、対イオンをハ
ロゲン陰イオンとしたラウリルトリメチルアンモニウム
クーライド(紡糸仕上げ油剤16〜zo)Kmえたもの
で、実施例−1記載の乳化方法で調製した。
うに、実施例−1の紡糸仕上げ油剤l〜5のカチオン活
性剤を、環状構造をもつ、l−ヒドロキシエチル−1−
エチル−2ヘプタデセニルイミダゾリニウムエトサルフ
ヱート(紡糸仕上げ油剤11〜lS)と、対イオンをハ
ロゲン陰イオンとしたラウリルトリメチルアンモニウム
クーライド(紡糸仕上げ油剤16〜zo)Kmえたもの
で、実施例−1記載の乳化方法で調製した。
この様にして得られた紡糸仕上げ油剤11〜20は、濃
度20重量%でいずれも半透明の安定ナエマルジョンで
ある。
度20重量%でいずれも半透明の安定ナエマルジョンで
ある。
紡糸仕上げ油剤11〜20を実施例−1記載の条件で塩
基性染料可染性ポリアミド(5−スルホイソフタル$0
.8モルチを共重合させたナイロン−6)繊維に付着さ
せ、かさ高糸を製造した。
基性染料可染性ポリアミド(5−スルホイソフタル$0
.8モルチを共重合させたナイロン−6)繊維に付着さ
せ、かさ高糸を製造した。
かさ高糸の捲縮形態、物性1毛羽、タクト性及び染色性
は全く問題なかった。本実施例により調製した十リアミ
ド織物の防汚性能の評価結果を表−5に示す。
は全く問題なかった。本実施例により調製した十リアミ
ド織物の防汚性能の評価結果を表−5に示す。
表−5から、カチオン活性剤の構造及び対イオンが変わ
っても、塩基性染料可染性合成繊維の防汚性能に対して
実施例−1に記載したものと同様の効果が得られること
が判る。
っても、塩基性染料可染性合成繊維の防汚性能に対して
実施例−1に記載したものと同様の効果が得られること
が判る。
実施例−4
本実施例では弗素化合物として、下記構造のピルメリッ
ト酸エステルの混合物を使用した。
ト酸エステルの混合物を使用した。
(1)
(b)
但し、B畿−CM、CB(OH) CM、CjII m
8 (平均値) 便宜上、本ビpメリット酸エステルの混合物を以下弗素
化合物組成〔B〕と呼ぶ。
8 (平均値) 便宜上、本ビpメリット酸エステルの混合物を以下弗素
化合物組成〔B〕と呼ぶ。
表−6に示す様に、弗素化合物組成〔慕〕を実施例−1
記載の方法で乳化し、カチオン活性剤はジメチルエチル
オレイルアンモニウムエトサルフェートと、ラウリルト
リメチルアンモニウムクロライドを使用した。
記載の方法で乳化し、カチオン活性剤はジメチルエチル
オレイルアンモニウムエトサルフェートと、ラウリルト
リメチルアンモニウムクロライドを使用した。
この様にして得られた紡糸仕上げ油剤21〜28は、嬢
度20重量−でいずれもほぼ安定なエマルジョンである
。
度20重量−でいずれもほぼ安定なエマルジョンである
。
結糸仕上げ油剤jl −28を実施例−1記載の条件で
塩基性染料可染性ポリアミド(5−スルホイソフタル@
O,Sモルチな共重合させたナイロン−6)繊維に付
着させ、かさ高糸を製造した。
塩基性染料可染性ポリアミド(5−スルホイソフタル@
O,Sモルチな共重合させたナイロン−6)繊維に付
着させ、かさ高糸を製造した。
かさ高糸の捲縮形態、物性9毛羽、タフト性及び染色性
は全く問題なかった。
は全く問題なかった。
本実施例により調製したポリアミド織物の防汚性能の評
価結果を表−フに示す。
価結果を表−フに示す。
表−7から、弗素化合物組成CB)の場合でもカチオン
活性剤を3重量−以上配合することにより、塩基性染料
可染性合成繊維の防汚性能が著しく向上することが判る
。
活性剤を3重量−以上配合することにより、塩基性染料
可染性合成繊維の防汚性能が著しく向上することが判る
。
上記評価の際に採用した測定条件は下記の通りである。
l)撥水性
イソプロピルアルコール20体積チ水溶液を用いる。試
料の上に一滴滴下し、水滴が消滅するまでの時間(秒)
を測定する。ただしアミコミ後の場合は、電気掃除機に
かけた後に測定を行なり。
料の上に一滴滴下し、水滴が消滅するまでの時間(秒)
を測定する。ただしアミコミ後の場合は、電気掃除機に
かけた後に測定を行なり。
2)撥油性
AATCCtill−1972に準する。水平にひろげ
た試料の表面Fc*−sで示された試薬を一滴靜かに滴
下し、3分後の浸透状態により判定する。ただし、フミ
プミ後の場合は電気掃除機をかけた後klll定を行な
う。
た試料の表面Fc*−sで示された試薬を一滴靜かに滴
下し、3分後の浸透状態により判定する。ただし、フミ
プミ後の場合は電気掃除機をかけた後klll定を行な
う。
表−8
3)フミフミ試験
廊下に試料を張りつけ、土足によるフミコミを行ない、
汚れの影響を見る。
