JPS581949Y2 - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

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Publication number
JPS581949Y2
JPS581949Y2 JP9484678U JP9484678U JPS581949Y2 JP S581949 Y2 JPS581949 Y2 JP S581949Y2 JP 9484678 U JP9484678 U JP 9484678U JP 9484678 U JP9484678 U JP 9484678U JP S581949 Y2 JPS581949 Y2 JP S581949Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield plate
metal case
proximity switch
circuit board
printed circuit
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Expired
Application number
JP9484678U
Other languages
English (en)
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JPS5511758U (ja
Inventor
国久道治
Original Assignee
オムロン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
Priority to JP9484678U priority Critical patent/JPS581949Y2/ja
Publication of JPS5511758U publication Critical patent/JPS5511758U/ja
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Publication of JPS581949Y2 publication Critical patent/JPS581949Y2/ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は高周波発振型の近接スイッチに関する。
高周波発振型の近接スイッチは検出コイルを有する発振
回路、増幅回路などで構成されている。
そして検出体(金属)が検出コイルに接近した際、検出
体(金属)内に検出コイルの磁界による渦電流が発生す
るため発振回路がエネルギ損失を受は発振停止あるいは
発振開始することにより検出動作を行う構成となってい
る。
筐た、この検出体は磁性体、非磁性体を問わず各種金属
の検出が可能なため広い応用分野をもつものである。
また高周波発振型近接スイッチは第1図に示すタイプの
ものが多く使用されている。
第1図において感応面11は合成樹脂でなシ検出コイル
が内蔵され検出体の接近に応答するようになっている。
発振回路、増幅回路等の電気回路は金属ケース1内に収
納されている。
そしてこの金属ケース1の側面には雄ネジが切られてお
り、金属板10に取り付けられることにより所定箇所に
固定されている。
またこの種の高周波発振型近接スイッチにふ・いては、
取り付けられる金属板が完全に接地されていないと、外
部からの雑音が金属ケースと電源ライン間に加わり誤動
作の原因となっていた。
そして、この外部雑音の悪影響を防止するため第2図お
よび第3図において示すような構成が従来からとられて
いる。
第2図において、高周波発振型近接スイッチの金属ケー
ス1内には発振回路、増幅回路等の電気回路を組み込ん
だプリント基板2が収納されている。
玄たプリント基板2には絶縁紙3が巻かれ、金属ケース
1との絶縁を図っている。
さらに金属ケース1内に絶縁性合成樹脂Iを充填するこ
とによりプリント基板2を金属ケース1内に固定すると
ともに、より完全な絶縁を達成している。
つぎに第3図に訃いて、高周波発振型近接スイッチの金
属ケース1内には発振回路、増幅回路等の電気回路を組
み込んだプリント基板2が収納されている。
また金属ケース1、プリント基板2の間には金属製のシ
ールド板4が挿入されている。
そして、このシールド板4はプリント基板2の電気回路
のOVラインに接続されている。
そして第2図と同様、金属ケース1内に絶縁性合成樹脂
7を充填することによりシールド板4、プリント基板2
を金属ケース1内に固定するとともに各部の絶縁をより
完全なものとしている。
これにより金属ケース1から侵入する外部雑音は金属ケ
ース1、シールド板4間の浮遊容量Cを通って前記電気
回路のO■ラインに落ちるため電気回路は外部雑音の影
響を受けなくなる。
以上の様な構成により、第2図の場合では金属ケース1
とプリント基板2との絶縁は確実であるが、金属ケース
1とプリント基板2(電気回路)間の浮遊容量が無視し
得えない。
つ筐り外部から侵入する雑音は金属ケース1よシこの浮
遊容量を介してプリント基板2(電気回路)に侵入し、
電気回路の誤動作の原因となる。
また、この浮遊容量は金属ケース1、プリント基板2間
の間隙が短い程、より大きな静電容量となって前記の悪
影響が顕在化することになる。
したがって金属ケース1、プリント基板2間はある程度
の距離を設けることが必要となり、近接スイッチの小型
化の際の障壁となっている。
筐た第3図の場合では前記の様に金属ケース1とプリン
ト基板2(電気回路)間の浮遊容量の問題は解決されて
いる。
しかし金属ケース1、プリント基板2間の間隙が短い小
型の近接スイッチの場合、電気回路のOvライン以外の
ラインとシールド板4の絶縁あるいはシールド板4と金
属ケース1の絶縁がスペース的に極めて困難となってい
るため、第2図の場合と同様に近接スイッチの小型化の
際の障壁となっている。
この考案は上記に鑑み、高周波発振型近接スイッチにお
ける金属ケー凋勾の電気回路の絶縁および外部雑音侵入
のしゃ断を確実に行うことのできるシールド板を使用す
