JPH0716221Y2 - 自動販売機の冷却装置 - Google Patents

自動販売機の冷却装置

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JPH0716221Y2
JPH0716221Y2 JP1986119590U JP11959086U JPH0716221Y2 JP H0716221 Y2 JPH0716221 Y2 JP H0716221Y2 JP 1986119590 U JP1986119590 U JP 1986119590U JP 11959086 U JP11959086 U JP 11959086U JP H0716221 Y2 JPH0716221 Y2 JP H0716221Y2
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Japan
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storage chamber
cooling
thermostat
heating
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悟郎 岸本
直資 深尾
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松下冷機株式会社
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動販売機の冷却装置に関するものである。
従来の技術 近年冷飲料および温飲料の自動販売機はホットアンドコ
ールドが主流であり、各季節に対応するために収納室の
数を増して冷飲料と温飲料の比率をかえているのが一般
的である。
以下図面を参照しながら、上述した自動販売機の冷却装
置の一例について第4図〜第6図を参考に説明する。第
4図において1は断熱壁を有する自動販売機本体であ
り、この自動販売機本体1の中の左側に第1商品収納室
2、中央に第2商品収納室3、右側に第3商品収納室4
がある。前記第1商品収納室2の中央に商品収納棚5が
下部には第1冷却器6,第1送風機7が配置されている。
前記第2商品収納室3の中央には商品収納棚8が下部に
は第1ヒータ9,第2送風機10が配置されている。前記第
3商品収納室4の中央には商品収納棚11が下部には第2
冷却器12,第2ヒータ13,第3送風機14が配置されてい
る。前記第1商品収納室2と第2商品収納室3の間に固
着している断熱壁に第2商品収納室3を冷却時に開ける
シャッター15を定着している。
次に電気回路図について説明する。第5図において、7,
10,14は第1,第2,第3送風機であり、両端を電源に接続
している。16は第3商品収納室4の温蔵用の第2サーモ
スタットであり一端を電源に他端を第2ヒータ13に接続
している。第2ヒータ13の一端は第3商品収納室4の冷
却,加温切換スイッチ17の一端17aに接続されている。
このスイッチ17の共通接点17cは電源に接続されてい
る。18は第3商品収納室4の冷却用の第2サーモスタッ
トであり一端を電源に他端を電磁弁19に接続されてい
る。この電磁弁19の他端には前記冷却,加温切換スイッ
チの一端17bに接続されている。20は第2商品収納室3
の冷却,加温切換スイッチであり一端を電源に他端を第
2商品収納室3の温蔵用の第1サーモスタット21に接続
されている。この第1サーモスタット21の他端は第1ヒ
ータ9の一端に接続されている。この第1ヒータ9の他
端は電源に接続されている。22は圧縮機であり、一端を
電源に他端を第1商品収納室2の冷却用の第1サーモス
タットに接続されており、この第1サーモスタット23の
一端は電源に接続されている。
次にシステム配管図について第6図を基に説明する。冷
媒の流れる回路は圧縮器24,第1キャピラリチューブ25,
第1冷却器6から圧縮機22へ帰るものと、圧縮機22より
凝縮器24,電磁弁19,第2キャピラリチューブ26,第2冷
却器12から圧縮機22へ帰るものの2つの回路がある。ま
た、圧縮機22,凝縮器24等で冷凍機27を構成している。
以上のように構成された自動販売機の冷却装置について
以下その動作を説明する。
まず第1商品収納室2,第2商品収納室3,第3商品収納室
4を共に冷却する場合第3商品収納室4の冷却,加温切
