JPS5819586B2 - マンコンベアの欄干 - Google Patents

マンコンベアの欄干

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Publication number
JPS5819586B2
JPS5819586B2 JP6796177A JP6796177A JPS5819586B2 JP S5819586 B2 JPS5819586 B2 JP S5819586B2 JP 6796177 A JP6796177 A JP 6796177A JP 6796177 A JP6796177 A JP 6796177A JP S5819586 B2 JPS5819586 B2 JP S5819586B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck
railing
main deck
balustrade
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6796177A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS543789A (en
Inventor
寺西勝也
斉藤忠一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS543789A publication Critical patent/JPS543789A/ja
Publication of JPS5819586B2 publication Critical patent/JPS5819586B2/ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエスカレータあるいは電動道路等のマンコンベ
アの欄干に係り、特にステンレス鋼板で成る。
欄干部材の意匠性を高めるに好適な欄干構成に関する。
マンコンベアは、建屋内に2ける必要不可欠なサービス
設備として広く定着してきているが、最近では特に欄干
の意匠面に8いて実に多様な要求がなされてきている。
周知の如く、欄干はマンコンベアの意匠部分の大半を占
めるもので、その滴匠性は室内装飾の優劣を決めるもの
として大きなセールスポイントとなっていることは関係
者全てを認知するところである。
ここで、マンコンベアの欄干は第1図に示したように乗
客を運ぶために無綻状に配列されて回動するステップ1
およびバンドレール2などの回tIIj体を除いた他の
殆んど全ての静止体で構成されるもので、前記バンドレ
ール2を支持する主デツキ3、下デツキ4および欄干パ
ネル5など意匠体を主部材としていることは既に周知の
通りである。
そして、主デツキ32よび下デツキ4は、その表面が美
麗に仕上げられたアルミ合金材もしくはステンレス鋼板
が用いられている。
このようにステンレス鋼板を用いた欄干部材はアルミ合
金に比して剛性が高いこと、またその表面にすり傷や圧
こんが付き難く、しかも耐腐蝕性に優れているなどの利
点があることから、特に過酷な使用条件を強いられる地
下鉄断簡けのマンコンベアを中心に採用されはじめてい
る。
しかしながら、ステンレス鋼板製の欄干部材、特に主デ
ツキ3部分の構成には次に述べるような欠点があるため
に一般のデパート向けなどの透明形マンコンベアにまで
適用されていない実情である。
すなわち、マンコンベアは第1図に示したように下部乗
降口(図示せず)から上部乗降口にかけて凹曲線部(図
示せず)、凸曲線部U2よびターミナル曲線部Tという
ような流線的な独得の円弧を描いているために各々の部
材を成形する曲げ加工が極めて難しいものとなっている
このことを第2図8よび第3図によって説明すれば、欄
干パネル5の端部を被う主デツキ3は、その上面にガイ
ドレール2aもしくは案内ローラ2bを装着するため上
方に向けて開口する略U字状のデツキ3aを備えてぢり
、このデツキ3aと前記主デツキ3はボルト6によって
固定的に締結されているのが普通である。
そして、ターミナル曲線部Tに2いては主デツキ3の上
面は曲率半径R1で、またデツキ3aの底面は曲率半径
R2(R1= R2で通常は30〜50センチメートル
)になる如く曲げヵロてが施されるもののこの両者の間
にはどうしても1〜3ミリメートル程度の局部的なすき
間gが生じてしまう実情にある。
この場合、塑性カロ工技術の分野では曲げカロ王が難し
いと言われるステンレス鋼板を前記のように曲率半径R
1EよびR2で曲げ、しかも両者の曲率を寸分の狂いも
なく仕上げるのは極めて高価な加工設備と熟練技術者に
よる長時間の成形作業を要することから量産化の阻害要
因となって究極的にはステンレス製欄干の長所を広く活
かし得ないものとなっている。
前記のすき間gは、ステンレス材そのものの曲げ剛性が
高いこと、また主デツキ38よびデツキ3aは互いの接
触面たる曲率半径RIBよびR2面に対し、各々の立上
り片が長い(H1εよびR2)ことから曲げに対する中
立軸が不安定な位置になるという形状的な問題から発生
するものと言える。
このようなすき間gの発生は、本来一体であるべき主デ
ツキ3とデツキ3aの一体感を損なうばかりか、視線Q