ることにより、安定した動作および小型化が可能な高周
波発振型近接スイッチを提供することを目的としている
以下、この考案の実施例について、第4図および第5図
を参照しながら説明する。
第4図は、この考案によるシールド板5を示している。
すなわちシールド板5は絶縁性の良好な合成樹脂フィル
ム51.53間に数ミクロンの厚さを有する金属箔52
が介在されてなる。
第5図はシールド板5の装着状態を示している。
第5図において、第2図、第3図の場合と同様に近接ス
イッチの金属ケース1内に電気回路を組み込んだプリン
ト基板2が収納されている。
またシールド板5はプリント基板2に巻かれている。
またシールド板5の金属箔52の一部分はプリント基板
2の電気回路のOvラインに接続されている。
そして、金属ケース1内に絶縁性合成樹脂Iを充填する
ことによりプリント基板2を金属ケース1内に固定する
とともに各部の絶縁をより完全なものとしている。
以上の構成により、金属ケース1、プリント基板2(電
気回路)間の絶縁はシールド板5の絶縁性の合成樹脂フ
ィルム51.53両層および絶縁性合成樹脂7により確
実なものとなっている。
また金属箔52は第3図において述べたシールド板4と
同様の構成となっているため、金属ケース1内の浮遊容
量による電気回路への悪影響の問題を解決している。
lた、シールド板5は前述の様に合成樹脂フィルムおよ
び極めて薄い金属箔でなるため柔軟性に富むものである
したがってシールド板5はある程度、自由な形状でプリ
ント基板2(電気回路)に密着して巻くことができ、金
属ケース1とプリント基板2(電気回路)との間隙が短
い場合においても対応できるものとなっている。
また、その形状より明らかな様に金属箔52は合成樹脂
フィルム51.53により、接続された電気回路のOV
ライン以外の箇所と短絡することはない。
以上、実権例について説明したように、この考案によれ
ば高周波発振型近接スイッチ4の金属ケースと金属ケー
ス内に収納される(発振回路、増幅回路等の)電気回路
との絶縁、および前記電気回路への外部雑音侵入のしゃ
断を簡易に行うことができるシールド板の使用により、
外部雑音の悪影響を受けない安定した検出動作ネ・よび
小型化が容易に実現される高周波発振型近接スイッチを
提供し得る。
なお本考案のシールド板は加工性(延性)、導電性の良
好な貴金属を用いた金属箔の両面に合成樹脂フィルムを
設ける、あるいは合成樹脂フィルム上にアルミ等の薄膜
を蒸着させる等により容易に製造可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は近接スイッチの一例を示す斜視図、第2図およ
び第3図は従来例を示す断面図、第4図は本考案のシー
ルド板を示す切欠斜視図、第5図は本考案の実施例を示
す断面図である。 1・・・・・・金属ケース、2・・・・・・プリント基
板、4゜5・・・・・・シールド板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検出物体の接近に応答する検出コイルと、この検出コ
    イルとともに発振回路を形成し前記被検出物体の接近に
    より発振状態の変化を生じさせて検出出力を得る回路部
    と、前記検出コイルと前記回路部とを収納する金属ケー
    スと、第1、第2の絶縁性の合成樹脂製フィルムと、前
    記第1、第2の合成樹脂製フィルム間に介在する金属箔
    とからなるシールド板とを有し、このシールド板の金属
    箔を前記回路部のアースに接続し、さらに前記シールド
    板で前記回路部を包囲して前記回路部の静電シールドを
    行うようにした近接スイッチ。
JP9484678U 1978-07-10 1978-07-10 近接スイッチ Expired JPS581949Y2 (ja)

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JP9484678U JPS581949Y2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 近接スイッチ

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JP9484678U JPS581949Y2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 近接スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPS5511758U JPS5511758U (ja) 1980-01-25
JPS581949Y2 true JPS581949Y2 (ja) 1983-01-13

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ID=29027232

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JP9484678U Expired JPS581949Y2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 近接スイッチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58192433U (ja) * 1982-06-16 1983-12-21 富士電機株式会社 近接スイツチ
CN108700483B (zh) 2016-02-25 2020-09-29 西铁城精密器件株式会社 压力检测装置以及压力检测系统
JP6499601B2 (ja) * 2016-02-25 2019-04-10 シチズンファインデバイス株式会社 検出装置および検出システム

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JPS5511758U (ja) 1980-01-25

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