換スイッチ17を17b側へ閉成し、第2商品収納室3の冷
却,加温切換スイッチ20を開成し、シャッター15を開成
する。すると冷却システムは圧縮機22より凝縮器24,第
1キャピラリチューブ25,第1冷却器6を通って圧縮機2
2へ帰る回路と圧縮機22より凝縮器24,電磁弁19,第2キ
ャピラリチューブ26,第2冷却器12から圧縮機22へ帰る
回路が出来、第1商品収納室2,第3商品収納室4共に冷
却される。又、第2商品収納室3はシャッター15を開成
させる事により、第1商品収納室3の冷気を吸入する事
で冷却される。
第1商品収納室2及び第2商品収納室3の庫内温度はサ
ーモスタット23で圧縮機22をON−OFFさせ制御される。
第3商品収納室4の庫内温度は第2サーモスタット18で
電磁弁19をON−OFFさせ制御している。なお第1,第2,第
3送風機7,10,14は連続運転である。
つぎに第1商品収納室2,第2商品収納室3を冷却し、第
3商品収納室4を加温する場合は第3商品収納室4の冷
却,加温切換スイッチ17を接点17aに閉成し、第2商品
収納室3の冷却,加温切換スイッチ20を開成し、シャッ
ター15を開成する。すると冷却システムは圧縮機22より
凝縮器24,第1キャピラリチューブ25,第1冷却器6を通
って圧縮機22へ帰る回路が出来、第1商品収納室2が冷
却される。又、第2商品収納室3はシャッター15を開成
させる事により、第1商品収納室2より冷気を吸入する
事で冷却される。第1商品収納室2,第2商品収納室3の
庫内温度は第1サーモスタット23で圧縮機22をON−OFF
させ制御される。第3商品収納室4は冷却,加温切換ス
イッチ17が17a側へ閉成している為電磁弁19には通電さ
れず、第2ヒータ13に通電され、第3商品収納室4は加
温され、第2サーモスタット16によりON−OFF制御され
る。なお、第1,第2,第3送風機7,10,14は連続運転であ
る。
つぎに第1商品収納室2を冷却、第2商品収納室3,第3
商品収納室4を加温する場合は第3商品収納室4の冷
却,加温切換スイッチ17を接点17aに閉成し、第2商品
収納室3の冷却,加温切換スイッチを閉成し、シャッタ
ー15を閉成する。すると冷却システムは圧縮機22より凝
縮器24,第1キャピラリチューブ25,第1冷却器6を通っ
て圧縮機22へ帰る回路が出来、第1商品収納室2が冷却
される。第1商品収納室2の庫内温度は第1サーモスタ
ット23で圧縮機22をON−OFFさせ制御される。第2商品
収納室3は冷却,加温切換スイッチ20を閉成し、シャッ
ター15を閉成にした事により、第1ヒータ9に通電さ
れ、第1サーモスタット21によりON−OFFにより制御さ
れる。第3商品収納室4は第1,第2商品収納室2,3を冷
却し、第3商品収納室4を加温した場合の第3商品収納
室を加温した場合と同一である。つぎに第1商品収納室
2と第3商品収納室4を冷却し、第2商品収納室を加温
した場合は、第1商品収納室2と第3商品収納室4と3
室共に冷却した場合の第1商品収納室2と第3商品収納
室4と同一となる。
第2商品収納室は第1商品収納室2を冷却、第2,第3商
品収納室3,4を加温時の第2商品収納室3の動作と同一
となる。
第1,第2,第3送風機7,10,14は連続運転である。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、第1商品収納室2,
第3商品収納室4を冷却し、第2商品収納室3を加温す
る場合、圧縮機22は第1商品収納室2の第1サーモスタ
ット23にて制御する為、第1商品収納室2が大きく、第
3商品収納室4が小さい場合に第3商品収納室4が第2
商品収納室3の熱の影響を大きく受け所定の温度より高
くなるという欠点があった。
本考案は上記問題点を鑑み、三つの商品収納室の中央を
加温し両側を冷却する時に、中央の熱影響の大きい方の
商品収納室の冷却を促進する自動販売機の冷却装置を提
供するものである。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本考案の自動販売機の冷
却装置は、第1の冷却手段を備えた第1商品収納室と、
前記第1商品収納室に隣接して設けられ加熱手段を備え
た第2商品収納室と、前記第1商品収納室より容量が小
さく第2商品収納室に隣接して設けられ第2の冷却手段
を備えた第3商品収納室と、前記第1商品収納室と前記
