JPS5819489Y2 - 自動車用メ−タ - Google Patents

自動車用メ−タ

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JPS5819489Y2
JPS5819489Y2 JP11726478U JP11726478U JPS5819489Y2 JP S5819489 Y2 JPS5819489 Y2 JP S5819489Y2 JP 11726478 U JP11726478 U JP 11726478U JP 11726478 U JP11726478 U JP 11726478U JP S5819489 Y2 JPS5819489 Y2 JP S5819489Y2
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JP
Japan
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pointer
measuring coil
yoke
coil
voltage
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JP11726478U
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JPS5534243U (ja
Inventor
雄一 蔦木
昇 渡部
Original Assignee
ジエコ−株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電流計と電圧計に兼用できる自動車用メータに
関するものである。
従来、自動車にはエンジン回転中にバッテリの充電電流
および放電電流をチェックする電流計いわゆるアンメー
タとエンジン回転前にバッテリの端子電圧を測定する電
圧計が装着されている。
このようにメータが2個あると、ダツシュボードパネル
面の面積をとってしまい、またコストが高くなるなどの
欠点があったが、各メータの駆動動作原理が異るため、
従来の電流計と電圧計を一体に組込んで共用させること
は困難であった。
本考案はこのような点を解決するためになされたもので
、その目的とするところは、簡単な構造で電圧計と電流
計に兼用でき、小形でコストの安い自動車用メータを提
供することにある。
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る自動車用メータの一実施例の分解
斜視図である。
1は文字板、1aは文字板1に形成された軸孔、2はカ
ラー3に固定され文字板1上を回動する指針、4は磁極
4N、4Sを有する磁石、5はベース、5aはベース5
に形成された軸受孔、6はベース5に取付けられた端子
ねじ、7はその画先端に磁極部7 a 、7 bを形成
した可動磁片、8は可動磁片7の中心に貫通し固定した
指針軸、8aは指針軸8に形成した段部でここから前方
に指針軸8は細く形成される。
9は非磁性材からなる保持板、9aは保持板9に形成さ
れた軸受部、10はヨーク、11 a 、11 b、1
1 C,11dはヨーク10の先にそれぞれ形成され保
持板9を貫通して折曲げられたヨーク磁極、12はヨー
ク10に巻回された電流測定用のコイル、13は同じく
ヨーク10に巻回された電圧測定用のコイルである。
第2図はこの自動車用メータの要部の縦断面図である。
指針軸8は軸受孔5aおよび軸受部9aによって軸支さ
れ、段部8aから前端部は軸受孔5aおよび軸孔1aを
貫通してその先端は文字板1上に突出している。
指針軸8の先端には指針2がカラー3によって固定され
ている。
可動磁片7の一面には磁石4の磁極4N、4Sが対向し
、他面にはヨーク磁極11 a・・・・・・が対向して
いる。
ヨーク10の磁気回路に対してコイル12.13は並列
的に巻回されているので、どちらのコイルが励磁されて
も各ヨーク磁極は磁化される。
このメータはアンメータなどに用いられているいわゆる
空心形の構造を有している。
第3図は可動磁片の動作を説明するための要部正面図で
ある。
コイル12.13とも励磁されていない常時には、可動
磁片7は磁極部7a、7bが磁石4の磁極4N、4Sに
それぞれ吸引されて対向し図に示した位置に保持される
これがメータとしての零目盛位置である。
ヨーク磁極11 a・・・・・・はその中心線が磁極4