に対しては極めて見苦しいものに映り、マンコンベア全
体の意匠性の評価を著しく低下せしめている。
さらに、このすき間gが3〜5ミリメートル程度まで大
きくなると乗客の衣服を引掛けたり、幼児の指をはさむ
などの安全上の問題も付加されることからこのすき間g
の排除はステンレス製欄干の大命題となっている。
本発明はこの点にかんがみ、欄干部に前記の如くすき間
gが発生しない欄干構成を提供するためになされたもの
である。
以下、本発明の一実施例を図にもとづき説明する0 第5図に8いて、バンドレール28よび欄干パネル5等
の構成は従来と全く同様であることから図示は省略せる
も、本発明では従来のデツキ3aに相当する部材を、そ
のU字状の底面7aが主デツキ3の上面に対してすき間
Gを形成する如くU字状開脚側に向けて彎曲した凹部を
形成したデツキ7としたことに特徴がある。
ここで、デツキ7の両側底部は同一平面上にあり、その
中央部のみが上刃に突出する如く形状となっている。
そして、デツキ7の長手方向に8いては従来と同様に数
個のボルト6で締結されるものであるが、こノホルト6
の締結力を第6図のようにデツキ7の開脚部の底部のみ
が主デツキ3と接する如く利用するようになっている。
この場合、デツキ7の底面7aはボルト6の締結力に抗
するように反発しているため、その両側底部が主デツキ
3の上面に対して強く圧縮された状態になる。
従って、デツキ7の両側底部が主デツキ3の上面に完全
に密着して視線Qをさえぎり、主デツキ3とデツキ7は
あたかも一体物の如く外観となることは明白である。
このようにしたことにより、主デツキ3とデツキ7との
間のすき間が塞がれるので意匠性の低下や安全上の問題
などが全て回避されるものである。
このことは、主デツキぢよびデツキ等の曲げ力1工に際
してはある程度のカロエ誤差を許容できることを意味し
、従来のように熟練者が置時間かけて手直しをするなど
の必要がなくなるので、欄干にステンレス鋼板を用いた
低コストのマンコンベアを提供できる利点である。
以上説明した本発明によれば、意匠性に優れたマンコン
ベアを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマンコンベアの上部付近の側面図、第2
図は第1図の1−1線に沿う断面図、第3図は第1図の
要部拡大図、第4図は第3図の■−■線に沿う断面図、
第5図は本発明の一実施例を示すもので従来の第4図に
相当する部分の断面図、第6図は第5図の要部拡大図で
ある。 1・・・・・・ステラフ、2・・・・・・バンドレール
、3・・・・・・主デツキ、5・・・・・・欄干パネル
、7・・・・・・デツキ、G・・・・・・すき間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 無端状に配列されたステップ、このステップと同期
    的に回動するバンドレール、このバンドレールの下方に
    位置する欄干、この欄干パネルの端を被う主デツキ、こ
    の主デツキにその底部を支持され開脚側で前記バンドレ
    ールを支える断面U字状のデツキ等の欄干部材を備えた
    ものに3いて、前記デツキのU字状底面を開脚側に向け
    て彎曲する如く形成し前記主デツキとの間にすき間を設
    けたことを特徴とするマンコンベアの欄干。
JP6796177A 1977-06-10 1977-06-10 マンコンベアの欄干 Expired JPS5819586B2 (ja)

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JP6796177A JPS5819586B2 (ja) 1977-06-10 1977-06-10 マンコンベアの欄干

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JP6796177A JPS5819586B2 (ja) 1977-06-10 1977-06-10 マンコンベアの欄干

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JPS543789A JPS543789A (en) 1979-01-12
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JPH0344395U (ja) * 1989-08-31 1991-04-24

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FR2620721A1 (fr) * 1987-09-18 1989-03-24 Daimatsu Kagaku Kogyo Kk Materiau temporairement adhesif et son procede de fabrication
US5005874A (en) * 1987-09-18 1991-04-09 Daimatsu Kagaku Kogyo Co., Ltd. Postcard and its manufacturing method

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