第2商品収納室とを連通させる連通路と、前記連通路を
開閉するシャッターと、前記第1の冷却手段と前記第2
の冷却手段との並列回路に接続され前記第1の冷却手段
と前記第2の冷却手段とを作動させる冷凍機と、前記第
1商品収納室に設けられた第1サーモスタットと、前記
第3商品収納室に設けられた第2サーモスタットと、前
記第1サーモスタットと前記第2サーモスタットのどち
らか一方と前記冷凍機の電源線とを直列に切換え自在に
接続する切換スイッチと、前記シャッターを開けて前記
第1商品収納室の前記第1の冷却手段を使って前記第2
商品収納室を冷却するか前記シャッターを閉じて前記加
熱手段を使って前記第2商品収納室を加温するかを切換
える冷却・加温切換スイッチと、前記第1商品収納室と
前記第3商品収納室の両方が冷却状態のとき前記切換ス
イッチを前記冷却・加温切換スイッチの切換えに連動さ
せて、前記第2商品収納室を冷却する場合は前記第1サ
ーモスタットと前記冷凍機の電源線とを直列に接続する
ように前記切換スイッチを切換え、前記第2商品収納室
を加温する場合は前記第2サーモスタットと前記冷凍機
の電源線とを直列に接続するように前記切換スイッチを
切換える制御手段とを備えるものである。
作用 本考案の自動販売機の冷却装置では、3つの商品収納室
の全てを冷却状態で使用するときは、第1商品収納室と
第3商品収納室のうち容量が大きくて、それにより温度
変動の小さい第1商品収納室の第1サーモスタットによ
り冷凍機を制御させて、冷凍機の運転・停止の周期を長
くし、3つの商品収納室の庫内温度を安定させることが
できる。
また、中央の第2商品収納室のみを加温させ、他の2つ
の商品収納室を冷却する場合は、第1商品収納室と第3
商品収納室のうち容量が小さくて、それにより加温状態
の第2商品収納室の熱の影響を受け易い第3商品収納室
の第2サーモスタットにより冷凍機を制御させて、加温
状態の第2商品収納室の熱の影響を受け易い側の商品収
納室の温度を適温で安定させることができる。
実施例 以下、本考案の一実施例の自動販売機の冷却装置を第1
図から第3図を参考に説明する。
第1図において、1は断熱壁を有する自動販売機本体で
あり、この自動販売機本体1の中の左側に第1商品収納
室2、中央に第1商品収納室2と連通した第2商品収納
室3、右側に第3商品収納室4がある。第1商品収納室
2内には、中央に商品収納棚5が、下部に第1冷却器6,
第1送風機7が配置されている。第2商品収納室3内に
は、中央に商品収納棚8が、下部に第1ヒータ9,第2送
風機10が配置されている。第3商品収納室4内には、中
央に商品収納棚11が、下部に第2冷却器12,第2ヒータ1
3,第3送風機14が配置されている。第1商品収納室2と
第2商品収納室3との間の断熱壁の下部には連通部分を
開閉するシャッター15を配置している。
次に電気回路図について説明する。第2図において、7,
10,14は第1,第2,第3送風機であり、両端を電源に接続
されている。28はシャッター15を開けることにより第2
商品収納室3を冷却するか第1ヒータ9により第2商品
収納室3を加温するかを切換える冷却・加温切換スイッ
チであり、共通端子28aは電源の一方へ接続され、一端2
8bは温蔵用第1サーモスタット20の一端に接続されてい
る。温蔵用第1サーモスタット20の他端は第1ヒータ9
の一端に接続され、第1ヒータ9の他端は電源の他方に
接続されている。16は第3商品収納室4用の温蔵用第2
サーモスタットで一端が電源の一方に接続され、他端が
第2ヒータ13の一端に接続されている。第2ヒータ13の
他端は、第3商品収納室4用の冷却・加温切換スイッチ
29の一端29bに接続され、この冷却・加温切換スイッチ2
9の共通端子29cは電源の他方に接続され、冷却・加温切
換スイッチ29の他端29aは第3商品収納室4用の冷却用
第2サーモスタット18の一端に接続され、冷却用第2サ
ーモスタット18の他端は第3商品収納室4用の冷却・加
温切換スイッチ29と連動して切り換わる切換スイッチ30
の共通端子30c及び第2商品収納室3用の冷却・加温切
換スイッチ28と連動して切り換わる切換スイッチ31の一
端31aに接続されている。切換スイッチ30の一端30aは第
3商品収納室4用の第2電磁弁32の一端に接続され、第
2電磁弁32の他端は電源の一方に接続されている。切換