N、4Sの中心線に対して垂直になるように配置される
このような構成で、ヨーク磁極11 a・・・・・・が
磁化されると可動磁片7の磁極部7 a 、7 bが吸
引され、可動磁片7は90°の角度範囲内で磁化された
量に応じて回動する。
ここで、いまメータを電圧計として用いた場合について
説明する。
コイル13に被測定直流電圧を印加すると、ヨーク磁極
11 a、11 bはN極、ヨーク磁極11C,lld
はS極にそれぞれ磁化される。
磁極部7aは磁石4のN極の磁極4Nに対向しているの
でS極に磁化されているためヨーク磁極11 a 、1
1 bに吸引され、磁極部7bはS極の磁極4Sに対向
しているのでN極に磁化されているためヨーク磁極11
C911dに吸引され、この結果、可動磁片7は図でみ
て時計方向に回動する。
このとき指針2も指針軸8を介して一体に回動する。
ここで、可動磁片7は磁極4N、4Sとヨーク磁極11
a・・・・・・の各吸引力の平衡した位置で停止する
ため、その回動角度はコイル13に印加される電圧の値
に応じて変化する。
磁極部7 a 、7 bとヨーク磁極11 a・・・・
・・の間の角度θは、従来のアンメータでは10’以下
であるが、これを20°程度に大きくすると印加電圧と
回動角度の間にS字形の非直線特性が得られる。
電圧が小さい範囲ではθが太きいためヨーク磁極11a
・・・・・・の吸引力は十分に得られず可動磁片7の回
動角度はあまり増加しない。
電圧がある点まで増加すると磁極部7aおよび7bの磁
極4Nおよび4Sに対する離反とヨーク磁極11 a;
11 bおよび11C911dに対する接近が相乗的に
加わって勾配が大きくなり、磁極部7aがヨーク磁極1
1 aと11 bをまたぎ、また磁極部7bがヨーク磁
極11Cと11 dをまたぐ位置までくると再び回動角
度の増加が少なくなる。
ここで、コイル13の巻数などを適当に設定することに
より電圧を8〜16Vの範囲で広い回動角度にとること
が可能となる。
第4図はコイルに供給する電圧および電流と指針の振れ
角の関係を示すグラフである。
図において、特性aはコイル13に電圧を印加した場合
を示す。
電圧がO〜8■の範囲では勾配は小さく指針2は20°
程度しか振れないが、それ以後は大きな勾配で16Vま
でに80°程度まで振れ、16V以上では飽和して殆ん
ど振れなくなる。
バッテリは定格電圧が12Vであり、この電圧を測定す
る場合は8〜16■の範囲を測定すれば十分であり、8
■から下の方の電圧は必要ない。
このため、表示したい8〜16■の範囲で指針2の振れ
角が最大範囲90沖のほぼ60°までとれ表示が見やす
くなる。
なお、指針2の振れ角の0〜20°の範囲は電圧計とし
ては使用しないことになる。
図の特性aはコイル13に抵抗を並列接続することによ
り微細調整して所望の特性にすることができる。
次にメータを電流計として用いる場合について説明する
コイル12に被測定直流電流を流すと、ヨーク磁極11
a、llbはN極、ヨーク磁極11C111dはS極に
それぞれ磁化され、可動磁片7は時計方向に回動する。
また、コイル12に逆方向の電流を流すと、ヨーク磁極
11 a、11 bはS極、ヨーク磁極11C911d
はN極にそれぞれ磁化され、可動磁片7は反時計方向に
回動する。
ここで、コイル12の巻数などを適当に設定することに
より全負荷で可動磁片7の回動角度を30°以内にとる
ことが可能となる。
第4図の特性b1はコイル12に正方向の電流を流した
場合、特性b2はコイル12に負方向の電流を流した場
合をそれぞれ示す。
指針2の零目盛位置から左右すなわち時計方向および反
時計方向にそれぞれ振れ角30°の範囲で電流値に応じ
て直線的に指針2が振れる。
第5図はコイル12.13の接続回路図である。
図において、Bはバッテリ、Lは負荷、Gはジェネレー
タ、Aはエンジンの回転によって動作するスイッチアク
チェータ、SWlはイングニツションスイッチ、SW2
.SW3は電圧計、電流計を切換えるためのスイッチで
ある。
図は自動車を使用していない状態を示す。
エンジンキーをイングニツションスイッチSW1に差込
んでオンすると、スイッチSW2はオンしているので負
荷りに電流が供給されると同時に、スイッチSW3がa
端子にオンしているのでコイル13にバッテリBの端子
電圧が印加される。
これにより文字板上の指針の振れ角でバッテリBの電圧
