JPS58195289A

JPS58195289A - 冷・温切替式の貯蔵庫

Info

Publication number: JPS58195289A
Application number: JP7699882A
Authority: JP
Inventors: 鈴木　創三
Original assignee: Matsushita Refrigeration Co
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1982-05-08
Filing date: 1982-05-08
Publication date: 1983-11-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は物品の冷却、又は温める運転切替えを行なう冷
・温運転切替式の貯蔵庫の改良に関するものである。

従来、この種の冷・温運転切替式の貯蔵庫としては自動
販売機が一般に知られているので、この従来の自動販売
機を第５図、第６図を参考に説明する。１は断熱材２を
有した自動販売機の本体で、この本体１の庫内は、左右
に仕切って二つの商品収納室３ａ、ｓｂ（以下室と呼ぶ
）に区画されており、各室３ａ、ｓｂには、それぞれ商
品棚４ａ、４ｂが設けられている。又、この室３ａ、３
ｂにはそれぞれに冷却用のエバポレータ５ａ、５ｂ。

加熱用のヒータ６ａ、６ｂ及び各室３ａ、３ｂに冷気、
暖気を強制循環させる送風ファン７ａ、７ｂが配置され
ている。そして各室３ａ、３ｂに配置されたエバポレー
タｓａ、ｓｂは互いに直列に接続され、電動圧縮機８、
コンデンサ９、キャピラリチューブＡ１０ａ％エバポレ
ータ５ａ、エバポＬ／−夕５ｂを順次接続すると共に、
前記エバポレ−夕６ａをバイパスするキャピラリチュー
ブＢ１０ｂを含んだバイパス回路１１を形成し、キャピ
ラリチューブＡ　１０　ａ　、　Ｂ　１０　ｂの入口部
には、それぞれ電磁弁１２　ａ、１２　ｂが配設されて
いる。前記電磁弁１２ａ、１２ｂは、冷・温運転の選択
切替指令に基づく電気信号で開閉されるものである。

上記構成において、室３ａ、３ｂが共に冷却運転の場合
は、電磁弁１２ａは開路、電磁弁１２ｂは閉路され、冷
媒は実線矢印の冷媒回路を流れ、室３ａ、３ｂの両室を
冷却していた。又、室３ａを温蔵、室３ｂを冷蔵運転す
る場合は、電磁弁１２ａを閉路、電磁弁１２ｂを開路す
ることにより冷媒は点線矢印の冷媒回路を流れ室３ｂの
みを冷却運転し、室３ａはヒータ６ａにより温運転され
る。そして両室３ａ　、３ｂ共に温蔵の場合は、電動圧
縮機８を停止し、硼１□：亡タロ・、ｓｂにより両室３
ａ、ａｂが温運転される。

以上の様に、ヒータｓａ、ｓｂ、圧縮機８、電磁弁１２
ａ、１２ｂを選択し、通電することにより、室３ａ　、
ａｂは、冷−冷、湛−冷、温−温の運転の組合せが得ら
れ、一台の自動販売機にて同時に冷商品と温商品を販売
することができるものであった０しかしながら、冷媒回
路を制御するのに電磁弁を使用しているため、電気代が
高くなり、且つ電磁弁による信頼性も、ソレノイドの断
線等による弁の動作不良で低いものであった。

本発明は、これらの欠点をとりのぞき、冷媒回路の制御
に際してソレノイドを必要とせずに冷媒回路の制御を行
なえ、電気代が安く、信頼性の高い、冷・温運転切替式
貯蔵庫、特にそのための冷媒回路を得ることを目的とす
るものである〇以下本発明の一実施例を゛第１図、第２
図を参考に説明するが、従来と同一のものについては同
一３゛、の番号を付けて曙明をする。前記エバポレータ５ａ、５
ｂは直鉤に連結され電動圧縮機８、コン・・１．１デンサ９、第１のキャピラリチューブ１３とにより２段
式の冷却システムが形成されている。また、　　　　　
’Ｎ上流側のエバポレータ６ａと第１のキャピラリチュ
ーブ１３は、第１のキャピラリチューブ１３より抗折の
大きな第２のキャピラリチューブ１４と分流器１６を介
したバイパス管１６によりバイパスされるものである。

前記第１のキャピラリチューブ１３と第２のキャピラリ
チューブ１４の分流器１６への取付は、第１のキャピラ
リチューブ１３の入口部より第２のキャピラリチューブ
１４、それよりも上方にコンデンサ９の出口が、それぞ
れ高くなるように配設している。

さらに、前記第１のキャピラリチュプ１３と分流器１６
の間には手動により冷媒の流れを制御する制御弁１７が
設けられでいる。この制御弁１７は第３図、第４図の如
く弁機構部１８と駆動部１９とよりなっている。前記弁
機構部１８は、入口部２ｏと出口部２１と、出口部２１
に形成された弁座２２を備え、この弁座２２に対してボ
ール弁２３を先端に有し、この曵ε弁２３が弁座２２を
開閉するように円筒状のプランジャー２４を設けている
。このプランジャー２４は直線運動するように円筒状の
プランジャーチューブ２６内に設けられている。そして
、プランジャーチューブ２６に設けられた吸引子２６と
バネ２７により前記プランジャー２４のボール弁２３が
弁座２２と当接して閉じるように付勢している。２８．
２９は前記プランジャーチューブ２６に取付けられた上
蓋と下蓋で、前記プランジャーチューブ２６よりも外形
が大きな円筒状のカバー３０を取付けている。このプラ
ンジャーチューブ２６とカバー３０の間には、前記プラ
ンジャー２４を吸引する位置と、そうでない位置とに上
下に移動する磁石３１が設けられている。この磁石３１
ｉｊ上蓋２８と、下蓋２９に一端を当接したバネ３２．
３３にて中間に位置させている。この磁石３１にはレバ
ー３４が取付けられており、カバー３０に形成された略
コ字状の溝３５より外方へ突出している。この溝３６に
は上下の水平部を係止溝３６．３７として、前記レバー
３４が固定されている。３８は室３ａ側のヒータ６ａを
通電させるスイッチ（図示せず）の作動片で、レバー３
４が上方の係止溝３６にあるときＯＮされる位置に設け
られている。