スイッチ30の他端30bは第1商品収納室2用の第1サー
モスタット23の一端、および、第1商品収納室2用の第
1電磁弁33の一端、および、切換スイッチ31の他端31b
に接続され、第1サーモスタット23の他端は電源の他方
に接続されている。また、第1電磁弁33の他端は電源の
一方に接続されている。切換スイッチ31の共通端子31c
は圧縮機22の一端に接続され、圧縮機22の他端は電源の
一方に接続されている。
次にシステム配管図について第3図を基に説明する。冷
媒の流れる回路は、圧縮器22から凝縮器24、第1電磁弁
33、第1キャピラリチューブ15、第1冷却器6を通って
帰る回路と、圧縮機22から凝縮器24、第2電磁弁32、第
2キャピラリチューブ26、第2冷却器12を通って帰る回
路とがある。また、圧縮機22、凝縮器24等で冷凍機27を
構成している。
以上のように構成された自動販売機の冷却装置について
以下その動作を説明する。
まず、第1商品収納室2,第2商品収納室3及び第3商品
収納室4を冷却する場合、第2商品収納室3の冷却,加
温切換スイッチ28を閉成し、連動して動く切換スイッチ
31を接点31b側に閉成させ、シャッター15を開成させ
る。また、第3商品収納室4の冷却・加温切換スイッチ
29を接点29a側に閉成させ、連動して動く切換スイッチ3
0を接点30a側に閉成させる。
このとき、第1商品収納室2用の第1サーモスタット23
により圧縮機22及び第1電磁弁33が制御され、第1,第2
商品収納室2,3の温度を制御している。また、第3商品
収納室4用の冷却用第2サーモスタット18により第2電
磁弁を制御して第3商品収納室4の温度制御をしてい
る。なお第1,第2,第3送風機7,10,14は連続運転であ
る。冷却システムは圧縮機22より凝縮器24、第1電磁弁
33、第1キャピラリチューブ25、第1冷却器6を通って
圧縮機22へ帰る回路と、圧縮機22から凝縮器24、第2電
磁弁32、第2キャピラリチューブ26、第2冷却器12を通
って圧縮機22へ帰る回路ができ、第1,第2,第3商品収納
室2,3,4共に冷却される。
つぎに、第1商品収納室2及び第2商品収納室3を冷却
し、第3商品収納室4を加温する場合、第2商品収納室
3の冷却,加温切換スイッチ28を開成し、連動して動く
切換スイッチ31を接点31b側に閉成させ、シャッター15
を開成させる。また、第3商品収納室4の冷却・加温切
換スイッチ29を接点29b側に閉成させ、連動して動く切
換スイッチ30を接点30b側に閉成させる。
このとき、第1商品収納室2用の第1サーモスタット23
により圧縮機22及び第1電磁弁33が制御され、第1,第2
商品収納室2,3の温度を制御している。また、第3商品
収納室4は温蔵用第2サーモスタット16により第2ヒー
タ13をON−OFFして加温している。なお、第1,第2,第3
送風機7,10,14は連続運転である。冷却システムは圧縮
機22より凝縮器24、第1電磁弁33、第1キャピラリチュ
ーブ25、第1冷却器6を通って圧縮機22へ帰る回路がで
き、第1,第2商品収納室2,3が冷却される。
つぎに、第1商品収納室2を冷却し、第2,第3商品収納
室3,4を加温する場合、第2商品収納室3の冷却・加温
切換スイッチ28を接点28b側へ閉成し、連動して動く切
換スイッチ31を接点31a側に閉成させ、シャッター15を
閉成させる。また、第3商品収納室4の冷却・加温切換
スイッチ29を接点29b側に閉成させ、連動して切換スイ
ッチ30を接点30b側に閉成させる。
このとき、第1商品収納室2用の第1サーモスタット23
により圧縮機22及び第1電磁弁33が制御され、第1商品
収納室2の温度を制御している。第2商品収納室3は温
蔵用第1サーモスタット20により第1ヒータ9をON−OF
Fさせ、加温し温度を制御している。また、第3商品収
納室4は温蔵用第2サーモスタット16により第2ヒータ
13をON−OFFさせ加温し温度制御している。なお、第1,
第2,第3送風機7,10,14は連続運転である。冷却システ
ムは圧縮機22より凝縮器24、第1電磁弁33、第1キャピ
ラリチューブ25、第1冷却器6を通って圧縮機22へ帰る
回路ができ、第1商品収納室2が冷却される。
つぎに、第1商品収納室2及び第3商品収納室4を冷却
し、第2商品収納室3を加温する場合、第2商品収納室
3の冷却・加温切換スイッチ28を接点28b側へ閉成し、