を測定することができる。
しかる後エンジンを始動させるとスイッチアクチェータ
Aが動作し、この動作によりスイッチSW2がオフする
とともにスイッチSW3がa端子からb端子に切換わる
この結果、バッテリBと負荷りの間にコイル12が直列
に接続され、バッチ)Bの充放電電流が測定できる。
負荷りが正常のときはジェネレータGからバッテリBに
充電電流が流れて指針は文字板上の正の目盛範囲を振れ
、負荷りが大きいときはバッテリBから放電電流が流れ
て指針は文字板上の負の目盛範囲を振れる。
第6図は文字板1の正面図である。
真中に配置した零目盛位置から左右にほぼ各30°にわ
たり電流計の目盛が表示される。
右側は充電電流を示す正の電流目盛、左側は放電電流を
示す負の電流目盛が記される。
零目盛位置から右側に20°の位置から80°の位置ま
で60°の範囲にわたり8〜16Vの電圧計の目盛が表
示される。
第7図は他の実施例の文字板の正面図である。
この場合、コイル12.13を適当に設定し、電流計と
しては零目盛位置から左右の両側に例えば各25゜の範
囲使用し、その正の目盛範囲から連続して8〜16Vの
電圧目盛を例えば55°の範囲に表示して電圧計として
使用するものである。
電流目盛の範囲の部分21 bは文字板21の地とは異
なる色に着色する。
この実施例では目盛が一列に形成されるので文字板21
の直径を小さくできる。
以上の実施例では電圧計と電流計をエンジンの回転によ
って自動的に切換えたが、手動で切換えることもできる
このように本考案に係る自動車用メータによると、簡単
な構造で電圧計と電流計とを兼用して使用することがで
きるため、小形にまとめることができ、かつコイル以外
の各部品は共用できるのでコストも大幅に低減できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用メータの一実施例の分解
斜視図、第2図はその要部の縦断面図、第3図は可動磁
片の動作を説明するための要部正面図、第4図は電圧、
電流と指針の振れ角の関係を示すグラフ、第5図はコイ
ルの接続回路図、第6図は文字板の正面図、第7図は他
の実施例の文字板の正面図である。 1・・・・・・文字板、2・・・・・・指針、4・・・
・・・磁石、4N、4S・・・・・・磁極、5・・・・
・・ベース、7・・・・・・可動磁片、7 a 、7
b・・・・・・磁極部、8・・・・・・指針軸、9・・
・・・・保持板、10・・・・・・ヨーク、11 a
、11 b 、11 c 、11 d−・・・・ヨーク
磁極、12゜13・・・・・・コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動自在に支持された指針軸と、両端に磁極部が形成さ
    れ中心に前記指針軸が固定された可動磁片と、前記指針
    軸に固定され文字板上の目盛を指示する指針と、この指
    針がコイル非励磁時に零目盛位置を指すように前記可動
    磁片の磁極部を吸引して保持する磁石と、電流測定用コ
    イルおよび電圧測定用コイルが巻回され、ヨーク磁片の
    中心線が前記磁石の磁極の中心線に対してほぼ垂直にな
    るように、かつヨーク磁片と前記磁極部との間がほぼ2
    0°になるように配置されたヨークと、前記電流測定用
    コイルと電圧測定用コイルを選択的に使用するためバッ
    テリに対して切換えるスイッチ回路とを備え、前記電流
    測定用コイルに被測定電流を流したときは、前記指針を
    前記零目盛から左右に所定角度範囲だけ回動させて電流
    計として用い、前記電圧測定用コイルに被測定電圧を印
    加したときは、前記指針を前記零目盛から右側において
    ほぼ前記所定角度と90°との間の角度範囲内に回動さ
    せて電圧計として用いることを特徴とする自動車用メー
    タ。
JP11726478U 1978-08-29 1978-08-29 自動車用メ−タ Expired JPS5819489Y2 (ja)

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JPS5534243U JPS5534243U (ja) 1980-03-05
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