汚れの影響を見る。
フミコミの日数は2s日間。1日1回電気掃除機をかけ
る。
る。
4)人工汚れ
回転式汚染機による。荷重s#zOrpmKて1時間回
転する。
転する。
汚染剤は水s%を含む黒土。0.11/秒にて散布する
。
。
5)汚れ率
フミコξ後或いは人工汚れ試#後の試料を電気掃除機に
かけた後、デジタル色差計にて反射率を測定し、次式に
より汚れ率を算出する。
かけた後、デジタル色差計にて反射率を測定し、次式に
より汚れ率を算出する。
こと′KR0−フミコミ前の試料の反射率R3=フミコ
ξ後の 〃 l 特許出願人 帝人株式会社
ξ後の 〃 l 特許出願人 帝人株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次の一般式(1)でかされる弗素化合物・・・・・・・
−(1) (但し、Xは弗素又は1乃至6I!の弗素原子を含むベ
ルフルオロフルコキシ基、mは算術平均で2乃至zof
)整数、Wけ−so、N−(HはHl又は01〜m4の
炭化水素基、アリール基。 又は7ラルキル基、ヒドロキシアルキル基である。)、
あるいはフル千しン、シクロアルキレン、アルキレンオ
キシ基でWが−80,N−凰 の場合nけ0、その他の場合にはnは0又は!である。 Yはアルキレン、シクロアルキレン、又はアルキレンオ
キシ基で、2乃f20個の炭素原子より成り、かつ、主
鎖中に少なくとも2個の炭素原子を含む。 2は酸素、又は窒素で2が酸素の場合pは1、zが窒素
の場合、pは2である、r及びqは少なくともlの整数
でr+qの合計は4である。 Bは−CH,1(CHOH、−CM〆CHOC)I〆C
HOH、又は−CH,CH(OFI)CH,Q 、 −
CH,CH(OIT)CFI、QC)I、CR(OR)
Cl、Qで、その際「は水素又はメチル基、Qはハロゲ
ン原子、水酸基又はニトリル基である。 x (cy、)wv、及びYは直鎖5分岐鎖、又は環状
物である。 尚、上記一般式の置換基は、同−又は相異なる。) が少なくとも3重量%、かつ、陽イオン界面活性剤が少
なくとも3重量%配合さ刺ていることを特徴とする塩基
性染料可染性合成繊維用耐汚染仕上げ組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7917582A JPS58197377A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 塩基性染料可染性合成繊維用耐汚染仕上げ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7917582A JPS58197377A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 塩基性染料可染性合成繊維用耐汚染仕上げ組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58197377A true JPS58197377A (ja) | 1983-11-17 |
Family
ID=13682638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7917582A Pending JPS58197377A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 塩基性染料可染性合成繊維用耐汚染仕上げ組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58197377A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5959977A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-05 | ユニチカ株式会社 | 易染性防汚性繊維とその製造方法 |
-
1982
- 1982-05-13 JP JP7917582A patent/JPS58197377A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5959977A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-05 | ユニチカ株式会社 | 易染性防汚性繊維とその製造方法 |
JPH0144837B2 (ja) * | 1982-09-29 | 1989-09-29 | Unitika Ltd |
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