次に、上記構成における冷・温切替動作について述べる
。室３ａ、３ｂが共に冷却運転である場合は、室３ｂを
制御する冷蔵用のサーモスタット（図示せず）にて圧縮
機８が運転制御される。このとき第２のキャピラリチュ
ーブ１４より第１のキャピラリチューブ１３の抗折の方
が小さい為、冷媒は、はとんど第１のキャピラリチュー
ブ１３内を流れ、エバポレータ５ａ、５ｂを冷却し、各
室３ａ、３ｂを冷却する（実線矢印の冷媒流れ）０その
ため、レバー３４を押し下げて、下方の係止溝３７にレ
バー３４を位置させると、吸引子２６が磁化されて、プ
ランジャー２４がバネ２７の力に打ち勝って吸引され、
出口部２１を開く。

次に室３ａを温蔵、室３ｂを、冷蔵運転する場合は、室
３ａのレバー３４を上方に上げて係止溝３６の位置にす
ると、磁石３１の影響を吸引子２６やプランジャー２４
がうけないみで出口部２１は閉路１：６ｏｔ’＆、ｒ　
＊　Ｋ　ａ　４．４”１・・３ｅＶｃ（ｉｄｌｆ；Ｅ＞
ｖ２’−３４により作動片３８が動作して加温用のヒー
タ６ａに通電される。一方、室３ｂは冷蔵するため、電
動圧縮機８は運転制御されている。従って、第１のキャ
ピラリチューブ１３には制御弁１７が閉じられることに
より、冷媒が流れず、全て第２のキャピラリチューブ１
４内を流れ、エバポレータ５ｂのみを冷却し、室３ｂを
冷却する（点線矢印の冷媒流れ）。

そして両室３ａ、３ｂ共に温運転の場合は、室３ａのレ
バー３４を係止溝３６の位置にし、室３ｂの切替スイッ
チ（図示せず）を温にすることにより、圧縮機８が停止
され、温ヒータ６ａ、６ｂに通電され室３ａに設けられ
た温サーモスタット（図示せず）にて両温ヒータｅａ、
ｅｂが制御され、両室３ａ、ａｂが加温制御される。以
上の様にして冷・温切替え制御をすることにより、電磁
弁等を用いることなく、冷媒回路の制御が可能となり、
冷温切替スイッチを：切換えるだけで室３ａ、３ｂは冷
−冷、温−冷、１′、ｌ温−温の運転の組合せが得られ
、一台の自動販売機で同時に冷商品と温商品を販売する
ことができる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
λ以上の説明からも明らかなように、本発明の貯蔵室は
、本体内に２室の貯蔵室を形成し、前記２室に冷却用の
エバポレータ、加温用のヒータを夫々設け、前記２室に
設置したエバポレータの上流側配管上に手動のレバーに
より開閉動作する制御弁を設け、前記レバーにより、制
御弁で制御されるエバポレータの設置している室のヒー
タ通電用のスイッチを連動させ、一方の室が温運転時に
は、前記レバーの切替えにより、制御弁が閉じると同時
に、連動しているスイッチによりヒータに通電するよう
にしたものであるから、レバーの動作によりスイッチも
切替るので冷−冷、冷−温、温−温の運転の組合わせが
得ら−れ、一台の自動販売機で同時に冷商品と温商品を
販売することができるので操作が簡単であるだけでなく
、また、磁石により切替るので電磁弁を使う必要がない
ため、省電力となり且つ故障が少なく高い信頼性が得ら
れる等実用効果大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の冷・温切替式自動販売機の
構成を示す正面図、第２図は第１図における冷却ユニッ
トの冷媒回路図、第３図はレバーにより開閉動作する制
御弁の断面図、第４図は第３図における斜視図、第６図
は従来の冷温運転切替式自動販売機の構成を示す正面図
、第６図は第６図における冷却ユニットの冷媒回路図を
示す。１・・・・・・キャビネット、３ａ　、３ｂ・・・・・
・室、４ａ、４ｂ・・・・・・商品棚、６ａ、ｓｂ・・
・・・・エバポレータ、６ａ、６ｂ・・・・・・ヒータ
、１３・・・・・・第１のキャピラリチューブ、１４・
・・・・・第２のキャピラリチューブ、１７・・・・・
・制御弁、３４・・・・・・レバー。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

本体内に２室の貯蔵室を形成し、前記２室に冷却用のエ
バポレータ、加温用のヒータを夫々設け、前記２室に設
置したエバポレータの上流側配管上に手動のレバーによ
り、開閉動作する制御弁を設け、前記レバーによる制御
弁の動作によりヒータへ通電するスイッチを連動させて
なシ、上記のエバポレータを直列に接続しで、圧縮機、
コンデンサ、第１のキャピラリチューブと接続して冷却
システムを形成し、前記第１のキャビラリチー−ブと上
流側のエバポレータとをバイパススルバイパス管を第２
のキャピラリチューブを介して設けるとともに、前記制
御弁を第１のキャピラリチューブの前段に配置して磁石
の上下動によって開閉動作をし、さらに前記磁石のレバ
ーを上流側のエバポレータの設置されている室のヒータ
のスイッチと連動させた冷・温切替式の貯蔵庫。