連動して動く切換スイッチ31を接点31a側に閉成させ、
シャッター15は閉成させる。また、第3商品収納室4の
冷却・加温切換スイッチ29を接点29a側に閉成させ、連
動して動く切換スイッチ30を接点30a側に閉成させる。
このとき、第1商品収納室2用の第1サーモスタット23
により第1電磁弁33がON−OFF制御され、第1商品収納
室2の温度を制御している。第2商品収納室3は温蔵用
第1サーモスタット20により第1ヒータ9をON−OFFさ
せ、加温し温度を制御している。また、第3商品収納室
4は冷蔵用第2サーモスタット18により圧縮機22及び第
2電磁弁32をON−OFF制御し、温度を制御している。な
お、第1,第2,第3送風機7,10,14は連続運転である。冷
却システムは圧縮機22より凝縮器24、第1電磁弁33、第
1キャピラリチューブ25、第1冷却器6を通って圧縮機
22へ帰る回路と、圧縮機22から凝縮器24、第2電磁弁3
2、第2キャピラリチューブ26、第2冷却器12を通って
圧縮機22へ帰る回路ができ、第1,第3商品収納室2,4が
冷却される。
以上のように本実施例の自動販売機の冷却装置は、自動
販売機庫内に設けた第1商品収納室2と、第1商品収納
室2と連通した中央の第2商品収納室3と、第1商品収
納室2より容量の小さい第3商品収納室4と、第1商品
収納室2と第2商品収納室3との連通部分を開閉するシ
ャッター15と、冷凍機27と、第1、第3商品収納室2,4
にそれぞれ配置され冷凍機27にそれぞれ並列に接続した
第1冷却器6と第2冷却器12と、第2商品収納室3に配
置した第1ヒータ9と、第1冷却器6と第2冷却器12と
にそれぞれ直列に接続した第1電磁弁33と第2電磁弁32
と、第1商品収納室2の温度に応じて第1電磁弁33を制
御する第1サーモスタット23と、第3商品収納室4の温
度に応じて第2電磁弁32を制御する冷却用第2サーモス
タット18と、第1サーモスタット23と冷却用第2サーモ
スタット18のうちどちらか一方と冷凍機27とを直列に切
換え自在に接続する切換スイッチ31と、シャッター15を
開けることにより第2商品収納室3を冷却するか第1ヒ
ータ9により第2商品収納室3を加温するかを切換える
冷却・加温切換スイッチ28と、切換スイッチ31の切換え
を冷却・加温切換スイッチ28の切換えに連動させる制御
回路とを備えるので、3つの商品収納室2,3,4の全てを
冷却状態で使用するときは、第3商品収納室4より容量
が大きくて、それにより温度変動の小さい第1商品収納
室2の第1サーモスタット23により圧縮機22を制御させ
て、冷凍機27の運転・停止の周期を長くし、3つの商品
収納室2,3,4の庫内温度を安定させることができる。
また、中央の第2商品収納室3のみを加温させ、他の2
つの商品収納室2,4を冷却する場合は、第1商品収納室
2より容量が小さくて、それにより加温状態の第2商品
収納室3の熱の影響を受け易い第3商品収納室4の冷却
用第2サーモスタット18により圧縮機22を制御させて、
加温状態の第2商品収納室3の熱の影響を受け易い第3
商品収納室4の温度を適温で安定させることができる。
また、自動的に圧縮機22を制御するサーモスタットが変
わるので操作する手間もかからない。
考案の効果 以上のように本考案の自動販売機の冷却装置は、第1の
冷却手段を備えた第1商品収納室と、前記第1商品収納
室に隣接して設けられ加熱手段を備えた第2商品収納室
と、前記第1商品収納室より容量が小さく前記第2商品
収納室に隣接して設けられ第2の冷却手段を備えた第3
商品収納室と、前記第1商品収納室と前記第2商品収納
室とを連通させる連通路と、前記連通路を開閉するシャ
ッターと、前記第1の冷却手段と前記第2の冷却手段と
の並列回路に接続され前記第1の冷却手段と前記第2の
冷却手段とを作動させる冷凍機と、前記第1商品収納室
に設けられた第1サーモスタットと、前記第3商品収納
室に設けられた第2サーモスタットと、前記第1サーモ
スタットと前記第2サーモスタットのどちらか一方と前
記冷凍機の電源線とを直列に切換え自在に接続する切換
スイッチと、前記シャッターを開けて前記第1商品収納
室内の前記第1の冷却手段を使って前記第2商品収納室
を冷却するか前記シャッターを閉じて前記加熱手段を使
って前記第2商品収納室を加温するかを切換える冷却・
加温切換スイッチと、前記第1商品収納室と前記第3商
品収納室の両方が冷却状態のとき前記切換スイッチを前
記冷却・加温切換スイッチの切換えに連動させて、前記
第2商品収納室を冷却する場合は前記第1サーモスタッ
トと前記冷凍機の電源線とを直列に接続するように前記
切換スイッチを切換え、前記第2商品収納室を加温する
場合は前記第2サーモスタットと前記冷凍機の電源線と
を直列に接続するように前記切換スイッチを切換える制
御手段とを備えるので、3つの商品収納室の全てを冷却
状態で使用するときは、第1商品収納室と第3商品収納
室のうち容量が大きくて、それにより温度変動の小さい
第1商品収納室の第1サーモスタットにより冷凍機を制
御させて、冷凍機の運転・停止の周期を長くし、3つの
商品収納室の庫内温度を安定させることができる。
また、中央の第2商品収納室のみを加温させ、他の2つ
の商品収納室を冷却する場合は、第1商品収納室と第3
商品収納室のうち容量が小さくて、それにより加温状態
の第2商品収納室の熱の影響を受け易い第3商品収納室
の第2サーモスタットにより冷凍機を制御させて、加温
状態の第2商品収納室の熱の影響を受け易い側の商品収
納室の温度を適温で安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における自動販売機の冷却装
置を適用した自動販売機内側の正面図、第2図は同実施
例の自動販売機の冷却装置の電気回路図、第3図は同実
施例の自動販売機の冷却装置のシステム配管図、第4図
は従来例における自動販売機内側の正面図、第5図は従
来例における自動販売機の冷却装置の電気回路図、第6
図は従来例における自動販売機の冷却装置のシステム配
管図である。 2……第1商品収納室、3……第2商品収納室、4……
第3商品収納室、6……第1冷却器、9……第1ヒー
タ、12……第2冷却器、15……シャッター、18……冷却
用第2サーモスタット、23……第1サーモスタット、27
……冷凍機、28……冷却・加温切換スイッチ、31……切
換スイッチ、32……第2電磁弁、33……第1電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の冷却手段を備えた第1商品収納室
    と、前記第1商品収納室に隣接して設けられ加熱手段を
    備えた第2商品収納室と、前記第1商品収納室より容量
    が小さく前記第2商品収納室に隣接して設けられ第2の
    冷却手段を備えた第3商品収納室と、前記第1商品収納
    室と前記第2商品収納室とを連通させる連通路と、前記
    連通路を開閉するシャッターと、前記第1の冷却手段と
    前記第2の冷却手段との並列回路に接続され前記第1の
    冷却手段と前記第2の冷却手段とを作動させる冷凍機
    と、前記第1商品収納室に設けられた第1サーモスタッ
    トと、前記第3商品収納室に設けられた第2サーモスタ
    ットと、前記第1サーモスタットと前記第2サーモスタ
    ットのどちらか一方と前記冷凍機の電源線とを直列に切
    換え自在に接続する切換スイッチと、前記シャッターを
    開けて前記第1商品収納室内の前記第1の冷却手段を使
    って前記第2商品収納室を冷却するか前記シャッターを
    閉じて前記加熱手段を使って前記第2商品収納室を加温
    するかを切換える冷却・加温切換スイッチと、前記第1
    商品収納室と前記第3商品収納室の両方が冷却状態のと
    き前記切換スイッチを前記冷却・加温切換スイッチの切
    換えに連動させて、前記第2商品収納室を冷却する場合
    は前記第1サーモスタットと前記冷凍機の電源線とを直
    列に接続するように前記切換スイッチを切換え、前記第
    2商品収納室を加温する場合は前記第2サーモスタット
    と前記冷凍機の電源線とを直列に接続するように前記切
    換スイッチを切換える制御手段とを備えた自動販売機の
    冷却装置。
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JPS61260389A (ja) * 1985-05-14 1986-11-18 富士電機株式会社 自動販売機の運転制御方法

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